ドアノブの修理は自分で修理できる?どこに頼む?修理費用や直し方を紹介

ドアノブの修理は自分で修理できる?どこに頼む?修理費用や直し方を紹介

ドアノブが壊れてしまった時、どうやって修理をしたらいいか、どこに修理を依頼すべきか分からない方も多いでしょう。

急に起こってしまった時は、焦ってしまいますよね?そこでこの記事ではドアノブ修理について、初心者でも分かりやすいように詳しく解説していますよ。ぜひ参考にしてくださいね。

ドアノブの修理はスグにした方がいい?放置しない方がいい理由

ドアノブ修理はできるだけ早くすることが望ましいです。放置していると下記のような問題に繋がってしまいます。

  • 利便性の問題
  • 安全性の問題
  • 修理コストの問題

ドアノブが壊れていると、単純に利便性が低下し不便です。騒音や風の侵入などで、生活の質を低下させる可能性もあるでしょう。

また壊れているドアノブは、破損して怪我を引き起こすこともあります。さらにその状態のまま放置していると、損傷が悪化し修理コストが上がることも考えられます。

基本的に放置をしておくメリットはないので、早めに修理をするようにしましょう。

カギ110番

ドアノブを修理する方法は主に2通り

ドアノブ修理をする場合、どういった方法があるのか分からないことも多いでしょう。ドアノブを終了する方法は大まかに分けると2通りです。

自分で修理する

簡単なメンテナンスを行うか、自分で部品等を購入してドアノブを交換する方法です。一部の部品を修理するのは素人では難しいので、ドアノブごと交換することになります。

ドアノブ部品や工具は、ホームセンターやインターネット等で購入できますよ。費用が部品代と工具代のみしかかからないのは、大きなメリットでしょう。

業者依頼する

業者に家まで出張で来てもらい、修理をしてもらう方法です。部品代とは別に出張費や作業費がかかりますが、確実に修理・交換に対応してくれますよ

部品を自分で購入して、取り付けのみを依頼することも可能です。

【故障パターン別】ドアノブを自分で修理する方法

ここからは具体的にドアノブ修理をする方法を紹介します。ドアノブを修理する方法は、原因によって異なります。

場合によっては、とてもシンプルな作業で解決することもありますよ。

故障パターン1:ドアノブが動かない、動きが悪い

ドアノブ全体の動きが悪くなったり、回しにくかったりすることがあります。

単純に経年劣化している場合もありますが、汚れが溜まっている、潤滑が悪くなっているなどの原因が考えられます。

原因がいくつかありますが、それぞれに合う対処法を行いましょう

修理方法:汚れによる場合

ドアノブの隙間やラッチ受けにゴミや埃り、汚れなどが溜まってしまい、ドアノブの動きが固くなってしまっているパターンです。

こういった場合は、汚れを取り除くために掃除をしましょう。具体的な掃除方法としては、乾拭きと水拭きを繰り返すのがおすすめです。

小さな隙間で届かない場合は、掃除機を使用したり、エアダスターを使用したりしましょう。

修理方法:錆びによる場合

ドアノブは金属部品を使用していることも多く、錆びてしまうことがあります。特に水回りで使用されているドアノブでは、こういったことが多いので注意しましょう。

錆び取りに有効なものとしては、歯磨き粉やクエン酸、クレンザーなどがあります。錆び取り専用の薬剤を使うのもおすすめですよ。

また、ドアノブのサビを落とす方法は、下記の記事でも紹介しています。

修理方法:潤滑の悪さの場合

摩耗してドアノブの部品同士の滑りが悪くなっている場合です。この場合は新たに潤滑剤を使用しましょう。

その際、クレ556のような潤滑油タイプのものは使用しないようにしてください。一時的に滑りはよくなりますが、後で油にゴミや埃が付着して新たな故障の原因になります。

シリコンスプレータイプや鍵穴用の潤滑剤を使用するのがおすすめです。これらがない場合は、黒鉛を使うのもおすすめですよ。

修理方法:経年劣化の場合

ドアノブにも寿命があり、10~15年ほどと言われています。そのため長く使用しているドアノブの場合は、経年劣化で一部の部品が故障しているかもしれません。

ドアノブを分解して部品ごとに修理するのは素人には難しいです。そのためこのような場合は、ドアノブごと交換しましょう。

故障パターン2:ドアノブが緩い、ぐらつく

ドアノブがガタガタしたり、ぐらついていたりするパターンです。ドアノブを回したり、下げる力が強いと外れたりしてしまう可能性もあるでしょう。

原因として最も考えられるのは、ネジの緩みです。

ドアノブの緩みについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参照してください。レバーハンドルや握り玉の対処法についても紹介していますよ。

