ディンプルキーとは?合鍵作成・交換費用は高い?メリット・デメリットも紹介

ディンプルキーとは?合鍵作成・交換費用は高い?メリット・デメリットも紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ピッキング対策として人気急増の「ディンプルキー」。防犯意識の高い人たちの中ではほぼ必須のアイテムとも言われています。

しかし、「ディンプルキーとは何なのだろうか」と疑問を抱いている人もいるでしょう。

今回は、ディンプルキーの概要やメリット・デメリットを説明してその悩みを解決します。交換方法や交換料金の相場なども紹介するので、参考にしてください。

ディンプルキーとは

ディンプルキーとは

ディンプルキーとは、円形や楕円形のくぼみがある鍵です。ディンプルキーはピッキングに強い、鍵を差し込むときの向きがない、などの特徴があります。

防犯性が高くて使いやすいので、近年の新築住宅にはほとんどディンプルキーが使われています。

一般的な鍵とディンプルキーの違い

一般的な鍵とディンプルキーの違いは以下の通りです。

 一般的な鍵ディンプルキー
鍵の形ギザギザしているギザギザしていない(円形または楕円形のくぼみがある)
使いやすさ
  • 左右非対称に作られているので使いにくい
  • 施錠、解錠するには鍵を正しい方向で差し込む必要がある
  • リバーシブルで作られているので使いやすい
  • 表と裏、どちらで差し込んでも施錠、解錠ができる
防犯性構造が単純なので低い構造が複雑なので高い
耐久性高い低い(折れやすい)

最も分かりやすいのは、見た目です。ギザギザしているのが一般的な鍵、円形・楕円形のくぼみがあるのがディンプルキーと覚えましょう。

ディンプルキーの合鍵(スペアキー)は作れる?

ディンプルキーの合鍵は作れます。しかし、防犯性を高めるために複雑な作りをしているため、複製難易度は高めです。

知識や技術力はもちろん、専用の道具や機械などが必要です。そのため、場合によっては合鍵の作成を断られることがあります。「鍵猿」のような豊富な知識と高い技術力を兼ね備えた鍵専門業者に相談しましょう。

カギ110番

ディンプルキーの鍵交換・合鍵作成にかかる費用は?

ディンプルキーは一般的な鍵と比べると防犯性が高いため、鍵交換や合鍵作成費用が高額になりがちです。ここでは費用の目安をご紹介します。

ディンプルキーの鍵交換費用の目安

ディンプルキーの鍵交換費用の目安は以下の通りです。

鍵交換費用の目安
業者に依頼した場合1〜4万円
自分で交換した場合4,000〜9,000円

ディンプルキーは主に自宅玄関に使用されるため、よほど自信がない限りは自分で交換するのはおすすめできません。防犯性が著しく低くなる可能性があるからです。

とはいえ、かかるのは部品代だけなので、費用を抑えられるメリットがあります。

一方、鍵屋などの業者に依頼した場合は、部品代・作業代・出張料・深夜早朝割増料金などがかかるため、費用がかさみます。とはいえ、素早く確実に交換してもらえるので、鍵交換はプロの鍵屋に依頼しましょう。

ディンプルキーの鍵交換費用について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

ディンプルキーの合鍵作成費用の目安

ディンプルキーの合鍵作成費用の目安は以下の通りです。

  • 合鍵作成費用の目安:2,000~5,000円程度

ディンプルキーは合鍵作成するにあたり、特別な機材と高度な技術を要します。そのため、完成までにかかる時間は、短くて1時間程度、メーカーに作成を依頼する場合は、2週間~1ヶ月程度かかります。

