
スマホ(スマートフォン)の機種を長い期間使う使わないに関わらず、入っておくとメリットの多い「スマホ向け保険」。
高額なスマホや、複数のモバイル端末を所有している場合も、加入していると“もしも”の時に安心です。
ここでは、とくに補償内容について評価が高いモバイル保険について解説します。
モバイル保険とは?

2020年にスマホの実質0円販売が終了したことにより、一つの機種を長く使う時代になりました。
そこで注目を浴びているのが、修理費用などが補償される「モバイル機器用の保険」です。
以前はAppleによる「AppleCare+」を除くと、ドコモなどの通信キャリアによる補償だけでした。
しかし今では、保険会社からもスマホの保険が登場しています。
この記事では、その中でも評判がいいモバイル保険についてまとめてみました。
モバイル保険のメリットについて、じっくり解説していきます。
モバイル保険の強み
モバイル保険は、端末用保険として保険会社が提供する保険商品です。
そのため、これまでメーカーの「Apple」や通信キャリアの「ドコモ」などが提供してきた補償とは大きく違い、独自の強みがあります。
最も大きな違いは、補償の対象です。
通信キャリア系の補償は1端末機器が対象です。
一方、モバイル保険はユーザー個人を対象としているので、複数台の端末機器が登録可能です。
以下、具体的に説明していきます。
月額700円で年間10万円まで修理費用を補償
モバイル保険は月額700円で加入でき、年間10万円以内であれば何度でも補償してもらえます。
月額700円だと年間額にしてもわずか8,400円ですから、補償額を考えるとかなりお得。
モバイル保険は、上記の月額料金以外の費用負担が一切ありません。
同一契約で3端末まで補償
モバイル保険は1契約につき、最大3台の端末を補償できます。
月額700円のまま最初に契約した端末を主端末として、ほかに2台の副端末を登録可能。
主端末と副端末の、最大補償額が異なる点については確認しておきましょう。
新規に端末を購入したときにそれを主端末として登録し、今まで主端末だったものを副端末として登録することも可能です。
ただし、一度副端末として登録したものを主端末に変更することはできないので、注意が必要です。
通信可能なあらゆるモバイル端末が補償対象
モバイル保険は、スマホ端末だけの保険ではありません。
無線通信が可能なもの、つまりWi-FiかBluetoothが使用できる端末であればすべてが対象です。
タブレットや、自宅のパソコンなども保険対象。
そのほかにもゲーム機や、Apple Watch、ワイヤレスイヤフォンやスマートスピーカーなども対象に含まれています。
モバイル保険なら、新機器も登場と同時に加入が可能です。
機種変更時も継続補償、保証期間は永続
機種変更をした場合もモバイル保険の登録内容を変更するだけで継続補償が可能です。
また通信キャリアを変更した場合も同様に、登録変更だけで契約が継続されます。
モバイル保険は解約しない限り永続です。
この特長は、モバイル保険が“ユーザー個人”に紐づけられた保険であることに理由があります。
そのため、端末を替えても保険が継続されるのです。
幅広い修理に対応
モバイル保険は外装破損や水濡れ全損などによる修理以外にも、盗難などモバイル端末に起こりうる幅広いトラブルに対応しています。
そのため、想定外のトラブルが起きてもモバイル保険に入っていれば安心でしょう。
またショップでの預かり修理でも、メーカーへの郵送修理でも補償対象です。
書類をそろえて報告するだけで、補償費用が振り込まれます。
さらにモバイル保険の提携修理店を利用した場合は、キャッシュレスで修理対応が可能です。
この場合は、面倒な書類の手続きが不要。
指定の修理店がなく、どこで修理しても補償されるので、外出先でスマホが故障しすぐ修理したいときなどにもとても便利ですね。
ただし年間最大補償費用をオーバーしていた場合は、その場で差額を支払う必要があります。
Webから簡単・スピード保険金申請
モバイル保険の手続きは、入会から退会まですべてスマホで完結できます。
入会は、契約者情報と登録端末の情報を入力後、必要書類をスマホで撮影してWebで送るだけ。
