BSアンテナを自分で設置する方法は?業者に依頼した際の設置料金も紹介

BSアンテナを自分で設置する方法は?業者に依頼した際の設置料金も紹介

BSアンテナとは、ベランダや屋根に設置されている円盤型のアンテナのことです。BS放送やCS放送を視聴する際は、設置しなければいけません。しかし、設置方法が分からず、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

今回は、その悩みを解消するためにBSアンテナの設置方法について説明します。

必要な製品・道具や自分で設置する方法なども紹介するので、参考にしてください。

BSアンテナを自分で設置する前に確認すべきこと

BSアンテナを設置する前に障害物の有無設置条件を確認しましょう。

ここでは、それぞれの詳細について説明します。

障害物はないか

BSアンテナを設置する場合は、南西方向に電波をさえぎる障害物がないか確認しましょう。障害物とは、ビルやマンション、大きな木のことです。

これらがたくさんあると、電波の受信が不安定になります。

南西方向が分からない場合は、無料で使えるスマホアプリのコンパスを使いましょう。

設置条件に問題はないか

BSアンテナを設置する場合は、以下の条件を満たしているか確認しましょう。

  • テレビやレコーダーに専用のチューナーが内蔵されているか
  • 配線の引き込みは可能か
  • 南西方向にベランダが向いているか
  • アンテナを設置する際の手すりの強度に問題はないか
  • マンションやアパートに住んでいる場合は、大家さん・管理会社から設置の許可が出ているか

とくに、最後の大家さん・管理会社から設置の許可が出ているかは必ず確認しましょう。無許可で設置した場合、後々トラブルに発展する可能性があるからです。

必ず許可を取ってから設置の準備をするようにしましょう。

BSアンテナを自分で設置するために必要なもの

BSアンテナを設置するためには、アンテナ本体やチューナーが必要です。BS/CS対応のアンテナケーブルや分配器などもそろえましょう。

ここでは、各製品・道具の詳細について説明します。

BSアンテナ

BSアンテナは、さまざまなメーカーが製造しています。ここに制限はないので、好きなメーカーの製品を購入しましょう。

注意したいのが、サイズです。家庭用として購入するのであれば、45形か50形のBSアンテナを選びましょう。

なお、サイズが大きい方が電波を受信しやすく高性能です。BSアンテナは、家電量販店やホームセンター、ネットショップなどに売られています。

BSアンテナ本体のみであれば、5,000〜10,000円で購入できますよ。

チューナー

チューナーとは、テレビからの信号をもとに音声や映像を抽出する製品です。

テレビにBS用のチューナーが内蔵されていない場合は、別途チューナーを購入する必要があります。

なお、以下の特徴に当てはまる場合はテレビにチューナーが内蔵されていない可能性が高いので注意しましょう。

  • テレビのリモコンにBSボタンがない
  • テレビ本体にBS入力端子がない

チューナーは、家電量販店やネットショップなどで購入できます。価格の相場は、5,000〜15,000円です。

BS/CSに対応しているアンテナケーブル

アンテナケーブルとは、BSアンテナとテレビを繋ぐために必要な製品です。購入する際は、必ずBSに対応しているか確認しましょう。

また、アンテナケーブルはなるべく短くて太いものを選ぶと電波が安定します。

アンテナケーブルも家電量販店やホームセンターなどで購入でき、価格の相場は400〜5,000円です。

分波器

分配器とは、電波をテレビアンテナの種類ごとに分ける機器のことです。

BSと地デジが混ざった混合信号をそれぞれに分けてテレビへ送ります。テレビの接続端子は地デジ・BSと個別にあるため、アンテナ端子が1つの場合は分配器が必要です。

分配器はホームセンターや家電量販店などに売っており、価格の相場は800〜2,000円です。

その他の道具

BSアンテナを設置する場合は、主要製品の他に水平器やドライバーなどの道具も必要です。

以下を参考に、もっていないものは購入してそろえておきましょう。

  • ドライバー:アンテナとブラケットの取りつけ
  • 水平器:アンテナを水平なところに設置するとき
  • レンチ:ボルトやナットを締めるとき
  • パイプカッター:アンテナポールや配線用のパイプをカットするため
  • クランプやアンカーボルト:ブラケットを固定するため
  • ケーブルカッター:アンテナケーブルをカットするため
  • ハンマー:クランプやボルトを固定するとき
  • マルチメーター:配線や接続のテストをするとき
  • 結束バンドと絶縁テープ:ケーブルをまとめたり接続部分を絶縁したりするとき
  • ヒモ:金具と手すりを結ぶとき

上記のアイテムは、ホームセンターやネットショップなどで購入できます。

足りない数や購入する製品などにもよるものの、大体数百円〜数万円でそろえられますよ。

BSアンテナを自分で設置する方法

必要な製品・道具をそろえたら、いよいよ設置に取りかかります。5ステップに分けて説明するので、参考にしてください。

1.アンテナを組み立てる

まずは、以下の手順でアンテナを組み立てましょう。

  1. コンバーターアームと反射板をボルトで固定する
  2. アンテナケーブルをコンバーターの出力端子に接続して、防水キャップをはめる
  3. アンテナケーブルに少し余裕をもたせたら、結束バンドで固定する

コンバーターとは、アンテナの反射板の真ん中にある突起物のことです。

コンバーターアームと反射板をボルトで固定する際は、向きを間違えないようにしましょう。

2.金具をベランダに取りつける

アンテナを組み立てたら、次は以下の手順でベランダに金具を取りつけましょう。

  1. 金具と手すりを落下防止のひもで結ぶ
  2. 金具についているボルトとナットを外す
  3. 手すりを金具ではさむ
  4. 地面と金具が水平、地面とポールが垂直になるように調整する
  5. 角度を整えたらボルトで固定する

