
家のドアノブをガチャガチャされた時は、まず警察に通報しましょう。隣人が間違えてしまったということも稀にありますが、念には念を入れておいたほうが安心です。
今回は、ドアノブがガチャガチャされた場合の対処方法を紹介します。対処法やその後の対策、おすすめの防犯アイテムもまとめたので、ぜひ参考にしてください。
【即時】ドアノブをガチャガチャへの対処法
ドアノブをガチャガチャされる理由として考えられるのは、隣人の部屋間違いや空き巣による犯行などです。
ストーカーが部屋への侵入を企んでいることも考えられます。
いずれにせよ危険な状況が迫っている可能性があるため、まずは警察に通報するのが有効です。
ドアや窓の鍵を施錠し警察へ通報
ドアノブをガチャガチャされた時は、すぐに窓や家のドアの施錠をしましょう。ピッキングによる室内への侵入をかなり遅らせられます。
通報に至るまでの流れは下記の通りです。
- 玄関や窓の施錠を確認
- ツーロック、ドアバー、ドアチェーンなども施錠
- ドアスコープやインターホンカメラなどを活用し、外の様子を確認
- 警察に通報
防犯上の観点から、もし声をかけられたとしても絶対に反応しないでください。ドアも開けてはいけません。
できるだけ冷静かつ迅速に対応しましょう。
要注意!警察は被害が確認できないと動けない
ドアノブをガチャガチャしたのが隣人ではなく、空き巣やストーカーが原因だった場合、警察の到着により逃走する可能性があります。
インターホンカメラや防犯カメラの映像は消さずに、警察に提出するなどしましょう。賃貸の場合は、管理会社や大家さんにも必ず連絡してください。
通報しても、警察は盗難や暴行など直接的な被害がないと動けません。被害がない場合、警察の協力は限定的になるため、自衛することが重要です。
引っ越しなどの際は、警視庁犯罪発生情報マップを使い、近所でトラブルが発生していないかを確認しておきましょう。
また、防犯についての知識を深めることも有用ですよ。
【翌日以降】ドアノブをガチャガチャへの対策
家に侵入されないための対策として、防犯性の高い鍵の導入、補助錠や防犯カメラの設置などがあります。 ここではそれぞれ項目ごとに解説します。
防犯性の高い鍵に交換
防犯性の高い鍵は主に3タイプあります。鍵交換費用の相場は下記の通りです。
鍵の種類 | ディンプルキー | ウェーブキー | キーレス錠 |
---|---|---|---|
特徴 | 鍵に複数の小さなへこみがある | 波状のラインのような くぼみが彫り込まれている | カードキーや指紋認証式などの総称 ピッキングの被害をゼロにできる |
価格相場 (シリンダーのみ) | 25,000〜35,000円 | 要確認 | 40,000〜200,000円 |
価格相場 (錠前ごと交換) | 30,000〜40,000円 | 要確認 | 45,000〜250,000円 |
一軒家はオートロックマンションと違い侵入されやすいため、できるだけ防犯性の高い鍵を導入しましょう。
自分で作業する場合は安く済みますが、防犯性にやや不安が残ります。完全に防犯性を高めたいなら鍵猿のような業者に依頼してください。
また鍵の交換費用については、下記の記事で詳細に解説しています。鍵の種類についてもわかりやすく紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
補助錠をつける
鍵の交換をする場合、専門業者に依頼して作業してもらわなければならず、数万円~数十万円の交換費用がかかります。
そこまでの出費が負担だという方におすすめなのが補助鍵です。
補助鍵は、ホームセンターやネットショップなどから2,000円程度で購入できます。工事不要の補助鍵もあるので、家に傷をつけたくない人でも利用でき便利です。
防犯カメラを設置する
