
SNSに投稿した写真や、人の瞳に反射した形式から家がバレることもある昨今。「鍵を落としただけでも家がバレるのではないか」と不安を抱いている人もいるのではないでしょうか。
今回は、鍵を落とした場合どのような被害が想定されるのかに加えて、鍵を落とした場合の対処方法も説明するので参考にしてくださいね。
この記事で分かること
INDEX
【結論】鍵を落としても家はバレない
結論としては、鍵を落としただけでは家はバレません。なぜなら、鍵には住所が書かれていないからです。
鍵に刻まれているのは、メーカー名と鍵番号のみ。「鍵番号」とは、鍵の刻み方・サイズ・ギザギザの深さなどを表す番号のことです。そのため、鍵からは鍵の情報までしか分かりません。
ただし、悪用されるリスクはあるので鍵の交換は視野にいれておきましょう。カギ110番のように最短5分で駆けつけてくれる鍵業者もいるので、不安な方は相談してみるのもおすすめ。
家がバレるという噂が広がった理由
「鍵を落とすと家がバレる」という噂は、昔からされています。この噂が広がった理由は、ストーカーが鍵番号から合鍵を作り被害者宅に侵入する事件が起こったためだとされていますよ。
「住所がわかったうえで鍵番号を手に入れ合鍵を作成した」というのを、「鍵を落とすと家がバレる」と解釈する人がいたのかもしれません。先ほど説明した通り、鍵を落としただけで家はバレません。
鍵を落とした場合に考えられるリスク
家はバレないものの、鍵を落とすとさまざまなリスクがあります。鍵を落とした際の代表的なリスクを説明するので、把握しておきましょう。リスクを知っておけば、対策がしやすくなりますよ。
落とした鍵が盗まれた場合
落とした鍵を誰かに盗まれた場合、合鍵を作られる恐れがあります。 鍵を家の周辺で落としていた場合、家を特定されているかもしれません。住所がバレれば、空き巣被害にあう恐れがあるでしょう。
また、拾った鍵が闇サイトを通じて売られる可能性もあります。
身分証とともに落とした場合
鍵と身分証をセットで落とした場合、基本的に家がバレます。鍵も落としているので、合鍵を作られれば犯罪に巻き込まれる可能性が高いでしょう。闇サイトを通じて鍵と住所の情報を売られる恐れもあります。
もし鍵と身分証をセットで落とした場合、すぐ鍵の交換をしましょう。交番に届けられていたとしても合鍵を作られている可能性があるので、交換した方が安全です。最短5分で駆けつけてくれる鍵業者もいますよ。
予防策として、住所がわかるものと鍵は別々で保管しておく方が安全です。もしくは、キーケース・ポーチにキーホルダーや音が鳴るものをつけるなど、鍵を無くさない方法を試しましょう。何らかの対策をすれば、リスクを低くできます。
鍵を拾った人が落とし主を知っている場合
友人や親せきなど、顔見知りの人が鍵を拾ってくれたのであれば、他のケースに比べて悪用される可能性は低いでしょう。しかし、悪用される可能性がゼロではありません。
知り合い程度の人ならば、相手の人柄はよくわかりません。完全に信頼している人でなければ、交換した方が無難です。
鍵を落とした場合の対処法
どれだけ注意していても、鍵を落としてしまうこともあります。鍵を落としても、まずは慌てずにやるべきことを確認しましょう。下記にするべき対処方法を掲載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本当に鍵を落としたのか確認する
始めに、「本当に鍵を落としたのか」確認しましょう。ズボンのポケットやジャケットの内ポケットに入っているかもしれません。
カバンの内・外ポケットにあったり書類の間にはさまっていたりする可能性もあります。車に乗っている人は、シートの隙間やイスの下なども確認してください。普段、鍵をしまわない場所も重点的に探しましょう。
鍵を落とすまでの行動を書き出す
鍵を探しても見つからない場合は、“鍵を落とすまでの行動をリスト化”しましょう。
リスト化したら、その場所に電話やチャットで鍵の落しものが届いていないか問い合わせてください。よく鍵の落としものがある場所として取り上げられるのは、以下の通りです。
- 駅
- 学校や塾
- 飲食店
- 道の駅の施設内や公衆トイレ
- 郵便局や銀行
- コンビニやスーパー
管理会社や大家さんに連絡する
賃貸物件で鍵を紛失した場合、大家さんが鍵を拾ってくれていたり、マスターキーで鍵を開けてくれたりする場合もあります。
自分で見つけられなかったら、一度管理会社や大家さんに相談してみましょう。
ちなみに、賃貸物件の鍵は管理会社や大家さんの所有物です。勝手に鍵を交換したり作成したりできません。そのため、鍵を落としたら管理会社や大家さんに連絡してどのような行動をとればいいか指示を仰ぎましょう。
賃貸物件での鍵の交換を検討している場合も、許可は必要です。
警察に遺失届を出す
鍵をなくした・紛失したことが間違いない場合は、警察に「遺失届」を出しましょう。遺失届を出す際は、なるべく具体的に鍵の特徴を記載してください。鍵を落とした可能性があるエリアや時間帯などもわかれば記載しましょう。
