プリンターが故障時に知りたいメーカー保証情報・修理費用

今やパソコンは一家に一台どころか、一人一台という時代になりました。また、パソコンやタブレットの普及に伴い、家庭の中でも徐々にペーパーレス化が進んでいます。しかし、年賀状に代表されるように、まだまだ紙での印刷に関する需要はありますので、家庭用のプリンターも毎シーズンの様に新しい機種が発売されています。

特に、年末においては年賀状の印刷に向けて、1年間使わなかったプリンターを起動させるという方も少なくはないでしょう。しかし、1年間放置していたプリンターがきちんと動作し、きれいに印刷できるかといえば、その可能性は非常に低くなります。せっかく一年前に購入したプリンターで、年賀状印刷をしようとしてもできない。今回は、そんなプリンターの故障について、情報についてまとめてみました。


brother fax&printer / hirotomo

なぜ、1年間放置しておくと印刷できないのか

家庭用のプリンターとして販売されているものの多くは、インクを使用する「インクジェットプリンター」となります。それに対し、ビジネスで使用するトナーを使用するプリンターは「レーザープリンター」と呼ばれます。

インクジェットプリンターは、各色のインクを細かく吹出して印刷しているため、非常に色鮮やかな写真等を印刷することができます。しかし、年賀状シーズンのみ使用するからと、1年間まったく放置しておくと、セットされているインクはどうなるでしょうか。プリンターにセットされたインクは、空気に触れることで変質していきます。1年間という長期間、一切印刷をしていない場合、例えインクが残っていたとしても、そのインクは使い物にならないだけでなく、インクヘッドにもダメージを与えることとなります。つまり、インクを吹出すはずの出口が詰まってしまい、きれいにインクを吹出すことができなくなってしまうのです。

プリンターの機能によっては、ヘッドクリーニングやノズルチェックという機能があります。新しいインクをセットしたうえで、これらの機能を使用することで、インクヘッドやノズルがきれいになれば、再度きれいな印刷を行うことができますが、これらを行ってもインクヘッドやノズルがきれいになるとは限りません。インクジェットプリンターのインクは、3,000円以上と安いものではありませんので、気軽に交換できませんし、インクを大量に使用するヘッドクリーニングやノズルチェックについても気軽に行うことができません。

そのため、インクジェットプリンターの場合は、インクが変質しないように、短い周期で印刷を繰り返すことが本体を長持ちさせる秘訣となるのです。

プリンターの保証期間は?

プリンターのメーカー保証期間は、他の電化製品と同様に1年間とされているところが大半です。なお、先述したインクヘッドについては、エプソンは1年間のメーカー保証の間は無償で修理に応じてもらえますが、キヤノンともに、部品の一部分という考え方から、部品代は有料となります。ただし、1回だけは無償で修理してもらえるという情報もありますので、ダメ元で修理を依頼してもいいかもしれません。

次に、プリンターに長期保証が必要かどうかを検討していましょう。プリンターの寿命は一般的に3年から5年と言われています。しかし、インクヘッドやノズルに目詰まりが生じた場合には、購入して5年未満であっても寿命が尽きたと考えなければなりません。そのため、プリンターに関しては加入できる長期保証サービスも一般的に3年までとされているものの方が多いというのが現状です。

購入するプリンターの価格によっては、3年間でも長期保証サービスに加入しておき、万が一の故障の際にも安心して修理に出せるほうがいいものもありますが、現在普及しているプリンターは、主に1万円~2万円の機種が多く、長期保証サービスに加入してまで修理して使い続けることを選択する人が少ないのも事実です。また、インクジェットプリンターのインクは、2~3回交換するだけで新しいプリンターが購入できるほど高価な消耗品となっていますので、修理費用を払って、かつ、新しいインクを用意するとなると、新しい機種を購入したほうが安いこともよくあるケースですので、プリンター本体を消耗品ととらえている方も少なからずいらっしゃるようです。

そのため、インクジェットプリンターにおいて、長期保証サービスに加入することはおすすめいたしません。

しかし、レーザープリンターを購入された場合は、状況が異なります。レーザープリンターはトナーを転写することで印刷していますので、インクジェットプリンターよりも高速印刷を実現しています。そのため、プリンター内部で紙詰まりやローラーの不具合が生じるというケースも考えられます。さらに、プリンター本体もまだまだ高額ですので、長期保証サービスに加入することで、万が一の故障の際にも修理して使い続けるという選択肢が生まれます。

プリンターの故障

プリンターの故障で最も多いのは、すでに説明したインクジェットプリンターのインクの目詰まりになります。インクが変質したことによるインクヘッドやノズルの目詰まりによる故障で、原因の多くは、印刷をしなさ過ぎたために空気に触れて変質したインクが目詰まりを起こしたことにあります。

次に、多いトラブルが紙詰まりです。特に、レーザープリンターでは複数のローラーで紙を送っているため、一部のローラーにうまく紙が入り込まなかった場合に、紙詰まりが発生します。紙詰まりそのものは詰まった紙を取り除けばいいだけですが、紙が破れてしまい、取り除けなくなった場合や紙片が残っていることに気付かず、印刷を続けることによって負荷がかかり、故障してしまうというケースが考えられます。

また、プリンター側が故障していないにもかかわらず、故障したとする情報を誤ってパソコン側に送信して印刷できなくなるケースもあります。このケースの場合は、パソコンとプリンターを一度再起動することで解消されることが多々ありますが、再起動尾行っても継続する場合は、プリンターの故障かパソコン側のドライバーの問題を疑う必要があります。

まとめ

プリンターを有償で修理する場合の費用は、インクジェットプリンターの場合は機種によって異なりますが、7,000円~15,000円と、少し追加で費用を負担すれば、新しいプリンターが購入できる程度の修理費用が発生してしまいます。そのため、インクジェットプリンターの場合は、長期保証サービスに加入してまで故障したプリンターの修理にこだわるのではなく、その分のお金を節約しておいて、故障した際にはプリンターの寿命だと思って新しい機種を選定することをおすすめします。

しかし、レーザープリンターにおいては、本体の価格がまだまだ高額で、1回や2回の修理費用だけでは本体の買い替え価格には届きません。そのため、長期保証サービスを活用して、修理費用を抑えつつ、長期間使用し続けることをおすすめいたします。なお、レーザープリンターの場合は、その重さの関係上、引き取り修理よりも出張修理が行われることなりますので、修理代に加えて、出張費用がかかることも注意しなければなりません。そのため、修理費用は1回あたり概ね20,000円超+部品代と、やや高額になることが多いようです。それでも、本体の買い替え価格よりも安く修理することが可能となっています。

買取価格比較サイトのご紹介

最安修理ドットコムの姉妹サイトとして、 iPhoneをはじめとするスマホ・タブレットなどの 買取価格を比較できるサイト「ヒカカク!」 を運営しています。あなたが持っているモノの買取相場をまずは調べてみませんか。 画面割れ、起動不能など壊れた携帯電話も売ることができます。

役立ったら是非シェアしてください