
今回は、ドアノブを開かないようにする方法を4つ紹介しますね。大掛かりな工事・穴あけ・ビス止め不要のやり方も紹介するので参考にしてください。
少しの作業でも面倒と感じる人は、ドアと床の隙間に差し込むだけのアイテムを使いましょう。
この記事で分かること
INDEX
ドア・ドアノブが開かないようにしたいケース
ドア・ドアノブが開かないようにしたいケースは、主に4つあります。
理由によって適切な対処方法は異なりますので、ここでは理由別におすすめの対処方法を紹介しますよ。
テレワークで使用する
感染症の影響で増えたテレワーク。仕事に集中したいため、ドア・ドアノブを開かないようにしたいと考えている人もいるでしょう。
その場合におすすめの対処方法は以下の通りです。
- 内側にドアストッパーを設置する
- 簡易錠を設置する
- ドアノブを交換する
一時的なテレワークであれば、ドアストッパーや簡易錠などでも問題ありません。しかし、長期的にテレワークを行うのであれば、ドアノブを交換した方がストレスは少ないですよ。
赤ちゃんやペットを保護するため
物置部屋や階段など、赤ちゃんや猫や犬などのペットが怪我をしてしまう可能性がある場所もあります。
「ドアの閉まりが甘く、自分で開けて他の場所へ行ってしまった」といったことを防ぐためにも対策は重要です。
- チャイルドロック(レバー固定タイプ)を取りつける
- 簡易錠を設置する
ドアストッパーだと簡単に外されてしまう可能性があります。赤ちゃんの手の届かない範囲で対策するのが効果的ですよ。
プライバシー保護のため
子どもが成長したら必要な子ども部屋。しかし、引きこもらないようにしたいと考えている親御さんもいるのではないでしょうか。
その場合におすすめの対処方法は3つあります。
- チャイルドロック(レバー固定タイプ)を取りつける
- 簡易錠(テープ式)を取りつける
- 外側から非常解錠装置で開けられるドアノブを設置する
上記の方法であれば、何かあったときも外側からロックを解除してドアを開けられます。
認知症の家族がいる
認知症をわずらうと、ドアを何度も開け閉めする場合があります。防ぎたい場合は、以下の方法がおすすめです。
- ドアストッパーを活用する
- ラッチ固定式のドアノブに交換する
上記は、あくまでもドアの開閉を防ぐ方法です。徘徊を防ぎたい場合は、GPSや人感センサーアラームなど他の方法を取り入れましょう。
ドア・ドアノブを開かないようにする簡単な対処法
先ほどは、対処方法を簡単に紹介しました。ここでは、各対処方法をより具体的に紹介します。
おすすめのアイテムや対処方法の注意点なども紹介するので、参考にしてください。
ドアストッパーを活用する
ドアストッパーは、 簡単な方法で対処したいと考えている人におすすめです。ドアと床の隙間にドアストッパーを差し込むだけで使えます。
ドアや壁に穴を開けたり取りつけ作業をしたりする必要がないので、誰でも簡単に設置できますよ。
インターネットショップやホームセンターなどで、簡単に手に入るのもおすすめできるポイントです。店舗や地域にもよるものの、100円均一ショップにも売られていますよ。
スーパーボールを置いておくだけでもドアストッパーとして機能しますが、外れてしまう可能性があります。おすすめのドアストッパーも紹介しているので、参考にしてくださいね。
ドアストッパーの注意点
ドアストッパーの注意点は2つあります。
- ドアと床の隙間にしっかり差し込む
- ドアストッパーは、必ず優しく引き抜く
ドアと床の間にサッと差し込むだけだと、ドアを開けたときに押し出され、ロックの意味を成しません。
そのため、隙間ができないようにドアストッパーをしっかり奥まで差し込みましょう。また、ドアストッパーを勢いよく引き抜くとドアの塗装や板が剥がれる場合があります。
外すときは、優しく引き抜いてください。
おすすめのドアストッパー
おすすめのドアストッパーは、楽天ランキングで1位を受賞した“業務用ドアストッパー”です。階段状になっているので、ドアをしっかり固定できます。
底面がギザギザしていて、滑りにくくなっているのもおすすめポイントです。このドアストッパーには、もち手がついています。そのため、出し入れも簡単ですよ。
チャイルドロックを活用する
チャイルドロックとは、ドアレバーの可動範囲を制限するアイテムです。単純な仕組みではあるものの、非常に効果的なので人気があります。
ドアストッパーと同様に、簡単に取りつけられるのもおすすめポイントです。ロックを解除したい場合は、ボタンを押しながらストッパーを倒してください。
ちなみに、ドアと壁の隙間からラッチを直接引っ込めれば、外側からも開けられます。そのため、勝手にロックがかかって子どもが部屋に閉じ込められても簡単に助けられますよ。
緊急時に外から開ける方法
先ほど、ラッチを引っ込めれば外側からも開けられると説明しました。しかし、やり方が分からない人もいるでしょう。そのため、緊急時に使えるドアの開け方を紹介します。
- 薄くて固いもの(キャッシュカードやポイントカードなど)やドライバーを用意する
- ドアの隙間に薄くて固いものやドライバーを入れて、ラッチを引っ込める
- ラッチを引っ込めたままドアを押す
おすすめのチャイルドロック
おすすめのアイテムは、「Gutto」のチャイルドロックです。非常に使いやすいと好評で累計販売数は25,000個を突破しました。
Guttoのチャイルドロックには、強力粘着テープが使われています。がっちり固定してくれるので、少し負荷がかかったくらいでは外れません。
簡単にロックを解除できるのもこの商品の特徴です。180°回転するので、軽い力でスムーズに解除できますよ。
簡易錠を活用する
簡易錠は、しっかり鍵をかけたい人におすすめです。特に、テープ式の簡易錠がおすすめですよ。ドアに穴を開ける必要がないので、傷つけずに取りつけられます。
テープ式の簡易錠は緊急時も安心
テープ式の簡易錠は、力をこめてドアを動かせば無理やり開けることができます。そのため、緊急時も安心です。
しかし、粘着テープが強力だとドアや壁の素材が剥がれる場合があります。これを防ぎたい人は、簡易錠を取りつける前にマスキングテープで保護しておきましょう。
おすすめの簡易錠
おすすめのアイテムは、「株式会社ガードロック」の簡易錠です。ビス止め・穴あけ・工具不要で設置できる手軽さがウリで、楽天ランキングでは第1位を獲得しました。
ドアを傷つけずに設置できるので、賃貸物件でも導入できますよ。安心の閉じ込め防止機能もついています。リングを引き抜けば金具が簡単に取れるので、緊急時も安心です。
ドアノブを鍵つきに交換するのも一つの手段
チャイルドロックや簡易錠などでは不安と感じる人には、ドアノブを鍵付きタイプのものに交換するのがおすすめです。非常解錠装置つきやシリンダー錠など、現在はさまざまなドアノブが販売されています。
そのため、自分の希望にあったドアノブを選ぶことができますよ。ドアを傷つけたくない場合は、ラッチ固定式のドアノブを選びましょう。
ラッチ固定式のドアノブであれば、ドアに穴を開けずに取りつけられます。
鍵付きのドアノブへの交換方法や費用については、下記の記事でも紹介しています。
ドアノブ交換にかかる費用は?
