スマートキーを紛失してもエンジンがかかる理由とは?対処方法も紹介

スマートキーを紛失してもエンジンがかかる理由とは?対処方法も紹介

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車のエンジンは、スマートキーを紛失してもエンジンが始動する場合があります。これは、近くにスマートキーがある証拠です。

今回は、スマートキーを紛失してもエンジンが始動する理由・紛失時の対処方法も紹介するので、参考にしてくださいね。

スマートキーを紛失してもエンジンが始動する理由

スマートキーを紛失してもエンジンが始動する理由は、近くにスマートキーがあるからです。スマートキーには、「スマートエントリーシステム」が搭載されています。

スマートエントリーシステムとは、車とスマートキーが発する電波をお互いに受信すると反応する機能のこと。

鍵を取り出さずに車の施錠・解錠できるのは、スマートキーと車が以下のようなやり取りを行なっているためです。

  1. スマートキーが車の電波を受信できるエリアに入る
  2. 車が電波を発信する
  3. 車から発信された電波をスマートキーが受信する
  4. スマートキーが電波を発信する
  5. スマートキーから発信された電波を車が受信する
  6. 車の鍵が閉まる・開く

鍵の開閉のみならず、エンジンの始動・停止も同じ仕組みで行われます。車とスマートキーから発せられる電波は微弱です。

反応する距離は、半径約0.5〜1m以内と言われています。そのため、スマートキーを紛失しているのにエンジンがかかる場合は、車から半径約0.5〜1mの場所を探してみましょう。

出典:日産自動車HONDA

カギ110番

スマートキーを紛失した場合の対処方法

スマートキーを紛失した場合、焦ってしまうでしょう。しかし、正しい手順を踏めば見つかる可能性がありますよ。

ここでは、紛失時の対処方法を紹介します。スマートキーを紛失した場合の対処方法についてはこちらの記事でも紹介しています。併せて参考にしてくださいね。

1.身の回りに落ちていないか探す

先ほど、「スマートキーが近くにあるとエンジンが始動する」と説明しました。スマートキーと車が電波を受信し合えるのは、「半径約0.5〜1m」とも説明しました。

そのため、エンジンが始動する場合、確実にスマートキーが近くにあります。とくに、以下の場所を重点的に探してみましょう。

  • 服やズボンのポケット
  • バッグやポケットの中
  • 車の収納スペース
  • 車の椅子の下や隙間
  • 車体の周辺、または下

飲食店や施設の駐車場に停めている場合は、お店の中に鍵がある場合もあります。店員に声をかけて、鍵が落ちていないか確認してもらいましょう。

同乗者がスマートキーを持っていないかも確認してください。

2.スペアキーを使う

スマートキーを紛失しても、スペアキーがあればエンジンを始動させられます。手元にスペアキーがある人は、それで車を動かしましょう。

スペアキーを家に置いたまま外出先で紛失した場合は、家族や友人に連絡して持ってきてもらいましょう。

3.遺失届を出す

スマートキーを自分で探しても見つからない場合は、警察署・交番に行き、落としものとして届いていないか確認しましょう。

届いている場合、本人の所持品であることを証明できれば返してくれます。まだ落としものとして届いていない場合は、遺失届(紛失届)を出しましょう。

遺失届を出すとスマートキーが届られたとき、警察署・交番からすぐ連絡がきます。遺失届には、紛失したスマートキーの特徴を具体的に記載しましょう。

遺失届は、警察署・交番であればどこのエリアで出しても構いません。近くに警察署や交番がない場合は、インターネットから提出しましょう.

しかし、インターネットからの提出を受けつけていないところもあります。気になる人は、公式サイトを見て、ネット提出が可能か調べましょう。

遺失物確認ページ>>

スマートキーのトラブルはどこに相談する?

