
車を利用する際に必ず触るドアノブ。接触回数が多いドアノブは、実は壊れやすいパーツとして有名です。
そこで「自分で修理はできるのか」と疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。
今回は、その悩みを解決します。修理にかかる費用や修理を依頼できる場所なども紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事で分かること
INDEX
車のドアノブ修理は自分でできる?
結論としては、傷の具合によっては可能です。傷が浅い場合は、自分でドアノブを修理できるでしょう。
しかし、傷が深い場合は難しい可能性が高いと言えます。ここでは、それぞれの詳細を説明します。
傷が浅い場合は可能
ドアノブの傷が浅い場合は、コンパウンドを使って修理しましょう。コンパウンドとは、塗装を軽く研磨し、傷を消すアイテムです。
少し目立つ程度の傷までであれば、コンパウンドで対処できます。しかし、ドアノブが“メッキ加工”の場合は、必ずメッキ用のコンパウンド(メッキクリーナー)を使ってください。
メッキは研磨に弱いからです。通常のコンパウンドで磨くとさらに傷がつく可能性があります。
少し擦れた程度の傷であれば“極細目”、目立つ傷であれば“粗め”または“中目”のコンパウンドを使用しましょう。使い方は以下の通りです。
- スポンジを濡らして絞る
- スポンジの柔らかい面に、1cm程度のコンパウンドをつける
- 傷がついた部分をスポンジで軽く叩く
- 傷がある部分に対してスポンジの粗い面を平行にし、10回ほど磨く
- 傷が消えたら、柔らかい布でコンパウンドを拭き取る
容量によって差があるものの、コンパウンドは1,000〜4,000円で購入できます。
傷が深い場合は不可能
塗装が完全に剥がれている、樹脂部分から壊れているなど、損傷が激しい場合は基本的に自分で修理できません。
大抵の場合、ドアノブ自体を交換する必要があるからです。ドアノブを自分で交換する方法もありますが、非常に難しい作業なので多くの人は専門業者に任せた方がよいでしょう。
また、傷が小さくても内部センサーや電子機器に思わぬ損傷が発生している可能性もあります。業者に修理を依頼する場合は、それらの点検もお願いしましょう。
車のドアノブ修理にかかる費用相場
車のドアノブを修理する場合は、数千円〜数万円かかります。場合によっては、数百円で済みますよ。
ここでは、損傷のレベル別にドアノブ修理費用の目安を紹介します。
傷の場合
小さな傷であれば、ホームセンターやカー用品店などで売っているタッチペンで補修できる場合があります。その場合は、数百円程度で済むでしょう。
中〜大程度の傷の場合は、専門業者に修理を依頼する必要があります。その場合は、5,000〜15,000円かかるでしょう。
しかし、依頼する業者によって料金は変わる場合があります。修理費用を少しでも安く抑えたい人は、相見積もりを取りましょう。
相見積もりで取った見積書は、価格交渉の材料としても使えます。
ドアノブが折れた場合
折れたドアノブを修理するためには、まずメーカーから部品を取り寄せる必要があります。そのため、今回のケースでは部品代と工賃がかかります。
料金の目安は以下の通りです。
- 部品代:5,000円程度
- 工賃:7,000円程度
合計12,000円ほどが目安でしょう。損傷が激しい場合は、車のドアごと交換する必要があります。
車種にもよるものの、その場合は10万円ほどかかると見ておいた方がよいでしょう。
車のドアノブ修理はどこに依頼できる?
