炊飯器の故障時に知りたいメーカー保証情報・修理費用

炊飯器の故障時に知りたいメーカー保証情報・修理費用

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我々日本人にとって、炊飯器は主食であるごはんを炊くためになくてはならない家電です。この炊飯器が故障してしまうと、おかずだけで生活するか、もしくは「ごはん」だけをスーパーやコンビニで購入しなければなりませんので、非常にお金がかかってしまいます。また、最近の炊飯器は、非常に高性能なものが多く、とてもおいしくごはんが炊けますので、それに慣れてしまうと、買ってきた「ごはん」では物足りなく感じてしまいます。

今回は、そんな日本人の食生活にとって欠かせない存在である炊飯器の故障時の情報についてまとめてみました。

炊飯器の保証期間は?

炊飯器のメーカー保証期間は、他の家電と同様に1年保証となっています。この1年という保証期間は、初期不良の対応期間と位置づけられていると考えられます。そのため、1年以内に故障する可能性というのは、あまり高くはありませんが、購入して1年という短期間で故障した場合には、メーカーが無償で修理を行います。

しかし、炊飯器の寿命は、概ね6年間と言われています。もちろん、使用頻度や使用する環境によって、この年数は大きく異なりますが、メーカーでは炊飯器の各部品は製造終了から6年間、保有すると定められています。このことから、メーカーも炊飯器は6年間が寿命で、その寿命前の故障には修理を行える準備をしていると考えられるのです。

では、炊飯器の寿命が6年である以上、2年目から6年目までの期間に故障した場合は、保証を受けられないかというと、そうではありません。ほとんどの場合で有償にはなりますが、メーカーや家電量販店において、長期保証が用意されています。この長期保証に加入することで、5年間まで保証期間を延長することが可能です。

Panasonic Store延長保証サービス

Panasonic製の炊飯器の場合、Panasonic Store延長保証サービスに加入することが可能です。Panasonic Store延長保証サービスは、年会費として毎年4,800円が必要となりますが、メーカー保証と同じ保証範囲で最大5年間の長期保証を受けることができます。ただし、保証金額の上限は、1回あたり単品購入人額まで、かつ対象商品合わせて年間10万円までと定められています。

こちらのサービスは2017年6月12日をもって新規申込みは受付を終了しています。

ビックカメラの長期保証

ビックカメラでは、購入金額のポイントの5%で5年間の長期保証に加入することができます。ビックカメラの長期保証では、メーカー保証に準じた修理を、期間中に何回でも受けられるという点が特徴ですが、修理金額が購入金額の80%を上回る場合は、新品代替品を提供することで保証が終了することとなります。

ヤマダの無料長期保証

ヤマダ電機では、3年間無料保証、もしくは5年間無料保証のマークがついた商品については、無料で長期保証を受けられるサービスが用意されています。しかし、無料で加入できる分、保証限度額が2年目以降減少するという点(2年目で購入金額の80%、3年目は40%、4年目は30%、5年目は20%)で、他の保証よりも見劣りしてしまいます。

炊飯器の故障

炊飯器の故障は、電源が入らないといった目に見えておかしな部分もありますが、普通にごはんは炊けるけど、味がおかしいという故障や、全くごはんが炊けないという炊飯器内部の故障も考えられます。ここでは、炊飯器の故障の種類についてまとめてみました。

温度の異常

炊飯器の部品の中には、炊飯時の温度を適切に保つためのセンサーが搭載されています。そのセンターによって、ごはんがおいしく炊ける温度を管理していますが、このセンサーが故障してしまう事によって、高すぎる温度や低すぎる温度でごはんが炊かれてしまい、味の落ちるごはんが炊かれてしまうことがあります。

異臭がする

炊きあがったごはんや、炊いている途中の蒸気から異臭がするというケースです。これは、炊飯器の部品が劣化していることによって、その部品が異臭を放っており、ごはんについてしまうケースや蒸気に混ざって臭ってしまうという故障が考えられます。しかし、全てが故障というわけではなく、お手入れが不足していることで、古い米粒等が混在してしまっていることから異臭が発生しているケースも考えられます。

ごはんが炊けない

ごはんが炊けないという故障は、目に見えてわかるタイプの故障です。この故障は、IH方式の炊飯器でよく見られます。IH方式の場合、内がまのコーティングで加熱していますが、経年劣化により内がまのコーティングが剥がれてしまったことにより、うまく加熱することができずにごはんが炊けないという症状が発生します。どうしても炊飯器本体よりも内がまの方が劣化が早いため、長期間使用しているIH方式の炊飯器の場合はよく見られる故障となっています。

炊飯器の修理について

炊飯器が保証期間外に故障してしまった場合は、この故障した内容に応じて修理代が必要となります。また、修理に出して戻ってくるまでの間、まったくごはんを食べないか、もしくはコンビニやスーパーでごはんを購入するための費用が別途発生します。

炊飯器の修理代金を原因別にみてみると、まず電源部分の故障の場合(電源が入らない、電源が途中で切れるという故障)、7,000円~23,000円程度の修理費用が必要となります。

次に、電源は入るもののごはんが炊けないという故障の場合、内がまが原因の場合は内がまの交換になりますが、それ以外の場合は蒸気ふた部分の交換という最も安い修理で5,000円程度、外ふたや外ふたカバーの故障であれば7,000円~23,000円程度の修理代が必要となります。

センサー部分の故障の場合、なべ底センサーの場合は9,000円程度、ふたセンターの場合は7,000円~9,000円程度、容器センサーの場合は9,000円程度、インバータ基板の故障の場合は10,000円~17,000円の修理代が必要となります。

まとめ

炊飯器の値段も比較的幅が広く、安い炊飯器であれば1万円程度で購入できますが、高い炊飯器になると10万円を超えるものまで販売されています。炊飯器は、値段が上がれば上がるだけ、様々なセンサー等によりおいしくごはんが炊ける工夫がなされています。そのため、通常、使用する分には高額な商品ほどその恩恵を受けることができますが、その分、故障する可能性のある部品数は多くなってしまいます。

そんな炊飯器の修理代金ですが、1万円~10万円という商品の代金から考えると、1回の修理に対して1万円~2万円超と、商品代金と比較して、修理代金がやや高めになっています。そのため、不意に故障してしまった場合、修理に躊躇してしまうこともあるかもしれません。しかし、ごはんが炊けないということは、日本人にとって非常にストレスになってしまいますので、5年間の長期保証については加入しておく方が安心することができます。

5年目以降の炊飯器の故障については、寿命が6年間であるということを鑑みて、修理を行うべきかどうかを検討してもいいかもしれません。特に、製造終了から6年以上経過した炊飯器については、すでに部品の在庫が尽きてしまって、修理できない状況にある可能性もあります。そのため、5年目までは長期保証によってしっかり修理して利用し、5年目以降に故障してしまった場合は、その修理代金の見積もりと、新機種の値段等を比較し、修理を選ぶか、買い替えを選ぶか検討されてはいかがでしょうか。

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