ドアノブが空回りして開かない時の対処法は?原因や自分で交換する方法も

ドアノブが空回りして開かない時の対処法は?原因や自分で交換する方法も

「ドアノブが回っているはずのに、ドアが開かない」といった経験はありませんか?ドアノブレバーや握り玉が空回りしていると、どんなに回しても開けることはできません。

今回は、ドアノブががくるくる回ったり、空回りしたりする際の対処法について解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

ドアノブが空回りして開かなくなる原因4つ

ドアノブがくるくると空回りする原因はいくつかあります。確認しておきましょう。

ドアノブ内部のバネが壊れている

ドアノブが空回りするほとんどの原因は、バネの故障です。ドアノブ内部にはバネが入っており、その反発力によって捻った状態からでも元に戻るようになっています。

経年劣化や何らかの原因でこのバネの動力が失われてしまうと、空回りする原因になります。こうなってしまうと、ドアノブごと交換するしか直す方法はありません。

ドアノブを自分で交換するか、カギ110番のような業者に依頼しましょう。

ドアノブの隙間に汚れが溜まっている

ドアノブやラッチ(ドアノブを回すと飛び出る部分)に埃や汚れが溜まると、ドアノブの動きが悪くなります。ドアノブの動きが硬いと、空回りしたように感じることがあるかもしれません。

