放置厳禁!バッテリー警告灯が点灯する原因・対処法や修理費用を解説

放置厳禁!バッテリー警告灯が点灯する原因・対処法や修理費用を解説

バッテリー警告灯の点灯を放置していると、突然エンジンが停止するなど大変なトラブルに発展することもあり危険です。
そこで今回は、バッテリー警告灯が点灯する原因やその対処法などについて解説します。

バッテリー警告灯の役割

「バッテリー警告灯」とは、メーター計に表示されるバッテリーマークのことを指します。
四角形にプラスとマイナスの記号が描かれているのが特徴です。

メーター計に表示されるマークは、運転者に注意を促すためにあります。
マークが点灯することで今どの部分に異常が発生しているのかを車が知らせるのです。

マークの中でもバッテリー警告灯は、バッテリーの充電が行われているかどうかを伝える役割があります。
勘違いしがちなのが充電の残量を示すものではないという点。
普段は点灯することがないため、もし点灯した場合は車の電気系統に異常が起きている可能性があります。

バッテリー警告灯が点いたら

バッテリーの電圧が低下している可能性が高いです。
車のエンジンは電気を利用した火花で爆発を起こして動いているため、電力の供給が不安定になると突然エンジンが止まってしまうこともあり得ます。

エンジンが止まると「パワーステアリング」などの運転の補助機構が働かなくなるため、運転がまともにできません。
走行中にエンジンが止まった場合、ブレーキやハンドルが重くなり大変危険な状態に。
ブレーキに関してはほぼ効かないといってもよいでしょう。

もし走行中に警告灯が点いた場合は、エンジンが動いているうちに安全な場所に停車することをおすすめします。
すぐに停まれそうにない場合は、カーナビやエアコンなどの電力を消費するものを止めて節電を行いましょう。

走行中にエンジンが止まった場合はサイドブレーキを使いながら減速し、可能であれば重いハンドルを操作して安全な場所で停車するようにしてください。
停車できたら速やかに業者に連絡し、修理や点検をしてもらいましょう。

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出典:カーバッテリー110番

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バッテリー警告灯が点く原因と対処法

ここでは、警告灯のランプが点く理由と解決法について解説します。

基本的に警告灯は点灯しかしない

バッテリー警告灯は基本的に「明かりが点いているか」「消えているか」の2パターンの変化しかありません。
ですが場合によっては点滅しているように見えることがあります。

その場合は車の不具合の影響で、単に明かりが点いたり消えたりを繰り返しているだけです。
点滅すること自体に意味はありませんが、原因の特定につながる手掛かりとなるため記憶には残しておきましょう。

点滅している場合の原因

警告灯が点滅している場合、バッテリーへの電力供給に不具合が発生しています。
原因は「オルタネーター」本体かそのベルトにあることが多いです。

「本体が寿命を迎える」または「ベルトが劣化」すると、発電がうまくできなくなります。
そうなると電力がバッテリーへ供給されないため警告灯が点きます。
完全に部品が劣化しきっていない場合は少し動いてまた止まるといった動作になり、結果的に警告灯が点いたり消えたりするように。

オルタネーターが故障するとエンジンが止まる原因にもなるため、早めに本体やベルトの交換をするかベルトの調整をして直すようにしましょう。
点滅している状態で無理に走行するのは避けてください。

点きっぱなしで消えない場合

警告灯が点きっぱなしの場合「オルタネーター本体の故障」か「バッテリーの寿命切れ」の可能性があります。
電気系統が故障しており、バッテリーに充電が行われていない状態です。

バッテリーの充電残量がなくなると、バッテリー上がりによりエンジンがかからなくなります。
電気系統の故障が原因の場合は通常のバッテリー上がりよりも深刻な状態ですので、安全な場所に停車して「ロードサービス」などに相談しましょう。

原因となる部品ごとの修理・交換費用

続いて、故障した部品を直す場合に必要な費用について解説します。

オルタネーター

本体を新品に交換する場合、工賃込みで5万~10万円が相場です。
安く済ませたい場合は「リビルト品」を選ぶ方法も。
リビルト品とは中古品を整備して新品同様にした部品のことで、オルタネーターのリビルト品は2万円前後で入手可能です。

取り付けも自分で行えば工賃を節約できますが、知識や経験がない方にとっては難しいでしょう。
取り付けに自信がない場合は、整備工場にリビルト品を持ち込んで付けてもらうのがおすすめです。

ファンベルト

新しいものに換える場合、部品代と工賃が大体5,000円程度です。
1万円ほどあれば新品に交換できます。
ベルトも自分で取り付けられますが、コツがいるため整備工場でやってもらうほうがよいでしょう。

バッテリー

修理に出した場合は新品に交換されます。
本体費用は5,000~4万円程度と車種によって大きく差がありますが、純正品ならおおむね2万円ほどで工賃も3,000円程度で済みます。
ハイブリッドやEV車はガソリン車よりも高額になりがちです。

