iPhoneの画面が突然暗くなる原因は、主に以下の通りです。
- 明るさ自動調整機能がオンになっている
- 自動ロック機能がオンになっている
- 省エネモード/低電力モードがオンになっている
- ダークモードがオンになっている
- Night Shift機能がオンになっている
- バッテリーが劣化している
- 近接センサーが故障している
- 熱をもっている
それぞれ原因ごとに対処法も異なるため、各対処法もあわせて解説します。対処法を試しても改善しない場合は、iPhoneの修理も検討しましょう。
本記事ではおすすめのiPhone修理業者も紹介しているので、参考にしてください。
INDEX
iPhoneの画面が暗くなる原因
iPhoneの画面が暗くなる大抵の原因は設定です。設定以外だと、バッテリーの劣化や近接センサーの故障などが考えられます。
ここでは、そのようなiPhoneの画面が暗くなる原因を紹介します。
明るさ自動調整機能がオンになっている
明るさ自動調整機能とは、周辺環境に合わせてiPhoneの明るさを自動で調整してくれる機能です。
例えば、日光が当たる屋外では画面が明るくなり、日光が当たらない屋内では画面が暗くなります。
しかし、完璧な機能ではありません。ときどき、屋外なのに暗くなったり屋内なのに眩しいほど明るくなったりします。
iPhoneの画面が突然暗くなるのも、大抵は明るさ自動調整機能によるものです。
自動ロック機能がオンになっている
自動ロック機能とは、無操作の状態で一定時間経つと自動でロックがかかる機能です。第三者による不正利用を防ぐ目的で開発されました。
iPhoneの初期設定では、1分間操作がされないと自動でロックがかかります。iPhoneを少しの間操作しないと画面が暗くなる場合は、自動ロック機能の設定を見直しましょう。
省エネモード/低電力モードがオンになっている
省エネモード/低電力モードとは、バッテリーの電力を節約する機能です。この機能がオンになっていると、バッテリーの消費状況によっては突然画面が暗くなります。
明るさのバーを上げても明るくならない場合は、一度省エネモード/低電力モードの設定を見直してみましょう。
ダークモードがオンになっている
ダークモードとは、画面の配色を暗めにする機能です。暗い場所でiPhoneを使っても目が疲れにくくなります。
夕方辺りからiPhoneの画面が突然暗くなる場合は、このダークモードを疑いましょう。
Night Shift機能がオンになっている
Night Shift機能とは、現在地の日の入り時刻、または設定した時刻になると画面が暖色系になる機能のことです。
日の出の時刻、または設定した時刻をすぎると寒色系の色に変わります。
一定の時刻からiPhoneの画面がオレンジっぽくなる場合は、Night Shift機能がオンになっていないか確認しましょう。
バッテリーが劣化している
バッテリーが劣化すると、iPhoneの画面は暗くなります。突然暗くなるのではなく、徐々に暗くなるのが特徴です。
また、バッテリーが劣化していると画面の反応が悪くなったりスピーカーの音が小さくなったりします。不具合が多く現れている場合は、iPhoneのバッテリー交換を検討しましょう。
近接センサーが故障している
近接センサーとは、ものが近づいた際に画面を暗くする機能です。主に電話をしているときに機能します。
この近接センサーが故障していると、誤作動で画面が突然暗くなります。薄暗くなるのではなく、真っ暗になるのが特徴です。
熱をもっている
iPhoneは熱がこもると誤作動が起こりやすくなります。画面が暗くなるのもその一種です。
特に、夏場に起こりやすいので注意しましょう。
iPhoneの画面が暗くなる場合の対処方法
iPhoneの画面が暗くなる場合は、まず“設定”を見直しましょう。
設定を見直しても直らない場合は、起動しているアプリを一旦消したりiOSを最新版にしてみたりしてください。ここでは、このような対処方法の詳細を説明します。
設定をオフにする
iPhoneの画面が暗くなる問題は、設定を変えると高い確率で直ります。気になる設定が5つあるので、ひとつずつ見直していきましょう。
明るさ自動調整機能をオフにする
