アイコスの充電についてのまとめ!バッテリーのお悩み事はこちら

アイコスの充電についてのまとめ!バッテリーのお悩み事はこちら

「アイコス」は、気軽に使えて便利な加熱式たばこです。
ユーザーの中には「アイコスを充電し忘れ、吸いたいときに使えなかった」「外出先でのアイコスの充電に困る」など、充電に関するお悩みがある方も多いのではないでしょうか。

そこで、モバイルバッテリーや車のシガーソケットを使用して充電する方法などを紹介します。

アイコス製品の2つの型を知っておこう

この記事では、外出先で「アイコス(IQOS)」を充電する方法と、充電できないトラブルが起こった際の対処法について解説します。

本題に入る前に「一体型」と「分離型」に分けられるアイコス製品について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

アイコス製品には「一体型」と「分離型」がある

アイコスは現在、「アイコス 2.4 プラス」「アイコス 3 マルチ」「アイコス 3 DUO」の3種類が販売されています。
「アイコス 3」は販売が終了したものの、まだ多くのユーザーに愛されている製品。
これらは、一体型と分離型の2つに分類されます。

まず、一体型は「アイコス 3 マルチ」のみで、ヒートスティックを装着するホルダーとチャージャー(充電器)が一体になったデバイスです。
一体型の場合は、製品自体を本体と呼びます。
本体のフル充電には75分かかり、10回使用可能。

そのほかはすべて分離型です。
分離型は、ホルダーとチャージャーが別になっている製品。
チャージャーは「ポケットチャージャー」と呼ばれ、これが分離型製品の本体にあたります。
ポケットチャージャーのフル充電には120分かかり、20回使用可能です。

型が違っても充電方法は同じ

一体型デバイスの本体もしくはポケットチャージャーの差込口に、付属の純正ACパワーアダプターを接続した純正USBケーブルを差し込んで充電します。
充電中は、バッテリーライトが点滅します。

ホルダーステータスライトが白色に点灯したら、充電完了です。

コンセントがない外出先で充電したいとき

出先でアイコスの充電が切れてしまったら、すぐに充電したいはず。
アイコスを複数購入してやりくりしている方もいるようですが、それでは費用がかさみます。

そこで今回紹介するのは「モバイルバッテリー」を使用する方法と、「車のシガーソケット」を使用する方法です。

モバイルバッテリーを使用する方法

スマートフォンなどのモバイル端末に対応した、もち運び可能な充電器がモバイルバッテリーです。
これを充電した状態でもっていれば、外出先でアイコスのバッテリーが切れたときにも利用できます。

モバイルバッテリーに付属している充電用のケーブルを使用することもできます。
ただし「アイコス 2.4 プラス」ではmicro USB ケーブル、それ以外の製品ではUSB Type-C ケーブルしか使用できないので注意しましょう。

モバイルバッテリーを購入するときの注意点

アイコスを充電する目的でモバイルバッテリーを購入する際、気をつけておきたいのが「出力」です。
アイコスの純正ACアダプターは出力が「5V/2A」なのに対し、モバイルバッテリーの一般的な出力は「5V/1A」となっています。
多くのモバイルバッテリーの出力は純正のアダプターよりも小さく、充電できない可能性があります。

バッテリー出力の大小だけが、充電の可否を左右するわけではありません。
すでにモバイルバッテリーをおもちの方は、一度テストしてみましょう。
またモバイルバッテリーには、急速充電タイプがあります。
これは出力が「5V/2.1A」のものが多いようです。
ただし、よく注意して充電の可否を確かめましょう。

充電可否を決めるのは「アイコス」「充電ケーブル」「モバイルバッテリー」、この3つすべての相性。
アイコス対応と記載されている製品も、充電できるかどうかは実際に試さなければわからないため、店頭で販売員に確認するのが確実でしょう。

急を要するときなど、アイコスをモバイルバッテリーで充電する場合には、充電できるかどうかを確認した上で使用することが必要です。
また使用して故障した場合には、保証の対象外になることもあるので注意しましょう。

シガーソケットを使用する方法

最近では、自動車についている「シガーソケット」を電力源として使っている方も多いのではないでしょうか。
電子端末の充電に便利なシガーソケットを、アイコスの充電でも使用する方法を紹介します。

充電するために必要な道具

シガーソケットを使用してアイコスを充電する際におすすめなのは、「アイコス対応」となっている「車載充電器」を使用する方法です。
アイコスに対応しているという記載がない場合、実際に充電してみるまで充電できるかどうかわかりません。
しかし、アイコス対応と書かれていればより安心でしょう。

またアイコス対応の車載充電器には、2台分のチャージャーを同時に充電できるものもあるため、すでにアイコスを2台もっている方にも便利です。
同乗者がアイコスをもっている場合にも、一緒に充電できるので助かるでしょう。

中にはポケットチャージャーが不要で、直接ホルダーを差し込んで充電できる製品もあります。
自分に合った製品を選ぶようにしましょう。

アイコスの公式見解は?