探してもスマートキーが見つからず、すぐに車を使いたいという場合は、鍵開けや合鍵作成を検討しましょう。

車の鍵に関しては、JAF・ディーラー・鍵専門業者に相談できますよ。以下の内容を準備し、相談してみましょう。

  • 鍵の種類
  • 車の情報(メーカー、年式など)
  • 車や鍵の状態

それぞれの特徴や費用感について説明しますね。

JAFに相談する

「家族や友人などと連絡が取れない」「スペアキーがない」などの場合は、ロードサービスを利用しましょう。代表的なのは「JAF」です。

JAFは、会員向けに無料の鍵開けサービスを提供しています。有料ではあるものの、非会員でもJAFの鍵開けサービスを利用できます。

スマートキーを紛失して鍵が開けられない場合は、JAFに開けてもらいましょう。しかし、作業内容によっては会員でも料金が発生します。

また、JAFに連絡しても到着まで少し時間がかかります。いくつか注意点があることは頭に入れておきましょう。気になることは、JAFに電話する際に聞いてみてください。

ディーラーに相談する

スマートキーを紛失した際、車を購入したディーラーに連絡すれば助けてくれる場合があります。ディーラーによっては、鍵開けや鍵作成などの対応もしてくれますよ。

しかし、ディーラーも時間がかかるのがデメリットです。複雑な仕組みのスマートキーだと、作業に1時間以上かかる場合もあるでしょう。

ただ、スマートキーのような電波式の鍵は、カー用品店やホームセンターなどで複製してくれません。技術や専用の機器がないからです。

断られるケースが多いスマートキーでも、新しく鍵を作成してくれるのはディーラーのメリットと言えるでしょう。

鍵専門業者に相談する

スマートキーの紛失時に、いち早く対応してくれるのが“鍵専門業者”です。鍵の修理はできませんが、鍵開けや複製であれば対応してくれますよ。

合鍵作成の費用相場は、1〜3万円です。料金は、車種によって異なります。国産車に比べて、鍵の加工が難しい外国車の方が料金の相場は高くなる傾向がありますよ。

また、現場に素早く駆けつけてくれるのも鍵専門業者のメリットです。カギ110番のように、業者によっては連絡してから最短5分で駆けつけてくれます。

「とにかく早くトラブルを解決したい」と考えている人は、鍵専門業者に助けを求めましょう。業者に依頼する場合は、以下のことを必ず伝えてください。

詳細
鍵の種類
  • 必ずスマートキーだとを伝える
  • イモビライザーの有無を伝える
車の情報メーカー・年式・グレードなどを伝える
(車検証に記載されている)
車や鍵の状態
  • 車を停めている場所
    (高速道路のサービスエリアか一般道なのかで対応が変わるため)
  • 紛失かインロックかを伝える