明るさ自動調整機能がオンになっている場合、オフに変えれば画面が暗くなるのを防げます。以下の手順で設定を見直しましょう。
- [設定]のアプリを開く
- [画面表示と明るさ]をタップ
- [自動]の右にあるバーをグレーにする
自動ロック機能をオフにする
iPhoneを少しの間操作しないと画面が暗くなる場合は、自動ロック機能がオンになっていると考えられます。以下の手順で設定を見直しましょう。
- iPhoneを起動し、[設定]のアプリを開く
- [画面表示と明るさ]→[自動ロック]の順でタップをする
- 自動ロックがかかるまでの時間を設定する(ロックをかけたくない場合は、なしを選択する)
自動ロック機能は、セキュリティの側面もあります。iPhoneを安全に使いたい人は、自動ロック機能をオンにしておくことをおすすめします。
すぐ画面が暗くなるのが嫌な人は、時間を延ばして使いましょう。
省エネモード/低電力モードをオフにする
省エネモード/低電力モードによって画面が暗くなっている可能性があるのであれば、この機能をオフにしましょう。やり方は以下の通りです。
- iPhoneを起動し、[設定]のアプリを開く
- [バッテリー]をタップする
- [低電力モード]の右にあるバーをタップし、グレーにする
ダークモードをオフにする
夕方辺りからiPhoneの画面が突然暗くなる場合は、ダークモードがオンになっている可能性があります。以下の手順でオフにしてみましょう。
- iPhoneを起動し、[設定]のアプリを開く
- [画面表示と明るさ]をタップする
- [ライト]の方をタップする
Night Shift機能をオフにする
一定の時刻をすぎると画面が暖色系になる場合は、Night Shift機能がオンになっている可能性があります。以下の手順でオフにしましょう。
- iPhoneを起動し、[設定]のアプリを開く
- [画面表示と明るさ]をタップする
- [Night Shift]をタップし、[時間指定]と[手動で明日まで有効にする]の項目をオフにする
起動しているアプリを一旦終了する
設定を見直しても画面が暗くなる場合は、アプリに問題がある可能性があります。そのため、現在起動しているアプリを一度終了してみましょう。アプリは以下の方法で終了できます。
- ホーム画面を開く
- 下から上にスワイプする
- アプリのプレビューを上にスワイプする
一方、ホームボタンがあるiPhoneで起動しているアプリを終了する方法は以下の通り。
- ホームボタンを素早く2回押す
- アプリのプレビューを上にスワイプする
iOSをアップデートする
iOSは、iPhoneを動かす大切なシステムです。古い状態のまま使っていると、画面が暗くなる場合があります。
長らくiOSを更新していない人は、一度最新版にアップデートしましょう。やり方は以下の通りです。
- iPhoneを起動し、[設定]のアプリを起動する
- [一般]→[ソフトウェア・アップデート]の順でタップをする
- [今すぐ更新をする]をタップする
手動でのアップデートが面倒と感じる人は、今回を機に“自動アップデート”の設定をオンにしておきましょう。やり方は以下の通りです。
- [設定]→[一般]→[ソフトウェア・アップデート]の順でタップをする
- [自動アップデートをカスタマイズ]または[自動アップデート]の項目を有効にする
- 自動アップデートの設定完了
再起動する
iPhoneの画面が暗くなるのが一時的なトラブルであれば、再起動をすると直ります。一度電源を落とし、30〜60秒ほど間を空けてから起動してみましょう。
iPhoneを修理する
何を試しても画面が暗い場合は、iPhone自体が故障している可能性があります。
内部の故障を自分で直すのは不可能です。この場合は、一度修理業者に診てもらうことをおすすめします。
iPhoneの画面が突然暗くなった時の修理費用
iPhoneの画面が突然暗くなった場合の修理依頼先は、Apple公式・Apple正規サービスプロバイダ・各キャリア・iPhone修理店のいずれかです。
ただし、Apple公式・Apple正規サービスプロバイダ・各キャリアは基本的に修理料金は同一で、保証に加入していなければ修理費用は高額になります。
保証に加入していない方はiPhone修理店に依頼するのがおすすめです。
