
iPhoneを長時間使い続けたり容量の大きいアプリを起動したりすると、iPhoneはすぐ熱を持ちます。熱を持った状態でさらに使い続けると、画面が暗くなるので注意しましょう。
今回は、熱によって画面が暗くなった場合の対処方法を紹介します。iPhoneを冷やす際のNG行為も紹介するので、参考にしてください。
熱でiPhoneの画面が暗くなった場合の対処法
熱でiPhoneの画面が暗くなった場合は、ケースを外したりアプリを終了したりして対処しましょう。
「キャッシュを削除する」「iPhoneを冷やす」などの対処方法もおすすめです。ここでは、各対処方法の詳細を説明します。
iPhoneケースを外す
iPhoneをケースに入れていると、熱がこもりやすくなります。熱を上手く放出できなくなるからです。
そのため、iPhoneが熱をもっている場合は、すぐケースを外しましょう。熱による一時的なトラブルであれば、iPhoneケースを外すだけで解決します。
アプリをすべて終了する
多くのアプリを起動していると、iPhoneは熱をもちます。そのため、一度すべてのアプリを終了してみましょう。
起動させておかなければいけないアプリがある場合は、不要なアプリだけ終了させてください。やり方は、以下の通りです。
- iPhoneを起動し、画面を下から上にスワイプする(ホームボタンがある場合は、ホームボタンを2回押す)
- アプリのプレビューをひとつずつ、下から上にスワイプする
アプリを終了させたら、少しiPhoneをスリープ状態のまま休ませましょう。10〜30分ほどである程度の熱はなくなります。
キャッシュを削除する
キャッシュとは、閲覧したWebサイトや起動したアプリなどのデータを一時的に保存しておく機能のことです。
クリックしたWebサイトを素早く表示する、タップしたアプリを素早く起動する、などの役割を担っています。
このキャッシュが溜まると、iPhoneは熱をもち始めます。
そのため、熱をもち始めたら一度キャッシュを削除し、様子を見てみましょう。キャッシュは以下の手順で削除できます。
- iPhoneを起動し、[設定]をタップする
- [Safari]→[履歴とWebサイトデータを消去]→[履歴とデータを消去]の順でタップをする
- キャッシュの削除成功
LINEを例に、アプリのキャッシュを削除する方法も紹介します。
- LINEのアプリを起動する
- ホーム画面を開き、[設定]→[トーク]の順でタップをする
- [データの削除]を選択し、[キャッシュ]の右にある[削除]をタップする
- キャッシュの削除成功
iPhoneの使用を止める
iPhoneを使っている間は、CPUが休むことなく活動しています。CPUとは、さまざまな動作の処理を行う装置です。
CPUを長時間、動かしているとiPhoneは熱をもち始めます。熱が一定の温度以上に達すると処理能力が低下し、画面が暗くなります。
そのため、長くiPhoneを使っている場合は使用を止め、iPhoneを休ませましょう。
電源をオフにする
スリープ状態でも、iPhoneを休ませていれば、熱は引いてきます。しかし、中々熱が引かない場合もあるでしょう。
その場合は、一度iPhoneの電源をオフにしてください。すべての機能をオフにして休ませられるので、比較的早く熱が引くでしょう。
扇風機を使って冷ます
特に夏場は気温が高く、中々iPhoneが冷えないでしょう。その場合に活用したいのが扇風機です。
扇風機の風をiPhoneに当てて、冷やしてください。風量は、弱や中がおすすめです。扇風機がない場合は、サーキュレーターで代用しましょう。
初期化する
何をしてもiPhoneの熱が引かない場合は、初期化してみましょう。初期化とは、iPhoneを工場出荷時の状態に戻すことです。
すべてのデータ・アプリを削除するため、高い確率で不具合が直ります。iPhoneを初期化する方法は以下の通りです。
- iPhoneを起動し[設定]をタップ
- [一般]→[転送またはiPhoneをリセット]の順でタップ
- [すべてのコンテンツと設定を消去]→[続ける]の順でタップ
- [アップロードを完了してから消去]または[今すぐ消去]をタップ
- Apple IDのパスワードを入力し、[オフにする]→[iPhoneを消去]をタップすれば初期化成功
iPhoneを冷やす際のNG行為
熱によってiPhoneが暗くなっているのであれば、端末を冷やすのが効果的です。しかし、やってはいけない冷やし方があります。
最悪の場合、端末が故障するので注意しましょう。ここでは、2つのNG行為を紹介します。
冷蔵庫に入れて冷やす
熱をもったiPhoneを冷蔵庫に入れれば、すぐに冷えるでしょう。非常に効率的なように見えますが、絶対にやってはいけない冷やし方のひとつです。
iPhoneの内部に結露が発生し、水没したときと同じような状態になるからです。画面が暗くなる症状が直っても、新たな不具合が生まれる可能性が高いので注意してください。
保冷剤を当てて冷やす
保冷剤を使うのもiPhoneを冷やす方法として有名ですが、冷蔵庫で冷やすパターンと同じく大変危険です。絶対に実践しないでください。
またiPhoneを急速に冷やすと、高い確率で電子部品が破損します。故障の状態によっては、修理不可として扱われるでしょう。iPhoneは、必ず“自然に冷やす”ようにしてください。
iPhoneの画面が頻繁に暗くなる場合は修理を検討しよう
熱によってiPhoneの画面が暗くなる症状が頻繁に起こる場合は、一度修理業者に診てもらいましょう。
端末の大きな故障が疑われるからです。ここでは、iPhoneの修理を依頼できる場所とおすすめの業者を紹介します。
修理を依頼できる場所
iPhoneの修理を依頼できる場所は、4つあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
Apple Store | ・正規店なので安心感がある ・純正品で修理をしてくれる ・保証が使えれば、無償で修理してくれる | ・保証適用外だと、高い修理費用がかかる ・予約が取りにくい ・修理が終わるまで時間がかかる |
正規サービスプロバイダ | ・Apple Storeよりも予約が取りやすい ・正規店なので安心感がある ・保証が使えれば、無償で修理可能 | ・保証が使えないと、高い修理費用がかかる ・修理でデータが消える可能性が高い |
キャリアショップ | ・生活圏内にあることが多く、立ち寄りやすい ・保証が使えれば、無償修理が可能 ・キャリア独自の保証も使える | ・修理が終わるまで時間がかかる ・データが消える可能性が高い ・保証適用外だと、修理費用が高い |
iPhone修理業者 | ・安く修理してくれる ・素早く修理してくれる ・データを残したまま修理してくれる | ・技術のレベルは業者によって異なる ・正規の修理・保証サービスを受けられなくなる |
保証が使えるのであれば、Apple Storeや正規サービスプロバイダなどの正規店に修理を依頼しましょう。
条件を満たしていれば、無償で修理をしてくれますよ。保証が使えない場合は、iPhone修理業者に依頼しましょう。保証適用外でも、安くiPhoneを修理してくれます。
最短即日で修理してくれるおすすめの業者
素早くiPhoneを修理してほしいのであれば、「アイサポ」「iCracked」「スマホスピタル」がおすすめです。
どちらもスピーディーな修理を得意としているので、最短即日でiPhoneを受け取れます。各業者の特徴と修理料金の目安を紹介しますね。
アイサポ