交換は自分でもできます。
ただ電気を扱う部品であるため、やり方を間違えると感電の恐れがあり危険。
安全性を重視するなら業者に依頼することをおすすめします。
部品代を節約したい場合は、安い製品を買って持ち込み可能な店舗に依頼するのも手です。

持ち込む場合、あまりに安いものを選ぶのは避けるべきでしょう。
品質が悪く長持ちしない場合があるからです。
信頼できそうなブランド製品を選んでください。

こちらの記事では、車のバッテリー交換にかかる費用について紹介しています。併せてご覧ください。

電気系統部品の寿命と長持ちさせる方法

ここでは、部品の寿命や長持ちさせる方法について解説します。

オルタネーターの寿命

以前は走行距離10万kmが交換の目安とされていましたが、最近では10万kmを超えても大丈夫なケースが増えてきています。
交換すべきかどうかは消耗具合によって変わるため、走行距離も目安にしつつ定期的な点検により判断することが大切。

オルタネーターで一番消耗しやすいのは金属製のブラシ部分で、寿命と密接に関係しています。
そもそもオルタネーターで発電できるのは、電磁石の回転により電力が生まれるため。
電磁石を動かすのに必要な電流は金属製のブラシから流れてくるため、オルタネーターを稼働するほどブラシの消耗は早くなります。

完全に摩耗したときは電力が発生しなくなり、車のエンジンも止まってしまいます。
すり減り方が中途半端な状態だと電力の供給が不安定になり、バッテリー警告灯が点滅するなどの症状につながるでしょう。

長持ちするかどうかは、日頃の発電量に左右されます。
車の電力を酷使するような使い方をしていると、オルタネーターに負荷がかかるため寿命が短くなりやすいです。

負荷をかけない運転というとなかなか難しいですが、発電量はエンジンの回転数に比例します。
アイドリング時は、エアコンやランプ類をオフにするといった工夫をするとよいでしょう。

ファンベルトの寿命

走行距離10万kmが寿命の目安。
ファンベルトが劣化しているかどうかは、ボンネットを開けて目視することでも確認できます。
また寿命が近い場合は音や見た目でのサインもあるため、異常が見られたら交換しましょう。

ファンベルトの寿命が近い場合、エンジン付近から「キュルキュル」という異音が鳴ります。
この症状が見られる場合はファンベルトのゴムが劣化し、切れそうな状態になっている可能性が。

見た目にひび割れがある場合も限界が近いです。
ベルトが切れてしまうとエンジンが止まってしまう恐れがあるため、早急に新しいものへ交換する必要があります。

バッテリーの寿命

大体2~5年はもつといわれています。
年数に幅があるのは車の使い方によって寿命に差が出るからです。
長距離を乗り続けるほうが長持ちしやすく、逆に近所のスーパーへ買い物に行くなどの短距離や短時間走行が多い場合は寿命を縮めてしまう傾向が。

バッテリーはエンジンの動力を利用し充電しているため、長時間運転するほど多く充電できます。
短距離走行ばかりしていると充電が不足しがちになるのです。
またエンジンを切って駐車していても車載の電装品が電力を使っているため、充電残量は減り続けています。

つまり乗る時間が短ければ短いほど充電が早くなくなるうえ、バッテリーへのダメージも大きくなるということ。
そして寿命が近付いてくると、ヘッドライトが暗くなったりエンジンがかかりにくくなったりとさまざまな症状が現れます。

バッテリーを長持ちさせるには、30分以上のドライブを定期的に行い十分に充電を行うことです。
日常的に長く運転される方はとくに意識しなくても問題ありません。
交換時期には個人差がありますが、2~3年を目安に交換を検討しましょう。

電気系統部品の点検方法

警告灯に関係する電気系統の部品は、車の中でも重要な位置付けにあります。
異常が起きると運転に支障が出るため、安全運転するためにも定期的な点検や手入れを怠らないようにしましょう。
定期的な点検は問題の早期発見にもつながります。

バッテリーの点検

日常点検でやりやすいのはバッテリー液量の確認です。
エンジンルームを開けて適切な液量が入っているかをチェックします。
足りなければ補充しましょう。

もう少し詳しく点検したい場合は、整備工場で比重や電圧を確認してもらうのがおすすめです。
どれくらい消耗しているかがわかります。

オルタネーターやファンベルトの点検

定期点検や車検で確認する程度でも十分です。
自分でも点検したい場合は専用の「チェッカー」を使うとよいでしょう。
もしくは、整備工場で確認してもらうことも可能です。

まとめ

バッテリー警告灯が点灯する原因は、主にオルタネーターなどの電気系統部品の不具合によるものです。
警告灯は基本的に点灯しかしませんが、部品の劣化状態や故障の仕方によっては点滅状態になることがあります。

いずれにしても、点灯状態を放置しているとエンジンが突然止まる恐れがあるため危険です。
点灯を確認したら走行をやめて、速やかに業者に点検や修理を依頼するよう心がけしょう。

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