特に玄関や浴室などは汚れや錆が溜まりやすいので、定期的に掃除をするのがいいでしょう

ドアノブのネジが緩んでいる

ドアノブは、大きく以下3つで構成されています。

  • ノブ・ハンドル
  • 内部の回転するパーツ
  • ラッチ部分

ドアノブのいずれかのネジが緩んでいると、上記3パーツに力が伝わりません。これがドアノブが固くなったり、空回りする原因です。

ドアノブのネジはプラスドライバーで締められるので、締め直しましょう。

それでも直らなければ、ドアノブ自体の緩みが原因の可能性もあります。詳しくは下記の記事を確認してみてください。

ドアノブの部品の潤滑が悪くなっている

正確には空回りではありませんが、部品同士の潤滑が悪くなると動きが固くなってしまいます。こういった時には、潤滑剤を使用しましょう。

ただし、潤滑剤にはいくつか種類があるので、ドアノブや鍵に適したものを使用してください

カギ110番

ドアノブの平均寿命は10~15年

ドアノブにも平均寿命があり、通常使用の範囲内でもいずれは劣化していきます。一般的には10~15年と言われていますが、使い方によってはそれより早いかもしれません。

動きが悪くなってきたと感じた場合は、壊れる前に交換をしましょう。

ドアノブが空回りして開かない場合の対処法その1 – 自分で交換する

ドアノブの交換は自分でもできますよ。下記ではサイズの測り方や必要な道具、ドアノブ交換の手順を紹介します。

また、ドアノブが壊れた時の対処法や直し方については下記の記事でも紹介しています。併せてチェックしてみてください。

自分で交換する前にドアノブのサイズを確認しよう

交換するためには新しいドアノブ部品が必要になります。違うサイズのものは取り付けられないので、正確に測りましょう。

確認するべき箇所は以下の5つです。

  • ドアの厚み
  • フロントプレートの大きさ
  • ビスピッチ
  • バックセット
  • メーカー名

フロントプレートとは、ドアの側面についている金属性のプレートのことです。このプレートの縦と横の長さを測りましょう。

ビスピッチとは、フロントプレートについているビスとビスの間隔のことです。

バックセットとは、ドアの側面からドアノブの中心までの距離のことです。

自分でドアノブを交換する際に必要な道具3つ

ドアノブの交換に絶対に必要な道具は下記の3つです。

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 新しいドアノブ

最低限この3つがあれば交換できます。いずれもホームセンターやインターネット等で購入できますよ。

電動ドライバーや千枚通しがあると、より便利になるでしょう。

自分でドアノブを交換するまでの9ステップ

ここからは具体的な交換方法などを説明します。ぜひ参考にしてくださいね。

手順1:大家さん・管理会社に確認をとる

賃貸物件の場合は、まず管理会社等にドアノブ交換する許可をもらいましょう。賃貸物件では、ドアノブの所有権はあくまで管理会社にあります。

許可なく勝手に交換をしてしまうと、原状回復義務が発生して賠償請求されることもあります。きちんと事情を話せば許可をくるはずなので、忘れずに許可をもらいましょう。

これは自分で交換するのではなく、業者依頼する時も同様です。

手順2:扉を開けておく

交換作業中は必ず扉を開けておきましょう。側面にあるフロントプレートは、扉が開いていないと取り外せません。

また、万が一交換作業中に扉が閉まってしまうと、ドアノブが正常に動かず閉じ込められてしまう可能性もあります。常に扉を開けておくように意識しましょう

手順3:内側扉のドアノブについているネジを外す

ここからが具体的な交換方法です。まずは古いドアノブを取り外す必要があります。

扉の内側(鍵がある場合は、鍵をかけられる方)にあるドアノブのネジを外します。ドライバーを使えばすぐに外れます。

円筒錠の一部はネジが見えない場合は、ドアノブの周りに小さな穴に先が細いもの(千枚通しなど)を差し込みましょう。

力を入れると台座が外れます。

手順4:内側扉のドアノブの台座を外す

ドアノブを固定していた台座を取り外します。基本的には、ドアノブを取り外す作業と変わりません。

ネジを緩めれば、台座を外せます。

こちらもネジがない場合は、台座の横にある隙間にマイナスドライバーや千枚通しなどを入れて外しましょう。

手順5:外側のドアノブも外す

内側のドアノブを外すと、外側のドアノブも外れる状態になっています。

座金(ボルトとナットの間に挟む金属)などがある場合はそれを取り外し、外側のドアノブを引き抜きましょう。

手順6:側面のフロントプレートを引き抜く

次に側面についてるフロントプレートを外します。こちらもネジを緩めれば、簡単に引き抜けます。

ドライバーを使って、ネジを外しましょう。

手順7:新しいドアノブのフロントプレートを装着する

いよいよ新しいドアノブへの交換です。まずは、側面につけるフロントプレートを取り付けます。

この際、ラッチの向きに注意してください。またこの後の作業でミスした時のために、ネジは仮止め程度にしておくのがおすすめです。

手順8:新しいドアノブを手順3~5の逆で取り付ける

ラッチを取り付けられたら、今までとは逆の手順で内側と外側にドアノブを取り付けましょう。

不安な方は動画などを参考にしてください。

手順9:動作確認をする

すべての部品を取り付け終わったら、動作確認をしましょう。ドアノブを回してラッチが正常に動いているか、違和感ないかなどを確認してください。

特に問題がなかったら、仮止めしていたネジを本締めしましょう。

自力修理する自信がないなら業者に依頼しよう

自分で交換する場合、費用は部品代とドライバー代のみです。コスパは最もいいと言えるでしょう。

しかし、自分で交換する時に必ず成功する保証はありません。最悪の場合、取り付けに失敗してさらにドアを傷つけて終わってしまったということも考えられます。

自信のある方以外は、費用がかかっても業者に依頼するのがおすすめです。

ドアノブが空回りして開かない場合の対処法その2 – 業者に依頼する

ここでは、ドアノブ修理を業者に依頼した場合の費用等について解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

業者依頼すると修理費用が高い?ドアノブ交換の費用相場は?

下記は、業者に依頼した時のおおまかなドアノブ交換費用です。

場所交換費用修理費用
玄関・勝手口35,000円~12,000円~
リビング・トイレ15,000円~8,000円~
風呂場・浴室15,000円~8,000円~

鍵付きなどセキュリティ性能が高い鍵ほど、交換費用も高くなります。交換費用は防犯性の高さに比例するということは覚えておきましょう。

また業者に依頼する際の交換費用には、出張費、交換作業費、部品代などさまざまなものが含まれています。

業者によって内訳がかなり異なるので、必ず見積もりをもらいましょう。時間に余裕があるなら、相見積もりをするのがおすすめです。

詳しいドアノブ交換費用については、下記の記事にまとめているので、併せてチェックしてみてくださいね。

業者依頼をした方がいい2つの理由

業者依頼をすると確かに費用は掛かりますが、メリットの方が大きいのも事実です。ここでは業者依頼のメリットを紹介します。

確実に交換できる

一つ目は業者依頼なら、確実にドアノブを交換できることです。自分で交換する場合、確実に交換できる保証はありません。

最悪の場合、失敗した上にドアを傷つけることも考えられます。しかし、鍵業者はプロのスタッフなので、失敗するリスクはほぼありません。

さらに業者によっては保証がつくこともあるため、より確実性が増します。

素早く交換できる

2つ目のスピードの違いです。自分で交換する場合、どれくらいの時間がかかるかわかりません。初めて交換する場合はなおさらです。

対して業者依頼はおおよそ30分程度で終わります。24時間営業の店舗も多いので、忙しい方やすぐ作業を完了したい方にもおすすめです。

結局、業者依頼はどんな人にオススメなの?