出典:アイサポ
アイサポとは、最短30分で修理をしてくれるiPhone修理業者です。非常に技術力が高く、難トラブルでも2時間ほどで修理してくれます。
このスピード修理が好評で、スピード満足度調査と顧客満足度調査ではNo.1を獲得。
“価格満足度調査”でもNo.1を獲得しているので、文句なしの優良業者と言えるでしょう。
iCracked

出典:iCracked
iCrackedは、総務省にも登録されているシリコンバレー創業のiPhone修理業者です。
厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が常駐しており、対面で対応してくれるので安心して依頼できますよ。
高品質なパーツを使用し、最短30分で修理可能。データ保護はもちろん、修理後も3ヵ月の保証期間があるので安心です。
店頭・郵送修理に対応しており、電話かWEBで事前予約可能ですよ。
スマホスピタル

スマホスピタルとは、150万台以上のスマホを修理してきた実績があるiPhone修理業者です。
豊富な修理経験で培ってきた技術力を活かして、最短15分で修理してくれます。スマホスピタルは、修理箇所が不明の難トラブルにも対応しています。
iPhoneが熱を持つのを防ぐ方法
iPhoneは熱をもつと、さまざまな不具合が発生します。熱をもつ状態を頻繁に繰り返していると、寿命が短くなるので注意しましょう。
iPhoneを長く持ち続けたい場合は、なるべく熱が発生しないように使用することが大切です。以下、おすすめの使い方を紹介します。
- バッテリーが劣化したらすぐ交換する
- 直射日光を避ける
- ながら使用を止める
- データを整理する
- 日常使いの明るさを少し下げる
- ヒートシンクグッズを活用する
- 発熱防止ケースを活用する
例えばiPhoneのバッテリー交換は、AppleCare+に加入していれば無償で対応してくれます。
日頃の使い方はもちろん、修理店やグッズを活用しiPhoneの寿命を延ばしましょう。
iPhoneが熱をもって暗くなったら冷そう
- iPhoneが熱を持って暗くなった場合は、冷やすことが大切
- iPhoneケースを外したりアプリを終了させたりして対処しよう
- 冷蔵庫に入れたり保冷剤を当てたりして冷やすのはNG
- 熱によって頻繁に画面が暗くなる場合は、一度修理業者に診てもらおう
今回は、熱を持ってiPhoneの画面が暗くなった場合の対処方法を紹介しました。熱が原因なのであれば、すぐ冷やしましょう。
キャッシュを削除したりアプリをすべて終了したりしてください。冷やすとき、冷蔵庫や保冷剤は使わないでください。
新たな故障を生む原因になるからです。熱をもって画面が暗くなる症状が頻繁に発生する場合は、一度修理業者にチェックしてもらいましょう。

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