
iPhoneがウイルスに感染すると、動作が重くなることがあります。しかし、iPhoneの動作が重くなる原因はウイルスだけではありません。
そこで今回は、iPhoneの動作が重くなる原因や、ウイルスに感染した場合に起こる症状や対処法などについて紹介します。ウイルス感染対策をしてくれるおすすめ業者も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
iPhoneが重いのはウイルスのせい?よくある原因5選
iPhoneの動作が重くなる原因は以下の通りです。
- ウイルス感染
- ストレージ容量の圧迫
- メモリ不足
- iPhoneの発熱
- 経年劣化や故障
iPhoneは、ウイルスに感染すると動作が重くなります。
しかし、原因はウイルスへの感染のみではありません。その他の原因も考えられるので、さまざまな角度から原因を特定しましょう。
【症状一覧】iPhoneのウイルス感染チェック方法
iPhoneがウイルスに感染すると、いくつかの決まった症状が現れます。代表的な症状を紹介するので、ウイルスに感染しているかのチェックに活用してください。
勝手に再起動する
iPhoneの電源が勝手についたり消えたりする場合は、ウイルスによって不正な通信が行われている恐れがあります。
しかし、iPhoneの再起動はバッテリーの劣化やiOSの不具合などによっても起こります。iPhoneが熱をもっている場合は、端末を冷やすための強制シャットダウンかもしれません。
「勝手に再起動する=ウイルス感染」とは言い切れません。他の原因に心当たりはないか、一度確認しましょう。
データの通信量が急激に増える
ウイルスは、iPhone内のデータを破壊したり収集したりします。不正なアプリやソフトをインストールするケースもあるでしょう。
この際、膨大なデータ通信量を消費します。そのため、ウイルスに感染すると速度制限にかかりやすくなります。
いつも通りの使い方をしているのに、多くのデータ通信量が消費されている場合は、ウイルスへの感染を疑いましょう。
消費されたデータ通信量は、専用のアプリやキャリアのマイページから確認できます。
知らないアプリが勝手に入っている
データ通信量の段落でも説明した通り、ウイルスは不正なアプリをインストールする場合があります。
ホーム画面に見覚えのないアプリが出現した場合は、注意しましょう。ホーム画面には出現していないが、不正なアプリがインストールされている場合もあります。
iPhoneのアプリ一覧から一度確認してみてください。合わせて、iPhoneのストレージ使用量も確認しましょう。
ウイルスに感染すると、ストレージの使用量が異常に増えます。ウイルスが複雑な動きをし、iPhoneに負荷をかけているからです。
そのため、ストレージ使用量が不自然に増えた場合は、ウイルスへの感染を疑いましょう。
バッテリーの消耗速度が早くなる
ウイルスは、頻繁にアプリをインストールしたり不正なデータ通信をしたりします。これにより、バッテリーが異常な速度で消耗します。
急にiPhoneのバッテリーもちが悪くなった場合は、ウイルスへの感染を疑いましょう。
バッテリーの健康状態は、Appleの公式アプリやiOS診断プログラムを使って確認できます。今回は、iOS診断プログラムの使い方を紹介しますね。
- iPhoneの設定アプリを起動する
- [バッテリー]→[バッテリーの状態と充電]の順でタップをする
- 最大容量の数値を確認する
最大容量が80%以上であれば、バッテリーの状態は正常です。正常なのにも関わらず、バッテリーの消耗が早い場合は、ウイルスへの感染を疑いましょう。
iPhoneの動作が重くなる
ウイルスに感染し、容量の大きいアプリをインストールされるとストレージ容量が圧迫されます。
アプリやデータをダウンロードしていないのにiPhoneの動作が重くなった場合は、ウイルスへの感染を疑いましょう。
しかし、キャッシュの蓄積や端末の経年劣化などによっても、iPhoneの動作は重くなります。そのため、他の原因が考えられないかも確認しておきましょう。
iPhoneのウイルス感染したときの対処方法
iPhoneがウイルスに感染した疑いがある場合は、セキュリティアプリを導入したりiOSを最新版にしたりしましょう。
アプリの削除やキャッシュの削除などもおすすめです。ここでは、ウイルスに感染した場合に行いたい対処方法の詳細を説明します。
この記事で分かること
セキュリティアプリを導入する
最近は、ウイルスのスキャンのみならず、駆除に対応しているセキュリティアプリもあります。
そのようなセキュリティアプリをインストールし、ウイルスを駆除しましょう。
駆除と同時に対策もしたい人は、怪しいサイトやアプリをブロックする機能が搭載されているアプリを選びましょう。
iOSをアップデートする
iPhoneのiOSは、定期的にアップデートされます。このアップデートには、機能の更新以外に、セキュリティの強化も含まれています。
そのため、古いiOSを使っている人は、早急にアップデートをしましょう。iOSは以下の手順でアップデートできます。
- iPhoneの設定アプリを起動し、[一般]をタップする
- [ソフトウェアアップデート]→[今すぐアップデート]の順でタップをする
- アップデートの手続き完了
ウイルスの感染が疑われるアプリを削除する
特定のアプリをインストールした後に症状が現れた場合は、そのアプリをアンインストールしましょう。
すぐにアプリを削除すれば、被害の拡大を防げます。アプリは、以下の手順でアンインストールできますよ。
- 削除したいアプリが揺れるまで長押しし、[Appを削除]をタップする
- 最後に[削除]をタップすれば、アンインストール完了
キャッシュを削除する
Safariからウイルスに感染した場合は、キャッシュを削除すると、iPhoneのパフォーマンスが向上する場合があります。以下の手順でSafariのキャッシュを削除しましょう。
- iPhoneの設定アプリを立ち上げる
- [Safari]→[履歴とWebサイトデータを消去]の順でタップをする
- キャッシュの削除成功
iPhoneを初期化する
ウイルスもデータの一種です。そのため、iPhoneを工場出荷当時の状態に戻す“初期化”を行えば、ウイルスを駆除できます。以下の手順でiPhoneを初期化しましょう。
- iPhoneの設定アプリを起動し、[一般]をタップする
- [転送またはiPhoneをリセット]→[すべてのコンテンツと設定を消去]→[続ける]の順でタップをする
- [アップロードを完了してから消去]または[今すぐ消去]をタップする
- Apple IDのパスワードを入力し、[オフにする]をタップする
- [iPhoneを消去]をタップすれば、初期化完了
初期化はウイルス駆除に有効とされていますが、データがすべて消えます。消えると困るデータがある場合は、必ず初期化する前にバックアップを取りましょう。
専門店でiPhoneを修理してもらう
自分でできる対処方法を実行しても症状が直らない場合は、一度修理業者に相談しましょう。
iPhone修理のプロなので、素早くウイルスを駆除してくれますよ。他にも以下のようなメリットがあります。
- Appleよりも安くウイルスを除去してくれる可能性がある
- データを残したままウイルスを除去してくれる
- 最短即日修理が可能
iPhoneがウイルス感染したらスマホスピタルへ!

