
ドアノブの動きが悪いと感じたことはありませんか?少しでも違和感を感じたら、原因を特定して対処することが大切ですよ。
しかし、対処法が分からないという方も多いでしょう。そこでこの記事では、ドアノブの動きが悪い時の原因や対処法について詳しく解説しますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
この記事で分かること
INDEX
ドアノブの動きが悪い状態を放置しておくとどうなる?
ドアノブの動きが悪い状態を放置しておくと、下記のようなさまざまな問題に繋がります。
- 機能性の問題
- 安全性の問題
- 修理費用の問題
動きが悪いということは、なんらかの故障または不具合が起きている可能性が高いです。勝手に直るとは考えにくいので、使いにくい状態が続きます。
無理やりそのまま使用していると、さらなる故障に繋がることもあるでしょう。損傷が激しくなると修理も難しくなるので、費用も高くなります。
このように放置をしておくとさまざまな問題に繋がるので、なるべく早く修理するようにしましょう。
ドアノブの動きが悪い症状・原因6つ
ドアノブの動きが悪くなる原因は主に6つです。それぞれの症状・原因を紹介します。
症状・原因1:ドアノブが固い・回しにくい
ドアノブの動きが固い・回しにくいと感じた時は、部品の間に汚れが溜まっていないか確認してみましょう。ドアノブは常に剝き出しになっています。
そのためドアノブの部品のわずかな隙間にも、埃やゴミが溜まって動きを鈍くしてしまうことがあります。
症状・原因2:ドアノブが錆びている
ドアノブの素材には、金属が使われていることが多いです。その金属部分に水が付着し錆びてしまうことで、動きが悪くなってしまうこともあります。
特に風呂場や洗面所など、水回りの場所のドアノブは錆びやすいので気をつけましょう。
症状・原因3:ドアノブの部品のネジが緩んでいる
ドアノブを握った時にガタついたり緩んでいたりする場合は、部品のネジが緩んでいる可能性が高いです。
長年同じドアノブを使用していると、固定しているネジが緩んできてしまいます。ガタつきがある時は、ネジの確認をしてみましょう。
症状・原因4:経年劣化で潤滑が悪くなっている
長年使用していると、ドアノブのさまざまな部品が摩耗してきます。摩耗しきった部品は潤滑が悪くなってしまい、結果的にドアノブの動きが悪くなってしまうこともあるでしょう。
汚れや錆びが見当たらないのに動きが固い時は、摩耗を疑いましょう。
症状・原因5:ドアノブが引っかかる
ドアノブが引っかかる症状は、経年劣化や何らかの原因によって、内部部品が故障している可能性があります。特に故障が起きやすい部品としては、ドアノブのスプリングやラッチが挙げられます。
これら2つはドアノブを操作する度に他の部品との接触が起きるため、劣化しやすいです。
症状・原因6:ドア枠がずれている・ゆがんでいる
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ドアノブの問題ではありませんが、ドア枠がずれたりゆがんだりするとドアの開け閉めがしにくくなります。内部の部品に問題がない場合は、ドア枠を一度確認してみましょう。
ドアノブの動きが悪い時の対処法
ここでは実際にドアノブが悪い時に使える対処法を、原因ごとに紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
ドアノブの汚れ:ドアノブやラッチを掃除する
ドアノブやラッチについている汚れを拭き取りましょう。具体的な清掃方法としては、乾拭き→水拭き→乾拭きとするのがおすすめです。
簡単な汚れを乾拭きでふき取った後に水拭きをすることでより効果が期待できます。また水拭きで付着した水分を再度乾拭きで取ることができますよ。
汚れなどが原因でドアノブのラッチが引っ込まないこともあるので、定期的にメンテナンスしてください。
ドアノブの錆び:錆び取りを行う
錆びは放置しておくと周りの腐食が進んでしまうので、早急に錆び取りを行いましょう。ドアノブの錆び取りに有効なものとしては、歯磨き粉やクエン酸、クレンザーなどがあります。
それぞれに特徴があるので自分にあったものを選ぶといいでしょう。錆び取り専用の薬剤を使うのもおすすめですよ。
ドアノブのサビを落とす方法は、以下の記事でも解説しています。
