家電製品が故障した場合の保証と修理方法は?ジャンル別に詳しく解説

家電製品が故障した場合の保証と修理方法は?ジャンル別に詳しく解説

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日常的に使用する家電製品が壊れた場合、メーカーの保証期間内であれば無料で修理サービスを受けられます。
まずは落ち着いて保証内容を確認しましょう。

今回は「家電製品別の製品保証」や「修理時に考慮すべき事項」などをまとめて説明します。
家電のトラブルでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

ルンバが故障した場合

ルンバが故障してしまったら、発売元のアイロボット社にサポート依頼しましょう。
1年間の無償修理、修理後90日間の無償再修理保証、純正保守パーツの販売などのサービスを全国対応のサポートセンターが受け付けています。

有償修理の場合、費用は約20,000~50,000円。
ルンバオフィシャルメンテナンスサービスを申し込めば、点検に加えて不具合箇所の修理とパーツ交換を受けられます。
ただし、全損ではこのサービスを使えないため注意が必要です。

ルンバの修理をお考えの方は、ルンバの掃除機が故障時に知りたい保証情報・修理情報をまとめた記事をご覧ください。

テレビが故障した場合

国内メーカー製のテレビには、大抵1年間のメーカー保証がついています。
また家電量販店で購入する際、5~10%の料金を支払うことで独自の長期保証を追加できます。

修理が必要な場合、保証期間内であればメーカー修理を利用しましょう。
保証が切れた場合には、メーカーもしくは修理専門業者に依頼します。
同じ故障内容でも修理専門業者のほうが安価な傾向にあるようです。

テレビ修理を検討されている方は、テレビ故障時に知りたいメーカー保証情報・修理情報をまとめた記事もありますよ。

冷蔵庫が故障した場合

一般的な家電製品のメーカー保証期間は1年間であることが多いですが、冷蔵庫の特定部品(冷媒循環回路、冷却用ファン・モーターなど)では5年間の保証期間が設定されている場合もあります。
これらの部位が故障した際は、保証書をよく確認しましょう。

修理する際は、メーカーもしくは修理専門業者に依頼します。
費用は依頼先や修理内容によって異なりますが、よほどひどい状態でなければ買い替えよりは安く済むでしょう。
ただし、年式によっては買い替えるほかないケースもあるため注意が必要です。

冷蔵庫の故障でお困りの方は、冷蔵庫の故障時に知りたい保証情報・修理情報をまとめた記事もあるのでチェックしてみてください。

洗濯機が故障した場合

洗濯機にはメーカーの1年保証がついていることが多いです。
また「ヤマダ電機」「ケーズデンキ」「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」などの家電量販店や、シャープ製品などは最大5年間カバーする延長保証を提供しています。

洗濯機の故障といえば「動かなくなる」「ボタンに反応しない」などのトラブルが考えられるでしょう。
洗濯機は相当量の水を使うため、安全に十分な配慮がされています。
いきなり家屋が水浸しになるなどの深刻な被害が出にくい構造となっているのです。

故障した場合は、メーカーか修理専門業者に依頼しましょう。
故障箇所別の修理代金の目安は、1箇所あたり約10,000~30,000円です。

洗濯機の修理について詳しく知りたい方は、洗濯機が故障時に知りたいメーカー保証・修理情報をまとめた記事をご覧ください。

オーディオ機器が故障した場合

一般的なメーカー製品の保証期間は1年間です。
オーディオ機器は「エイジング」といって、使うほどに音質がよくなるという性質をもつとされています。
とはいえ、一定以上の時間が経過すると電子部品などの劣化が進みます。

とくに電解コンデンサーの劣化は5,000時間ほどで始まり、音質に影響を与えるでしょう。
ただしオーディオ機器はそのまま音が出なくなるというわけではなく、徐々に性能を低下させながらも10年~20年程度は寿命があると言われます。

修理をする場合、保証期間内ならメーカーに依頼するのがオススメです。
大切に使いながらも長い年月が経過した機器や「アンティークオーディオ」と呼ばれるような機種は、メーカーの部品保管期限を過ぎていることが多いため修理専門業者に依頼しましょう。

