
家の鍵をガチャガチャされた。このような現象が起こるとゾッとしますよね。非常に危険な状態なので、注意してください。
今回は、ドアノブがガチャガチャされた場合の対処方法を紹介します。ガチャガチャされる理由や工事不要で防犯性を上げられるアイテムなども紹介するので、参考にしてください。
この記事で分かること
INDEX
なぜドアノブをガチャガチャされる?
ガチャガチャされる理由として考えられるのは、部屋の間違いや空き巣による犯行などです。
ストーカーが部屋へ侵入を企んでいる可能性もあるでしょう。ここでは、各原因の詳細を説明します。
近隣の住人が間違えて入ろうとしている
ドアノブをガチャガチャされた際、真っ先に考えられるのは 近隣の住人が部屋を間違えていることです。
一軒家と違い、賃貸物件は部屋番号が異なるだけで玄関ドアのデザインは同じです。
そのため、酔っていると自分の部屋なのかお隣さんの部屋なのか判断できない場合があります。
空き巣が鍵のかかっていない家を探している
近隣住人による部屋の間違い以外で考えられるのは、“空き巣による犯行”です。空き巣は、ピッキングやサムターン回しなど、複数の手口を使って侵入を試みてきます。
しかし、空き巣もあまりリスクを負いたくないと考えているでしょう。そこで絶好の狙い目なのが無施錠の部屋です。
証拠をほぼ残さず侵入できるので、まず無施錠の部屋がないか探し回ります。その確認のためにドアノブをガチャガチャしているのかもしれません。
ストーカーが部屋に侵入しようとしている
有名人やインフルエンサーのみならず、近年は一般人もストーカーされる被害が増えています。
前からあなたに目をつけていて、部屋を特定したため侵入を試みているのかもしれません。直近のできごとを思い出し、怪しい人物はいなかったか考えてみましょう。
ドアノブをガチャガチャされた後はどうする?
ドアノブをガチャガチャされると不安ですよね。しかし、正しく行動すれば被害を最小限に抑えられる場合があります。
ここでは、試してほしい対処方法を3つ紹介しますね。
1.その場でできる対策を行う
ドアノブをガチャガチャされた際に最も大切なのは 侵入させないことです。そのため、まずはその場でできる対策を行いましょう。
例えば、以下のような対策です。
- 玄関や窓のロックがしっかりかかっているか確認する
- ツーロック、ドアバー、ドアチェーンなどのロックもかけておく
- ドアスコープやインターホンカメラなどを活用して、どのような人か確認する
- 居留守を使う
仮にピッキングされたとしても、チェーンやドアバーなどのロックをかけておけば部屋の中まで侵入されるリスクを低くできます。
注意点は、“ドアを開けないこと”です。どのような人か気になる場合は、必ずドアスコープやインターホンカメラなどを活用してください。
2.不安な場合は110番
ドアノブをガチャガチャされたら、空き巣やストーカーの可能性を考え、110番するのもひとつの手です。
警察が来れば大抵の不審者は逃げていきます。今後負う可能性があった被害を防げるでしょう。しかし、警察が動けるのは被害を確認した後です。
ドアノブをガチャガチャされただけでは、犯人を逮捕できません。そのため、警察にパトロールを任せるだけではなく、自分で対策もしておきましょう。
3.鍵のセキュリティを上げる
ドアノブをガチャガチャされた際に最も有効なのは、“しっかり施錠をする”ことです。ドアが簡単に開かないと分かれば、侵入を諦める可能性が高いからです。
しかし、古い物件は鍵のセキュリティが低いパターンが多い傾向にあります。それだと簡単に解錠できるため、あまり鍵の意味を成しません。
そのため、セキュリティの低い鍵を使っている人は、防犯性の高い鍵に交換しましょう。
家に侵入されないための対策は?
