【解説】iPhone修理の登録修理業者とは?基本から業者の選び方まで

【解説】iPhone修理の登録修理業者とは?基本から業者の選び方まで

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

「登録修理業者」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは、国が作った制度のひとつで、私たち消費者が安心して修理を受けるために重要なものです。
iPhoneの修理を非公式の修理業者に依頼する可能性がある方は、ぜひとも知っておいてください。

iPhoneの修理に最適な業者選びに困っていませんか?

iPhoneの修理をするとき、メーカー修理と非公式修理業者のどちらを選べばよいか迷ってしまいますよね。
非公式業者の方が、価格は安いため魅力的です。
しかし「丁寧に修理してくれるか心配…」という方もいるでしょう。
かといってメーカー修理は費用が高いため、依頼まで踏み切れないという方も多いはず。

できることなら、安くて修理が丁寧で、安心して利用可能な店があれば一番ですよね。
そんな方におすすめしたいのが、登録修理業者の店舗です。

総務省認定の「登録修理業者」とは?

登録修理業者とは、総務省が2015年4月に施行した制度により「認定された携帯電話等の修理業者」を指します。
修理技術はもちろん、個人情報の取り扱いや内部データの取り扱いにも基準が設けられています。
そうした基準をクリアした業者のみが、登録修理業者として認定されているのです。

登録には技術的に高いハードルがある

登録修理業者の認定を受けるには、業者が行っている携帯電話の修理方法や技術力、使用部品、品質管理などが国の定める基準に適合していなければなりません。
書類を数枚出して登録するといった簡単なものではなく、厳しい審査に通過して初めて獲得できるものです。

端末の種類や、修理箇所によってもそれぞれ申請しなければなりません。
iPhoneの修理ひとつをとっても非常に高いハードルが設置されていると言えるでしょう。

なぜ登録修理業者制度が制定されたのか?

登録修理業者制度が制定理由は、修理技術の低い業者や違法な修理を減らすため。
今までだとiPhoneなどの携帯電話が壊れた場合、メーカーに修理を頼むのが一般的でした。

しかし最近ではメーカーではなく、非公式の修理業者といった第三者が携帯を直すことも増えてきています。
スマートフォンが多くの人に普及した結果、修理需要が急激に増加した影響もあるでしょう。

安心できる修理業者が必要

消費者が非公式の修理業者を利用すること自体は、悪いことではありません。
ただメーカー修理と比べると「修理技術の高さや、使用される部品は業者によっていろいろである」という点が問題視されているのです。
業者の質が悪い場合、修理が原因で新たな事故の発生するケースもあります。

また、iPhoneを含めたスマートフォンなどは電波法によって規制されており、日本国内でiPhoneを使用するには「技適マーク(電波法第技術基準適合証明)」の付与が必須です。
しかし「法律を知らない」「守る気がない」という業者が修理を行っているケースもあり、その場合は修理された携帯は技適マークに適合しなくなります。

つまりメーカー以外の修理業者に修理を頼んだ結果、消費者の知らない間に違法なスマートフォンが生まれるリスクがあるということです。
このような背景から、違法な修理を減らし適法な修理を業者に行ってもらう目的で本制度がつくられました。

知らないうちに違反しないように…

また違法な携帯を使った場合、責任を問われるのは修理者ではありません。
実は、利用者が罪に問われ罰せられるのです。

街の中には、非公式の修理業者が多くあり気軽に利用しやすいですが、知らず知らずのうちに法律に違反するリスクもあります。
業者を選ぶ際は、費用などの条件だけで見るのではなく、登録を受けているかどうかも確認しましょう。

登録修理業者の店舗で修理するメリット

正規店とは異なるメリットをさまざまな視点から紹介します。
これを読めば、登録修理業者を選んで修理の依頼をしたくなるでしょう。

安心の技術力と信頼性

登録修理業者を名乗るには、国に認められる水準の修理技術や品質管理などが必要です。
制度の登録を受けた業者は、技術力と信頼性ともに優秀で安心できるでしょう。
登録外の業者を選んだときのようなリスクを考えずに済みます。

技術力のある非登録業者もあるけれど

登録していない業者でも技術力が優れていて、問題なく修理してくれる場合もあります。
しかし、それでも利用するのはあまりおすすめできません。
未登録の業者が修理した携帯は、法律的に100%問題がないと言えないためです。

スマートフォンは非常に精密な機械です。
ちょっとした品質の違いでも電波に影響が出て、電波法上の「違法製品」になってしまいます。

現状、制度への登録は義務ではなく、業者が未登録でも違法性はないとされています。
しかし実際の責任は、機器の所有者に問われる以上「余計なリスクを負わない」「トラブルを避ける」という意味でも、なるべく登録を受けている店舗を利用する方がよいでしょう。

正規店での修理より価格が安くなることがある

登録修理業者に依頼すると、正規店よりも修理費用を安く抑えられることが多いです。
正規店による修理は、サービスの品質が高くとても安心感がありますが、費用は高額になりがちです。
また修理日数も短い上、端末内に保存されたデータも保持された状態で返却される可能性も高く、メリットだらけ。

これまで非公式修理業者を利用するデメリットは、費用は安いものの業者によって修理の品質にバラつきがあるという点でした。
しかし、登録修理業者は修理品質が担保されているため、安い費用で安心できる修理サービスを受けられます。

