ドアノブが空回りして開かない時の対処法は?原因や自分で交換する方法も

ドアノブが空回りして開かない時の対処法は?原因や自分で交換する方法も

「ドアノブが回っているはずのに、ドアが開かない」といった経験はありませんか?ドアノブが空回りしていると、どんなに回しても開けることはできません。

今回はこういった空回りした際の対処法について解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

ドアノブが空回りして開かなくなる原因4つ

ドアノブが空回りする原因はいくつかあります。確認しておきましょう。

ドアノブ内部のバネが壊れている

ドアノブが空回りするほとんどの原因は、バネの故障です。ドアノブ内部にはバネが入っており、その反発力によって捻った状態からでも元に戻るようになっています。

経年劣化や何らかの原因でこのバネの動力が失われてしまうと、空回りする原因になります。こうなってしまうと、ドアノブごと交換するしか直す方法はありません。

ドアノブの隙間に汚れが溜まっている

ドアノブやラッチ(ドアノブを回すと飛び出る部分)に埃や汚れが溜まると、ドアノブの動きが悪くなります。ドアノブの動きが硬いと、空回りしたように感じることがあるかもしれません。

特に玄関や浴室などは汚れや錆が溜まりやすいので、定期的に掃除をするのがいいでしょう

ドアノブのネジが緩んでいる

ドアノブのいずれかのネジが緩んでいると、回した時に力が正しい方向に入りません。ドアノブが固くなったり、空回りする原因になります。

ドアノブのネジはプラスドライバーで締められるので、締め直しましょう。

ドアノブの部品の潤滑が悪くなっている

正確には空回りではありませんが、部品同士の潤滑が悪くなると動きが固くなってしまいます。こういった時には、潤滑剤を使用しましょう。

ただし、潤滑剤にはいくつか種類があるので、ドアノブや鍵に適したものを使用してください

ドアノブの平均寿命は10~15年

ドアノブにも平均寿命があり、通常使用の範囲内でもいずれは劣化していきます。一般的には10~15年と言われていますが、使い方によってはそれより早いかもしれません。

動きが悪くなってきたと感じた場合は、壊れる前に交換をしましょう。

カギ110番

ドアノブが空回りして開かない場合の対処法その1 – 自分で交換する

ドアノブの交換は自分でもできますよ。ぜひ参考にしてくださいね。

自分で交換する前にドアノブのサイズを確認しよう

交換するためには新しいドアノブ部品が必要になります。違うサイズのものは取り付けられないので、正確に測りましょう。

確認するべき箇所は以下の5つです。

  • ドアの厚み
  • フロントプレートの大きさ
  • ビスピッチ
  • バックセット
  • メーカー名

フロントプレートとは、ドアの側面についている金属性のプレートのことです。このプレートの縦と横の長さを測りましょう。

ビスピッチとは、フロントプレートについているビスとビスの間隔のことです。

バックセットとは、ドアの側面からドアノブの中心までの距離のことです。

自分でドアノブを交換する際に必要な道具3つ

ドアノブの交換に絶対に必要な道具は下記の3つです。

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 新しいドアノブ

最低限この3つがあれば交換できます。いずれもホームセンターやインターネット等で購入できますよ。

電動ドライバーや千枚通しがあると、より便利になるでしょう。

自分でドアノブを交換するまでの9ステップ

ここからは具体的な交換方法などを説明します。ぜひ参考にしてくださいね。

手順1:大家さん・管理会社に確認をとる

賃貸物件の場合は、まず管理会社等にドアノブ交換する許可をもらいましょう。賃貸物件では、ドアノブの所有権はあくまで管理会社にあります。

許可なく勝手に交換をしてしまうと、原状回復義務が発生して賠償請求されることもあります。きちんと事情を話せば許可をくるはずなので、忘れずに許可をもらいましょう。

これは自分で交換するのではなく、業者依頼する時も一緒です。

手順2:扉を開けておく

交換作業中は必ず扉を開けておきましょう。側面にあるフロントプレートは、扉が開いていないと取り外せません。

また、万が一交換作業中に扉が閉まってしまうと、ドアノブが正常に動かず閉じ込められてしまう可能性もあります。常に扉を開けておくように意識しましょう

手順3:内側扉のドアノブについているネジを外す

ここからが具体的な交換方法です。まずは古いドアノブを取り外す必要があります

扉の内側(鍵がある場合は、鍵をかけられる方)にあるドアノブのネジを外します。ドライバーを使えばすぐに外れるでしょう。

しかし、円筒錠の一部はネジが見えないかもしれません。その場合は、ドアノブの周りに小さな穴があるはずなので、そこに先が細いもの(千枚通しなど)を差し込みましょう。

力を入れると台座が外れます。

手順4:内側扉のドアノブの台座を外す

ドアノブを固定していた台座を取り外します。基本的には、ドアノブを取り外す作業と変わりません

ネジを緩めれば、台座を外せます。

こちらもネジがない場合は、台座の横にある隙間にマイナスドライバーや千枚通しなどを入れて外しましょう。

手順5:外側のドアノブも外す

内側のドアノブを外すと、外側のドアノブも外れる状態になっています

座金(ボルトとナットの間に挟む金属)などがある場合はそれを取り外し、外側のドアノブを引き抜きましょう。

手順6:側面のフロントプレートを引き抜く

次に側面についてるフロントプレートを外します。こちらもネジを緩めれば、簡単に引き抜けます。

ドライバーを使って、ネジを外しましょう。