車のドアノブ修理を依頼できる場所は主に3つあります。
- ディーラー(トヨタやホンダなど)
- カー用品店(オートバックスやイエローハットなど)
- 鍵修理業者
ここでは、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
ディーラー
ディーラーとは、自動車メーカーと契約を結び、新車や中古車などを販売する正規販売店です。販売からアフターサービスまで、まるごとサポートしてくれます。
店舗には、車の特徴・性能を知り尽くしたエキスパートがいます。そのため、修理や点検は安心して任せられますよ。
ディーラーのメリット
- 車の正規販売店による修理という安心感が得られる
- 車種に合わせた最適な修理をしてくれる
- 純正パーツで修理してくれる
- さまざまな修理内容に対応可能
- 比較的短期間で修理が終わる
ディーラー最大のメリットは、 安心感を得られることです。車種に最適なパーツ・修理方法で直してくれますよ。
また、ディーラーには車種ごとのトラブルデータが蓄積されています。そのため、ドアノブの修理のみならず、その他故障・不具合が疑われる箇所の点検もしてくれます。
長く快適にカーライフを楽しめるようにサポートしてくれるのは、うれしいですね。
ディーラーのデメリット
- 料金が高くなりやすい
- 納期が長くなる場合もある
ディーラーに修理を依頼するデメリットは、 料金が高くなりやすいことです。理由は、2つあります。
- 専門知識を身につけたプロの整備士が担当してくれるため
- メーカーのコンプライアンスに基づき、厳しく安全性をチェックするため
- パーツがまだ使える状態でも、使用年数によっては交換する場合があるため
修理内容によっては、10万円単位の金額が発生します。また、ディーラーに常駐している整備士が行えるのは修理と点検のみです。
板金や塗装は他社に外注します。そのため、修理の内容によっては納期が長くなる場合があります。
カー用品店
カー用品店とは、自動車に関連するアイテムが売っているお店です。オートバックスやイエローハットなどが有名ですよね。
カー用品の販売のみをしているイメージが強いですが、実は修理サービスも提供しています。
簡単な修理であれば対応してもらえるので、近くのカー用品店に問い合わせてみてください。
カー用品店のメリット
- 修理費用が安い傾向にある
- 修理が短時間で終わる
- 選べるパーツの選択肢が多い
カー用品店のメリットは、 修理費用が安い傾向にあることです。理由は、プライベートブランドのパーツを利用できるからです。
会員特典を用意しているカー用品店もあるので、特典割引を使えばさらに安くなるでしょう。また、交換用の部品を自分で選べるのもカー用品店のメリットです。
カー用品店のデメリット
- ディーラーと比較すると、技術面は劣る可能性が高い
- サービスのよさはあまり期待できない
カー用品店のデメリットは、 ディーラーと比較すると技術面は劣る可能性が高いことです。カー用品店の得意分野は、商品の販売です。
修理サービスはサブ的な事業として提供しています。そのため、簡単な修理・部品交換にしか対応していない店舗がほとんどです。
破損の程度がひどいと、修理を断られる場合もあります。依頼する前に修理は可能か必ず問い合わせましょう。
鍵修理業者
鍵修理業者とは、鍵のトラブル解決を専門にしている業者です。鍵の知識が豊富なので、鍵の修理はどこよりもクオリティ高く行ってくれるでしょう。
車の鍵交換や作成などにも対応しています。純正キーの作成にも対応しているので、鍵のトラブルは鍵修理業者に任せることをおすすめします。
鍵修理業者のメリット
- 最短即日で修理できる
- すぐ駆けつけてくれる&修理のスピードが早い
- 出張修理にも対応している
鍵修理業者のメリットは、 スピーディーな修理が期待できることです。業者によっては、最短5分で駆けつけてくれますよ。
簡単な修理であれば、半日で終わる場合もあるでしょう。出張修理に対応している業者に依頼すれば、わざわざお店まで足を運ぶ必要がありません。
鍵修理業者は、「楽に修理したい」「スピーディーに解決したい」と考えている人におすすめです。