修理方法

ネジの緩みを直したいので、ネジを締め直しましょう。ドアノブのネジを締めるのは、プラスドライバーさえあればできます。

特に緩みが考えられるのは、台座のネジやラッチケースを留めているネジです。それ以外のネジも、確認も兼ねて締め直すといいでしょう。

ただし円筒錠などのタイプは、先にドアノブの丸座を引き抜かないと台座のネジが露出しません。ドアノブを引き抜くためには、マイナスドライバー等が必要なので、合わせて用意するといいでしょう。

故障パターン3:ドアノブが下がったまま、戻らない

ドアノブが下がったままだったり、回しても戻らなかったりすることがあります。このような場合、ほとんどはバネの故障によるものです。

ドアノブ内にはバネが内蔵されていますが、何らかの原因でこのバネが機能しなくなっているのかもしれません。

そのほかにも汚れが溜まっていることなどが考えられます。

修理方法

外側から確認することはできませんが、ドアノブの内部にはバネが組み込まれています。この内部のバネのみを修理するのは、素人には難しいです。

そのため、バネを交換するにはドアノブごと交換することになります。ドアノブ交換は新しいドアノブ、プラスドライバー、マイナスドライバーの3つさえあれば交換可能ですよ。

故障パターン4:ドアノブが空回りする

ドアノブを下げても開けられないパターンです。空回りしてる場合も、ドアノブ内部のバネが故障している可能性が高いです。

交換を検討しましょう。

修理方法

ドアノブ内部のバネが完全に故障している場合は、バネだけを修理することはできません。ドアノブごと新しいものに交換をしましょう。

交換方法としては自分で行うか、業者に依頼するかの2択があります。

ドアノブ交換には新しいドアノブが必要になる

バネや部品の劣化が起きてしまった場合は、新しいドアノブへ交換しましょう。その際、新しいドアノブが必要になります。

しかし、新しいドアノブをどのように選べばいいかわからないという方も多いでしょう。ここではドアノブの種類や特徴、選び方などを紹介しますよ。

選ぶ前にドアノブの種類を知ろう

ドアノブの形状にはいくつかの種類があります。それぞれに特徴があるので把握しておきましょう。

ドアノブの種類についての詳細は、下記の記事でも解説しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。

レバーハンドル

レバーハンドル

現在の屋内ドアとしては、最も主流の形状なので見かける方も多いでしょう。ハンドルを押し下げて、簡単に開けられるのが特徴です。その分、ペットや子どもでも簡単に開けられるので注意しましょう。

大事な部屋には鍵付きタイプなどにするなどの工夫をするといいですよ。

握り玉

握り玉

その名の通り、ハンドルが球体状のドアノブです。ノブをひねって回すことで開けられるようになっています。

老人や子どもなどでは開けにくいということもあり、昔は屋内ドアの主流の形でしたが、最近では減少です。

ただしシンプルなデザインな分、取り付けが簡単といったメリットもありますよ。

プッシュプル

プッシュプル

平らな板状の取っ手がついており、手で押して引っ張ることでドアを開けることができます。ドアに負荷がかかりにくいため、重いドアでも開け閉めが楽にできるという利点があります。

バリアフリーの観点からも、玄関に使用されるドアノブとして人気です。

サムラッチ

サムラッチ錠

取っ手の上部にラッチを操作する金具がついており、親指で押しながら引っ張ることで開け閉めができます。

中世ヨーロッパ風の装飾を施されていることが多く、別名装飾錠とも呼ばれています。

ラッチを指で操作するため、手がふさがっている場合には開け閉めがしにくいです。

ドアノブの主要メーカー3社

ここではドアノブの主要なメーカーを3社紹介します。ここで紹介するメーカーは、信頼度の高い会社ばかりです。

現在使用しているメーカーの確認も兼ねて、一度確認してみるといいでしょう。

美和ロック

美和ロックは国内最大シェア率の鍵メーカーです。その割合は60%を超えています。

鍵だけでなくドアノブ製造など建具製品も手掛けており、高品質で信頼性の高い商品が多いです。

GOAL

GOALは美和ロックに次いで、業界シェア第二位の鍵メーカーです。日本で初めてシリンダー錠を開発したことでも知られています。

鍵だけでなく、ドアノブ、防犯用品などさまざまなものを販売しています。

LIXIL

LIXILは住生活グループが子会社5つを合併してできた、住宅設備メーカーです。元々TOSTEMなどのドアノブや鍵を販売しているメーカーもあったため、ドアノブ製品にも定評があります。