防犯カメラというとかなり高額な印象がありますが、実は3万円程度で購入できます。スマートフォンからでも映像を確認できる商品もあり、大変便利です。
一軒家のように自由に設置できなくても、マンションや賃貸物件で防犯カメラを設置できる場合があります。
賃貸物件やマンションにお住いの場合は、管理会社や大家さんに確認してみてください。
【特に女性は要注意】玄関のマーキングを消す
窃盗グループや空き巣犯は、侵入しやすい家を事前に下見していることが多く、玄関に「マーキング」を残すことがあります。
マーキングを残す場所として、以下が挙げられるのでチェックしてみましょう。
- 玄関ドア周辺
- 表札周辺
- 郵便ポスト
- インターフォン
- メーターボックス(電気・ガス・水道)
- 窓
玄関の表札やインターホン付近に英数字が書かれている場合、マーキングの可能性がかなり高いです。
念のため警察に通報し、マーキングの内容を写真に撮ったうえでマーキングを消してください。
油性ペンなら除光液、シールを貼られた場合はシール剝がしやハンドクリームを塗って、傷をつけられた場合は補修材などを使用してすぐに消すようにしましょう。
- W(女性)
- M(男性)
- 学(学生)
- S(一人暮らし)
- F(ファミリー)
- 赤(赤ちゃんがいる)
- SS(土日休み)
- ル、R(留守)
- 〇、白シール(侵入しやすい)
- ×、黒シール(侵入できない)
- △(侵入できるかもしれない)
- 20SW_9・21(20代一人暮らし女性、9~21時外出)
- ル8~18(8時から18時までは留守)
玄関までの侵入が容易なため、築年数の古いアパートはマーキングしやすい傾向にあります。
マーキングの痕跡を見つけたら、セキュリティーを高めるか、引っ越しも検討してください。
マンション・賃貸なら管理会社や大家さんへ相談
マンションや賃貸物件でドアノブをガチャガチャされたら、警察だけでなく管理会社や大家さんに相談してください。
賃貸物件の鍵は、管理会社や大家さんに所有権があります。無許可で賃貸物件の鍵交換をすると、トラブルが発生する可能性があるので注意しましょう。
また管理会社や大家さんに相談すると、防犯カメラの設置などセキュリティ対策をしてくれることもあるようです。
鍵を交換したいときだけでなく、防犯面に不安があるときも相談してみてください。
【工事不要】防犯性を高めるおすすめアイテム
さまざまな理由で鍵交換などの工事ができない方もいるでしょう。その場合は、工事不要で防犯性を高められるアイテムの活用してください。
ここではおすすめのアイテムを5つ紹介しますね。
電子錠
電子錠とは、鍵穴が存在しないタイプの錠前を指します。カードキーや指紋認証式などが代表的です。
大規模な交換工事をすると思われがちですが、最近は工事不要のタイプも発売されています。特にスマートロックは、工事不要で現在使用している鍵にかぶせて設置するタイプが多くおすすめです。
防犯カメラ
現在は、据え置きタイプの防犯カメラも販売されています。契約内容によりますが、賃貸物件でも共用部分でなければ設置できるところが多いようです。
スマートフォンから遠隔で現場を確認できる機種もあります。
警報アラーム
両面テープやマグネットなどで取りつけられる警報アラーム装置も人気です。
怪しい行動を感知すると音が鳴るので、犯罪の抑制効果が期待できるでしょう。
補助鍵
補助鍵も有効な防犯対策です。ただし、工事不要タイプの補助錠でも、鍵を無断で設置するのは禁止している物件もあります。
設置する前に、必ず管理会社や大家さんに問い合わせてから設置してください。
センサーライト
センサーライトとは、人の動きを感知するとライトが照らされるアイテムです。
不審な行動がとりにくくなるため、不審者を寄せ付けにくくなります。センサーライトもネットショップで購入できますよ。
ドアノブや鍵の交換は防犯整備士多数在籍の鍵猿へ!

