ネットで合鍵作成･注文するのは危険？安く安全に対応してくれるおすすめ業者も

最近ではインターネットから合鍵作成を依頼できます。しかし、「インターネットで鍵を購入しても危険ではないのか」と不安を抱いている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、インターネットで合鍵を作成・注文する安全性や依頼の流れについてなどを説明します。ぜひ参考にしてくださいね。

ネットでの合鍵作成・注文ってできるの？

結論としては、可能です。一部の専門的な鍵屋やホームセンターなどは、オンラインストアで合鍵の販売を行っています。

ただし作成する鍵の種類やブランド、シリアルナンバーについて、正確な情報を入力する必要があります。あらかじめ確認しておきましょう。

また全ての鍵が販売しているわけではなく、同じメーカーでも鍵の種類によっては販売を行っていません。

ネットで合鍵作成・注文するのは危険？

「インターネットで合鍵を作るのは危険なのではないか」と疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。結論としては、しっかりとしたサイトを選べば危険は少ないです。

もちろん、ハッキング等によって流出する可能性はゼロではありません。しかし、可能性は限りなく低いと言えます。

安全性の高いサイトかを見分けるコツは、サイトをSSL化しているどうかです

SSL化というのはサイトページの情報の暗号化のことで、安全な通信ができている証拠です。

URLの始めが「https:」で始まっているかで確認できます。URL欄に鍵マークも表示されますよ。

合鍵作成にかかる費用相場は1,000円〜

合鍵作成の料金が気になっている人も多いでしょう。鍵の種類によって金額は異なります。

種類別に合鍵作成の値段相場を以下の表にまとめたので、参考にしてくださいね。

鍵の名前	特徴	費用相場
ディスクシリンダー	鍵を差し込む部分が両面ギザギザしている	1,000円程度
ディンプルキー	鍵を差し込む部分に複数のくぼみがある	3,000円程度
ピンシリンダー	鍵を差し込む部分が片方のみギザギザしている	1,000円程度
カードキー	カードを使って施錠・開錠を行う	3,500円〜
スマートキー(イモビライザーキー)	対象物と鍵が一定の範囲内にあると施錠・開錠できる	2万円～

基本的に合鍵の作成料金は、セキュリティ性の高さに比例して高くなることを覚えておきましょう。

ディンプルキーのような合鍵は高額です。またインターネットで購入する場合は、これとは別途で送料がかかりますよ。

ネットで合鍵作成・注文するメリット・デメリットを理解しよう

ネットで合鍵を注文するのは、メリットとデメリット両方があります。あらかじめ確認しておきましょう。

ネットで合鍵作成・注文するメリット

ここでは、各メリットの詳細を説明します。

ネットで合鍵作成するメリットとして、以下の4つが挙げられます。

手間がかからない

最大のメリットは手軽さです。合鍵を作ろうとする場合、持ち込むにしろ出張依頼するにしても電話や依頼の手間がかかります。

しかしインターネットで注文する場合、24時間いつでも好きな時に注文して後は待つだけです。送料はかかりますが、交通費や時間を大幅に節約できます。

料金が安い傾向にある

一概にすべての鍵が安いわけではありませんが、多くの場合作成してもらうより安く買えることが多いです。

普通は合鍵を作成依頼する場合、ブランクキーと呼ばれる鍵を削って作ります。しかしネットで注文する場合は、すでに作られている同じ型を送るだけなのでコストがかからないです。

