
ドアノブが壊れてしまった時、接着剤で直せるのか気になる方もいるでしょう。接着剤で直せたらコストもかからず簡単ですよね。
今回はドアノブが壊れた時、接着剤を使えるのかどうかといったことを解説する記事になっています。ぜひ参考にしてくださいね。
INDEX
そもそも接着剤でドアノブって固定できるの?
結論としては、応急処置としてなら可能です。しかし、完全にドアノブを固定できるわけではないので、修理を目的にするのはやめましょう。
場合によっては、新たなトラブルの元になってしまう場合もあります。あくまで一時的な対処と割り切るようにしましょう。
こんな場合はドアノブを接着剤で固定・修理できる
基本的に接着剤は応急処置としての使用ですが、一部修理として使えるケースもあります。具体的には下記のような場合です。
- ドアノブのネジ穴が緩んでいる場合
- ドアノブのネジ穴が損傷している場合
ドアノブと台座などに直接使用するのではなく、ネジの補強として使用するようにしましょう。特にネジ穴が緩んでいたり、損傷していたりする場合は最善の解決策となるでしょう。
接着剤でドアノブを修理・固定しない方がいいケース4選
ここからは、接着剤を使用して直さないほうがいい具体的な例を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
ドアノブが外れた場合
ドアノブが外れた時は、接着剤で直りそうと考える方もいるでしょう。しかし、ドアノブを直接固定しようとするのはやめましょう。
一時的には固定されるかもしれませんが、下記のようなリスクもあります。
- 使用中にドアノブが取れてしまう
- ドアノブが取れて閉じ込められてしまう
- 接着剤が回転部分にまで達して回らなくなってしまう
これらのようなトラブルを避けるためにも、接着剤を過信するのはやめましょう。ドアノブが外れた時の対処法については、以下の記事でも紹介しています。
ドアノブが緩い・ぐらついている場合
ドアノブが緩いと感じたら、まずはドアノブのネジを確認しましょう。ネジの締め直しで改善することがほとんどです。
ネジの締め直しで改善しない場合も、ドアノブを固定する目的で使用するのはやめましょう。直接ドアノブに接着剤が付着すると、ドアノブが回せなくなる恐れがあります。
ネジの補強に使用するようにしましょう。ドアノブが緩い時の対処法を詳しく知りたい方は、以下の記事も参照してください。
ドアノブが空回りする場合
ドアノブが空回りしている時は、バネが故障している場合がほとんどです。バネに接着剤を使用すれば改善すると考える方もいるかもしれませんが、絶対にやめましょう。
バネの折れが直ったとしても、接着剤で固定したバネは伸縮できません。そのため、ドアノブが回らなくなってしまいます。
ドアノブが空回りした時の対処法は、下記の記事でも解説しています。
ラッチがひっかかる場合
ラッチがドア枠に引っ掛かるからといって、ラッチごと固定するのはやめましょう。確かにラッチが引っ掛かることはなくなりますが、根本的な解決にはなりません。
またラッチが閉まった状態で固定されると、ドアを完全に閉め切ることができず風などで開いてしまいます。ドア枠やストライクを調整しましょう。
ドアノブのラッチが閉まらない時の対処法は、以下の記事を参照してください。
接着剤でドアノブを修理・固定できない場合の対処法
多くの場合、接着剤で完全に修理することはできないでしょう。そんな時でもドアノブを確実に直す方法が2つありますよ。
自分でドアノブごと交換する
ドアノブに不具合があった場合でも、ドアノブごと交換すれば直ります。簡単な修理で改善しなかった場合は、ドアノブの交換を検討しましょう。
ドアノブの交換は自分でもできますよ。用意する道具はドライバーと新しいドアノブだけです。
自信のある方はチャレンジしてみるといいでしょう。自分でドアノブ交換したい方は、下記の記事も参考にしてください。
【裏ワザ】ドアノブだけど鍵業者への依頼がおすすめ