角度を整える際は、水平器や定規を使うと楽ですよ。

3.アンテナと金具を組み合わせる

金具をベランダに取りつけたら、次は以下の手順でアンテナと金具を組み合わせましょう。

  1. 金具とアンテナ本体を繋ぐ
  2. アンテナの角度と向きを調整する

アンテナの向きと角度は、最終調整を行います。そのため、この時点では“南西方向”に向いていれば、それでOKです。

最終調整をしやすいようにボルトは軽く締めておきましょう。

4.配線を引き込みテレビの設定をする

アンテナと金具を組み合わせたら、次は以下の手順で配線を引き込み、テレビの設定をしましょう。

  1. アンテナケーブルを室内に引き込む
  2. コンバーターに接続したアンテナケーブルの一端をテレビのBS入力端子に接続する
  3. テレビの方でBSアンテナ電源供給設定をオンにする

アンテナケーブルは、以下いずれかの方法で引き込めます。

  • アンテナの引き込み口から引き込む
  • エアコンのダクト穴から引き込む
  • 換気口のサッシから引き込む
  • 隙間から引き込む

ケーブルは、雨水が流れ込まないように少し余裕をもった状態にしておきましょう。

5.アンテナの向きを調整する

配線を引き込んだら、最後に以下の手順でアンテナの向きを調整してください。

  1. 仰角を調整する(地域によって適切な角度が異なる)
  2. アンテナレベルが最大になるまで、方位角を調整する
  3. アンテナレベルが最大になったら、BSアンテナのボルトをしっかり締める
  4. 他のボルトもしっかり締まっているか確認し、問題なければ設置作業完了

BSアンテナを自分で調整する際の注意点

BSアンテナの調整は、なるべく晴れている日に行いましょう。

雨の日は、滑りやすく落下の危険性があるからです。また、雨や雪が降っているとアンテナレベルが減衰すると言われています。正確に調整できない可能性が高いので、十分注意してください。

アンテナレベルが低い原因と対処法について解説している記事もあるので、併せて参考にしてくださいね。

不安がある人はBSアンテナの設置を専門業者に任せよう

BSアンテナは、知識と技術力があれば自分で設置できます。しかし、自分で設置できるか不安な人もいるでしょう。

不安を感じている人は、無理せず専門の業者に依頼することをおすすめします。

次に厳選したおすすめ業者を1つ紹介しますが、複数のアンテナ業者を比較したい方は全国対応のおすすめアンテナ修理業者の記事を併せてご覧ください。

おすすめ業者はここ!全国対応・8年間の長期保証ありのアンテナ110番

出典:アンテナ110番

そこでおすすめなのが、「アンテナ110番」です。ここでは、アンテナ110番の料金の目安とおすすめポイントについて説明します。

アンテナ設置料金の目安

アンテナ110番のアンテナ設置料金の目安は、以下の通りです。

  • BSアンテナの設置:10,200円〜
  • 八木式アンテナ+BSアンテナの設置:30,600円〜
  • デザインアンテナ+BSアンテナの設置:28,900円〜

アンテナ110番のおすすめポイント

  • 圧倒的利用シェアを獲得
  • 8年間の長期安心保証がある
  • 即日対応が可能

アンテナ110番のおすすめポイントは、高いご利用シェア率を獲得した実績があることです。

知識が豊富で技術力が高くなければ、多くの人は利用しません。そのため、アンテナ110番は安心感があると言えます。

また、8年間の長期安心保証が付帯するのもアンテナ110番のおすすめポイントです。

施工後に万が一トラブルが発生しても保証を使えば、無償で再施工してくれますよ。

アンテナ修理を依頼する流れ

アンテナ110番に依頼する流れは以下の通りです。

  1. WEBで相談
  2. 無料で現地調査&事前見積り
  3. 契約・作業開始
  4. 修理完了&料金の支払い

アンテナ110番の利用者の評判・口コミ

アンテナ110番を利用した方の口コミは以下の通りです。

  • 全部1人でやっているのに、早くて丁寧にして頂いて安心して、おまかせ出来ました。ありがとうございました。
  • 家電量販店で聞いた価格より安く設置することが出来て満足しています。
  • 地元の業者と提携してるみたいだが、地元の電波状況にも詳しく若いのにすごいなと関心した。本当にプロだった。
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自分で設置する際のBSアンテナの選び方

BSアンテナを購入する際の選び方は、以下の通りです。

  • 直径45cm、または50cmのアンテナを選ぶ
  • 付属品が充実している製品を選ぶ
  • 2K・4K・8K・CSは気にしなくてもよい

とくに重視したいのが、付属品の充実度です。付属品がある程度入っていれば、別途用意する手間が省けます。

BSアンテナの設置は自分で行わず専門の業者に任せよう

【まとめ】
  • BSアンテナを設置する前に障害物の有無と設置条件を確認しよう
  • 設置には、BSアンテナ・チューナー・アンテナケーブル・分配器・その他道具が必要
  • 知識と技術力があれば、自分でBSアンテナを設置できる
  • リスクもあるため、不安な人は専門の業者に設置を依頼しよう
  • おすすめの業者は、即日対応が可能なアンテナ110番

今回は、BSアンテナの設置方法について説明しました。BSアンテナは、知識と道具があれば自分でも設置できます。

BSアンテナ修理費用を節約したい人は、DIY設置に挑戦してみましょう。しかし、転落リスクや失敗のリスクが伴います。

このようなリスクを負いたくない人は、専門の業者に設置を依頼しましょう。その際は、即日対応が可能なアンテナ110番に相談するのがおすすめですよ。

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