手順7:新しいドアノブのフロントプレートを装着する

いよいよ新しいドアノブへの交換です。まずは、側面につけるフロントプレートを取り付けます。

この際、ラッチの向きに注意しましょう。またこの後の作業でミスした時のために、ネジは仮止め程度にしておくのがいいでしょう。

手順8:新しいドアノブを手順3~5の逆で取り付ける

ラッチを取り付けられたら、今までとは逆の手順で内側と外側にドアノブを取り付けましょう。

不安な方は動画などを参考にするといいでしょう。

手順9:動作確認をする

すべての部品を取り付け終わったら、動作確認をしましょう。ドアノブを回してラッチが正常に動いているか、違和感ないかなどを確認してください。

特に問題がなかったら、仮止めしていたネジを本締めしましょう。

自分で修理を試みると状況を悪化させてしまうかも

自分で交換する場合、費用は部品代とドライバー代のみです。コスパは最もいいと言えるでしょう。

しかし、自分で交換する時に必ず成功する保証はありません。最悪の場合、取り付けに失敗してさらにドアを傷つけて終わってしまったということも考えられます。

自信のある方以外は、費用がかかっても業者に依頼するのがおすすめです。

ドアノブが空回りして開かない場合の対処法その2 – 業者に依頼する

ここでは、ドアノブ修理を業者に依頼した場合の費用等について解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

業者依頼した場合の修理費用は高いのか?ドアノブ交換の費用相場はいくら?

場所交換費用修理費用
玄関・勝手口35,000円~12,000円~
リビング・トイレ15,000円~8,000円~
風呂場・浴室15,000円~8,000円~

こちらは、業者に依頼した時のおおまかなドアノブ交換費用です。場所によって費用が変わるのは、鍵付きなどセキュリティ性能が高い鍵ほど、交換費用も高くなるためです。

そのため、玄関や勝手口といった外に面してるドアノブのほうが、交換費用が高くなります。交換費用は防犯性の高さに比例するということは覚えておきましょう。

また業者に依頼する際の交換費用には、出張費、交換作業費、部品代などさまざまなものが含まれています。

業者によって内訳がかなり異なるので、必ず見積もりをもらいましょう。時間に余裕があるなら、相見積もりをするのがおすすめです。

業者依頼をした方が理由

このように業者依頼をした場合は、自分で交換する場合に比べてかなり費用がかかります。しかし、基本的には業者依頼をするほうがおすすめですよ。

理由は主に2つあります。

確実に交換できる

一つ目は業者依頼なら、確実にドアノブを交換できることです。自分で交換する場合、確実に交換できる保証はありません。

最悪の場合、失敗した上にドアを傷つけることも考えられます。しかし、鍵業者はプロのスタッフなので、失敗するリスクはほとんどないでしょう。

さらに業者によっては保証がつくこともあります。

素早く交換できる

2つ目のスピードの違いです。自分で交換する場合、どれくらいの時間がかかるかわかりません。

初めて交換する場合はなおさらでしょう。対して業者依頼はおおよそ30分程度で終わります。

24時間営業の店舗も多いので、いつ依頼しても問題ありません。

結局、業者依頼はどんな人にオススメなの?

  • 確実にドアノブ交換をしたい人
  • 素早く交換を終わらせたい人
  • 自分で交換する自信がない人

業者依頼の最大のメリットは確実性とスピードです。費用がかかってもこちらを重視したい人におすすめですよ。

また、単純に自分で交換するリスクを避けたい人にもいいでしょう。

空回りして開かなくなったドアノブの交換なら【カギ110番】へ依頼しよう

カギ110番

出典:カギ110番

カギ110番とは、24時間対応のドアノブ交換業者です。

ドアノブだけでなく、鍵に関するさまざまなトラブルに対応しています。見積も無料なので困ったら、一度連絡してみましょう。

カギ110番の3つのおすすめポイント

カギ110番の主なポイントを3つ紹介します。

全国24時間対応

カギ110番は全国に加盟店があるので、地方部でも心配いりません。プロのスタッフがいつでもどこでもすぐに駆けつけてくれますよ。

さまざまな種類のドアノブ・鍵に対応

カギ110番なら、他社では対応できない複雑な鍵やドアノブでも交換可能です。さまざまな場所のメーカーに対応しているので、安心ですよ。

わかりやすい料金体系

カギ110番では、出張費、作業費、部品代はすべてコミコミ価格です。後から追加請求されることもない、わかりやすい明朗会計なので安心ですよ

ドアノブ交換にかかる費用

残念ながらドアノブの交換費用は記載されていませんでした。玄関の鍵交換費用が12,100円~ですので、概ねそれぐらいでしょう。

見積は無料なので、まずは相談してみるのがオススメです。

ドアノブ交換の流れ

  1. まずはフリーダイヤルで相談
  2. 最短5分で到着
  3. 作業時間最短5分
\24時間365日全国受付対応中/

カギ110番をチェック

まとめ

ドアノブの空回りの原因は4つあります。しかし、主な原因はバネの故障です。

バネが故障してしまった場合は、交換をするしかありません。交換方法は自分でするか、業者依頼するかの2択です。

自分で交換する場合は、費用を抑えられますがリスクも大きいです。そのため、基本的には費用がかかっても業者依頼のほうがおすすめですよ。

※特記以外すべて税込み価格です。

マーケットエンタープライズ正社員採用

このコラムに関連するキーワード

役立ったら是非シェアしてください

  • このエントリーをはてなブックマークに追加