住宅機器メーカーということもあり、インテリアになるようなおしゃれなデザインのものも多いですよ。

失敗しないドアノブの選び方

具体的にドアノブを選ぶ場合、機能と規格の2つの面から選ぶ必要があります。それぞれについて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

機能面での選び方

ドアノブの形状にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。例えばプッシュプル錠は老人や子どもでも重い扉を開けやすく、玄関のドアノブに向いています。

こういった特徴を考えた上で、まずは形状を選びましょう。形状が決まったら、鍵をつけるかどうかなどのセキュリティ面での機能を選びましょう。

屋内用であれば簡単な鍵か空錠で問題ありませんが、玄関の場合は防犯性の高い鍵をつける必要がありますよ。

規格面での選び方

機能面とは別にサイズの面で、ドアに取り付け可能なのか調べる必要があります。ドアとドアノブ規格を調べるのに必要な場所は下記の通りです。

  • ドアの厚み
  • フロントプレートの長さ
  • フロントプレートの幅
  • ビスピッチ
  • バックセットの長さ
  • 丸座の直径(円筒錠、チューブラ錠の場合)

フロントプレートとは、ドアの側面に見える金属製のプレートのことです。長さと幅を正確に測りましょう。

ビスピッチとは、フロントプレートの上下のビスの間の長さのことです。ビスの中心と中心の距離を測ります。

バックセットとは、ドアノブの中心からドアの側面までの水平距離のことです。こちらはキリのいい数字でしか販売していないこともあるので、その場合は最も近いものを選んでください。

修理の際はドアノブの種類が変わっても大丈夫?

基本的にはドアノブの形状が変わっても、サイズさえ合っていれば問題ありません。ただし形状が異なる場合、ネジ穴の位置を変更する必要がある場合があります。

購入前に確認しておくといいでしょう。また、鍵なしのドアノブから鍵付きのドアノブに変更する場合は注意が必要です

ラッチボルトのみで施錠するドアノブなら問題ないですが、デッドボルトで施錠するドアノブに変更することはできません

元々鍵のついていないドアにはデッドボルトを収納するスペースがないためです。この場合は大掛かりな工事が必要になるため、必ず業者に依頼をしましょう。

自分で修理をすると状態を悪化させる可能性がある

自分でドアノブの修理を行うと費用を大幅に浮かせられます。しかし、状況を悪化させる可能性があることも認識しておきましょう。

まず修理が成功する保証はどこにもありません。それどころか最悪の場合は修理中に怪我をしたり、ドアノブ以外の部分に損傷を与える可能性もあります。

自分でドアノブの修理を行う場合は、事前に修理方法について十分に調べましょう。また自信がない場合は、専門業者に修理を依頼することを検討しましょう。

ホームセンターでドアノブの修理依頼はできる?

結論としては、基本的にホームセンターにドアノブ修理を依頼することはできません。ドアノブ修理は自宅に出張で来てもらう必要がありますが、ホームセンターでは、そういった出張サービスには対応していないためです。

ただ新しいドアノブ部品や工具を購入することはできます。部品や工具の相談に乗ってくれる可能性はあるので、自分で修理をする際には訪れてみるのもいいでしょう。

ちなみに、ホームセンターの商品でドアノブの交換をする方法については、以下の記事でも紹介しています。

ドアノブ修理は鍵業者への依頼がおすすめ

ドアノブ修理を依頼できる専門業者は主に下記の4つです。

  • 工務店・リフォーム会社
  • 建具屋
  • 鍵業者
  • 便利屋

これらの中では鍵業者が最もおすすめですよ。

ドアノブ修理をどこに頼むかについては、下記の記事でも解説しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。

ドアノブ修理は鍵業者がおすすめな理由

鍵業者がおすすめな理由はいくつかありますが、大きな理由は専門性と迅速さです。鍵業者は鍵だけでなくそれに付随するドアノブの扱いにも長けています。そのため、便利屋等と比べて仕上がりのクオリティにも期待できるでしょう。

また鍵業者は24時間営業の店も多く、その日に依頼をしても迅速に対応してくれます。建具屋等も仕上がりのクオリティは高いですが、日程調整をしなければいけないことも多いです。