ここでは、画面修理料金を紹介します。
機種 | Apple公式 Apple正規サービスプロバイダ 各キャリア | iPhone修理店 (スマホスピタル) |
---|---|---|
AppleCare+が適用される場合 | 一律3,700円 | – |
iPhone 14 | 42,800円 | 28,300円〜 |
iPhone 13 | 42,800円 | 16,300円〜 |
iPhone 12 | 42,800円 | 10,980円〜 |
iPhone 11 | 28,800円 | 6,680円〜 |
iPhone SE(第2世代) | 19,400円 | 3,480円〜 |
即日修理に対応しているおすすめのiPhone修理業者
iPhoneの修理をAppleやキャリアショップに任せると、数週間かかります。長い間iPhoneがないのは困るという人もいるでしょう。
そう感じている人は、「アイサポ」や「iCracked」などのiPhone修理業者に任せることをおすすめします。
アイサポ
出典:アイサポ
アイサポとは、スピード満足度でNo.1を獲得した経験があるiPhone修理業者です。症状によっては、最短30分で修理をしてくれます。
そのため、買いもの前に修理を依頼し、買いもの後にiPhoneを受け取ることも可能です。料金が安いのもアイサポの強みです。
その証拠に価格満足度でもNo.1を獲得しています。「早く・安くiPhoneを修理してほしい」という人におすすめですよ。修理料金の目安は以下の表にまとめました。
機種 | 液晶画面表示不良で対応する場合の料金 |
---|---|
iPhone 14 | 38,380円 |
iPhone 11 | 14,380円 |
iPhone SE | 5,180円 |
iCracked
出典:iCracked
iCrackedは、総務省にも登録されているシリコンバレー創業のiPhone修理業者です。
厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が常駐しており、対面で修理してくれます。初めて依頼をする方でも安心ですね。
画面修理にも高品質なパーツを使用し、データを保護した上で最短30分で修理してくれます。修理後3ヵ月の保証期間があるのもうれしいポイント。
店頭・郵送修理に対応しており、電話かWEBで事前予約できます。営業時間や定休日は店舗によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
機種 | 画面修理の料金 |
---|---|
iPhone 12 | 22,880円 |
iPhone 11 | 15,180円 |
iPhone SE | 7,480円 |
スマホスピタル
スマホスピタルとは、スピーディーな修理を得意としているiPhone修理業者です。どのような症状でも、最短数十分で修理してくれます。
その秘訣は、業界最高峰の技術をもっているからです。
素早く原因を突き止めて、無駄のない工程で作業するため、素早く修理できます。修理料金の目安は、以下の表にまとめました。
機種 | ガラス+液晶交換修理(軽度)での対応の場合 |
---|---|
iPhone 12 | 18,580円 |
iPhone 8 | 3,780円 |
iPhone SE | 2,680円 |
iPhoneの画面が暗くなる場合はまず設定を見直そう
- iPhoneの画面が暗くなる問題は、設定を見直せば大抵直る
- 設定に問題がない場合は、アプリを終了したりiOSをアップデートしたりしてみよう
- 何をしても解決しない場合は、端末の故障やバッテリーの劣化などが疑われる
- 自分で対処するのは難しいため、修理業者に依頼しよう
今回は、iPhoneの画面が暗くなる原因と対処方法を紹介しました。画面が暗くなる原因の多くは、“設定”です。
そのため、一度設定を見直してみましょう。それでも解決しない場合は、アプリを終了したり端末を再起動したりしてみましょう。
何をしても画面が暗い場合は、端末の故障が疑われます。実力のあるiPhone修理業者に相談し、修理してもらいましょう。
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