鍵修理業者のデメリット
- 鍵以外の修理には対応していない
- 料金は少し高い傾向がある
鍵修理業者は、その名の通り、鍵の修理を専門にしています。鍵のトラブル解決力はトップクラスですが、その他の修理には対応していません。
例えば、ドアノブ交換や塗装などです。そのため、鍵に不具合が生じているわけではない場合は、ディーラーやカー用品店に修理を依頼した方がよいでしょう。
車のドアノブ・鍵トラブルにおすすめの鍵業者

車のドアノブ・鍵トラブルで困っている場合は、カギ110番に依頼しましょう。カギ110番とは、東証上場企業が運営している鍵の専門業者です。
鍵交換・取りつけなど、車のトラブルにも対応しています。相談料やキャンセル料などはかかりません。見積もり料も無料なので気軽に相談してみてください。
カギ110番のおすすめポイント
- 最短5分で駆けつけ、最短5分で作業してくれる
- 企業調査で4冠を獲得
- メニューの料金はコミコミ価格で分かりやすい
カギ110番のおすすめポイントは、 スピーディーなことです。依頼後、最短5分で現場まで駆けつけてくれます。作業時間も最短5分です。
そのため、場合によっては半日で修理が終わるでしょう。このスピーディーさが好評でお客様満足度では98%を達成しました。
サービスの質が高いという実績がしっかりあるので、カギ110番は安心して依頼できる業者と言えるでしょう。
ドアノブ・鍵交換にかかる費用
カギ110番にドアノブ・鍵交換を依頼した場合にかかる料金の目安は以下の通りです。
- 車の鍵交換:12,100円〜
- 車の鍵修理:8,800円〜
カギ110番は、出張費+作業費+部材費のコミコミ価格です。そのため、見積もりの金額から大きく変動することは例外を除きありません。
具体的な料金を知りたい場合は、現場見積もりを依頼しましょう。
サービスの流れ
- まずはフリーダイヤルで相談
- 最短5分で到着
- 作業時間最短5分
車のドアノブを傷や破損から守る方法
車のドアノブ修理にかかる料金は、決して安いとは言えません。数千円で済めばよいですが、1万円以上かかる場合もあります。
料金を少しでも節約したい人は、日頃から対策をしましょう。ここでは、ドアノブを傷や破損から守るおすすめの対策方法を紹介します。
傷を防止するシートを貼る
ドアノブに プロテクションシートを貼れば、引っ掻き傷を防止できます。カーボン調のシートもあるので、ドレスアップもできますよ。
コスパを重視したい人は、100円均一ショップなどでシートを購入しましょう。
ドアノブを優しく操作する
ドアノブは一定の強度には耐えられるように作られています。しかし、慢性的に乱暴な扱いが続くとドアノブが折れる場合があります。
実際、ドアノブが折れる原因として最も多いのは、無理に引っ張ったことです。開ける際も閉める際もなるべく優しく操作しましょう。
定期的に点検を行う
定期的に点検を行えば、不具合や故障を軽い段階で発見できます。早期発見・早期解決をすれば、安く済むでしょう。
快適なカーライフを楽しめるメリットも得られるので、定期的に点検することをおすすめします。
車のドアノブ修理は自分でできるのかまとめ
- 傷が浅い場合は自分で修理できるが、傷が深い場合は業者に依頼しよう
- 費用の相場は自分で修理すると数百円〜15,000円、業者に依頼する場合は12,000円ほど
- ドアノブの修理は、ディーラー・カー用品店・鍵修理業者に依頼できる
- おすすめの鍵業者は「カギ110番」
- スピーディーな解決が期待できる、東証上場企業が運営しているなどのメリットがある
今回は、車のドアノブ修理は自分でできるのかをテーマに説明しました。結論、傷・破損の状態によります。軽い傷・破損であれば自分でできます。
コンパウンドを使って自分で修理しましょう。傷・破損の程度が中〜大程度の場合、自分で修理するのはほぼ不可能です。
怪我のリスクもあるので業者に任せましょう。ディーラー・カー用品店・鍵業者のどこかに依頼すれば、直してくれます。
鍵業者に依頼する場合は、「カギ110番」がおすすめですよ。
東証上場企業が運営している安心感がある、対応がスピーディーなどの強みがあるので、きっと満足のいく結果を得られるでしょう。