ドアノブがゆるい、外れている、経年劣化で汚いなどの理由で、賃貸のドアノブを交換したい方もいるでしょう。しかし、そもそも交換してもよいものなのか気になりますよね。
今回は、その悩みを解決します。ドアノブ交換費用はどちらが負担するのか、自分で交換できるのかといった悩みも解説します。
この記事で分かること
INDEX
賃貸のドアノブ交換はできる!
賃貸のドアノブ交換は可能です。ただし、必ず管理会社・大家さんの許可を得てから行いましょう。
賃貸物件は、管理会社・大家さんの持ち物です。ドアノブの所有権も管理会社・大家さんにあります。
そのため、勝手に交換すると契約違反とみなされることがあります。場合によっては、違約金を請求されたり強制退去処分を下されたりしますよ。
無許可で交換しても隠し通せないので、注意してくださいね。
ドアノブ交換の費用負担は?
ドアノブの交換費用は、基本的に管理会社や大家さんが負担してくれます。しかし交換の理由によっては、借主が全額負担しなければいけない場合もあります。
どちらが費用を負担するかは、交換の理由によって異なるので注意しましょう。そのため、ここでは、経年劣化・故障・自己都合と3パターンに分けて説明します。
ドアノブの交換費用については、下記の記事でも紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
経年劣化の場合
ドアノブの寿命は10〜15年と言われています。10年以上使っていると、ガタついたり鍵が回しにくくなったりと、不具合が生じるでしょう。
このような不具合は、“経年劣化”と言います。ドアノブ交換の理由が経年劣化の場合は、管理会社・大家さんが費用を負担してくれますよ。
管理会社・大家さんは使い回せるようにと、常にいくつかの鍵を所有しています。そのため、相談すればすぐ交換してもらえるでしょう。
在庫がない場合は、管理会社・大家さん側で業者を手配してもらえます。借主がやるべきことは基本ありません。
ちなみに、ドアノブが回らないといった症状も、経年劣化が原因の可能性があります。該当する方は、下記の記事もチェックしておきましょう。
借主が故障させてしまった場合
先ほど説明した通り、故障の原因が経年劣化であれば、管理会社・大家さんが費用を負担してくれます。
しかし、故障の原因が自分にある場合は、借主が費用を負担しなければいけません。この場合も勝手にドアノブを交換してはいけません。
故障したことをまず、管理会社・大家さんに電話で伝えましょう。
基本的に業者の手配は、管理会社・大家さん側が行うからです。料金は業者が手配できた後、または交換後に請求されます。
自己都合で交換したい場合
セキュリティを高めたいというように、理由が個人的なものであれば、借主が費用を負担しなければいけません。
自己都合で交換する場合は、業者の手配も自分で行う必要があります。しかし、無許可で交換してはいけません。必ず許可を得てから業者の手配・作業を行いましょう。
また、物件によっては取りつけられないドアノブが存在します。
どのドアノブが最適か見分けられない方は、カギ110番のような鍵専門業者に相談しましょう。ドアノブ交換と防犯のプロなので、適切なアドバイスをしてもらえますよ。
賃貸のドアノブを自分で変える方法
やり方さえ分かっていれば、賃貸のドアノブは自分で交換できます。時間はかかりますが、交換費用は節約できます。
部品代しかかからないので、強いこだわりがなければ数千円で済みますよ。
DIYに自信がある方は、挑戦してみてください。ここでは、自分で交換するために必要な道具や正しいやり方などを紹介します。
ドアノブを変えるために必要な道具
DIYでドアノブを交換する際、必要な道具は3つあります。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 交換用のドアノブ
道具は、インターネットショップやホームセンターなどで購入できます。メーカーや型番が違うとうまく取り付けできない場合があるため、必ずメーカーや型番を確認するようにしましょう。
変える前に確認すべきこと
新しいドアノブを購入する場合、 自分のドアに適合するかは必ず確認しましょう。先ほど説明したように、メーカーや型番によっては取りつけられないからです。
基本的に防犯の観点からドアノブの返品・交換はできません。間違えて購入すると無駄な出費が増えるだけなので、注意してください。
失敗したくない方は、新しいドアノブを購入する前に以下の確認をしましょう。
- 現在使っているドアノブのメーカーおよび型番
- ドアの厚さ
- フロントプレートの高さと幅
- ドアノブの中心からドアの端までの長さ
- フロントプレートを固定している上ビスから下ビスまでの長さ
上記の箇所が適合する鍵であれば、取りつけられます。分からない場合は、業者に依頼して選んでもらうことをおすすめします。
ドアノブを変える手順
道具をそろえたら、実際に作業していきます。正しいやり方を順序立てて説明するので、参考にしてください。
1.外側のドアノブを引き抜く
まずは、ドアを開けましょう。交換作業が終わるまでドアは開けたままにしてください。