ドアノブを交換したいけど、自分で行うのは不安という方も多いでしょう。そういった方には鍵業者への依頼がおすすめですよ。
実は鍵業者は、鍵のトラブルだけでなくドアノブにも対応していますよ。ドアノブの修理から交換まで、素早く行ってくれるため依頼をしたい方は検討してみてください。
また、自分で行うよりも仕上がりのクオリティも高いでしょう。
おすすめのドアノブ交換業者も紹介しているので、参考にしてください。
ドアノブ修理・固定を業者依頼する場合のメリット・デメリットと費用
自分でドアノブ交換を行うか、業者に依頼するか悩んでいる方もいるかもしれません。
ここでは業者依頼をするメリットやデメリットをまとめています。ぜひ参考にしてくださいね。
業者依頼のメリット・デメリット
〇業者によっては保証がつく
〇失敗のリスクが限りなく低い
×自分で交換するよりも費用が高い
業者依頼の最大のメリットは、確実に交換できることです。
業者は交換作業や修理作業のプロなので、失敗する可能性は限りなく低く防犯性も担保されます。業者によっては保証があるところもあり、より安心です。
業者依頼の唯一のデメリットは費用が高いことです。自分でドアノブ交換する場合は、部品代と工具代のみで済みます。
それに比べて業者依頼をした場合は、部品代に加えて作業費や出張費等がかかります。自分で行う場合の2倍程度かかることが多いです。
メリットとデメリットを比較した上で、どちらがいいのか判断しましょう。
ドアノブ修理は8,000円〜業者に依頼できる
こちらは、業者に依頼した時のおおまかなドアノブ交換費用です。
場所 | 交換費用 | 修理費用 |
---|---|---|
玄関・勝手口 | 35,000円~ | 12,000円~ |
リビング・トイレ | 15,000円~ | 8,000円~ |
風呂場・浴室 | 15,000円~ | 8,000円~ |
修理・交換費用はドアノブの設置場所によって変わります。交換費用は防犯性の高さに比例するためです。
セキュリティ性が高いドアほど交換費用が高くなりますよ。そのため、外に面している玄関や勝手口のドアノブのほうが高いです。
ドアノブの交換費用については、下記の記事でも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
失敗しない業者の選び方は?
ドアノブ修理をどこに依頼するべきか分からないという方もいるでしょう。ここでは失敗しない業者の選び方を紹介します。
営業時間から選ぶ
当たり前のことですが、そもそも営業時間内でないと依頼できません。自分が依頼したい時間に営業しているのかどうかを調べましょう。
鍵業者の場合、24時間営業のところも多いです。そういった店舗なら深夜や早朝でも対応してくれますよ。
口コミから選ぶ
ドアノブ修理業者の中には悪質なぼったくり業者も紛れ込んでいます。そういった業者に騙されないようにするためにも、口コミなどを調べておくといいでしょう。
口コミサイトだけでなく、GoogleMapなどでも確認できますよ。しかし、中には営利目的や言いがかりのような嘘の書き込みもあります。
口コミのすべてを信じる必要はありませんが、参考程度に見ておきましょう。
料金体系で選ぶ
ドアノブの交換費には、作業費、出張費、部品費、見積費などさまざまなものが含まれます。そのため、業者によって内訳が異なってくることがあります。
それを逆手にとって、わざと料金体系をわかりにくくしてくる業者もいるので注意しましょう。こういった悪徳業者に騙されないためにも、料金体系が分かりやすい業者を選ぶのがポイントです。
追加清算なしのコミコミ価格にしてくれる業者のほうが安心ですよ。
ドアノブの交換なら【カギ110番】へ依頼しよう

出典:カギ110番
カギ110番<とは、24時間対応のドアノブ交換業者です。
接着剤では直りそうにない時は、カギ110番に依頼しましょう。ドアノブ修理だけでなく、鍵に関するさまざまなトラブルにも対応していますよ。
カギ110番の3つのおすすめポイント
