最近「iPhoneの動作が重い」とストレスを感じることがありますよね。
この記事では、iPhoneの動作が重くなる原因と対処方法を紹介します。
この記事で分かること
INDEX
iPhoneの動作が重くなる原因
iPhoneの動作が重い場合は、容量やメモリの空き状況を確認してください。
使っているアプリや設定の確認もしてみましょう。ここでは、iPhoneの動作が重くなる6つの原因を紹介します。
- 容量が不足している
- メモリが不足している
- 容量の大きいアプリを使っている
- 視覚効果設定がiPhoneに負荷をかけている
- インターネットの接続状況が悪い
- 端末やバッテリーが劣化している
容量が不足している
iPhoneには、写真や動画などのデータを保存するストレージと呼ばれる場所があります。
ストレージが圧迫されてくると、iPhoneの動作が重くなるので注意してください。
特に、動画や音楽をたくさん保存している人は注意しましょう。写真に比べて容量が大きいため、すぐ圧迫されるからです。
メモリが不足している
メモリとは、iPhoneを動かすために必要な作業領域のことです。
サイトの表示やアプリの起動をスムーズに行う役割があります。
たくさんWebサイトを開いたりアプリを起動していたりすると、iPhoneの動作が重くなるので注意しましょう。
容量の大きいアプリを使っている
最近は、いろいろなアプリがリリースされ容量が大きいアプリも多くなりました。
iPhoneのスペックによっては、容量の大きいアプリを複数起動させるだけで、動作が重くなります。
また、アプリを裏で起動させ続けるバックグラウンド機能にも注意しましょう。
ひとつひとつのアプリの容量が小さくても、インストールしているアプリの数が多いと動作が重くなります。
視覚効果設定がiPhoneに負荷をかけている
視覚効果設定とは、画面を綺麗に見せる設定のことです。動きがリアルに再現されたり壁紙に奥行きが生まれたりします。
視覚効果設定が原因でiPhoneが重くなっている可能性もあるので、注意しましょう。
インターネットの接続状況が悪い
動作が重くなると、iPhone本体に原因を探す人が多いですが、その他の場所に原因がある場合もあります。
例えば、インターネット回線です。速度制限がかかっていたりルーターに不具合が発生したりしていないでしょうか。
通信環境が悪いとiPhoneの動作が重いと感じやすいため、注意が必要です。
端末やバッテリーが劣化している
iPhoneやバッテリーは消耗品です。
大切に使用していても、経年劣化が起こります。この経年劣化によって、動作が重くなっている可能性もあります。
一般的に言われているiPhoneの寿命は、以下の通りです。
- iPhoneを新品で購入してから2年ほど
- バッテリーの最大残量が80%以下
バッテリーが劣化してくると、突然iPhoneの画面が暗くなったり電源が消えたりと、他の不具合も起こります。
以前に比べて不具合が多く発生するようになった場合は、iPhoneやバッテリーの劣化を疑いましょう。
出典:Apple
iPhoneの動作が重い場合の対処方法
iPhoneの動作が重いときは、再起動をしたり写真を削除したりしましょう。
キャッシュの削除やアプリのアンインストールなどもおすすめです。
ここからは、iPhoneの動作が重い場合に自分でできる対処方法を紹介します。
再起動をする
iPhoneの動作が重くて困っているのであれば、まずは再起動をしましょう。
簡易的なトラブルであれば、iPhoneを再起動するだけで直る場合もあります。
iPhoneの再起動する手順は以下の通りです。
- 音量調節ボタンの片方と右側のボタンを同時に押す
- 電源オフスライダが表示されるまで長押し
- スライダをスワイプし、電源が切れるまで待つ
- 電源が切れたら右側のボタンをAppleロゴが表示されるまで長押し
- 本体右側にあるボタンを電源オフスライダが表示されるまで長押し
- スライダをスワイプし、電源が切れるまで待つ
- 電源が切れたら、再び右側のボタンをAppleロゴが表示されるまで長押し
写真や動画を削除する
iPhoneの容量である、ストレージの圧迫が原因でiPhoneの動作が重いケースもあります。