ドアを開けたら、外側のドアノブの丸座を固定しているビスを外しましょう。ドアノブも引き抜いてください。
2.内側のドアノブを外す
次は、内側のドアノブを固定しているビスを外しましょう。内側のドアノブも取り外して構いません。
3.ラッチケースを引き出す
ドアノブを取り外したら、ドア側面にあるラッチケースを固定しているビスを外しましょう。ラッチケースも引き出してください。
4.新しいラッチケースをはめ込む
引き出したところに新しいラッチケースをはめ込みましょう。このとき、ラッチケースを取りつける向きに注意してください。
ラッチの斜面がドアの閉まる方向を向いているのを確認してからはめ込んでください。ラッチケースをはめ込んだら、ビスで固定しましょう。
5.外側のドアノブを差し込む
次に、外側のドアノブを差し込んでください。差し込んだらビスで固定しましょう。
6.内側のドアノブを差し込む
手順5と同じ要領で、内側のドアノブも差し込みましょう。最後に動作確認を行います。問題なく動けば、交換成功です。
自分でドアノブを変える際の注意点
自分でドアノブを変える際の注意点は、4つあります。間違えてドアを壊すと、多額の修理費用がかかる場合があるので気をつけてください。
それでは、どのような注意点があるのか紹介します。
ドア自体を壊さないようにする
力いっぱい部品を取り出したりはめ込んだりすると、ドアが壊れる場合があります。壊した場合、修理やドア自体の交換などを行わなければいけません。
状態によっては、数万円〜数十万円かかるでしょう。
少しの傷でも退去する際に原状回復費用を求められる場合があります。そのため、借りているものという意識をもって、丁寧に作業しましょう。
また、ドアノブが壊れた時の対処法については、下記の記事で解説しています。
サイズや型番を間違わないようにする
自分でドアノブ交換する方法でも説明した通り、ドアノブには適合しないものが存在します。
そのため、ドアノブを購入する前にしっかり型番やドアのサイズなどを確認しておくことが大切です。心配な方は、同じメーカー・型番のドアノブを選びましょう。
ネジを壊さないようにする
丸座やフロントプレートなどのネジを外す際は、丁寧に作業しましょう。雑に取り外すと、ネジ山が潰れる場合があります。
ネジ山が潰れると、ドライバーが空回りするので、そのネジを使って部品を固定できなくなります。とくに、古いネジには注意してください。
固着して硬くなっているので、通常のネジよりもネジ山が潰れやすいからです。丁寧に作業するのはもちろん、サイズのあったドライバーを使うようにしましょう。
無許可で交換しないようにする
賃貸物件は、管理会社・大家さんの所有物です。それを勝手に改造してはいけません。
必ず、ドアノブを交換してもよいか相談しましょう。正当な理由があれば、基本的に許可してもらえますよ。
確実に交換するなら実績のあるカギ110番に依頼
出典:カギ110番
ドアノブの交換は自分ででもできます。しかし、知識や経験がない方が行うのはリスクがあります。なおさら借りものなので、そのリスクは非常に高いと言えるでしょう。
確実に交換したい方は、実績のあるカギ110番に任せることをおすすめします。カギ110番とは、お客様満足度で98%を達成した鍵業者です。
ご利用シェア率でNo.1を獲得するほど、多くの方から利用されています。
豊富な知識と経験を兼ね備えた錠前技師がドアノブ交換を担当してくれるので、確実に作業してくれますよ。
カギ110番は、最短5分で駆けつけ、最速5分で作業してくれます。そのため、急いでいる方にもおすすめしたい業者です。
ドアノブ交換の費用
カギ110番は、ドアノブの交換を8,800円から対応してくれます。この8,800円には、出張費・作業費・部材費が含まれています。
基本料金だけで8,800円以上かかる業者も存在するので、カギ110番は非常に良心的な価格設定と言えるでしょう。見積り確定後に費用が上乗せされることはないため、不当な高額請求の心配もありませんよ。
ドアノブ交換の流れ
カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。
賃貸のドアノブは変えてもよいのかまとめ
- 賃貸のドアノブは、交換してもよい
- ただし、管理会社・大家さんからの許可が必要
- ドアノブの交換費用の負担は、交換理由によって異なる
- 賃貸のドアノブは自分で交換できる
- 確実に交換したい方は、カギ110番に任せよう
今回は、賃貸のドアノブは変えてもよいのか説明しました。結論、管理会社・大家さんからの許可が降りているのであれば、変えても問題ありません。
指示に従って、ドアノブを交換しましょう。費用の負担は、交換の理由によって異なります。経年劣化であれば管理会社・大家さん負担ですが、自分に過失がある場合は自己負担です。
やり方が分かれば、賃貸のドアノブは自分ででも交換できます。しかし、借りている物件なので丁寧に作業しなければいけません。
自信がない方は、豊富な知識と高い技術力を兼ね備えたカギ110番に相談しましょう。
ご利用シェア率でNo.1を獲得するほど多くの方が利用している業者なので、安心して任せられますよ。