
突然、パソコンが黒い画面になったまま動かない状態になってしまうと、ウイルス感染などを疑ってしまいます。
本当にウイルスが原因だと修復はかなり難しいですが、原因がほかにある可能性もあります。
今回は、黒い画面しか表示されない原因の特定方法や、対処法について解説していきます。ぜひ参考にしてください。
INDEX
パソコンが黒い画面しか表示されない原因を特定しよう
まずは、黒い画面しか表示されなくなった原因を特定しましょう。
手順は以下の通りです。
電源ランプを確認する
最初に、電源ランプやアクセスランプが通常通り点灯しているか確認します。
もし電源ランプがついていないときは、パソコンの電源が切れている可能性があります。
その際は電源ケーブルの抜けや破損、バッテリーが切れていないか確認してみましょう。
ディスプレイに問題がないか確認する
パソコンの電源が入っても黒い画面しか表示されない場合、ディスプレイが故障している可能性もあります。
ディスプレイに繋がっているケーブルがしっかりと接続されているか、確認しましょう。
HDMI端子が搭載されているパソコンなら、テレビにつなぐことでディスプレイが故障しているか確認できます。
ディスプレイの故障については、下記の記事で詳しくまとめています。ビープ音が鳴る場合は物理障害を疑おう
ビープ音とは、ハードウェアの故障などを知らせる警告音のことです。
ビープ音が鳴っている場合、何かしらの重大なエラーが発生している証拠なのですぐに対処しましょう。
断続的なビープ音の鳴り方のパターンによって、故障箇所やトラブルの原因を探ることが可能です。ビープ音の原因と対処法については、下記の記事で詳しく解説しています。
ウイルスが原因でパソコンに黒い画面が表示されている場合の対処法
上記のいずれにも該当しない場合、ウイルスが原因でパソコンに黒い画面が表示されている可能性があります。
以下の対処法を試してみましょう。
パソコンに黒い画面が表示される場合の対処法
パソコンを強制終了する
数分経っても黒い画面のまま変化がない場合は、システム上のエラーが疑われます。
まずは、パソコンの強制終了を行ってみましょう。一時的なトラブルであれば、強制終了で改善します。
強制終了のやり方は、パソコンが消えるまで電源ボタンを長押しするだけです。
パソコンを強制終了したら、10秒程度空けてから再度電源を入れてください。
ただし、強制終了はパソコンに負荷をかけるので、多用は控えましょう。
パソコンを強制終了する方法については下記の記事でまとめています。
周辺機器をすべて取り外す
USB接続による外部機器やCD・DVDなどのメディアをセットしていると、パソコンに影響を及ぼすことがあります。
一度周辺機器やディスクを全て外し、パソコンが正常に起動するか試してみてください。
熱暴走が起きていないか確認する
パソコンの内部に熱がこもり熱暴走が起きると、画面が表示されない症状が起きることがあります。
原因として考えられるのは、以下の3つです。
- 冷却機能のトラブル
- 長時間の使用(部品の発熱)
- 室温などの使用環境
パソコンには熱暴走を防ぐためのファンが付いていますが、そこが故障したりほこりがたまったりすると、パソコンが熱くなり不具合を起こします。
また、35℃以上の環境だと、うまく作動しないこともあるので気をつけてください。
パソコンの熱対策については、下記の記事でもまとめています。
パソコンを放電する
パソコン内部に静電気が溜まると、さまざまな不具合を起こします。
まずは、以下の手順でパソコンを放電してみましょう。
- パソコンに繋いでいる外部機器ををすべて取り外す
- 電源ボタンを長押しして強制終了する
- 5分ほど放置させたら電源を入れる
パソコンの放電について詳しく知りたい方は、「パソコンを放電する方法」で詳しく説明しているのであわせてご覧ください。
パソコンのリカバリーを行う
パソコンのリカバリー(初期化)を行う手段もあります。
パソコンを出荷時と同じ状態にするため、ウイルスによるシステムの不具合などに有効ですが、ローカルディスクに保存されているデータが全て消えてしまいます。
〇動作が重いなどの症状も改善される
×保存していたデータは全て失われる
×再セットアップの手間がかかる
×物理的なトラブルには効果がない
上記のようにリカバリーにはデメリットもあるので、実行する際はよく考えてから行いましょう。
データのバックアップを取っていない場合は、リカバリーを行う前にパソコン修理業者修理に相談することをおすすめします。
ウイルスでパソコンに黒い画面しか表示されない場合はパソコン修理のプロに相談

出典:PCホスピタル
これまで紹介した対処法を試しても黒い画面しか表示されない場合は、PCホスピタルに一度相談してみましょう。
年中無休で対応し、訪問サポート年間約14万件と実績の信頼がある業界最大手の業者です。
持込修理・出張修理・宅配修理に対応しており、修理内容によっては最短即日修理も可能です。無料で事前見積りができ、見積り後の追加請求はないので、まずは相談をしてみましょう。
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PCホスピタルの口コミ
PCホスピタルの口コミを3つ紹介します。
- その日のうちに復旧してもらえたので満足です。マイナス面もはっきり伝えてもらえたので逆に信頼できると思いました。
- ネット異常のほかにもいくつか問題点が発見されたのですが、すべて親切丁寧に解決くださいました。作業自体も迷いなく迅速で、また作業員の方の気さくな人柄もあってとても安心してお願いできました。
- 修理完了までの時間も早く、連絡もきっちりしていました。何より息子が安全に使えるよう配慮してくれている感じに好感がもてました。
出典:みん評
PCホスピタルの口コミ・評判や料金体系について、詳しく解説している記事もあるので参考にしてください。
パソコンにウイルスが侵入する原因・感染経路とは
パソコンがウイルスに感染してしまう原因や感染経路を、総務省が紹介しています。
感染の原因や経路をしっかり認識し、今後の対策を行いましょう。
以下が代表的なウイルスの感染経路です。
代表的なウイルスの感染経路
- Webサイトの閲覧
- 信頼できないサイトで配布されたプログラムのインストール
- 電子メールやメッセージ、添付ファイルの開封
- 電子メールのHTMLスクリプト
- USBメモリからの感染
- ファイル共有ソフトによる感染
- ネットワークのファイル共有
- Officeアプリのマクロプログラムの実行
- IoT機器(ルータ含む)からの感染
出典:総務省
パソコンがウイルスに感染しない為の対策
ウイルスに感染しない為の対策についても、総務省のサイトで紹介されています。
ウイルスに感染しない為の対策
- ウイルス対策ソフトの導入
- パターンファイルの更新
- 定期的なウイルススキャンの実行
- 不審なUSBメモリを接続しない
- USBメモリを開く前にスキャンを実行する
- 電子メールの添付ファイルをむやみに開かない
つまり、常に最新の版に更新したウイルス対策ソフトで、定期的なウイルスススキャンを行えば、ほとんどのウイルスに対応が可能です。
まだウイルスへの対策がしきれていない場合は、見直してみましょう。
出典:総務省
以下の記事では、ウイルスバスターは必要かについてまとめた記事なので、ぜひ参考にしてください。
ウイルスでパソコンに黒い画面しか表示されない場合の対処法!まとめ
今回は、パソコンが黒い画面しか表示されない原因の特定方法や、対処法について解説しました。
パソコンがウイルスに感染してしまうと、自分での修復はまずできません。
ウイルスの感染経路を知り、日頃から、対策をしておきましょう。
万が一、ウイルスに感染してしまい症状が改善できない場合は、PCホスピタルのようなパソコン修理業者に、一度相談をしてみましょう。

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