ディンプルキーのような複雑な鍵でも、5,000円を超えることはないでしょう。

合鍵の精度が高い

業者に依頼をしてブランクキーから削って作る場合は、どうしてもミリ単位で誤差が生まれてしまいます。

しかしインターネットで購入する場合は、すでに全く同じ型で作られているものを買うので誤差はありません。

精度が限りなく高い合鍵が手に入るでしょう。

業者で対応不可な鍵も作れる場合がある

MIWA社のPRシリンダーのような、登録制シリンダーと呼ばれるそもそも業者では複製不可能な鍵もあります。

これは、持ち主登録をした人のみがメーカーで作れる鍵のことを指します。こちらもメーカーの公式サイトからなら購入できます。

ただし当然ですがインターネットでも、純正キーを販売している公式サイト以外では購入できません。

ネットで合鍵作成・注文するデメリット

ここでは、各メリットの詳細を説明します。

ネットで合鍵作成するデメリットとして、以下の2つが挙げられます。

時間と送料がかかる

販売の形態上仕方ないですが、どのサイトから購入しても時間と送料はかかります。

鍵屋に持ち込めば30分以内に複製してくれることが多いですが、ネットで購入する場合は2週間程度はみておいたほうがいいでしょう。

また送料もかかるので、送り元はなるべく近いサイトを選んだほうがいいでしょう。

キーナンバー流出の危険性がある

オンラインストアの品質や信頼性には差があり、トラブルが発生する可能性があります。

特に情報が流出してしまうと、キーナンバーと住所が明かるみに出るので非常に危険な状態になってしまいます。購入するサイトは慎重に選びましょう。

ネットで合鍵作成・注文までの流れを解説

まずは、ネットで合鍵作成を依頼する流れを簡単に説明します。

ネットの場合、実物の鍵を渡す必要はありません。必要なのは鍵番号のみです。

情報を入力したら後は待つだけです。

【編集部オススメ】ネットで合鍵作成・注文できるサイト4選

ここでは、編集部が厳選した各サイトの詳細を説明します。

業者名	特徴
俺の合鍵	業界最短納期を掲げる大手サイト
合鍵ざんまい	全国送料無料
合鍵ナビ	合鍵に関する総合サイト
MIWAダイレクト	MIWAロック公式ショップ

「実店舗に依頼をしたい」「最短即日で合鍵作成したい」という方は、カギ110番のような業者に依頼するのがおすすめですよ。

俺の合鍵-業界最短納期を掲げる大手サイト

出典：俺の合鍵

俺の合鍵は、数多くのメーカーの合鍵を取扱っている通販サイトです。業界最短納期を掲げており、種類によっては5日以内に到着する鍵もあります。

鍵の種類がわからないとしても、写真で問い合わせ・注文もできますよ。トラストマークも認定されているので、非常に信頼度が高いのもおすすめです。

おすすめポイント

俺の合鍵はホームページの情報が充実しています。鍵の種類ごとの料金や納期を全て確認できるのもオススメポイントです。

合鍵作成費用

鍵の作成	990円～
送料	275円～

合鍵ざんまい-全国送料無料

出典：合鍵ざんまい

合鍵ざんまいは、合鍵や鍵に関する製品を販売している通販サイトです。全国送料無料となっており、合鍵はすべて無料で送ってくれます。ただし合鍵以外の製品は送料が発生します。

支払方法も豊富なので、おすすめですよ。

おすすめポイント

合鍵ざんまいは全国送料無料に加えて、支配方法も豊富です。クレジットカード、コンビニ決済、Amazon Pay、代金引換とさまざまなものから選べます。

鍵以外の製品もあるのも嬉しいですね。

合鍵作成費用

鍵の作成	1650円～
送料	0円

合鍵ナビ-合鍵に関する総合サイト

出典：合鍵ナビ

合鍵ナビは、合鍵の購入や合鍵業者を検索できる総合サイトです。シリンダー交換の方法まで掲載されており、合鍵に関する情報が充実しています。合鍵の送料が無料なのもおすすめポイントですよ。