オーディオ機器が故障してしまいお困りの方は、オーディオ機器のメーカー保証情報・修理費用について解説した記事もあるので読んでみてください。

イヤホンが故障した場合

小さな電子機器であるイヤホンも、ほかの家電と同様に1年間のメーカー保証がついている場合が多いです。
また、家電量販店の延長保証にも加入できます。

イヤホンは、ほかの家電製品と比べて価格帯の幅が非常に大きく安価なものでは100円から、高価なものでは十数万円することも。
安価なイヤホンであれば、修理するよりも買い換えたほうが安く済みます。

高価なイヤホンが故障した場合は、修理したほうが経済的です。
プラグ付近の断線であれば自分で修理できないこともありません。
しかし、断線箇所を特定できなかったり、断線以外が故障している場合は、修理業者に依頼しましょう。
メーカー依頼だと有償での新品交換となることが多いです。

イヤホンの修理について知りたい方は、イヤホンのメーカー保証情報・修理費用をまとめた記事もあるのでチェックしてみてください。

ヘッドホンが故障した場合

ヘッドホンにはメーカーの1年保証がついていることが多いです。
また、海外製の高級機種では3年間保証となっている場合も。
ヘッドホンもイヤホンと同様に、ものによって価格差が非常に大きい製品です。

高級品の場合は修理費用がとても高くなるケースもあるため、事前に見積もりをとってから修理すべきか検討するとよいでしょう。
購入時に、家電量販店が提供する延長保証を利用しておくと安心できます。

ヘッドホンが故障してお困りの方は、ヘッドホンのメーカー保証情報・修理費用をまとめた記事をご覧ください。

エアコンが故障した場合

エアコンも1年間のメーカー保証がついているほか、冷媒部分は冷蔵庫と同様に5年保証となっていることが多いです。
購入したエアコンの部位別の保証期間をしっかりと確認しておきましょう。

エアコンは本体価格が高いだけでなく、設置時に専門器具が必要なことから、業者の手作業で行われるため工賃もかかります。
コストがかかる家電製品なので、家電量販店などが提供する最長10年の延長保証に加入しておくと長期間安心して使えるでしょう。

エアコンが故障した場合は、構造的に取り外して郵送できないため出張修理が基本となります。
そのため、技術料や出張料がかかり修理代が高額になりがちです。

エアコン修理を検討中の方は、エアコンの故障時のメーカー保証情報・修理費用をまとめた記事もありますので参考にしてください。

炊飯器が故障した場合

炊飯器は、基本的にメーカーの1年保証が付帯します。
炊飯器の寿命はおおむね6年間とされていますが、家電量販店などが提供する長期延長保証に加入すると、その平均寿命をほぼカバーできる5年保証が受けられます。

炊飯器の主なトラブルとしては、「電源が入らない」などの完全な動作不良のほか「変な味やにおいがする」「お米がうまく炊けない」などが挙げられるでしょう。
修理費用は約5,000~23,000円が目安。
故障時は修理に出すことになりますが、その間は炊飯器でお米が炊けず別途食品を購入する必要が生じるなどのデメリットもあるため注意しましょう。

炊飯器修理についてさらに詳しい情報を知りたい方は、炊飯器の故障時に知りたいメーカー保証情報・修理費用をまとめた記事をご覧ください。

シェーバーが故障した場合

基本的な1年保証は多くのシェーバーについています。
シェーバーの売れ筋価格帯は2,000~25,000円程度なので、延長保証をつける必要はそれほどありません。
とくに安価な機種は、壊れた場合に買い替えるほうが安いことが多いです。

20,000円を超えるような高級機の場合、修理費を見込んでも使い続けるメリットが得られます。
また家電量販店によっては、低価格帯のシェーバーにはつけられなくても高価格帯のものになら延長保証をつけられる場合も。

なお、故障以外にも刃の劣化によりうまく剃れなくなることがあります。
使いっぱなしにせず、日頃から専用オイルを使ったメンテナンスをすることも大事です。

シェーバー修理を検討されている方は、シェーバー故障時のメーカー保証情報・修理費用をまとめた記事もあるので参考にしてください。

電子レンジが故障した場合

電子レンジの寿命は約10年とされています。
主要な部品である「マグネトロン」の寿命によるものです。
それと比べて電子レンジに一般的につけられているメーカー保証期間は1年なので、寿命を迎える前に故障することも多いでしょう。

温める機能だけの製品なら安価ですが、スチームやオーブン機能などがついている電子レンジは高価。
そういったものには、家電量販店やメーカーが提供する長期保証を申し込んでおくと安心できます。

