車両保険とは?メリットや注意点・保険料を抑える方法を公開

車両保険とは?メリットや注意点・保険料を抑える方法を公開

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「車両保険」に加入するかどうかは、自動車保険契約時の代表的な悩みかもしれません。
車両保険の加入を検討しているのならメリットやデメリットはもちろん、どのような方が加入すべきかをきちんと理解しておきましょう。

車両保険とは?

マイカーなど、車が壊れたときに補償をしてもらえる保険のことです。
車が壊れたときだけでなく、盗難や水没などの被害に遭ったときの修理費用も補償してもらえます。

自動車保険には「対人賠償責任保険」「対物賠償責任保険」「人身傷害保険」などさまざまなものが。
これらの保険では自身の車を修理する費用は賄えませんが、車両保険ならそれが可能となるのです。

加入するメリット

加入を検討するにあたり、気になるのが加入したときのメリットです。
ここでは代表的な加入のメリットについて、いくつかピックアップしましたので紹介します。

自損事故も補償対象になる

「自損事故」とは、誰とも絡むことなく1人で起こした事故のことを指します。
たとえば「アクセルとブレーキを踏み間違えてお店に突っ込んだ」「ガードレールにぶつかった」といったケースが挙げられます。

このような自損事故を起こすと車が壊れてしまうことも。
ほかの自動車保険では自損事故における車の修理代を補償してもらえませんが、車両保険なら可能です。

盗難対策になる

自動車が盗難されることは日本でもあります。
とくに希少な車や人気の高い車種は、専門の窃盗団が存在するほどです。
希少車や人気車種でなくても、車のオーナーである限り誰もが盗難のリスクを抱えることになるのです。

車両保険には別途で「盗難補償」を付加できるため、大切な車が盗まれてしまったときに補償してもらえます。
高価な車をまた買い直すとなると相当な痛手ですが、保険金が支払われるのなら金銭的な負担を軽減できるでしょう。

火災や天災にも対応

近年の日本では「ゲリラ豪雨や勢力の強い台風による大雨で車が水没してしまう」といったこともあります。
土地の低いエリアなら、大雨のたびに道路や家屋が水害に遭うことも。

現在の車はコンピューター制御が一般的で、さまざまな電装パーツが使用されています。
そのため、台風による洪水の被害などに遭うと車が壊れてしまうこともよくあるのです。

車両保険では台風や洪水などの天災のほか、火災や爆発などの補償にも対応しています。
天災や火災で突然車が壊れたときでも、しっかり補償してもらえるのはメリットといえるでしょう。

代表的なタイプ

車両保険には、大きくわけて「一般タイプ」と「エコノミータイプ」の2種類があることを覚えておきましょう。
保険会社によってはこれら以外のタイプを用意していることもありますが、基本的にはこの2つであることが多いです。
続いては、それぞれの特徴や違いについて解説していきます。

一般タイプ

「フルカバータイプ」と呼ばれることもあります。
車両保険によるすべての補償が受けられ、後述するエコノミータイプと比べると保険料はやや高め。
一般タイプにおける補償内容は以下のとおりです。

  • 自損事故
  • 当て逃げ
  • 衝突や追突
  • 盗難
  • 台風や洪水などの自然災害
  • いたずらによる被害
  • 飛び石による傷など
  • 火災や爆発

一般タイプなら、これらすべての被害をカバーできます。
多少保険料が高くなっても充実した補償を受けたい方は、一般タイプが向いているでしょう。

エコノミータイプ

一般タイプに比べて補償を受けられる範囲が狭い保険です。
そのため、保険料は一般タイプに比べてやや低く設定されていることが特徴。

具体的には自損事故や当て逃げなどでの補償は受けられません。
自損事故は不注意や操作ミスなどをなくせば回避できますが、当て逃げは自分の意思や技術ではどうしようもありません。

「車の運転が乱暴なドライバーが多いエリアに住んでいる」「混んでいる道で頻繁に車を利用する」など、自身の生活スタイルに合わせて加入を検討するとよいでしょう。

加入がおすすめの方

自分が車両保険に加入するべきなのかどうかわからないという方もいるかもしれません。
ここでは「車両保険への加入に向いている方」や「おすすめしたい方」について解説します。
該当する方は加入を前向きに検討してみましょう。

自然災害に備えたい

台風や洪水などの自然災害は、自分では防ぐことはできません。
前述したように近年は台風による大きな被害も頻繁にメディアで取り上げられるため、自然災害への備えとして加入する方が増えています。

地域によっては災害に遭いやすいところもあります。
「土地が低い」「台風がよく直撃する」「川が氾濫する」といった地域にお住いの方は、もしものときに備えて加入を検討してみてはいかがでしょうか。

運転の技術が未熟

運転免許を取得したばかりの方や、運転技術に自信のない方は加入をおすすめします。
運転中の操作ミスや判断ミスなどにより車を傷つけてしまうことが多いからです。

その都度修理費用が発生するとなると、年間で相当な出費になる可能性もあります。
運転があまりうまくないことを自覚しているのなら、加入を検討するとよいかもしれません。

