iPhoneのSIMロックを解除!ファクトリーアンロックサービスの仕組みとは?

店舗に出向くことなくiPhoneSIMロック解除のできるファクトリーアンロックは、電波法による問題もない合法サービスです。実店舗にてiPhone修理を行うフラッシュエージェントが新規参入をした2016年7月以降は、これまで問題の多かった海外企業の対応に難色を示す方々でも安心してファクトリーアンロックに挑戦できる環境が国内に整い始めています。今回は、これから初めてのファクトリーアンロックを行おうと考えるiPhoneユーザの皆さんに、このサービスの仕組みや特徴、メリット、デメリットなどを徹底解説していきます。


iPhone unlocking MacBook Pro with MacID / IntelFreePress

ファクトリーアンロックとは何?

ファクトリーアンロックとは、docomo、au、SoftBankといった携帯キャリア会社によってかけられたSIMロックの解除を行い、好きな会社のSIMをiPhoneで使えるようにする画期的なサービスです。2001年に日本でスタートした仮想移動体通信事業者による格安SIMは、数多くのインターネットプロバイダが参入することで、現在発展期に突入しています。そんな格安SIMをキャリア会社で買ったiPhoneで使えるようにするファクトリーアンロックは、「所有しているiPhoneを効率良く使える」といった意味でも多くのユーザに注目され始めている話題のサービスなのです。

ファクトリーアンロックはどんなユーザにおすすめ?

iPhoneをSIMフリーにするファクトリーアンロックは、下記のような方々に大変おすすめのサービスです。

古いiPhoneを安く使いたい

携帯キャリア会社で解除サービス対象外となるiPhone6以前の端末で格安SIMを使うためには、ファクトリーアンロックを行うしかありません。このサービスを使えば、友人や家族からもらったお下がりやオークションで落札した古いiPhoneでも、格安SIMを使って安い通信料で活用することができます。

海外でもiPhoneを使いたい

海外旅行や海外出張へ頻繁に行く人たちの中にも、ファクトリーアンロックを使って現地の格安SIMを使う方々は大変多いです。この方法でiPhoneを使えば、国際パケット使用料や国際ローミングといった高額な通信費を削減できます。

ファクトリーアンロックの仕組みとは?

ファクトリーアンロックの歴史や仕組みを把握すると、フラッシュエージェントや小龍茶館、MyimeiUnlockといった業者のサービス内容比較がしやすくなります。

なぜファクトリーアンロックが日本に上陸した?

日本のiPhoneにファクトリーアンロックを行う業者が増えたのは、2013年当時、SIMロック解除のできる国内キャリア会社が存在していなかったからです。その頃は、専用アダプターを使って物理的にSIMロックを行うことで補償サービス対象外になる人が非常に多かったため、解除後もアップルストアなどで修理のできる論理的かつ新たな方法ということで、ファクトリーアンロックに注目が集まるようになりました。

新品のiPhoneにSIMロックがかかるタイミングとは?

Appleの工場から出荷されたばかりの端末にSIMロックがかかるのは、各キャリア会社でiPhoneを購入し、端末機能の有効化と呼ばれるアクティベーションを行ったタイミングです。この時に、端末固有認識番号IMEIがAppleのアクティベーションサーバに送信されます。Appleの側では届いた情報にもとづきアクティベーションポリシーを確認し、iPhone側に起動許可を返信する仕組みです。このタイミングで、各会社がキャリア情報をサーバに送ると、他キャリアのSIMを一切受け付けない「SIMロックのかかった状態」となるのです。

ファクトリーアンロックのメカニズム

この仕組みに着目したファクトリーアンロック業者では、購入時に各キャリア会社が行う作業とほとんど変わらないことを行います。Appleのアクティベーションサーバに端末情報IMEIとともにSIMロックが解除された情報を送信し、登録されていたアクティベーションポリシーを更新すると、そのiPhone端末はSIMフリーに生まれ変わるのです。そんなファクトリーアンロックは、業者が遠隔操作でサーバにアクセスするため、受付後も普通にiPhone端末を使い続けられるといった意味でも多くのメディアに紹介されるようになりました。

ファクトリーアンロックのリスクやデメリットとは?

論理的にSIMロックの解除を行える大変画期的なファクトリーアンロックにも、多少のリスクやデメリットが存在します。

海外の業者がほとんど

ファクトリーアンロックのサービス登場から2016年前半までは、その大半が海外の業者ということで、多くのユーザが不安を抱えながら作業依頼を行っていました。特に低価格で定評のあるMyimeiUnlockなどは、料金もドル表示となっていたため、語学力に自信のないユーザにとっては不安要素の多い存在だったようです。しかし2016年7月に全国各地に実店舗を持つフラッシュエージェントが新サービスを始めたことで、これまで依頼に躊躇していた日本人もアンロックに挑戦しやすくなりました。

料金が高い

ファクトリーアンロックの料金は、「iPhone端末の世代」と「キャリア会社の種類」によって大きく異なります。リーズナブルな価格で定評のあるMyimeiUnlockでは、8,000円~12,000円前後でauとSoftBankのアンロックを受け付けています。これに対して日本企業のフラッシュエージェントでは、価格表の中で最も古いiPhone3Gで14,000円、比較的新しいiPhone6シリーズで18,000円~20,000円の料金としているようです。

作業日数がかかる

ファクトリーアンロックの作業には、最も早いと言われるフラッシュエージェントでも1週間~1ヶ月を要すると言われています。そんなフラッシュエージェントでも、現在多くの依頼が殺到している状態となっており、普段よりも数週間多めの作業時間がかかっているようです。また小龍茶館などの口コミには、「半年以上かかった」という驚きの内容も多く見受けられますので、一般のiPhone修理などのサービスと比べて遥かに長い時間がかかると捉えた上で依頼のタイミングを考えた方が良いでしょう。

アンロック不能なケースも多い

アンロックができないiPhone端末の条件も、各社大きく異なります。フラッシュエージェントでは、Appleやキャリア各社の補償を使って機体交換を行った端末もアンロックが難しい位置付けとしていますので、友人知人から譲り受けた物や、オークションで入手した端末などは注意をすべきと言えるでしょう。自分が所有するiPhoneについてアンロック可否に関する判断ができない場合は、正式な申込をする前にフラッシュエージェントのような良心的な企業に問い合わせをした方が確実かもしれません。

保証対象外になることも

海外のファクトリーアンロック業者で多く見受けられるのは、返金や補償に関するトラブルです。低価格でアンロックのできるMyimeiUnlockなどは、IMEI情報の申告ミスなどでも返金をしない規約にしているようです。また作業日数や進捗が不透明なファクトリーアンロックには、「こんなに時間がかかるなら依頼を取りやめる」といった顧客都合のキャンセルも多く発生しますので、そういったトラブルに対応してくれる日本の企業を利用するのが理想と言えるでしょう。

まとめ

以前の日本では難しいとされていたSIMロック解除も、ファクトリーアンロックに対応可能な業者の登場により、「論理的な仕組みで可能になった」と考えて良さそうです。またフラッシュエージェントのような国内企業では、小龍茶館で受付休止としているiPadにも対応をしていますので、友人知人から譲り受けたものがあればアンロックの依頼をかけてみても良いでしょう。そんなファクトリーアンロックは、Appleやキャリア会社が推奨するサービスではありませんので、各業者に依頼をする際には完全自己責任になることを頭に入れておくようにしてください。

参考:【国内・海外】iPhoneファクトリーアンロック業者の評判を徹底調査

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