なくしてしまったiPadを探す方法を事前設定も含めて徹底解説

なくしてしまったiPadを探す方法を事前設定も含めて徹底解説

個人情報や、大切なデータが詰まっているiPadを紛失してしまった…でもご安心ください。
この記事では、どこかでなくしてしまったiPadを探す方法や、そのために必要な事前の設定について詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。

iPadの紛失対策はマスト

To Do

もはや私たちの日常生活に欠かせなくなったスマートフォンやタブレット。
携帯性に優れ、外出先でも頻繁に使用する分、うっかりどこかに置き忘れたり、なくしてしまったりした経験のある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

スマートフォンやタブレットは、端末自体の値段もさることながら、多くの個人情報が入っているので、紛失してしまうとかなり慌ててしまいます。
端末にクレジットカードの情報を記憶させている人も多いでしょうから、お財布と同様に紛失には気をつけたいですよね。

そんな大事なスマートフォンやタブレットですから、いざというときに備えて、事前に紛失対策を万全にしておきたいところです。

iPadの紛失に備えた事前設定:端末を探せるようにしておく

アイパッド 操作

スマートフォンやタブレットで「Google Map」などの地図アプリを日常的に利用している人は多いと思います。
地図アプリは、リアルタイムで自分の現在地がわかるので、道順を検索したり、電車やバスなど、公共交通の乗り換え案内を利用したりできるのでとても便利ですよね。

iPhoneやiPadを紛失したときに役立つ機能は、原理的にはこれを応用したものです。
つまり、端末に搭載されているGPS(位置情報)を利用することで、紛失してしまっても端末の位置を特定できるのです。
それでは、具体的な設定方法の説明に移りましょう。

紛失時にGPSで端末を探せるようにするには、まずは現在の設定を確認します。
お手持ちのiPadで[設定]画面を開いて[アカウントとパスワード]という項目をタップしましょう。
さらに続けて[iCloud]の項をタップします。

するとそこに、iCloudの各種設定が表示されるので、その中から[iPadを探す]という設定を見つけて、それが[ON]になっているかどうか確認します。
もし[OFF]になっていたら、スワイプして設定を[ON]に変えましょう。

[iPadを探す]設定を有効にしたら、次は端末のGPS機能の設定に移ります。
さきほどと同じように、まずは[設定]画面を開き、次に[プライバシー]の項をタップしてください。

すると、その中に[位置情報サービス]という項目があるので、それを確認し、[ON]にします。
これで端末のGPS機能は有効になりました。

以上で、iPadを探せるようにするための設定は完了です。
以下に再度、手順をまとめておきます。

  1. [設定]→[アカウントとパスワード]→[iCloud]→[iPadを探す]をONにする
  2. [設定]→[プライバシー]→[位置情報サービス]をONにする

見てのとおり、設定は簡単です。
さっそく、ご自身の端末で上記2つの設定が有効になっているかどうか確認してみてください。

紛失したiPhoneやiPadの探し方

どうやって

次は、上記の設定を利用して、紛失したiPadを探す方法を確認していきましょう。
まず必要なのは、インターネットに接続されたパソコンか、別のiPhoneやiPad端末です。

基本的にはインターネットに接続できれば問題ありません。
紛失した端末以外に自分用のデバイスがないという場合は、家族や友人のiPhone/iPadを借りたり、漫画喫茶のパソコンを一時的に利用したりして対処可能です。

手順1:「iPhoneを探す」アプリをインストールする

まず、紛失した端末以外のiPhone/iPadをおもちの人は、App Storeで「iPhoneを探す」アプリをインストールしましょう。
ちなみに、紛失したのがiPadの場合も同じアプリで探せますので、同様にインストールしてください。

参照元:‎「iPhoneを探す」をApp Storeで

なお、Apple製以外のパソコンをお使いの人など、App Storeのアプリを利用しない場合は、お使いのデバイスでインターネットに接続し、Appleが運営しているiCloudのページにアクセスしましょう。

参照元:iCloud

ここからは、「iPhoneを探す」アプリを利用する場合も、インターネットブラウザからiCloudにアクセスする場合も、基本的な手順は変わりません。

上記のアプリを起動するか、上記のサイトにアクセスすると、最初にログイン画面が表示されますので、紛失したiPadに設定しているAppleアカウントでサインインしましょう。

もしもアカウント用のIDやパスワードを忘れてしまったという場合でも、慌てる必要はありません。
「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」という表示をクリックして、パスワード再発行のための案内に従ってください。

手順2:「iCloud」で紛失した端末の位置情報を調べる

iCloudにログインすると、iCloud上に保存されているデータや「設定」などのアイコンが表示されています。
紛失したiPadを探すには、その中のアイコンのひとつ、「iPhoneを探す」をクリックしてください。