ドアノブの緩み:ネジを締め直す
ドアノブ部品のネジは、プラスドライバーを使用すれば簡単に締め直すことができます。緩んでいる可能性が高いネジとしては、台座を固定しているネジとラッチケースを固定しているネジです。
一見緩んでいないように見えるネジも、確認も兼ねて締め直すといいでしょう。
ドアノブの緩みを直す方法についての詳細は、下記の記事を参照してください。
ドアノブの滑りが悪い:潤滑剤を使用する
摩耗して潤滑が悪くなった際には、新たに潤滑剤を使用しましょう。その際、潤滑油やクレ556などは使用しないようにしましょう。
これらの潤滑剤は一時的に滑りが良くなるものの、後に汚れが固まる原因になってしまいます。使用するものとしてはシリコンスプレータイプや鍵穴用の潤滑剤を使用するのがおすすめです。
場合によってはドアノブを自分で修理する必要があるかもしれません。修理方法などの詳細は以下の記事を確認してください。、自分でドアノブを交換する方法も解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
内部部品の故障:ドアノブを交換する
内部の部品が故障してしまった場合、一部分の部品だけ修理するというのは難しいです。そのため、ドアノブごと新しいものに交換してしまうのがおすすめです。
ドアノブ交換はプラスドライバー、マイナスドライバーと新しいドアノブ部品さえあれば一般の方でも交換できます。
自分で交換して修理費用を浮かせたいという方はチャレンジしてみるといいでしょう。
近所のホームセンターでドアノブ交換をしてくれる場合もあります。以下の記事では、自分でドアノブを交換する方法も解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
ドア枠のゆがみ:専門業者を呼ぶ
まずはドア枠が歪んだ箇所と原因を調べましょう。多くの場合素人にはどうしようもないので、業者に依頼をしたほうが確実です。リフォーム会社や建具屋に依頼をするといいでしょう。
おすすめのドアノブ交換業者も紹介しています。ぜひ参考にしてください。
業者に依頼する時の費用相場とメリット・デメリット
自分で対処できれば費用を大幅に削減することができます。しかしドアノブの交換など難易度の高い作業は、業者に依頼するのがおすすめです。
自分で行う場合は成功する保証はありません。費用はかかりますが、専門家に依頼し素早く終わらせるほうが確実ですよ。
業者に依頼する場合の費用相場は?
こちらは、業者に依頼した時のドアノブ交換費用相場です。
場所 | 交換費用 | 修理費用 |
---|---|---|
玄関・勝手口 | 35,000円~ | 12,000円~ |
リビング・トイレ | 15,000円~ | 8,000円~ |
風呂場・浴室 | 15,000円~ | 8,000円~ |
修理・交換費用はドアノブの設置場所によって変わります。交換費用は概ね15,000~3,5000円程度ですが、防犯性の高さに比例して費用が高くなることも覚えておきましょう。
そのため、セキュリティ性が要求される玄関や勝手口のドアノブのほうが費用が高いです。
以下の記事では、ドアノブの交換費用の詳細を紹介しています。参考にしてみてください。
業者依頼のメリット・デメリット
業者依頼の唯一のデメリットは費用が高いことです。自分でドアノブ交換する場合は、部品代と工具代のみで済みます。
それに比べて業者依頼をした場合は、部品代に加えて作業費や出張費等がかかります。作業費や出張費は業者にもよりますが、合計すると自分で行う場合の2倍程度かかることが多いです。
しかし依頼をすることによって得るメリットも多数あるので、メリットと比較した上で判断しましょう。
〇業者によっては保証がつく<
〇失敗のリスクがほぼない<
×費用が高い
業者依頼の最大のメリットは、確実に交換できることです。
業者は交換作業や修理作業のプロなので、失敗する可能性は限りなく低いです。業者によっては工事終了後も保証がつくので、安心ですよ。
一方で、自分で作業するよりも費用が高くなるのはデメリットといえます。
こんな人は業者依頼がおすすめ
- 確実に修理・交換したい人
- 自分で修理する自信がない人
- 時間に余裕がない人
- プロに相談したい人