故障した場合は、修理業者やメーカーに依頼しましょう。
主要な部品であるマグネトロンは、6,000~18,000円ほど交換できます。

電子レンジの修理について詳しく知りたい方は、電子レンジが故障した時に知りたいメーカー保証・修理費用相場を解説した記事もあるので、ぜひご覧ください。

プリンターが故障した場合

ほかの電化製品と同様、プリンターにも1年保証がついています。
プリンターにセットされたインクタンクを長期間放置していると、インクが固着してプリンタヘッドをだめにしてしまいます。
プリンタヘッドが使えなくなったときは、部品交換を依頼しましょう。

ほかの部品の故障も修理可能ですが、プリンターは本体価格が安く設定されているため修理するより買い替えたほうが安く済むケースも多いです。

プリンターが故障してお悩みの方は、プリンター故障時のメーカー保証情報・修理費用を解説した記事もあるので読んでみてください。

DVD・ブルーレイレコーダーが故障した場合

DVD・ブルーレイレコーダーは、テレビなどと同様に1年保証がついていますが、初期不良を除いてこの期間内に壊れることはあまりありません。
2年目以降から故障するケースが多いです。

昔使われていたVHSビデオなどと違い、ほとんどのDVD・ブルーレイレコーダーには記録用のHDDが搭載されています。
HDDは動作中の衝撃に極めて弱いうえ、使用すればするほど寿命が短くなる傾向の強いパーツ。

HDDが原因で故障した場合は、費用をかけて交換すれば使えるようになりますが、以前のデータは失われます。
補助的に外付けHDDを使い、寿命を延ばすことも検討しましょう。

DVD・ブルーレイレコーダーの修理について詳しく知りたい方は、DVD・ブルーレイレコーダー故障時のメーカー保証・修理費用をまとめた記事をご覧ください。

美容器具が故障した場合

ほとんどの器具に1年間の修理保証がついています。
初期不良を除いて保証期間中に壊れることは少なく、2~3年経過後に故障するケースが多いようです。

美容器具には幅広い価格帯の商品があり、安価なものなら修理するより買い換えたほうが安く済みます。
一方高価なものだと十数万円することもあるので、そうしたものは修理したほうがよいでしょう。

中には長期保証サービスを使える商品もあります。
購入金額が20,000円を超えるものを目安に加入して、故障に備えておくと安心でしょう。

美容器具の故障でお悩みの方は、美容器具の故障時に知りたい保証情報・修理費用を解説した記事もあるのでチェックしてみてください。

電子辞書が故障した場合

国内の主要メーカーである「カシオ」「シャープ」「キヤノン」ともに、1年のメーカー保証をつけています。
保証期間外で故障した場合、安いものであれば1,000円台でも買えるので修理を依頼するよりも買い換えたほうがよいでしょう。

高級機種には長期保証をつけておくと安心です。
たとえば「ケーズデンキ」の延長保証では、購入代金の5%を負担することで10,000~50,000円の電子辞書は3年間、50,000円超の場合は5年間カバーしてくれます。

電子辞書の修理を検討している方は、電子辞書が故障時に知りたい保証情報・修理費用を解説した記事もありますよ。

ダイソンの掃除機が故障した場合

2年間の保証がついていますが、サービスを利用するためにはユーザー登録が必要です。
ダイソンの製品サイトで、購入した掃除機のシリアルナンバーを登録しておきましょう。

修理時に保証を利用するためには、まずダイソンのカスタマーサービスに電話します。
掃除機の故障状況を伝えるとともに配送先を確認したのち、宅配便で送付する仕組みです。
だいたい1週間程度で修理品が手元に届くので、きちんと動作確認を行いましょう。

ダイソン掃除機の修理について詳しく知りたい方は、ダイソン掃除機の修理手順と保証内容をまとめた記事をご覧ください。

まとめ

ほとんどの製品には1年以上の製品保証がついているため、購入して1年以内の故障であれば無償修理を受けられます。
家電量販店などで購入したりメーカーが対応している場合は、3~5年の長期延長保証を有償でつけることも可能。

家電が故障した場合は自分で修理できる製品は少なく、大抵は修理業者やメーカーに依頼する必要があります。
「買い換えと修理のどちらが効率的か」を検討することも大切でしょう。

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