貯蓄が少ない

十分な貯蓄があれば、自損事故などを起こしたとき自費で修理を行えます。
逆に、あまり貯蓄がない方は加入しておいたほうが賢明でしょう。

自損事故でも高額な修理費用が必要となることはよくあります。
また盗難に遭ったときは、貯蓄がないと新たに車を購入するのも難しいでしょう。
それを考えると、貯蓄が十分でない方こそ車両保険に加入したほうがよいのです。

車の利用頻度が高い

ペーパードライバーでほとんど車を運転しない方や、電車やバスの利用が多い方は加入する必要はあまりないでしょう。
逆に「毎日通勤や通学、買い物などで車を利用する方」「長距離移動が多い方」などは加入したほうがよいかもしれません。

普段あまり車を運転しない方より、頻繁に運転する方のほうが自損事故を起こす確率は高まります。
盗難やいたずらに遭う頻度も高まるので、加入したほうが安心を得られるでしょう。

ローンの残債が多い

車両保険に加入していないと、単独事故で愛車が全損したときにローンの残債を自費で支払わなくてはなりません。
しかも新しく購入した車の場合、そのローンも払わなければならないのです。

車両保険に加入していればこうしたリスクを回避できます。
支払われた保険金で残債を完済できるため、二重にローンを支払うことが防げます。

車両保険の注意点

メリットの多い車両保険ですが、いくつか覚えておくべき注意点もあります。
メリットだけでなく注意点についてもきちんと把握しておきましょう。

損をすることもある

保険を使用して補償を受けると等級が下がります。
自動車保険では、等級によって支払う保険料が変わることを覚えておきましょう。

等級が下がると、翌年から保険料は上がります。
大して修理費用がかからないケースにおいて保険を使ってしまうと、トータルで損をしてしまうことがあるのです。
保険を使うべきか否かしっかり判断したうえで決めましょう。

対象にならない自然災害がある

車両保険はあらゆる自然災害に備えられるわけではありません。
実は地震や津波、火山の噴火などで受けた被害については補償対象外なのです。

台風や高潮、爆発などには対応していますが、意外と細かなところまで把握している方は少ないかもしれません。
保険会社によっては、災害時に一時金が支払われる特約を用意していることもあります。
気になる方は確認してみましょう。

新車でも減価償却される

新車で購入したときは価値が高くても年々価値は下がっていくものです。
新車であっても車両保険では1年ごとに減価償却されていくため「いざ保険を利用したときに補償額がかなり少なかった」といったことも起こります。
ただ「減価償却」に伴い保険料も下がるため、悪いことばかりではありません。

加入できないケースがある

「新価保険金額」が1,000万円を超えるような高級車の場合、車両保険への加入を断られてしまうケースがあります。
このような高級車では補償額がかなり大きくなり、保険会社の負担も増大してしまうからです。
実際には保険会社によって対応が異なるため、新価保険金額が1,000万円を超えるような車を所有する方は直接問い合わせてみましょう。

保険料を安くするには

月々の保険料を少しでも安くしたいのなら下記に挙げるポイントを押さえておきましょう。
もしかするとかなり安くできるかもしれません。

免責金額を高くする

「免責金額」とは、自費で負担する金額のことです。
免責金額が10万円で修理に必要な費用が30万円だったとすると、10万円を自費で負担し保険会社からは20万円が支払われます。
自費で負担する免責金額を高めに設定すると保険会社の負担が軽減されるため、契約者の支払う保険料も安くなるのです。

エコノミータイプにする

「エコノミータイプ」は、一般タイプに比べて補償が充実していない代わりに保険料も安く設定されています。
保険料の安さを求めるのなら、エコノミータイプをチョイスしましょう。

ただし、保険料の安さのみに惹かれてしまうと後悔することもあるでしょう。
そうならないためにもあらかじめ何が補償の対象になるのか、ならないのかをきちんと把握して選びましょう。

安い保険会社を選ぶ

車両保険はさまざまな保険会社が取り扱っていますが、保険料はそれぞれ異なります。
補償内容がまったく同じであっても保険料に違いが生じることは珍しくありません。

そのため車両保険を選ぶときは、いくつか気になるものをピックアップしてから補償内容と保険料を比較しながら選ぶことが大切です。
オンラインで自動車保険の一括見積もりができるサイトもあるため、このようなサイトのうまく活用して選ぶことをおすすめします。

まとめ

車両保険に加入していれば大切な愛車を自損事故や当て逃げ、自然災害などから守れます。
とはいえ保険料がかかるので、自身は加入した方がいいのかそうでないのかをじっくり考える必要があります。

選んだ保険会社やタイプ、免責金額などで保険料が大きく変わることも覚えておきましょう。
ここで紹介したことを参考にして、ご自身にマッチした保険をぜひ探してみてください。

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