業者によっては、“イモビライザーつきの鍵”に対応していない場合があります。イモビライザーとは、車の防犯装置のことです。

そのため、依頼を確定する前に「イモビライザーつきの鍵に対応しているか」を確認しましょう。

鍵の登録情報が書き換えられるので、紛失したスマートキーは見つけても使えません。この注意点も把握しておいてください。

スマートキーのトラブルなら「カギ110番」に相談しよう

カギ110番

出典:カギ110番

カギ110番とは、東証上場企業が運営している安心・安全の鍵業者です。カギ110番の特徴は、豊富な実績があることです。

顧客満足度や価格満足度、そして利用シェア率でNo.1を獲得しています。累計お問い合わせ件数は500万件以上、年間受付件数は20万件以上という実績もあります。

多くの人が利用している鍵屋なので、依頼して失敗する可能性が低いと言えるでしょう。365日24時間対応なのもカギ110番の魅力です。

早朝や深夜にスマートキーを紛失した人にとっては、非常に心強いですね。最短5分で駆けつけてくれるので、スピード感を重視する人にもおすすめできる鍵業者です。

スマートキーの交換費用

イモビライザー付きのケースになりますが、45,000~70,000円ほどでスマートキーを作成してくれます。

また、車の鍵トラブルに対する対応費用は以下の通りです。

  • 車の鍵作成 15,400円~
  • 車の鍵開け 9,900円~
  • 車の鍵修理 8,800円~
  • 玄関の鍵交換 12,100円~

スマートキーは普通の鍵よりは高額になるので、上記の金額より少し高めを想定しておくといいでしょう。

見積もりは無料なので一度相談してみることをおすすめします。

鍵交換を依頼する流れ

  1. まずはフリーダイヤルで相談
  2. 最短5分で到着
  3. 作業時間最短5分
\24時間365日全国受付対応中/

カギ110番で見積り

スマートキーの紛失を防ぐ方法

スマートキーを紛失するとさまざまな不便が生まれます。場合によっては、1万円以上の出費も発生します。もう紛失したくないと考えている人もいるでしょう。

紛失を防ぎたい人は、鍵をしまう場所を決めておく、紛失防止タグを活用するなどの対策が必要です。ここでは、各対策の詳細を説明します。

鍵をしまう場所を決めておく

バッグや服に比べて、スマートキーは小さいアイテムです。大きいアイテムであれば放り投げてもすぐ見つけられますが、小さいアイテムだと見つけるのが難しくなります。

そのため、“スマートキーの保管場所”を1箇所決めておきましょう。例えば、小物入れや引き出しなどです。

靴箱の上やデスクの上など、露出する形で保管しないことが紛失を防ぐコツです。棚やサイドボードなどに引っ掛けて保管するのも止めましょう。

紛失防止タグを活用する

紛失防止タグとは、キーホルダー状の電子タグです。スマホと連動させると自動で距離を感知してくれます。

持ち主からタグが一定距離以上離れるとアラームが鳴って知らせてくれます。GPS機能を使えば、どこに落ちているのかもすぐ分かりますよ。

タグから離れるとすぐアラームが鳴るので、盗難のリスクも抑えられます。

スマートキーの注意点は?紛失のリスクにも気を付けよう

便利なスマートキーですが、使用上の注意点がいくつかあります。

紛失すると悪用されるリスクもあるので、しっかりと把握しておきましょう。

スマートキーは運転手が持つようにしよう

鍵穴に鍵を差し込まなくてもエンジンを始動できるスマートキーですが、同乗者にスマートキーは預けないよう注意しましょう。

なぜなら、同乗者がスマートキーを持ったまま車を降りてしまった場合、エンジンがかからなくなってしまうためです。紛失だけでなく、スマートキーを誰が持っているかも把握する用にしましょう。

ただし走行中の場合、エンジンが止まっていなければそのまま運転できますよ。

電池切れのリスクがある

スマートキーは電池を動力とし、エンジンの始動や開錠を行っています。そのため、電池が切れてしまうとスマートキーは機能しなくなってしまうのです。

車の使用頻度によって異なりますが、1~2年に一度といったペースで交換できると安心ですよ。

リレーアタックに遭う可能性がある

リレーアタックとは、電波を不正に受信し車のロックを解除する盗難方法のこと。

防犯性が高いスマートキーのシステムを逆手に取った方法で、現在も増加傾向にあるようです。

スマートキーを節電モードに切り替えたり、電波遮断アイテムを使ったりすることで対策できますよ。

なぜスマートキーを紛失してもエンジンがかかるのかまとめ

  • 紛失してもエンジンが始動する理由は、「近くにスマートキーがあるため」
  • スマートキーと車が反応する距離は、半径約0.5〜1m以内
  • エンジンが始動する場合は、車の中や周辺をくまなく探そう
  • 見つからない場合は、JAFやディーラーに相談するのがおすすめ

今回は、スマートキーを紛失してもエンジンが始動する理由を説明しました。理由は、「近くにスマートキーがあるから」です。

スマートキーは、車の電波を受信してエンジンを始動させます。施錠・解錠も同じ仕組みです。電波を受信できる距離は、半径約0.5〜1mと言われています。

そのため、紛失に気づいた場合は周辺をくまなく探しましょう。椅子の隙間や車体の下など、見落としがちな場所も探してみてください。

それでも見つからない場合は、JAF・ディーラー・鍵業者のいずれかに助けを求めましょう。

トラブルを素早く解決したい人は、鍵業者に相談することをおすすめします。

スマートキーを紛失した場合の対処方法については、こちらの記事でも紹介しています。

併せて参考にしてくださいね。

※特記以外すべて税込み価格です。

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