ドアノブ交換を業者に依頼する場合の費用を下記の表にまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
場所 | 交換費用 | 修理費用 |
---|---|---|
玄関・勝手口 | 20,000円~ | 12,000円~ |
リビング・トイレ | 10,000円~ | 8,000円~ |
風呂場・浴室 | 10,000円~ | 8,000円~ |
修理・交換費用は、ドアの防犯性の高さに比例します。そのため、レバーハンドルタイプだから握り玉タイプより高いといったことはありませんよ。
ただし同じレバーハンドルタイプだったとしても、玄関や勝手口といった外に面してるドアノブのほうが交換費用は高いです。
ドアノブ交換費用については、下記の記事でも紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
ドアノブは自分で交換できる?
業者に依頼した場合の料金は高いと感じた人は、ドアノブを自分で交換しましょう。やり方さえ分かればDIYでもできます。
自分で交換すれば、料金は部品代しかかかりません。場合によっては、数千円程度で済みます。交換方法を紹介するので、自信がある人はチャレンジしてみてください。
1.道具を用意する
ドアノブ交換に必要な道具は、以下の通りです。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 交換用のドアノブ
まずは、これらを用意しましょう。
2.上下のビスを取り外す
道具を用意したら、ドアを開けて作業に取りかかります。作業が終わるまでドアは開けたままにしておいてください。
ドアを開けたら、ドア側面の金属プレートを固定している上下のビスをドライバーで取り外しましょう。ビスと一緒に金属プレートも取り外してください。
3.シリンダー側のピンを引き抜く
金属プレートを取り外したら、マイナスドライバーでシリンダー側のピン(2本)を引き抜きます。
必ずシリンダーを手で押さえながら引き抜いてください。ピンを抜き取ったら、シリンダーを取り外しましょう。
4.新しいシリンダーをはめ込む
シリンダーを取り外したら、そこに交換用のドアノブをはめ込みます。
後は、逆の手順でピンや金属プレートなどを戻しましょう。最後に動作確認をし、問題なければ交換成功です。
ドアノブ交換ならカギ110番がおすすめ

出典:カギ110番
ドアノブの交換はDIYでもできます。しかし、簡単な作業ではありません。失敗すれば、ドアや鍵の修理が必要になる場合もあります。
そのため、自分で交換するのに自信がない人は、ドアノブ交換のプロであるカギ110番に依頼しましょう。
カギ110番とは、カギのトラブル評価で4冠を獲得した鍵業者です。お客様満足度では、98%を達成しています。
カギ110番の強みは、“最短5分”で駆けつけてくれることです。
深夜・早朝でも最短で駆けつけてくれます。365日24時間営業なので、ゴールデンウィークや年末年始などでも対応してくれますよ。
ドアノブ交換の費用
- ドアノブ交換:8,800円〜
- ドアノブ修理:8,800円〜
カギ110番は、出張費+作業費+部材費のコミコミ価格です。すべてを含めた料金は、見積もりで出してくれますよ。
後から高額な料金を請求されることはありません。そのため、安心して依頼できますね。
ドアノブ交換の流れ
カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。
ドアノブを開かないようにする方法まとめ
- 適切な対処方法は、ドアノブを開かないようにしたい理由によって異なる
- 手軽さを求めるなら、ドアストッパーやチャイルドロックの活用がおすすめ
- しっかり鍵をかけたいなら、簡易錠やドアノブ交換がおすすめ
- ドアノブの交換を業者に依頼した場合の料金目安は、大体20,000〜50,000円
今回は、ドアノブを開かないようにする方法を紹介しました。現在は、さまざまな方法があります。
その中で手軽さを重視するのであれば、ドアストッパーやチャイルドロックなどを活用しましょう。
工具や大掛かりな作業不要で取りつけられるので、数分〜数十分あれば設置できるでしょう。
しっかりした鍵を取りつけたい場合は、簡易錠やドアノブ交換などを検討しましょう。ドアノブ交換は丁寧かつ迅速に対応してくれるプロの業者に任せることをおすすめします。
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