純正製品を使用しない充電方法について「5V/1Aのバッテリーでも充電はできますが、不具合が起こる可能性もあります。また保証対象外になるので公式には推奨していません」との公式見解が出されています。
公式サイトにも「他社製の充電アクセサリーは、ご使用にならないようお願い申し上げます」と繰り返し記載があります。

出典:IQOSが故障した場合について

アイコスの充電が早く切れてしまう場合

アイコスをさほど使わないのに「バッテリーの減りが早くて使い物にならない」とお困りの方もいるでしょう。
その場合、アイコス自体のバッテリーが消耗していることが考えられます。

スマートフォンを長年使っていると、充電の減りが早くなることを経験するでしょう。
バッテリーは繰り返し使用していくうちに劣化して、容量が低下したり内部抵抗が上昇したりするなどで、反応が鈍くなります。

スマートフォンなどの電子機器と同様に、アイコスのバッテリーも「リチウムイオン電池」です。
リチウムイオン電池はそれまでの電池と比べると寿命が長く、多くの電気製品に使用されています。
しかし、リチウムイオン電池にも使用できる限界があり、使用の仕方によっては寿命が縮むこともあるのです。

アイコスのヘビーユーザーほど充電頻度も上がり、バッテリーの消耗が激しいことが考えられます。
また「ひさしぶりにアイコスを取り出してみると充電ができなくなっていた」こともあるでしょう。
そんなときは、バッテリーの劣化を疑いましょう。

充電がうまくできないというトラブルは、バッテリー部分の交換修理で充電の問題が改善するかもしれません。
アイコスのカスタマセンターか、修理専門店に相談してみましょう。

バッテリーが消耗しないように使うにはどうすればいいの?

消耗してしまったバッテリーは交換するしかありませんが、新しいバッテリーはできるだけ長もちさせたいものです。
バッテリーをうまく利用するための注意点を紹介します。

1.高温の環境に放置しない

「アイコスはいつでも必要だから」と車内に置いている方や、運転中にダッシュボードの見えるところに置いてある方も多いでしょう。

しかし、夏場の車内は非常に高温になります。
ダッシュボードの上は直射日光も当たるため、冷房をつけていたとしても対処しきれません。
冬場でもダッシュボードの上で直射日光が当たっていると、高温になりがちです。

またアイコスには色が黒いタイプの製品もあり、それらは熱を溜め込みやすい性質をもちます。
アイコスに使われているバッテリーは高温の状況下にあると、バッテリーの品質に劣化が生じ充電できる容量が減ってしまうのです。
できるだけ直射日光を避けて、高温にならないような場所に置きましょう。

2.充電したままにしない

アイコスのランプサインが充電完了になってからも、充電ケーブルを差したまま放置していませんか?
この状態を「満充電保存」と言い、バッテリーの消耗劣化を早めることにつながります。

満充電保存は、充電ケーブルを差しっぱなしにしているときに起こりやすい現象です。
また、寝る時間をアイコスの充電時間に当てている方などは、この状態に陥っているかもしれません。
アイコスの充電が完了した時点で、すぐに接続を解除しておくことをオススメします。

3.バッテリーがなくなった状態で放置しない

逆に、バッテリーが0%のまま保管しておくのも、バッテリーの消耗劣化を早める原因となります。
この状態を「過放電」と言い、バッテリーの品質が劣化させてしまうかもしれません。

ひさしぶりに出したアイコスをいくら充電しても使える状態にならない場合には、過放電の状態になっていたことが考えられます。
しまい込んでいた製品を使用する場合に、気をつけておくべき点の一つです。

アイコスの充電は適切におこなうことが重要

アイコスのバッテリーを、移動中に充電する際の方法を2つ紹介しました。
モバイルバッテリーによる充電は便利な面もありますが、保証対象から外れてしまうリスクも考えて使用するようにしましょう。
シガーソケットを使用して充電する場合には、アイコス対応の製品を選ぶことをおすすめします。

バッテリーは繰り返し使えるとはいえ、消耗品であることを踏まえておくことが大切です。
またバッテリーの充電状態によっては、消耗劣化が早くなったり遅くなったりします。
劣化したバッテリーを交換すると、使いづらくなっていたアイコスも買いたての使い心地へ戻るかもしれません。

まとめ

アイコスは便利ですが、よく使用するだけに充電にまつわる困りごとは多いでしょう。
モバイルバッテリーは、アイコス充電時には注意点が多いものの現代では重宝する製品です。
移動時だけでなく防災時にも役立つモバイルバッテリーは、アイコス対応のものを選んでおくと便利でしょう。

何より、機器は安全に使用することが第一です。
修理専門店も利用して、アイコスを安全かつ快適に使いましょう。

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