おすすめポイント

合鍵ナビは合鍵に関する総合サイトということもあり、ホームページでさまざまな情報を得られます。

合鍵の注文だけでなく、シリンダー交換の方法を調べたり、合鍵業者検索ができるのは強みでしょう。

合鍵作成費用

鍵の作成	2500円～
送料	0円

MIWAダイレクト-MIWAロック公式ショップ

出典：MIWAダイレクト

MIWAダイレクトは、国内最大手鍵メーカー美和ロックの公式オンラインショップです。もちろんMIWA製品しかありませんが、そのぶん発送はかなり早いです。

最短2日で発送してくれますよ。またMIWA社の便利グッズも購入可能です。

おすすめポイント

MIWAダイレクトはメーカー公式のオンラインショップであるため、信頼性が最も高い合鍵サイトです。

発送も早いので、MIWA製品をお求めの方には特におすすめです。

合鍵作成費用

鍵の作成	1100円～
送料	0円（会計2,750円以上の場合） 650円（会計2,750円未満の場合）

ネットで合鍵作成する際の注意点

ネットで合鍵を作成する場合は、悪質な業者や料金などに注意してください。手渡しで受け取れるかも確認しましょう。

ここでは、各注意点の詳細を説明します。

悪質な業者には注意

ネットは、よくも悪くも実態を出さずに営業ができます。それを悪用してキーナンバーを盗む業者も存在するので注意しましょう。

キーナンバーが分かればメーカーの純正キーを手配できます。家の場所も依頼した際に入力した住所で分かるでしょう。

このようなトラブルを避けるためにも、必ず安心できる業者に依頼してくださいね。

料金は送料も加味して判断する

ネット業者だと必ず送料がかかります。合鍵作成料金＋送料が合計料金です。作業料金は安いが送料が高いという業者も存在します。必ず合計料金を見て、安いか判断しましょう。

合鍵の作成には鍵番号が必要

メーカーから純正キーを手配するためには、鍵番号が必要です。そのため、鍵番号が不明だと合鍵を作ってくれません。

手元にあるのが合鍵だけで鍵番号が分からない場合は、町の鍵屋に依頼しましょう。

ちなみに、鍵業者では合鍵から合鍵を作成できますが、精度は落ちてしまうため鍵トラブルが起きやすくなるので注意してください。

ネットで合鍵作成・注文が不安な方は「業者依頼」がピッタリかも

合鍵作成をインターネットで依頼するのは不安という方も多いでしょう。そんな方には業者依頼がおすすめですよ。

業者依頼がオススメな理由

業者に依頼する場合は、現地に来てもらうか持ち込みをすることになります。住所と鍵の情報を紐づけて連絡することもないので、情報流出の危険性は低いです。

またその場で作成してくれるので、送料もかからず素早く作成してくれますよ。さらに出張依頼の場合は、鍵穴から元鍵なしの作成も可能です。

業者依頼のデメリットは合鍵の精度

通販サイトの場合は同じ型の鍵を用意してくれるので、誤差はありません。しかし業者に依頼する場合は、ブランクキーを削って鍵を作ってもらうので、どうしてもミリ単位の誤差が発生してしまいます。

質の悪い業者だと、さらに誤差が広がることもあるでしょう。そのため、業者選びはしっかりとする必要がありますよ。

業者依頼はこんな人にオススメしたい

業者依頼は、今すぐ合鍵が欲しい人や情報流出のリスクを減らしたい人におすすめです。また元鍵をすべて無くしてしまった人も、その場で鍵穴から作成してくれるのでおすすめですよ。

最短5分で駆けつけ＆合鍵作成してくれるオススメ鍵業者

出典：カギ110番

年中無休＆全国対応のカギ110番は、累計お問い合わせ件数500万件を超える信頼できる業者です。

ディンプルキーといった難易度が高い鍵の合鍵作成も可能。事前に見積りをしてくれるので費用感もわかる上に、最短5分で駆けつけてくれますよ。

合鍵作成にかかる費用例は以下の通り。

場所	費用
玄関	11,000円～
車	15,400円～
バイク	13,200円～
スーツケース	8,800円～
金庫	11,000円～
ロッカー	8,800円～

上記は、出張費＋作業費＋部材費すべて込みの価格です。

ぜひ一度、見積りを取りつつ相談してみてくださいね。

ネットで合鍵作成する方法と注意点まとめ

現在はインターネットで合鍵作成・購入が可能です。鍵の精度が高く安いというメリットもありますが、情報流出の危険性などもあります。

必ず安心できる業者に合鍵の作成を依頼しましょう。