メーカーに依頼すると受注生産となり完成までに時間がかかるため、すぐに合鍵がほしいなら鍵屋に依頼するのがおすすめです。

ただし、ディンプルキーには「MIWA」や「GOAL」さまざまなメーカーがあるため、事前に確認しておきましょう。

ディンプルキーの合鍵の作成費用やおすすめの依頼先については、下記の記事でも触れています。併せてチェックしてみてください。

ディンプルキーのメリット

耐ピッキング性能が高い、コピーが難しい、などがディンプルキーのメリットです。バンピングや破壊などに強いのもメリットでしょう。

ここでは、メリットの詳細を説明します。

耐ピッキング性能が高い

ピッキングは、ピンの位置を感覚で探り、正しい鍵が差し込まれたという疑似的な状態を作って鍵を開ける解錠方法です。

一般的な鍵は、鍵穴の上部に7本ほどのピンが設置されています。正しい鍵を入れるとピンがそろい、鍵穴が回る仕組みとなっています。

一方で、ディンプルキーはピンの数が18本あります。1列が基本だったピンの数も、ディンプルキーでは縦と横3列になりました。

さらに、ピッキング工具対策用の“アンチピッキングピン”も装備されています。以上のように、一般的な鍵と比べるとディンプルキーはかなり複雑な作りをしています。

そのため、ディンプルキーはピッキングに強いと言われているのです。

コピーが難しい

一般的な鍵は、鍵番号があれば合鍵を作れます。構造もシンプルなので、合鍵作成サービスを提供しているお店であれば、どこでも作れるでしょう。

非常に便利なのですが、誰でも・どこでも作れるのは防犯上不安があります。しかし、ディンプルキーは鍵の表面・裏面に円形のくぼみがあり、手作業で再現するのはほぼ不可能です。

ディンプルキーの合鍵作成には専用の機械が必要になるため、合鍵を作れる場所は限られます。

また、鍵の所有者しか合鍵が作れないオーナーシステムを採用しているディンプルキーもあります。サクッと合鍵を作れないので少し不便ですが、防犯の観点で考えると安心できますね。

バリエーションの数が豊富

ディンプルキーは、くぼみの形状を変えるだけで全く別の鍵になります。そのため、バリエーションの数が豊富です。

バリエーションが豊富であれば開錠の種類も増えるので、鍵の不正解錠が難しくなります。

耐バンピング性能や耐破壊性能も高い

2000年代の前半にピッキングによる空き巣被害が増加しました。それ以来、急速に普及したのがディンプルキーです。

バンピングや破壊にも対応できるよう、最近のディンプルキーは耐バンピング性能や耐破壊性能も優れています。

ひとつの鍵でさまざまな空き巣手口に対応できるので、ディンプルキーは非常にコスパが良いのも特徴です。

ディンプルキーのデメリット

「値段が高め」「製品によって防犯性能の高さが異なる」などがディンプルキーのデメリットです。各デメリットの詳細を説明しますね。

値段が高め

一般的な鍵に比べて、ディンプルキーはかなり複雑な構造で作られています。そのため、ディンプルキーの作成・複製費用は一般的な鍵よりも高い傾向にあります。

一般的な鍵の合鍵作成費用は、大体300円〜800円です。高くても1,000円程度でしょう。

しかし、ディンプルキーの合鍵作成費用は2,000円〜5,000円が一般的です。作成・複製費用以外にも、鍵開け費用や鍵修理費用なども高い傾向にあります。

対応業者が限られる

前述の通り、ディンプルキーは特殊な機材で合鍵を作成します。また、鍵開けや修理、鍵交換でも高い技術が必要なため、すべての業者が対応してくれるわけではありません。

例えば、気軽に合鍵を作成できるホームセンターも、ディンプルキーは非対応なことが多いです。小規模な街の鍵屋も、ディンプルキーに対応していない場合があります。

急な鍵トラブルが起きても慌てないよう、鍵猿をはじめとするディンプルキー対応の鍵屋をあらかじめ探しておきましょう。

防犯性能の高さは製品によって異なる

ディンプルキーは防犯性が高いと言われています。しかし、製品によってピンの数・素材・耐ピッキング性能・耐破壊性能などは異なります。

そのため、 「ディンプルキーだから安全」とは言い切れません。セキュリティの強化でディンプルキーを導入するのであれば、必ず防犯性の高い鍵を選びましょう。

防犯性能の高さを重視するのであれば、“CP認定錠のディンプルキー”がおすすめです。

「CP認定錠のディンプルキー」を選ぼう

CP認定とは、官民合同会議で定められた基準をクリアした住宅部品につけられる認定です。

官民合同会議とは、警察庁・国土交通省・経済産業省・建物部品関連団体で構成されています。様々な公的機関が認定している安全性の高い鍵が「CP認定錠のディンプルキー」なのです。

ここでは、「CP認定錠のディンプルキー」のメリットとデメリットを紹介します。

「CP認定錠のディンプルキー」メリット・デメリット 防犯性がかなり高い
ピッキングや破壊に5分以上の抵抗時間が認められている
×鍵開け修理、鍵交換費用が高くなる傾向がある