以上の2点から専門業者の中でも、鍵業者がおすすめとなっています。

業者依頼する場合のメリット

  • 確実に修理・交換できる
  • 素早く作業が終了する
  • 業者によっては保証がつく
  • プロに相談ができる

業者依頼の最大のメリットは、確実に交換できることでしょう。

業者は交換作業や修理作業のプロなので、失敗する可能性は限りなく低いです。業者によっては工事終了後も保証がつくので、安心ですよ。

自分で交換する場合は、怪我や破損も含めてさまざまなリスクが伴います。最悪の場合、失敗した上にドアを傷つけてしまったということも考えられます。

こういったリスクを最小限にするという点で、業者依頼はおすすめです。また他にも心配ごとがある時に相談もできますよ。

業者依頼する場合のデメリット

業者依頼の唯一のデメリットは費用が高いことです。自分でドアノブ交換する場合は、部品代と工具代のみで済みます。

それに比べて業者依頼をした場合は、部品代に加えて作業費や出張費等がかかります。作業費や出張費は業者にもよりますが、自分で行う場合の2倍程度かかることが多いです。

しかし依頼をすることによって得るメリットも多数あるので、メリットと比較した上で判断しましょう。

業者依頼する場合の費用相場は8,000円〜

こちらは、業者に依頼した時のおおまかなドアノブの交換費用の目安です。

場所交換費用修理費用
玄関・勝手口35,000円~12,000円~
リビング・トイレ15,000円~8,000円~
風呂場・浴室15,000円~8,000円~

修理・交換費用はドアノブの設置場所によって変わりますが、交換費用は概ね15,000~35,000円程度です。防犯性の高さに比例して費用が高くなることは覚えておきましょう。

そのため、必然的にセキュリティ性が要求される玄関や勝手口のドアノブのほうが費用が高いです。

ドアノブの交換費用の詳細を知りたい方は、下記の記事もチェックしてください。

ドアノブの修理・交換をするならカギ110番へ

出典:カギ110番

カギ110番とは、実績豊富な鍵業者です。

カギのトラブルだけでなく、ドアノブの修理・交換にも対応していますよ。カギ110番に依頼すれば、素早く確実に作業を行ってくれるでしょう。

さらにカギ110番では、事前見積りサービスを無料で提供しています。とりあえず料金を知りたいという方も、積極的に問い合わせてみましょう。

カギ110番の3つのおすすめポイント

カギ110番の主なポイントを3つ紹介します。

全国24時間営業

カギ110番は全国に加盟店があるので、都市部以外でも安心です。また全ての店舗が24時間営業なので、急なトラブルにも対応してくれますよ。

明朗会計

カギ110番では出張費、作業費、見積費が全てコミコミ価格の明朗会計です。後から追加請求をされることもないので安心ですよ。

さまざまなドアノブ・鍵に対応

カギ110番では他店では対応できないような複雑なドアノブ・鍵にも対応しています。まずは気軽に相談してみましょう。

ドアノブ交換・修理にかかる費用

  • ドアノブ交換:8,800円〜
  • ドアノブ修理:8,800円〜

カギ110番は、出張費+作業費+部材費のコミコミ価格です。すべてを含めた料金は、見積りで出してくれますよ。

見積り確定後に、高額な料金を請求されることはありません。より、安心して依頼できますね。

ドアノブ交換の流れ

  1. まずはフリーダイヤルWEBで相談
  2. 最短5分で到着
  3. 作業時間最短5分

\24時間365日対応可能/
Web
まずは相談
電話
すぐ対処したい

カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。

ドアノブ修理の注意点

ドアノブ修理においていくつか注意すべきポイントがあるので紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

賃貸なら交換する前に管理会社・大家さんに確認をとる

賃貸物件の場合は、ドアノブ交換をする前に必ず管理会社の許可を取りましょう。これは自分で修理する場合も、業者に依頼する場合も同じです。

賃貸物件では、ドアノブや鍵といったものも所有権は管理会社にあります。勝手に交換してしまうと退去時にトラブルになる可能性が高いです。

トラブルを避けるためにも、必ず事前に許可を取りましょう

費用が心配なら相見積りを取る

ドアノブ修理を業者に依頼する際に、相場がわからず費用面で不安という方も多いでしょう。その場合は、相見積りを取るのがおすすめです。

相見積りとは複数の業者に見積りを依頼することです。時間はかかりますが、相場観がわかりやすくぼったくりに合う確率も激減します。

余裕があるならぜひ相見積りをしたうえで、依頼する業者を決めましょう。

ドアノブは購入したら返品できない

ドアノブはセキュリティの点から、一度購入したら返品はできません。買い間違えるとまるまる損失になってしまうので注意しましょう。

特にドアやドアノブのサイズチェックは重要です。

まとめ – ドアノブの修理は無理せず業者に依頼しよう

ドアノブの故障原因はいくつかあり、それによって対処法が異なります。自分でシンプルな方法で直せるものから、交換が必要なパターンがありますよ。

交換の場合、自分で行うか業者に依頼するかの2択です。どちらにもメリットはありますので、どちらが合っているか自分で検討しましょう。

また依頼できる業者としては、鍵業者が最もおすすめです。24時間営業であるところが多く、専門性も十分ですよ。

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