業者依頼がおすすめな方は、確実性を重視する方や手間をかけたくない方です。自分で商品を探したり作業するのが難しいという方も、業者に依頼したほうがいいでしょう。
自分の状況に合わせて、最適な対策を考えてみてくださいね。
ドアノブ交換や修理で頼れる専門業者はカギ110番

出典:カギ110番
カギ110番とは、実績豊富な鍵業者です。
鍵のトラブルだけでなく、ドアノブの修理・交換にも対応していますよ。カギ110番に依頼すれば、素早く確実に作業を行ってくれるでしょう。
カギ110番の3つのおすすめポイント
カギ110番の主なポイントを3つ紹介します。
全国24時間営業
カギ110番は全国に加盟店があるので、都市部以外でも安心です。また全ての店舗が24時間営業なので、急なトラブルにも対応してくれますよ。
明朗会計
カギ110番では出張費+作業費+部材費のコミコミ価格です。後から追加請求をされることもないので安心ですよ。
さまざまなドアノブ・鍵に対応
カギ110番では他店では対応できないような複雑なドアノブ・鍵にも対応しています。まずは気軽に相談してみましょう。
ドアノブ交換にかかる費用
ドアノブの鍵交換やドアノブ修理、ドアノブ取付にかかる費用は8,800円~です。無料で見積りしてもらえるので、まずは気軽に相談してみましょう。
サービスの流れ
カギ110番の口コミ・評判
カギ110番の口コミ・評判は以下の通りです。
- 作業時間は短いし、とても親切なスタッフでしたから、お願いして本当に良かったです。
- 電話の時点で概算の見積もりを教えて頂けるので、安心して依頼することができました。
- 夜中でしたが30分ほどで来ていただき、作業の方法や料金の説明など丁寧に教えてもらいましたので安心してまかせられました。
出典:みん評
カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。
修理業者への依頼方法とサービス完了までの流れ
ここでは実際に修理業者へ依頼するまでのステップを解説しますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
依頼から完了までのステップ
- 信頼できる修理業者を選ぶ
- 電話もしくはインターネットから依頼をする
- 業者が到着したら、作業見積をしてもらう
- 費用に納得したら、作業を依頼する
- 作業に立ち会う
- 修理内容を確認したら支払い
見積や費用の確認について
実際の修理箇所を見てもらった上で、見積を出してもらいます。見積を受け取ったら、内訳を隅々まで確認してください。
費用には出張費、作業費、部品代などさまざまな料金が含まれています。業者によって内訳が異なるので、それが総額なのかを含めてしっかりとチェックしましょう。
もし時間に余裕があるなら、複数の業者から見積もりを取り比較検討するのがおすすめです。
ドアノブの動きが悪いときによくある質問
ここではドアノブの動きが悪い時によくある質問をQ&A形式にしました。
賃貸物件でドアノブ交換をしてもいい?
ドアノブ交換自体は可能ですが、必ず事前に管理会社の許可を取りましょう。賃貸物件ではドアやドアノブの所有権は管理会社にあります。
許可なく勝手に交換してしまうと、後々トラブルになります。退去時に費用を請求される可能性も高いので、余計なトラブルを避けるためにも必ず事前に許可を取りましょう。
ドアノブのメンテナンスはどのようにすればいい?
ドアノブのメンテナンスは、日常的な清掃と定期的な点検を行うことが大切です。汚れや錆びは見つけたらすぐに拭き取るようにし、ドアの動きに違和感がないか定期的にみるようにしましょう。
数か月に1回程度でいいので、潤滑剤を使用するのもおすすめです。
まとめ: 効果的な解決法とメンテナンスでスムーズなドアノブ操作を実現
ドアノブの動きが悪くなる原因は、さまざまあります。それぞれに自宅でできる有効な対処法があるので、試してみるといいでしょう。
どうしても直らない場合は、ドアノブを交換することで確実に直すことができます。ドアノブ交換をする場合は、自分で交換するか、業者に依頼するかの2択があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分にあったほうを選ぶといいでしょう。また、定期的にメンテナンスをすることで、ドアノブの動きが悪くなることも減りますよ。