CP認定を受けるには、ピッキングや破壊などに対して5分以上の抵抗時間が認められなければいけません。防犯性はかなり高めです。

ただし、諸々の費用が高い傾向にあるため、鍵の紛失には注意しましょう。

CP認定されているディンプルキーは、パッケージや商品説明欄にCPマークがあります。購入の際に必ず確認してください。

自分で鍵をディンプルキーに交換する方法

道具とやり方が分かれば、自分で鍵をディンプルキーに交換できます。DIYに挑戦する人は、参考にしてください。

鍵交換に必要な道具

鍵交換に必要な道具は以下の通りです。

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 交換用のシリンダー
  • ネジを入れる箱

すべてホームセンターやネットショップで購入できます。

鍵を交換する方法

鍵は、以下の手順で交換しましょう。

  1. ドア側面のプレートを止めている上下のネジをプラスドライバーで外す
  2. ドア側面のフロントカバーを外す
  3. 上部にある4つのピンをマイナスドライバーですべて抜く
  4. シリンダーも外す
  5. 交換用のシリンダーをはめ、3で外した4本のピンを差し込む
  6. フロントカバーを元に戻し、1で外したネジを差し込む
  7. ドアの動作確認を行い、問題なければ交換作業完了

自分で鍵交換をする方法や費用をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事も併せて確認しておきましょう。交換方法が分かる動画などもまとめているので、チェックしてみてください。

ディンプルキーへの鍵交換なら「鍵猿」がおすすめ

鍵猿

出典:鍵猿

鍵猿は創業16年の鍵屋です。全国的に対応しており、年間依頼は10万件以上に上ります。

最短15分で駆けつけてくれ、玄関から金庫まで幅広くの鍵に対応してくれるので、急なトラブルでも安心です。防犯整備士が多数在籍しており、官公庁との取引実績もあるほど技術力はあるため、安心して依頼できますよ。

料金一例

鍵猿の料金体系は、作業料+部品代です。出張料・見積り料・キャンセル料が基本無料ですよ。

合鍵作成の料金例は以下の通りです。

  • 鍵交換:11,000円〜
  • 鍵開け:8,800円〜
  • 鍵修理:8,800円〜
  • 鍵作成:16,500円〜

鍵猿の口コミ

鍵猿の口コミは、以下の通りです。

  • 来てくださった方は親切丁寧で感じが良かったです。過剰請求もなく、納得して支払いができました。
  • とても感じが良くて、値段も明瞭。丁寧な仕事をしてくださいました。
  • 連絡から2時間半で来てくれました。更に合鍵のつくり方まで丁寧に教えてくれた。

出典:みん評


\1,000円OFFクーポンあり/
Web
まずは相談
電話
すぐ対処したい

鍵猿の評判や口コミについてはこちらの記事で紹介しています。

【注意点】賃貸物件は勝手に交換できない

賃貸物件の鍵は、大家さんや管理会社の所有物です。入居者の判断で勝手に交換できません。勝手に交換すると契約違反とみなされ、何かしらの処分が下される場合があります。

最悪の場合、契約を強制的に解除されるかもしれません。そのため、賃貸物件の鍵交換の場合、交換する前に必ず大家さんまたは管理会社に相談しましょう。

ディンプルキーのまとめ

  • ディンプルキーとは、鍵の表・裏に円形のくぼみがある鍵のこと
  • メリットは、防犯性が高い、パンキングや破壊にも強いなど
  • デメリットは、値段が高い、製品によって防犯性の高さが異なるなど
  • 防犯性の高さを重視するなら、CP認定のディンプルキーがおすすめ

ディンプルキーは、非常に防犯性能が高い鍵です。家の防犯性を上げたいのであれば、まずはディンプルキーを導入しましょう。

CP認定のディンプルキーを選べば、基本的に間違いありません。しかし、交換・取りつけ作業が少し難しいので注意してください。

道具とやり方が分かれば自分でできますが、失敗したくない人は業者に依頼しましょう。業者に依頼するなら、プロフェッショナルが集結している“鍵猿”がおすすめです。

※特記以外すべて税込み価格です。

カシモWiMAX

このコラムに関連するキーワード

役立ったら是非シェアしてください

  • このエントリーをはてなブックマークに追加