  • 確実にドアノブ交換をしたい人
  • 素早く交換を終わらせたい人
  • 自分で交換する自信がない人

業者依頼の最大のメリットは確実性とスピードです。また、単純に自分で交換するリスクを避けたい方にもおすすめです。

空回りして開かなくなったドアノブ交換のオススメ業者2選!

ドアノブ交換を依頼する時は、以下2つの業者がおすすめです。各業者の特徴や費用感もまとめたので、参考にしてください。

カギ110番

出典:カギ110番

カギ110番とは、24時間対応のドアノブ交換業者です。

ドアノブだけでなく、鍵に関するさまざまなトラブルに対応しています。見積も無料なので困ったら、一度連絡してみましょう。

カギ110番のおすすめポイントを紹介するので、ぜひチェックしてください。

「カギ110番」3つのおすすめポイント

カギ110番の主なポイントを3つ紹介します。

  • 全国24時間対応
  • さまざまな種類のドアノブ・鍵に対応
  • わかりやすい料金体系

カギ110番は、全国に加盟店があるので、地方部でも心配いりません。プロのスタッフがいつでもどこでもすぐに駆けつけてくれますよ。

他社では対応できない複雑な鍵やドアノブでも交換可能です。さまざまな場所のメーカーに対応しているので、心強いです。

また、出張費、作業費、部品代はすべてコミコミ価格です。後から追加請求されることもない、わかりやすい明朗会計なので安心ですね。

ドアノブ交換にかかる費用

カギ110番は、8,800円~ドアノブの交換をしてくれます。ドアノブの修理や取りつけなども8,800円〜対応してくれますよ。

この金額は出張費+作業費+部材費すべて込みの価格なので、「見積りと請求額が違う」ということもなく安心です。見積は無料なので、まずは相談してみてくださいね。

ドアノブ交換の流れ

  1. まずはフリーダイヤルWEBで相談
  2. 最短5分で到着
  3. 作業時間最短5分

\24時間365日対応可能/
Web
まずは相談
電話
すぐ対処したい

カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。

鍵の救急サポートセンター

鍵の救急サポートセンター

出典:鍵の救急サポートセンター

年中無休の頼れる鍵交換業者「鍵の救急サポートセンター」。確かな技術でお客様満足度96.8%という実績を誇ります。

防犯対策などの専門知識を持つ「防犯設備士」が多く在籍しており、防犯に関する相談にも乗ってくれます。

電話相談や現地見積りを無料で対応してくれるため、業者に依頼するのが初めてといった方におすすめ。

「鍵の救急サポートセンター」3つのオススメポイント

ここでは、鍵の救急サポートセンターの主なポイントを3つ紹介します。

  • 年中無休の営業
  • 防犯設備士が多く在籍
  • 電話での相談、出張費、現地見積り、キャンセル料が無料

鍵の救急サポートセンターは、年中無休で営業しています。電話でで相談すれば直ぐに駆けつけてくれるのは嬉しいですね。

また、専門知識を持った防犯設備士が多く在籍していることも強みの一つ。

電話相談、出張費、現地見積り、キャンセル料が無料なので、まずは電話や現地で専門家に相談することをおすすめします。

料金一例

こちらもドアノブの交換費用は記載されていませんでした。玄関の鍵交換費用が11,000円~ですので、1万円前後で考えておくといいでしょう。

相談や見積りは無料なので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

ドアノブ交換の流れ

ドアノブ交換を依頼する流れは以下の通りです。

  1. WEBで相談・見積り
  2. 最短30分で到着
  3. 鍵交換対応&支払い(クレジットカード払い可)

実際に利用した人の意見を参考にしたいという方は、鍵の救急サポートセンターの評判・口コミも参考にしてくださいね。

まとめ

ドアノブの空回りの原因は下記の4つです。

ただし、ドアノブの空回りの原因の多くはバネの故障です。バネが故障してしまった場合は、ドアノブを交換するしかありません。

ドアノブの交換方法は自分で交換するか、業者依頼するかの2択です。手間がかかっても費用を抑えたいなら自分で、確実性を重視するなら業者に依頼しましょう。

自分に合った方法でドアノブを交換するようにしてくださいね。

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