ドアノブのサビを落とす方法を解説!発生する原因やサビないようにする対処法も

ドアノブのサビを落とす方法を解説!発生する原因やサビないようにする対処法も

手入れを怠るとドアノブにもサビが発生します。見た目が悪くなるだけではなく、不具合が発生しやすくなるので早めに対処しましょう。

しかし、対処方法が分からないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ドアノブについたサビを取る方法を紹介します。原因や予防策なども紹介するので、参考にしてください。

ドアノブにサビが発生する原因は?

ドアノブにサビが発生する原因は、雨や排気ガス、洗剤の残りなどです。水分や塩分などが原因で錆びるケースもあるので注意しましょう。

ここでは、ドアノブにサビが発生する原因を深掘りして説明します。

ドアノブが外気にさらされている

ドアノブが錆びる原因として最も多いのは、雨水です。雨水は酸性であるため、アルミの玄関ドアに長時間付着すると“腐食性水溶液”と呼ばれる状態に変化します。

腐食性水溶液とは、アルミの表面にある酸化膜を溶かす液体です。そのため、雨水が玄関ドアに当たり続けると、いずれ白かびが発生します。

洗剤が残っている

人によっては、定期的に玄関ドアを住宅用中性洗剤で掃除するでしょう。洗剤を使うと頑固な汚れもスルッと落とせるので便利ですよね。

しかし、中性洗剤を使った後はしっかり洗い流して、乾拭きしましょう。

ケアを怠ると、洗剤の成分が玄関ドアのアルミを腐食させるからです。長時間放置していると、白カビが発生しやすくなります。

排気ガスを浴びている

交通量が多いエリアに住んでいる人や玄関ドアの近くにガス給湯器がある人は、白サビに注意しましょう。

自動車や給湯器などから出る排気ガスには、硫黄酸化物や窒素酸化物が含まれています。2つの物質は雨水が混ざると化学変化を起こし、玄関ドアのアルミを腐食します。

慢性的に当たり続けていると白サビが発生するので、定期的に掃除しましょう。

水分や塩分などによって酸化している

金属部に水分や塩分などが付着し、時間が経つと酸化します。その酸化が進むと青サビや緑サビが発生するので注意しましょう。

これがよく起こりやすいのは、浴室のドアノブです。少し手間がかかるものの、お風呂に入ったら乾いたタオルで水気を取るようにしましょう。

カギ110番

ドアノブのサビを放置するとどうなる?

サビが付着しても、程度によってはあまり目立ちません。そのため、人によっては、「このまま放置しておいてもよいのではないだろうか」と考えているでしょう。

結論から言いますと、放置しておくのはおすすめしません。先ほども説明した通り、サビはドアノブの素材が腐食している証拠です。

これを長期間放置し続けると、次はドア本体の腐食が進みます。さらにそのまま放置すると、「ドアノブが開かない」「ドアノブが外れた」などのトラブルに見舞われるでしょう。

大きなトラブルにまで発展しなくても、高い確率で変形したり反ったりします。

ドアノブのサビを取る方法

ドアノブのサビを落としたい場合は、歯磨き粉やクエン酸などを使いましょう。クレンザーやサビ落とし用の薬剤を使うのもおすすめですよ。

ここでは、各アイテムを使ってドアノブのサビを落とす方法を紹介します。

歯磨き粉で磨く

これは、歯磨き粉に含まれている研磨剤でサビを擦り落とす方法です。サビの初期に有効と言われています。

歯磨き粉は、日常使いしているもので構いません。まず、サビができている場所に歯磨き粉を塗布しましょう。

そうしたら、歯ブラシやスポンジなどでよく擦っていきます。ある程度まんべんなく擦ったら、水で歯磨き粉を洗い流しましょう。

乾いた布で水気を取る作業も忘れず行ってください。歯磨き粉は、大体200〜500円で購入できます。

クエン酸を活用する

クエン酸によるサビ取りは、ステンレス製の金属に対して有効と言われています。

1,000円前後で購入できるので、お手頃な対処方法ですよ。サビ取りの手順は以下の通りです。

  1. 多めのクエン酸を水で溶かす(クエン酸がない場合は酢と塩でも代用可能、割合は1:1)
  2. サビができている部分にクエン酸水を含ませた紙を貼りつける
  3. 紙をラップで覆い、30〜60分放置する
  4. 時間が経ったら、ラップを剥がす
  5. 剥がしたラップを丸め、サビを擦る(表面の状態を確認し、少しずつ落としていくのがコツ)