その場合は、不要な写真・動画・音楽を削除してみましょう。どれもお気に入りで削除できない場合は、iCloudを活用しましょう。
iCloudとは、iPhoneのデータをオンライン上で保存できるサービスです。iCloudにデータを移しておけば、必要なときにすぐデータをiPhoneに戻せます。
心置きなく、iPhoneの写真・動画・音楽を削除できるでしょう。
キャッシュを削除する
キャッシュの整理を一度もしたことがないのであれば、キャッシュの詰まりが原因と考えられます。
以下の方法でキャッシュを削除しましょう。
Safariのキャッシュを削除する手順は以下の通りです。
- [設定]のアプリを開く
- [Safari]を選択
- [履歴とWebサイトデータを消去]をタップ
- [履歴とデータを消去]をタップ
使っていないアプリをアンインストールする
アプリは気軽にインストールできます。そのため、使っていないアプリが端末内にたくさんあるケースもあります。
心当たりがある人は、使っていないアプリをアンインストールして数を減らしましょう。
容量の大きいアプリを優先してアンインストールすれば、容量やキャッシュにかなりの余裕が生まれます。
アプリをアンインストールする方法は以下の通りです。
- アンインストールしたいアプリが揺れるまで長押し
- [Appを削除]を選択し、もう一度[Appを削除]をタップ
- 最後に[削除]をタップ
バックグラウンドアプリを整理する
アンインストールするアプリがあまりない場合は、バックグラウンドで機能しているアプリを減らしましょう。
以下の手順でアプリのバックグラウンド機能を停止できます。
- iPhoneを起動し、[設定]アプリを起動
- [一般]→[Appのバックグラウンド更新]の順でタップ
- 停止したいアプリの右横にあるバーをタップし、グレー
設定を見直す
画面の綺麗さに強いこだわりがない人は、視差効果設定と透明度設定を見直しましょう。
まずは、視差効果設定をオフにする方法から紹介します。
- iPhoneを起動し、[設定]アプリを起動
- [アクセシビリティ]→[動作]の順でタップ
- [視差効果を減らす]の右横にあるバーをタップし、グレーにする
次に、透明度設定をオフにする方法を紹介します。
- [設定]アプリを起動
- [アクセシビリティ]をタップ
- [画面表示とテキストサイズ]をタップ
- [透明度を下げる]の右横にあるバーをタップし、グレーにする
キーボードをリセットする
iPhoneのキーボードには、予測変換機能のデータがたくさん蓄積されています。
蓄積されすぎると、キーボードの動作が重くなるので注意しましょう。
キーボードの挙動がおかしいと感じる場合は、一度キーボードをリセットしてみてください。
手順は以下の通りです。
- [設定]アプリを起動
- [一般]→[転送またはiPhoneをリセット]をタップ
- [リセット]→[キーボードの変換学習をリセット]をタップ
- パスコードを入力し、[変換学習をリセット]をタップ
iPhoneを冷やす
iPhoneは熱をもつと処理能力が低下します。発熱が原因で、動作が重いのかもしれません。
すぐ使用を停止し、涼しい場所でiPhoneを冷やしましょう。
冷やすときは、冷蔵庫や保冷剤を使わないでください。内部パーツが故障する可能性があります。
ネット環境の見直し
インターネットの接続が安定していないとiPhoneが重いと感じます。
通信回線が混み合うことで、ネットの速度が遅くなるケースも多いです。
スマートフォンが繋がる通信回線もチェックしましょう。
iPhoneが無料Wi-Fiとつながる設定をOFFにすると、回線の混乱に巻き込まれないので重くなりません。
動作が重いのが直らないなら修理をしよう
動作が重いのが直らない場合は、大きな不具合が発生していると考えられます。
一度修理業者に相談し、確認してもらいましょう。
iPhoneを修理してくれる場所とおすすめの修理業者を紹介します。
iPhoneを修理してくれる場所
ここからは、iPhoneを修理してくれる4つの場所をご紹介しますね。
- Apple
- 正規サービスプロバイダ
- キャリアショップ
- iPhone修理業者
Apple
iPhoneには「Apple製品1年保証」がついています。
購入から1年以内の故障であれば無償で修理交換を行ってくれるので安心です。