ウイルスへの感染が疑われる場合は、「スマホスピタル」に相談しましょう。スマホスピタルとは、業界最高峰の技術力をもつiPhone修理業者です。
そのため、手強いウイルスに感染していても、しっかり駆除してくれるでしょう。
スマホスピタルは、最大6ヶ月の保証つき(利用回数無制限)です。もし、ウイルス駆除後にトラブルが発生しても安心できますよ。
修理費用についてはメニューには記載がなかったので、一度問い合わせてみましょう。
【要注意】iPhoneがウイルス感染した事例
iPhoneは多くの場合、以下のような経緯でウイルス感染します。ここでは主な事例3つを紹介するので、ウイルス感染防止の参考にしてください。
アプリをダウンロードした
ウイルスが仕込まれたアプリをダウンロードし、iPhoneがウイルス感染するのはよくある事例の一つです。
中国公式のAppストアが「XcodeGhost」というウイルス入りアプリをリリースし、問題になったこともあります。
他にも、企業内アプリ開発などを利用し、ウイルス入りアプリが流布されることは少なくありません。
悪質サイトにアクセスした
悪質サイトにアクセスすると、iPhoneがウイルス感染することがあります。アクセスしただけでiPhoneをウイルス感染させるマルウェア、通称Tridentなどが有名です。
このウイルスに感染すると、iPhoneのユーザー権限制限が解除され、本来使えないアプリやシステムを利用されてしまうので、大変危険です。
ウイルス感染したパソコンに接続した
ウイルスに感染したパソコンにiPhoneを接続すると、iPhoneの既存アプリがウイルス感染することがあります。
トロイの木馬「Wirelurker」の事例は非常に有名で、感染アプリを使用したためにiPhone内の個人情報を盗み取られてしまいました。
今後ウイルスに感染しないための対策方法
ウイルスに感染すると、さまざまな不具合が発生します。
そのため、ウイルスに感染しないようにiPhoneを使うことが大切です。おすすめの対策方法を紹介するので、参考にしてください。
この記事で分かること
アプリはApp Storeからインストールする
App Storeは、厳格な審査を設けています。そのため、App Storeには安全性が高いアプリしか掲載されていません。一方で、検索エンジンには審査がありません。
安全性が低いアプリもたくさんあるので注意しましょう。安全にiPhoneを使いたい人は、アプリのインストール先をApp Storeに限定することをおすすめします。
付与する権限に注意する
大抵のアプリでは、初回起動時にあらゆる情報へのアクセス許可を求められます。この許可は、慎重に出しましょう。
万が一、不正アプリに個人情報へのアクセス権限を付与した場合、個人情報は悪用される可能性があるからです。アプリの利用目的を考え、不要な許可は出さないようにしましょう。
安全性の低いサイトにアクセスしない
現在は、インターネットを使うと無料でさまざまなサイトにアクセスできます。
セキュリティ対策がされているサイトが大多数ですが、セキュリティ対策されていないサイトもあるので注意しましょう。
とくに安全性の低いサイトにアクセスすると、 「ウイルスに感染しました」という警告文が表示される場合があります。これは、基本的に嘘の情報です。
指示に従ってソフトやアプリをダウンロードすると、ウイルスに感染します。そのため、警告文が表示されたら、速やかにそのページを閉じましょう。
ウイルス感染が疑われる場合は削除・初期化で対処しよう
- ウイルスに感染するとiPhoneの動作は重くなる
- ウイルスへの感染が疑われる場合は、特定のアプリを削除したり端末を初期化したりして対処しよう
- 自分で対処しても解決しない場合は、一度iPhone修理業者に診てもらうのがおすすめ
今回は、ウイルスに感染するとiPhoneの動作は重くなるのか、説明しました。結論、重くなります。
ウイルスへの感染が疑われる場合は、直近のアプリを削除したり端末を初期化したりして対処しましょう。
しかし、いくら対処しても問題が解決しない場合もあるでしょう。その場合は、iPhoneの修理を専門にしている業者に診てもらうことをおすすめします。

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