おすすめのクエン酸は、「NICHIGA」の“無水クエン酸”です。掃除用としてはもちろん、食用としても使えます。そのため、一度使って終わりという無駄な使い方を防げますよ。

クレンザーやヤスリを活用する

これも研磨剤でサビを取り除く方法です。金属面にサビがこびりつき、中々取り除けない場合に最適と言われています。

やり方は、クレンザーやヤスリでサビを擦るだけです。耐水サンドペーパーを使う場合は、1,000〜2,000番のものを使いましょう。

しかし、耐水サンドペーパーで擦ると、サビ以外の部分も擦り落とす可能性があります。

十分気をつけて、丁寧に擦ってくださいね。クレンザー、ヤスリ、耐水サンドペーパーは大体100〜500円で購入できます。

サビ落としの薬剤を使う

サビ落とし薬剤は、 ヤスリで傷をつけるのが怖いと不安を抱いている人におすすめです。サビ落とし薬剤には、研磨剤が含まれていません。

そのため、ステンレスでも傷がつくことはありません。サビが広範囲にわたっている場合は、薬剤を使った後にブラシで擦りましょう。

また、薬剤を使う場合は必ず手袋と換気をしてください。ものによっては、サビ落とし塗布時間が決められています。

商品の裏面や説明書を見て、注意点は必ず確認しましょう。大体2,000〜4,000円で薬剤を購入できますよ。

おすすめのサビ落とし薬剤は「インパクトデスケーラー」です。

汚れた10円玉を半分程度漬けて、3秒待つとピカピカになります。原液100%の酸性が入っているので、非常に強力ですよ。

ドアノブが劣化している場合は交換も検討

ドアノブの寿命は、10〜15年と言われています。10年以上使っている場合、そのドアノブは劣化していると言ってよいでしょう。

今は問題なくても、近いうちに不具合が発生するかもしれません。そのため、10年以上同じドアノブを使っている場合は、交換も検討しましょう。

ここでは、ドアノブを交換するメリットや自分で交換できるのか、などについて説明します。

ドアノブ交換するメリット

ドアノブを交換するメリットは、3つあります。

  • サビ取りをする手間が省ける
  • ガタつきやズレなど、他の不具合も解消されて使いやすくなる
  • 操作性に優れているドアノブを導入すれば、生活が楽になる

最大のメリットは、他の不具合も解消されることです。サビ取りは、あくまでもサビの問題しか解決されません。

ガタつきを直す方法やズレを調整する方法などは、また別だからです。しかし、ドアノブを交換すれば、それらがひとつの作業で解決します。

早ければ、数十分で解決するでしょう。最新のドアノブを導入すれば、生活が楽になります。

ドアノブの交換は、一石二鳥以上のメリットを得られる解決方法です。ぜひ前向きに検討してみてください。

ドアノブを交換する方法!自分でできる?

ドアノブを交換する方法は2通りあります。1つ目は業者に依頼する方法、2つ目は自分で交換する方法です。それぞれのメリット・デメリットは以下の表にまとめました。

業者に依頼自分で交換
メリット・スピーディーに交換してくれる
・プロが対応してくれるため、基本失敗しない
・交換費用を安く済ませられる
・自分のタイミング、ペースで交換できる
デメリット・自分で交換するよりもお金がかかる
・業者によっては、ドアノブ交換に対応していない
・業者に依頼するよりも、失敗する確率が高い
・手間と時間がかかる

ドアノブの交換は、ドアの形状によって難易度が変わります。

確実にドアノブ交換を成功させたい人は業者に、ドアノブ交換の費用を節約したい人で腕に自信がある人は自分でドアノブを交換しましょう。

ドアノブ交換でおすすめの「カギ110番」

出典:カギ110番

カギ110番とは、累計お問い合わせ件数500万件以上の実績をもつ業者です。もし自分でドアノブ交換が難しいとなった場合は、ぜひカギ110番に依頼しましょう。

カギ110番はカギのトラブル評価で4冠を獲得お客様満足度は98%と、実績は十分です。初めて業者に依頼する方も安心して依頼できますよ。

カギ110番の強みは、“最短5分で駆けつけてくれる”ことです。365日24時間対応なので、深夜・早朝のトラブルでも依頼できます。

カギ110番は、相談料・見積もり料が無料です。ドアノブ交換で気になることがあれば、気軽に相談してみてください。

対応エリア全国対応
受付時間24時間 年中無休
最短到着時間5分~
電話番号0120-352-050
拠点数415社以上と連携
見積り費用原則無料
キャンセル料無料
支払い方法現金・クレジットカード
※現地スタッフにより異なる
加入保険請負賠償保険に加入中

ドアノブ交換の費用

カギ110番は、ドアノブの交換を8,800円から対応してくれます。これは、作業料・出張料・部材費が含まれた金額です。

追加費用はかかりません。分かりやすい料金設定なので、安心して依頼できますね。

ドアノブ交換の流れ

  1. まずはフリーダイヤルWEBで相談
  2. 最短5分で到着
  3. 作業時間最短5分

\24時間365日対応可能/
Web
まずは相談
電話
すぐ対処したい

カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。

賃貸のドアノブ交換の費用は誰が負担する?