Apple StoreでiPhoneの修理をする場合、修理ではなく「本体交換」といってiPhoneを新しい物に交換になります。
保証サービス「AppleCare+」に加入している場合、製品保証期間を過ぎても保証を受けられます。
保証対象の範囲も広くなるので、加入している方はまずAppleに相談してみましょう。
正規サービスプロバイダ
正規サービスプロバイダはAppleが公認するiPhone修理業者です。
ビックカメラ・カメラのキタムラやクイックガレージが挙げられます。
Appleが認定している純正の部品を使用し、Apple Storeと同等のサービスを受けることが可能です。
キャリアショップ
ドコモ・au・ソフトバンクといったキャリアにて修理に出せます。
しかし、キャリアショップは窓口であり実際に修理を行うのはAppleの修理工場です。
預かり修理になった場合は、手元に届くのは1週間前後かかります。
iPhoneを診断し、問題がなければそのまま戻ってきてしまうので注意しましょう。
おすすめのiPhone修理業者
iPhone修理業者の主なメリットは、即日修理が可能なことに加え、データを消さずに済む点です。
また、安く修理できるのも魅力で「購入から1年以上経過している」「AppleCare+に加入していなかった」「少しでも安く直したい」という方におすすめ。
ここでは、おすすめのiPhone業者の特徴の詳細と料金の目安を紹介します。
アイサポ
出典:アイサポ
アイサポとは、価格満足度でNo.1を獲得したiPhone修理業者です。メーカー修理の最大70%OFFでiPhoneを修理してくれます。
また、再修理料金がかからないのもアイサポの強みです。6ヶ月の保証がつくので、万が一、修理後にトラブルがあっても安心できますよ。修理料金の目安は、以下の表にまとめました。
機種 | 修理料金 |
---|---|
iPhone 13 | 9,980円 |
iPhone X | 6,980円 |
iPhone 8 | 5,880円 |
iCracked
出典:iCracked
iCrackedは、シリコンバレー創業のiPhone修理業者です。
「iTech(アイテック)」という、厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフが常駐しており、対面で修理してくれます。初めて依頼をする方でも安心ですね。
「動作が重い」といった症状にも、データを保護した上で最短30分で対応してくれます。修理後も3ヵ月の保証期間があるなど、アフターサポートが充実していますよ。
店頭・郵送修理に対応しており、電話かWEBで事前予約できます。営業時間や定休日は店舗によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
スマホスピタル
スマホスピタルとは、郵送修理サービスに対応しているiPhone修理業者です。そのため、近くに店舗がなくても利用できます。
郵送修理だと1週間以上かかる業者もいる中、スマホスピタルは3〜4日でiPhoneを返送します。
スピーディーに対応してくれるため、iPhoneがなくて生活が不便に感じることは少ないでしょう。
3〜6ヶ月の保証もつくので、修理後にトラブルが起こっても安心できます。修理費用の目安は以下の表にまとめました。
機種 | 修理料金 |
---|---|
iPhone 13 | 9,580円 |
iPhone 11 | 5,280円 |
iPhone 5 | 3,680円 |
iPhoneの動作が重い場合はまず再起動しよう
今回は、iPhoneの動作が重い原因と対処方法を紹介しました。iPhoneの動作が重い原因は、さまざまです。
iPhoneの動作が重い原因として、容量不足やメモリ不足などが考えられます。
そのため、まずは再起動をしてみましょう。軽いトラブルであれば、再起動するだけで症状が直ります。
それでも直らない場合は、動画の削除やキャッシュの削除も試してみましょう。
しかし、自分でできる対処法を試しても解決しない時は、修理業者に見てもらうことを検討してみてください。
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