カギ110番の主なおすすめポイントを3つ紹介します。
全国24時間対応
カギ110番は全国に加盟店があるので、地方部でも心配いりません。プロのスタッフがいつでもどこでもすぐに駆けつけてくれますよ。
ドアノブ修理・交換に対応
カギ110番なら、鍵だけでなくドアノブも修理・交換にも対応しています。鍵付きなどのさまざまな種類に対応しているので、安心ですよ。
わかりやすい料金体系
カギ110番では、出張費、作業費、部品代すべてコミコミ価格です。後から追加請求されることもない、わかりやすい明朗会計ですよ
ドアノブ交換にかかる費用
カギ110番は、ドアノブの交換を8,800円から対応してくれます。この8,800円には、出張費・作業費・部材費が含まれているので、明朗会計です。
基本料金だけで8,800円以上かかる業者も存在するので、カギ110番は非常に良心的な価格設定と言えるでしょう。見積り確定後に費用が上乗せされることはないため、不当な高額請求の心配もありませんよ。
ドアノブ交換の流れ
カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。
ドアノブと接着剤に関するよくある質問
ここからはドアノブと接着剤に関する質問をQ&A形式で紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
ドアノブが回らなくなったらどうすべき?
ドアノブが回らないということは、恐らくドアノブが回転する軸の部分まで接着剤が達しています。接着剤を剝がすためのリムーバーがあるので、そちらを流しこんでみるのがいいでしょう。
もしそれでも改善しないようなら、ドアノブを交換する前提として衝撃を加えるしかありません。接着剤は瞬間的な衝撃にはそこまで強くないので、金づちなどで叩いてみるといいでしょう。
賃貸で接着剤を使用するには管理会社に確認が必要?
そもそもドアノブの固定に接着剤を使用するのはやめましょう。あまり効果的ではないどころか、余計なトラブルの元になってしまいます。
強いて言うならネジの補強に少量垂らすことで使用可能です。その程度ならば原状回復としても問題ないため、管理会社に確認はいらないでしょう。
しかし本格的にドアノブの修理をしたり、交換したりするようなら必ず管理会社に相談をしてください。
鍵穴に接着剤を流し込まれた場合はどうすればいいか?
悪質ないたずら等で鍵穴に接着剤を使用された場合は、すぐに警察に連絡をしましょう。鍵穴が壊されたことになるので、器物損壊罪が適用されます。
賃貸物件の場合は、忘れずに管理会社に連絡をしましょう。
後処理としては木工用ボンド程度なら自力で剥がせる可能性もありますが、基本的には業者へ依頼するのがおすすめです。
固まった接着剤を剥がすにはどうしたらいいか?
実は接着剤にもいくつか種類があります。それぞれの対処法をまとめたのでぜひ参考にしてくださいね。
接着剤の種類 | はがし方 |
---|---|
木工用などの酢酸ビニル樹脂系 | 煮沸水にしばらく浸す |
Eセットなどのエポキシ樹脂系 | ・機械的破壊・火炎で焼く |
G10などの合成ゴム系 | ・Gうすめ液・MEKを使用する |
アロンアルファなどの溶液系 | ・機械的破壊・アロンアルファはがしを使う |
基本的には希釈液に当たる液体を調べて、それをしみ込ませた布で拭くことをおすすめします。しかし、固体化してしまうとそれでは落ちないことも多いので、上記の方法を試してみましょう。
それでもだめだった場合は、業者に依頼してください。
ドアノブ自体を接着剤で固定することはできないので、不安なら業者に相談しよう
ドアノブ自体を接着剤で固定することはやめましょう。後々トラブルになるかもしれません。
使う場合は応急処置程度にするか、ネジの補強に使用しましょう。本格的な修理がしたい場合はドアノブ交換をするしかありません。
ドアノブ交換は自分で行うこともできますが、業者へ依頼するほうがおすすめです。素早く確実に行ってくれますよ。