近くに警察署や交番がない人、または行く時間を確保できない人は、インターネットから遺失届の申請を行ってください。警察庁都道府県警察における遺失物の公表ページから、落としもの検索や遺失届の電子申請ができます。特徴が当てはまる鍵が警察に届くと、警察から連絡がきますよ。
鍵の交換を行う
昨今、さまざまな犯罪が発生しています。防犯面のことを考えたら、一度鍵を落としてしまった場合は交換したほうがいいでしょう。鍵の交換を行えば、落とした鍵ではドアを開けられなくなります。悪用のために合鍵を作られていても安心ですよ。
自分で玄関の鍵交換をすることもできます。セルフ交換が不安な人は、鍵を取り扱っている専門業者に依頼しましょう。依頼する業者にもよるものの、1万2,000円ほどで交換できますよ。
補助鍵の取りつけを行う
賃貸物件に住んでいるため、鍵交換ができない人もいるでしょう。その場合、管理会社や大家さんに“補助鍵の取りつけ”は可能か相談してみてください。以下のような補助鍵であれば、ドアに穴をあける必要はありません。
- 粘着シートで取りつけられるもの
- ドアの枠にはさんで取りつけるもの
- 鍵穴に挿し込んで取りつけるもの
ネットショップでは、大体2,000~3,000円で販売されています。
落とした鍵が見つからない場合に考えること
いくら探しても落とした鍵が見つからないケースもあるでしょう。その際に検討すべきことがありますので、ぜひ参考にしてみてください。
鍵を開ける手段を考える
落とした鍵が見つからない場合、まずは鍵の開け方を考えましょう。確認するべきポイントは以下の3つです。
窓が開いていないか確認する
もし窓が開いていれば、そこから部屋に入りましょう。部屋に入れれば玄関の鍵も開けられます。部屋が2階以上の場合は、無理をしないでください。落下の恐れがあると同時に、泥棒に間違われる恐れがあります。
保険で開けられるか確認する
火災保険には、鍵開けサービスが含まれている場合があります。火災保険に加入している場合は、一度保険の窓口に相談しましょう。鍵開けサービスが使えば、無料で玄関のドアを開けられます。
業者に鍵開けを依頼する
ドアを開ける手段がない人は業者に鍵開けを依頼しましょう。 鍵開け業者に依頼すれば、最短かつ安全にドアを開けてくれます。
ただし鍵業者に依頼する場合、“料金が安すぎないか”確認しましょう。
例えば、鍵開け料金は大体8,000円前後です。 稀に相場よりも異常に安い価格で対応してくれる業者が存在しますが、オプション料が高かったり悪徳業者だったりする可能性がありますよ。なぜその金額なのか、事前に見積を取ってもらうなどして確認しましょう。
最短5分で駆けつけてくれるカギ110番であれば、鍵開けは8,800円から対応してもらえますよ。事前に見積を取ってくれるので、安心して依頼できます。
鍵交換に保険が適用されるか確認する
鍵を交換するとき、保険が適用される場合があります。加入している保険にもよるものの、作業費や鍵交換代が無料になる可能性がありますよ。
そのため、まずは加入している保険の内容を確認しましょう。分からない場合は、管理会社や保険会社に問い合わせてください。
鍵交換を自分でする場合に意識するべきこと
自分で鍵交換することも可能です。
その際、“部品のサイズ”をしっかり確認しましょう。サイズを間違うと取りつけられない可能性があります。部品を購入する前に、以下のサイズを確認しましょう。
- ドアの厚み
- フロントプレートの長さ(ドア側面の金属板)
- ビスピッチ(フロントプレートにある上下ビスの距離)
- バックセットの距離(シリンダーの中心からドアの端)
不安な人は、現在と全く同じメーカー・型番の鍵を購入しましょう。
鍵交換・鍵開けならカギ110番

出典:カギ110番
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登録制の鍵であれば複製のリスクはない
鍵にもさまざまな種類があります。 その中のひとつに“登録制シリンダー”と呼ばれる鍵がありますよ。
登録制シリンダーであれば、鍵を落としても複製されません。 なぜなら、持ち主以外は複製できないシステムで作られているからです。
登録制シリンダーの合鍵を作りたい場合、以下の情報が必要です。
- 持ち主として登録した人の氏名や住所
- 鍵番号とシリアル番号
- セキュリティカードやオーナーカードに書かれている番号
- 暗証番号
日本国内だと、「MIWAのセキュリティ認証IDシステム」や「マルチロック」などが、登録制のシステムを採用しています。
まとめ
今回は、鍵を落としたら家がバレるのかについて紹介しました。結論としては、鍵を落としただけで家はバレません。鍵には住所を特定する情報が記載されていないからです。
しかし、合鍵を作られる等のリスクはあります。このようなリスクが不安な人は、鍵の交換をしましょう。鍵を交換すれば、落とした鍵で家は開けられませんので、被害にあう可能性をゼロにできます。