賃貸のドアノブ交換の費用は、状況によって誰が負担するかが異なります。

そこでここでは、ドアノブ交換が必要な場合と、費用負担者が誰なのかを解説します。

【貸主負担】経年劣化の場合

ドアノブのガタつき、鍵が回しにくいなど経年劣化でドアノブに不具合が生じた場合は、おおむね大家さんや管理会社などの貸主がドアノブ交換費用を負担します。

ただし、ドアノブの劣化の原因が借主にないことや、借主が勝手に交換していないことが条件です。

仮に経年劣化であっても、借主が大家さんや管理会社に事前相談なく、勝手にドアノブ交換した場合は、借主が費用を負担する可能性が高くなります。

ドアの劣化が気になる場合は、必ず大家さんや管理会社に相談しておきましょう。

【借主負担】借主がドアノブを壊した場合

ドアノブの故障の原因が貸主にある場合は、ドアノブ交換費用は貸主負担となります。

仮にドアノブを壊してしまった場合は、必ず大家さんまたは管理会社に相談してください。

自分で業者を探すのか、大家さんや管理会社が業者を手配するのか、支払い時期や方法に指定はあるかを確認しておきましょう。

大家さんや管理会社に確認せず勝手にドアノブを交換すると、損害賠償請求をされる恐れもあるため注意してください。

【借主負担】自己都合でドアノブ交換する場合

セキュリティを強化するなど、自己都合でドアノブを交換する場合、ドアノブ交換費用は貸主負担となります。

この場合は、大家さんや管理会社に相談し、許諾を得ることが必要です。

また、許諾を得られたとしても、「セキュリティ性は高いけれど、賃貸のドアには取り付けできない」ということもあります。どのようなドアノブがいいか判断がつかないときは、カギ110番などのプロに相談しましょう。

ドアノブがサビないようにする予防策

サビができた後の対処方法に力を入れるのも大切ですが、できないように対策するのも大切です。

水気をなくしたり耐食性のあるドアノブに変更したりして、対策しましょう。ここでは、各対策方法の詳細を説明します。

水気をなくす

ドアノブが錆びる原因として最も多いのは、水分を長期間付着させたことによる酸化です。これを防ぐために、除湿や乾燥を徹底しましょう。

とくに浴室は、湿度が高い状態が続きやすい空間です。24時間換気機能があればそれをONにしましょう。

ない場合は、お風呂に入った後、乾燥を数時間行ってください。カビ防止アイテムを定期的に使って対策するのもおすすめですよ。

耐食性のあるドアノブを取りつける

クロムやモリブデン、チタンやニッケルなどは金属の中で耐食性があるとされています。メッキ加工(耐食性のある金属で覆う方法)されているドアノブを選ぶのもおすすめです。

しかし、塩素イオンには弱い、傷がついた後のサビは防げないなど材料・素材にはそれぞれ弱点があります。メリットのみならず、弱点についてもしっかり確認しておきましょう。

ドアノブのサビを落とす方法まとめ

  • サビの原因は、雨水や排気ガスなどが挙げられる
  • サビを放置すると、ドア本体の腐食が進む
  • 歯磨き粉や薬剤などを使って、早めに対処するのがおすすめ
  • 同じドアノブを10年以上使っている場合は、交換も検討しよう
  • ドアノブの交換は、実績が豊富なカギ110番に任せよう

今回は、ドアノブのサビを落とす方法を紹介しました。サビの原因として最も多いのは、水分が長期間付着したことによる酸化です。

サビが発生して間もなければ、歯磨き粉やクエン酸などで対処できます。しかし、10年以上同じドアノブを使っている場合、そのドアノブは高い確率で劣化しているでしょう。

放置するとドア本体の不具合で悩まされるかもしれません。

そのため、10年以上使っている場合は交換も検討しましょう。業者に依頼するのであれば、カギ110番がおすすめですよ。

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