家に侵入されないための対策としておすすめなのは、“セキュリティ性の高い鍵に交換する”ことです。
補助鍵を導入するのもおすすめですよ。ここでは、各対策方法の詳細を説明します。
セキュリティ性の高い鍵に交換する
セキュリティ性の高い鍵は、3つあります。
- ディンプルキー
鍵に複数の小さなへこみがある鍵 - ウェーブキー
波状のラインのようなくぼみが彫り込まれている鍵 - キーレス錠
カードキーや指紋認証式などの総称、ピッキングの被害をゼロにできる
鍵の交換費用を種類ごとに表にまとめました。
鍵の種類 | 価格相場(シリンダーのみ) | 価格相場(錠前ごと交換) |
---|---|---|
ディンプルキー | 25,000〜35,000円 | 30,000〜40,000円 |
ウェーブキー | 要確認 | 要確認 |
キーレス錠 | 40,000〜200,000円 | 45,000〜250,000円 |
補助錠で手軽に防犯性を高める
鍵の交換をする場合、専門業者に依頼して作業してもらう必要があります。取りつける鍵の種類にもよるものの、数万円〜数十万円の交換費用がかかります。
しかし、そこまでお金をかけられないと考えている人も多いでしょう。そのような人におすすめなのが補助鍵です。
補助鍵は、ホームセンターやネットショップなどから2,000円程度で購入できます。工事不要の補助鍵もあるので、家に傷をつけたくない人でも使えますよ。
賃貸の場合は管理会社・大家さんに相談
賃貸物件の鍵は、管理会社や大家さんに所有権があります。無許可で賃貸物件の鍵交換をすると、トラブルが発生する可能性があるので注意しましょう。
鍵を交換する前に、管理会社・大家さんに相談して許可を得てください。指示がある場合は、必ずその通りに行動しましょう。
鍵の相談にも乗ってくれる頼れる鍵業者

出典:カギ110番
カギ110番とは、東証上場企業が運営している安心・安全の鍵専門業者です。さまざまな現場を経験してきたので、鍵のことなら何でも答えてくれますよ。
もちろん、相談料は無料です。気になる点や不安点などがある場合は、電話またはメールで気軽に相談してみてください。
鍵交換の費用
カギ110番は、防犯性の高い鍵への交換作業も承っています。製品にもよるものの、部材費込みで8,800円〜対応してくれますよ。
見積もり料は無料です。そのため、いくらかかるのか知りたい場合は気軽に見積もりを依頼してみてください。
ドアノブ交換の流れ
- まずはフリーダイヤルで相談
- 最短5分で到着
- 作業時間最短5分
ドアノブをガチャガチャされやすい家の特徴
ドアノブをガチャガチャされやすい家は、ある程度決まっています。もし、その家に当てはまる場合は早急に防犯対策しましょう。
集合住宅
集合住宅には、多くの人が住んでいます。住人全員の顔を完璧に覚えている人は少ないでしょう。
警戒されにくいという理由から、一軒家よりも不審者に狙われやすいとされています。また、築年数が古い物件はドアのセキュリティが弱い傾向にあります。
そのため、築年数が古い集合住宅に住んでいる人は注意してください。
オートロックがない住宅
オートロックがなければ、玄関前まで簡単に侵入できます。不審者からしたら非常にありがたいでしょう。
不安な人は、オートロックつきの住宅に住むことをおすすめします。
女性が一人で住んでいる物件
変な話ではあるものの、不審者もなるべくリスクは低くしたいと考えています。そのとき、狙いやすいのは女性が一人暮らししている家です。
女性の一人暮らしだと分かれば、日中に侵入を試みる場合もあるので注意してください。
工事不要で防犯性を上げられるアイテム
さまざまな理由で工事ができない人もいるでしょう。その場合は、工事不要で防犯性を高められるアイテムの活用をおすすめします。
おすすめのアイテムを3つ紹介しますね。
電子錠を導入する
電子錠とは、鍵穴が存在しないタイプの錠前です。カードキーや指紋認証式などが有名ですね。
一般的に大規模な交換工事をすると思われがちですが、最近は工事不要のものもあります。特にスマートロックは、工事不要で現在使用している鍵にかぶせて設置する物も多いのでおすすめですよ。
防犯カメラを設置する
現在は、据え置きタイプの防犯カメラも売っています。賃貸契約にもよるものの、共用部分でなければ大抵は設置できるでしょう。
機種によっては、スマートフォンから遠隔で現場を確認できます。
警報アラームを設置する
現在は、両面テープやマグネットなどで取りつけられる警報アラーム装置も売っています。
怪しい行動を感知すると音が鳴るので、犯罪の抑制効果が期待できるでしょう。
補助鍵を設置する
家に侵入されない対策方法の段落でも説明した通り、補助鍵も有効な防犯対策です。しかし、工事が不要の補助鍵でも新たな鍵を無断で設置するのは禁止している物件もあります。
そのため、設置する前に必ず大家さん・管理会社に問い合わせてみましょう。
センサーライトを設置する
センサーライトとは、人の動きを感知するとライトが照らされるアイテムです。不審者は存在が明らかになるのを嫌う傾向があります。
最近不審な人物がウロウロしていると通報されれば、逮捕される可能性が高まるからです。センサーライトもネットショップで購入できますよ。
ドアノブをガチャガチャされた場合の対処法まとめ
- ガチャガチャされる理由は、近隣住人の間違いや空き巣などが考えられる
- まずはロックをかけたり居留守を使ったりして、その場をしのぐ対策をしよう
- 不安な場合はすぐ110番に連絡
- その後は、家のセキュリティ強化を行おう
- 鍵についていろいろ知りたい場合は、専門業者に相談するのがおすすめ
今回は、ドアノブをガチャガチャされる理由と対処方法について説明しました。ガチャガチャされる理由は、近隣住人が部屋を間違えている、空き巣による犯行などが考えられます。
いずれにせよ、危険な状況なのでドアは開けないようにしましょう。ロックをかけたりチェーンをかけたりして、まずはその場をしのぐ対策をしてください。
何事もなく収まったら、家のセキュリティ強化を早急に行いましょう。しかし、鍵について知らないことばかりな人も多いですよね。
その場合は、無料で相談に乗ってくれる“カギ110番”に連絡してみてください。プロの視点から効果的な防犯対策のアドバイスをしてくれますよ。