上記のアイコンをクリックすると「iCloud iPhoneを探す」という画面が開き、お手持ちのiPhoneやiPadの位置情報が地図上に表示され、バッテリーの残量も表示されます。
もしも、紛失したiPadの充電が切れてしまっていた場合でも、端末が最後に確認された位置と時間とが示されています。

つまり、この情報を参考にすることで、iPhoneやiPadを紛失してしまっても、「あの店に置き忘れてしまったんだな」というように紛失場所を特定できるわけです。
そこがお店や公共機関など、すぐに連絡がとれる場所ならば、急いで電話をして端末を確保してもらいましょう。

ちなみにさきほどの「設定」において、[最後の位置情報を送信]を[ON]にしておけば、バッテリー残量が乏しくなったときに、最終的な位置情報を自動的に送信するように設定できます。
とくに使い込んだ端末はバッテリーが切れやすいので、こちらも念のために設定しておいたほうがよいでしょう。
紛失した端末の場所を確認し、すぐに現物を確認できたのなら、そこで問題解決です。

手順3:iPhoneを探すための便利な機能を利用する

しかしGPSでは、地図上の大まかな位置しか表示されません。
たとえば、家の中で端末をなくしてしまった場合は、あまり役に立たないかもしれません。

iCloudにはそうした場合にも役立つ便利な機能が備えられています。
「iPhoneを探す」アイコンを開いたときの地図画面の上部にある[すべてのデバイス]から、探したいiPadを選ぶと、ページ右上に[サウンドを再生]や[紛失モード]などの項目が表示されます。

もし、家の中など、近場に端末があるはずなのに見つからない場合は、「サウンドを再生」を押してみましょう。
すると、選択された端末から大きな音が鳴るので、それを頼りに端末を探せます。

この操作は、端末がマナーモードに設定されている場合でも強制的に有効になるので、電池切れさえ起こしていなければとても役立ちます。

[紛失モード]を有効にすると、該当のiPadをロックして、他人が個人情報に勝手にアクセスできないように設定できます。
紛失モードは、「iOS6.0」以降のデバイスにて利用可能です。
お手持ちのデバイスが「iOS5.1」以前のバージョンの場合は「ロック」しかかけられません。

紛失モード中は「Apple Pay」が一時的に利用できなくなるので、その端末からのクレジットカードやデビットカードの利用も止められます。

紛失したiPadがオフラインでも紛失モードを設定しておくことがおすすめです。
紛失後にネットに接続された場合に、そのiPadは紛失モードになります。
紛失モードの解除には、設定時に入力したパスコードが必要なので、デバイスを拾った人はiPadを起動できません。

紛失モードでは、紛失したデバイスの画面に、カスタムメッセージを表示することも可能です。
たとえば、自分の連絡先をメッセージとして表示させれば、iPadを拾ってくれた人や、紛失物として受理した警察から連絡が来る可能性を高められます。

しかし、見知らぬ人に自分の連絡先を知られることにはリスクが伴います。
メッセージを表示させる場合は状況を考慮して、慎重に判断しなければなりません。
拾った人が悪意をもっている可能性は十分にあります。

なお、紛失したiPadが無事に見つかったら、忘れずに紛失モードを解除しておきましょう。
解除の仕方は、基本的にこれまでの手順と同様です。

まず、端末にパスコードを打ち込んでロックを解除します。
iCloudにログインして「iPhoneを探す」アイコンをタップしたら、見つかった端末を選んで[紛失モードを停止]を選択するだけです。

どうしても紛失した端末が見つからない場合

どうしても紛失した端末が見つからない場合

事前に端末のGPS機能や「iPhoneを探す」機能を設定していなかった場合、あるいはそれらを設定していても、端末の充電切れなどで位置情報が特定できず、見つからないこともあるでしょう。

そうした場合は、警察に遺失届を出すことはもちろんですが、通信キャリアにも忘れずに連絡しましょう。
キャリアによっては独自の紛失対策や補償サービスを提供している場合があります。

また、「iPhoneを探す」機能があるからといって必ずしも端末が戻ってくるわけではありません。
紛失、そして突発的な故障に備えるという意味でも、普段からデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。

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出典:iCracked

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まとめ

本記事では、紛失したiPadやiPhoneを探すための事前設定の方法から、紛失した際の端末位置の捜索方法、紛失した際に便利な機能を紹介しました。

スマートフォンやタブレットは、単に高価であったり愛着があったりにとどまらず、多くの個人情報が詰まった重要な情報端末です。
本記事を参考に、万一紛失してしまった場合に備えて、iPadの設定について、あらためて考えてみてください。

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