正規店より行きやすい

正規店はどちらかというと都市部に店舗があることも多く、地方や郊外に住む方にとってはアクセスしづらい場合があります。
正規店が近所にないなら、近場にある非公式の修理業者が選択肢に入るのは当然です。
非公式の業者を利用する場合は修理の質が心配になりますが、信頼できる登録修理業者なら安心できますね。

また、正規店は予約が必要だったり、混雑していると受付までに待ち時間が発生することも…。
一方で非公式の店舗は、正規店よりも空いていることが多く、即日修理も可能です。
突然故障したときの駆け込み寺として利用できるという点は、スマートフォンユーザーにとって心強さを感じるのではないでしょうか。

Apple Storeでの修理の違い

非正規店でとApple Storeでの修理はどんな違いがあるのでしょうか。
異なる点を挙げていきます。

純正部品を使うかどうか

まず第一に修理に純正部品を使うかどうかです。
Apple Storeの修理では「純正部品のみが使用されること」、「製造元が直すため修理後の故障はほぼない」ということも大きなメリットです。

登録修理業者の場合は、純正以外の部品を使って直す場合があります。
国から登録を受けているため、修理技術や部品の品質に関しては心配不要です。
しかし純正外の部品を使う以上、修理後の故障リスクは多少なりともあると考えた方がよいでしょう。

データ初期化の有無

修理方法にも異なる点があります。
Apple Storeで修理すると、データの初期化が行われてしまうでしょう。
修理前に保存していたデータはすべて消えた状態で返却されるため、復元のためにはバックアップを取る必要があります。

登録修理業者の場合、初期化が必要であるかどうかは故障状態によるでしょう。
ほとんどの場合は故障箇所の修理のみで終わるため、データは維持された状態で返却されます。
それでも念のため、バックアップはしておいた方がよいでしょう。

対応の早さ

修理が終わり手元に戻ってくるのは、修理店の方が早いです。
Apple Storeは多くの人が利用するため混雑します。
突然の故障で飛び込み修理を頼んだとしても、人が多いためかなりの待ち時間になるでしょう。
予約もできますが、希望の日時に取れないことも…。

登録修理業者の場合は、まだそれほど認知されていないためあまり混雑しません。
飛び込みで行っても即日修理してもらえるお店もあるので、急ぎの方ほど使い勝手がよいと言えます。

非正規店→正規店の修理は難しい

一度非正規の修理店で修理をすると、その後はApple Storeでの修理ができなくなる可能性が高いです。

例えば純正以外のパーツが使用されたiPhoneは、保証外となり正規店での修理を断られてしまうケースがあります。

簡潔にまとめると、Apple Storeには製造元による修理という安心感がありますが、修理期間が長いという点はデメリットでしょう。
一方登録修理業者は、非正規ではあるものの国のお墨付き業者で、修理の早さが特徴です。
状況に応じて使い分けましょう。

iPhoneの修理は正規店→登録修理業者の優先順位で検討

基本的には、まず正規店での修理を検討するべきです。
保証期間内だったり、AppleCare+ for iPhoneへ加入している場合は、無償で修理してもらえる可能性も。

登録修理業者は修理価格が安いですが、第三者が端末を分解修理することにより、メーカーサポートの対象外になることがあります。
そのため、費用面や急ぎなどの問題がないならば、メーカーに頼む方がよいでしょう。

検討した結果、やはり費用の高さや修理日数などが気になるという場合は、非公式の業者に修理を依頼しましょう。
注意点として、制度の登録は全業者が受けているわけではありません。
急いでいたとしても、見積もりを出してもらい、気になることがある場合は事前に確認した方が安心です。

登録修理業者を確認する方法

利用したい店舗が制度に登録をしているかどうか、確認する方法を紹介します。

総務省の資料を確認する

総務省の公式サイトでは、制度に登録した業者の資料がPDFファイルで公開されています。
ファイルを開くと業者の名称が一覧で記載されているため、利用したいお店の名前を探してみましょう。
PCであれば、ブラウザ上でショートカットボタンの[Ctrl]+[F](Macの場合は[command]+[F])を押すとページ内が検索でき、探しやすくなります。

出典:登録修理業者の情報について

店舗のサイトを確認する

登録済みの業者は消費者に安心して利用してもらうため、登録していることをサイトに記載していることが多いです。
また制度の登録を行っている業者の数はそれほど多くないため、明記することは他店との差別化につながります。
集客面でのメリットが大きい、という理由もあるでしょう。
もし、利用したい修理店のサイトがあるなら一度確認してみましょう。

直接問い合わせる

「サイトや総務省の資料を見てもよくわからない」という場合は、実際にお店へ問い合わせした方が確実で早いです。
電話やメールなどで聞いてみてください。

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まとめ

登録修理業者とは、携帯修理の技術基準に関する制度です。
法令で定められた技術基準に適合する業者のみ、登録を受けられます。

登録外の業者によって修理された携帯は、法的に問題がないか怪しい点も多いでしょう。
法的に問題がある携帯電話を利用した場合は、その所有者が罰せられてしまいます。
適切な修理を受けるためにも、修理の際はメーカーか登録修理業者に依頼するようにしましょう。

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