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「ドアノブが開かない」というトラブルは唐突に起こります。急なトラブルで焦ってしまうこともあるでしょう。
今回は、ドアノブが開かない場合に考えられる原因や緊急時の対処法、ドアノブを自分で交換する方法などを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
この記事で分かること
INDEX
【緊急】ドアノブが開かないときの対処法は?
レバーを下げてもドアノブが開かない場合、 「ラッチ」を操作して対処しましょう。ラッチはレバーを使わなくても手動で引っ込められます。
必要な道具は以下2つです。両方用意する必要はなく、どちらか片方があれば問題ありません。
- 固いカード類(ポイントカードやキャッシュカードなど)
- 針金
やり方は以下の通りです。
- ドアの隙間にカードや針金を差し込む
- ラッチの斜めになっている部分を押す(ラッチを引っ込められる)
- ラッチを引っ込めた状態でドアを動かす
- ドアが開いたら成功
この方法で対処してもドアが開かない場合は、カギ110番のような鍵業者に依頼しましょう。
出張サービスを行っている業者がほとんどなので、急なトラブルにも対応してもらえます。
玄関ドアの鍵開けが必要な場合の対処法は、下記にまとめています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ドアノブが開かない原因は?
ドア・ドアノブが開かない場合、7つの原因が考えられます。
ここでは、各原因の詳細を説明します。
ラッチが壊れた
ドアノブの内部には、ドアを固定する「ラッチ」という部品が備え付けられています。ドアノブが開かない場合、このラッチが壊れているのかもしれません。
内部部品であるラッチの故障を、外から確認するのは不可能です。そのため、ラッチの不具合が疑われる場合は、ドアノブを分解する必要があります。
レバーハンドルが壊れた
ハンドルを下げてドアを開けるレバータイプの場合、必要以上に強い力が加わるとレバーが外れる場合があります。
レバーが破損すると、ドアノブと内部部品が連動しなくなります。その結果、レバーを下げてもドアが開かなくなるのです。
レバーハンドルが壊れたときは「ラッチ」の交換が必要になることが多いため、ドアノブを分解しなくてはなりません。
ドアノブを上に上げないと開かないといった症状も、レバーハンドルの故障が原因です。詳細は下記の記事を参照してください。
ネジが劣化・緩んだ
ネジが劣化・緩んでいると、ドアノブや部品が固定できないことでドアが開きにくくなります。外側にネジがある場合は、緩んでいないか確認してみましょう。
ドアノブ自体の緩みも同様です。詳しくは下記の記事を確認してみてください。
ドアノブが経年劣化した
製品や使い方などにもよるものの、一般的なドアノブの耐久年数は10〜15年です。
当然、長く使い続ければドアノブは経年劣化によって摩耗し、耐久性が落ちて破損しやすくなります。
ドアノブ設置から10年以上経っている場合は、ドアノブの交換を検討してみてください。
ドアノブが回らないといった症状も、経年劣化が原因の可能性があります。ドアが回らない原因や賃貸物件のドアノブ交換についてもまとめているので、下記の記事もチェックしておきましょう。
建て付けが歪んだ
ドアの建て付けとドアノブは非常に密接な関係にあるため、建て付けに異常があるとドアが開かなくなることがあります。
ドアの建て付けが歪む原因は、主に2つです。
- ドアとドア枠を固定する部品(蝶番)が破損している
- ドアのネジが緩んでいる
- 地盤沈下や地震などで家自体が歪んだ
建付けが歪む原因の多くは地震にあります。直近で大きな地震があった場合は、建て付けの歪みを疑いましょう。
リフォーム業者に依頼するなどしてドアの建付けを直すと、正常にドアが開くようになるかもしれません。
ドアノブの部品がさびた
ドアノブのサビが原因のこともあります。湿気が多い環境だとドアノブの部品がさびつくからです。そのまま使い続ければ壊れてしまうかもしれません。
湿気が多い環境ですごしている、または定期的にさび取りをしていない場合はこの原因を疑いましょう。
さび取りをすれば改善することがあるので、市販のスプレーなども試してみてください。
鍵が壊れた
ドアノブが開かないよくある原因として挙げられるのは、鍵自体の故障です。
鍵が壊れた場合は、カギ110番のような鍵業者などに依頼して、新たな鍵を作成してください。
「鍵が鍵穴に刺さらなくなった」「ドアノブの鍵が開かない」などの症状が現れた場合は、鍵の故障を疑いましょう。
ドアノブを自分で交換する方法は?