出典:鍵猿
鍵猿は、国との取引を許可された数少ないドアノブ交換業者です。創業16年&年間依頼実績10万件以上と、豊富な実績と経験を誇ります。
有名企業や官公庁との取引実績もあり、技術力は折り紙つきです。万が一作業後にトラブルが合っても、1年間の保証がついているので安心ですよ。
防犯整備士が多数在籍しているため、防犯対策についての相談にものってくれます。見積り・出張費は無料なので、まずは気軽に相談してみましょう。
費用一例
鍵猿の費用一例はいかのとおりです。
内容 | 費用 |
---|---|
ドアノブ交換 | 11,000円〜+部品代 |
鍵交換 | 11,000円〜部品代代 |
鍵取付 | 16,500円〜+部品代 |
鍵作成 | 16,500円〜+部品代 |
サイト上には1,000円OFFの割引についての記載もあるため、電話で相談する前に確認しておきましょう。
依頼の流れ
鍵猿の口コミ・評判
鍵猿の口コミ・評判は以下の通りです。
- 玄関鍵が壊れてしまって交換して貰いました。2つあったので急ぎではなかったのですが、3時間後に来てくれ2つとも交換で10分くらいで終わりました。近くのホームセンターより安く助かりました。
- 自宅の鍵を紛失してしまい、開けてもらいました。当日中に急いで来てくれて、その後心配だったので鍵の交換もしていただきました。防犯知識も教えてくださり、とても親切な業者さんでまた機会があればお世話になりたいと思いました。
- スタッフさんの対応はとても親切丁寧で、作業はスピーディーでとても信頼できる業者さんだと思います。
出典:みん評
鍵猿の評判・口コミについてまとめている記事もあるので、併せてご覧ください。
ドアノブをガチャガチャされた時のよくある質問
ここでは、ドアノブをガチャガチャされた時のよくある質問をまとめました。参考にしてください。
ドアノブをガチャガチャする人はどんな人?
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ドアノブをガチャガチャするのは、「隣人」「空き巣犯」「ストーカー」の3タイプに分けられます。
隣人の場合は、酔っぱらっているなどの理由で自宅と間違えていることがほとんどです。危険性は高くありませんが、あまりに回数が多い場合は管理会社などを通して注意してもらいましょう。
空き巣犯は、施錠されていない自宅を無差別に探しています。日ごろからのドア施錠癖をつけることはもちろん、防犯性の高い鍵への交換も必要です。
ストーカーの場合は、身内による犯行も考えられます。合鍵を持っている可能性もあるため、すぐに鍵を交換する、引っ越しを検討するなど自衛しましょう
ドアノブをガチャガチャされやすい家の特徴は?
ドアノブをガチャガチャされやすい家は、下記のような特徴があります。
- マンション、アパートなどの集合住宅
- オートロックが付いていない住宅
- 築年数の古い住宅
- 女性の一人暮らし
防犯性の低さや目立ちにくさ、狙いやすさが共通しており、被害に遭う可能性が高いです。
防犯カメラの設置や防犯性の高い鍵への交換、オートロック付きのマンションへの引っ越しなどを検討しましょう。
ドアノブをガチャガチャされた場合の対処法まとめ
- 玄関や窓の施錠を確認
- ツーロック、ドアバー、ドアチェーンなども施錠
- ドアスコープやインターホンカメラなどを活用し、外の様子を確認
- 警察に通報
- その後は、家のセキュリティ強化を行う
- 確実に防犯性の高い鍵に交換したいなら、鍵業者がおすすめ
今回は、ドアノブをガチャガチャされる理由と対処方法について説明しました。ガチャガチャされる理由は、近隣住人が部屋を間違えている、空き巣による犯行などが考えられます。
いずれにせよ、危険な状況なので、ドアや窓の施錠ができているか確認し、警察に通報してください。
何事もなく収まったら、家のセキュリティ強化を早急に行いましょう。防犯性の高い鍵に交換するのが最も安全な方法です。
鍵交換なら、官公庁からも多数依頼を受ける鍵猿がおすすめです。プロの視点から効果的な防犯対策のアドバイスをしてくれますよ。