道具や知識があれば、自分でドアノブを交換できます。費用を抑えたい方は、チャレンジしてみてください。
ここでは、ドアノブの交換方法や交換前の注意点などを説明します。
ドアノブの交換費用の目安は、下記の記事でも紹介しています。
ドアノブ交換に必要な道具
ドアノブの交換に必要な道具は以下の通りです。
- 新しいドアノブ
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
道具は、ホームセンターやインターネットショップなどで購入できます。
ドアノブ交換する前の注意点
ドアノブを交換する際、サイズ間違いには注意しましょう。事前に取り付け方を把握しておくことも大切です。
各注意点の詳細を説明しますね。
交換する前にサイズを測る
ドアノブを交換する場合は、以下4つのサイズを測りましょう。
- ドアの厚さ
ドアの厚さをミリ単位で測る - フロントの寸法
縦と横の長さを測る - ビスピッチの長さ
上にあるビスの中心から下にあるビスの中心までの長さを測る - バックセットの長さ
ドアの端からハンドルの中心(鍵穴の中心でも可)までの長さを測る
サイズを間違えるとドアノブ交換ができません。防犯の観点から返品もできないため、事前にサイズを測ってから部品を買いに行きましょう。
作業前に取りつけ方を把握する
鍵は非常に繊細なアイテムです。作業前に取りつけ手順を把握しておきましょう。
やみくもに作業して故障の原因を作ってしまうこともあるので、細かな作業が苦手な方は鍵業者への依頼も検討してください。
自分でドアノブ交換する手順
サイズを測り、道具をそろえたら実際に交換していきましょう。説明書がある場合は必ずそちらのやり方に従ってください。
手順は以下のとおりです。
1.室内側にあるレバーのネジを外す
室内側のレバーの根本にあるネジを見つけましょう。ネジをプラスドライバーで緩め、外します。
ネジはまた使うので、紛失しないように保管しておいてくださいね。
2.レバー下の台座カバーを取り外す
レバーの下の台座カバーを取り外しましょう。取り外し方はネジの有無で変わります。
・ネジがある場合:プラスドライバーでネジを緩めてから取り外す
・ネジがない場合:マイナスドライバーを台座の根本にある穴に差し込み、押し上げる
3.カバー下の台座も取り外す
レバー下以外に、カバー下にも台座があります。カバー下のネジを緩めてから取り外してください。
4.室外側にあるレバーのネジを外す
室外側レバーの根本にネジがあります。プラスドライバーで緩めて外しましょう。
5.レバー下とカバー下の台座を取り外す
レバー下とカバー下にある台座を取り外してください。ネジがある場合とネジがない場合の取り外し方は、手順2のやり方と同じです。
6.ラッチケースを抜き取る
フロントプレートにはネジがあります。ネジを緩めて、ドアの板の中に入っている部品(ラッチケース)抜き取りましょう。このとき、フロントプレートごと抜き取って構いません。
7.交換用の部品を取りつける
手順1~6と逆の手順で新しい部品を取りつけましょう。
ネジが緩んでいるとドアが正常に開閉しません。仮止めしている場合は、最後にしっかり締めて固定しましょう。
8.動作確認を行う
最後にドアの動作確認を行なってください。問題なければ交換作業成功です。
以上の流れでもうまくいかなかったり、自分で交換する自信がなかったりする方は、鍵屋やリフォーム業者に相談してみましょう。ドアノブ交換してくれるおすすめ業者は、以下の記事でも紹介しています。
ドアノブが開かないなら鍵業者もおすすめ
出典:カギ110番
自分で対処できる自信がない場合は、カギ110番のようなプロの鍵業者に助けを求めるのもひとつの手です。
カギ110番は、東証上場企業が運営しており、顧客満足度は98%を達成しています。
営業時間は年中無休で、全国に店舗を構えているため、急なトラブルにも最短5分で駆けつけてくれ大変便利です。
鍵開けはもちろん、鍵の修理や交換作業にも対応しています。「ドアが開かない」「ドアノブを交換したい」などの悩みをすぐ解決したいなら、依頼を検討してみてください。
ドアノブ交換費用
カギ110番は、8,800円~ドアノブの交換をしてくれます。ドアノブの修理や取りつけなども8,800円〜対応してくれますよ。
この金額は出張費+作業費+部材費すべて込みの価格なので、「見積りと請求価格が違う」ということもなく安心です。
ドアノブ交換の流れ
カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。
建て付けの歪みを直す方法
ドアの建て付けが歪んでいる場合は、 蝶番のネジを調整してみましょう。調整のやり方は以下の通りです。
- プラスドライバーで蝶番の固定ネジを緩める(外さないように注意)
- 調整したい方向の調整ネジをドライバーで緩める
- ドアの板を動かし、位置を調整する
- ネジを締め直し、歪みの確認をする
- 問題なければ調整成功
上記の方法でも直らない場合は、建物自体が歪んでいる可能性があります。
リフォーム業者に相談して直してもらいましょう。
ドアノブが開かない原因・対処法まとめ
- 原因はラッチ・レバーハンドルの故障やネジの劣化・緩み、ドアノブの経年劣化など
- 建て付けの歪みや部品のさびつき、鍵自体の故障なども考えられる
- 緊急時はラッチを操作して脱出する方法が効果的
- ドアノブを自分で交換する場合はサイズや取り付け方に注意
- 不安な方は確実にドアノブを交換してくれる鍵業者に依頼しよう
今回は、ドアノブが開かない原因と対処法について説明しました。ドアノブが開かない原因は、ラッチやレバーハンドルの故障、ネジの劣化・緩みなどが考えられます。
ドアノブの経年劣化、建て付けの歪みなども原因のひとつでしょう。要因が複雑に絡み合って故障するため、素人目では分からない場合もあります。
その場合は、カギ110番のような信頼における鍵業者に見てもらいましょう。的確に問題を見つけ、直してくれますよ。