退会もボタンひとつで完了です。
さらに、保険金の申請もWeb上で完結。
送信が必要なものは、故障したスマホの画像と修理報告書や領収書などの書類のみでOKです。
審査は最短2営業日で終わり、5営業日以内に補償額が支払われるので、スピーディーに対応してくれます。
モバイル保険の評判・口コミを紹介
モバイル保険は2016年に登場して以来、徐々に知名度を上げています。
「スマホ 保険」や「スマホ 補償」などの検索でも、モバイル保険が上位表示されることからもうかがえるでしょう。
さらに通信キャリア系ではなく保険会社から新しい保険が登場しているということは、モバイル保険のニーズがあり、かつ好評だからだとも考えられます。
では、モバイル保険の実際の評価はどのようなものでしょうか。
ネット上でのモバイル保険の評判や口コミを紹介します。
モバイル保険のいい評判
モバイル保険の加入者からは、モバイル保険についておおむね好評の声が目立ちます。
実際に「スマホが故障して保険金を受け取った」「入金対応が早くて助かった」というツイートや口コミも多いです。
「高額なスマホを買うリスクが減る」
「自分が持ってる端末が3台まで登録できるのいい!」
「副端末でSwitch2台登録した」
「ケータイ壊れたけどモバイル保険に入っててよかった」
「費用対効果の面でモバイル保険に入っていて良かった」
というコメントも見られます。
高評価をつけているのは、実際にモバイル保険を必要としていてすでに加入している人たち。
モバイル保険の加入者の満足度は高いと思われます。
モバイル保険の気になる評判
モバイル保険に加入者による厳しい意見は、今回の調査では見られませんでした。
しかし、加入を迷っている人たちによるお悩みのツイートは見られます。
「自分にモバイル保険が必要なのか」「具体的にどこまでの補償が受けられるのか」といった疑問が多いです。
また「モバイル保険に加入したけれどとくに必要なかった」という口コミもありました。
中には「入ってみたものの自分には不要だった」という人も。
大切なのは、内容を理解して加入すること、もしもの時の安心を買うことだと言えるでしょう。
モバイル保険の運営会社は信頼できるの?

モバイル保険の運営会社は「さくら少額短期保険株式会社」です。
主力商品がモバイル保険のようで、サイトの先頭に紹介されています。
この会社がかなり力を入れている商品であることは確かでしょう。
2006年会社設立とあり、今の時代に求められる商品展開の実績を積んできているようです。
また「楽天」や「ジョーシン電気」もモバイル保険の取り扱いをしています。
有名な企業と代理店契約を結んでいることから、信頼度の高さがうかがえます。
モバイル保険とキャリア会社保険の補償内容を比較
現在、メーカーや通信キャリア以外の保険会社による新しい保険が増えています。
補償内容にはどのような違いがあるのでしょうか。
モバイル保険 | AppleCare+ | docomo/ケータイ補償サービス | softbank/あんしん保証パック with AppleCare Services | |
---|---|---|---|---|
料金 | 月額700円 2年で16,800円 | 2年間8,800円~ 機種により金額が異なる | 月額550円~ 機種により金額が異なる | 月額890円~ 機種により金額が異なる |
加入期限 | 端末購入日から1年未満(※) | 端末購入日から30日以内 | 端末購入日含め14日以内 | 機種購入と同時 |
対象製品 | 無線通信が可能なモバイル機器3台まで | iPhone 1台 | 購入機種1台 | 購入機種1台 |
最大補償額 | 修理、交換費用を1年で最大10万円まで | 通常の保証を2年に延長 過失や事故による損傷の修理費用の減額(1年に2回まで) | 1年間に2回まで | 物損による修理費用の減額 |
保証対象 | 自然故障、破損、損壊、水濡れ、故障、盗難 | メーカー保証内の故障等 | 水濡れや紛失、全損などあらゆるトラブルに対応 | 端末交換、過失や事故による損傷の修理費用の減額、メモリーデータ復旧など |
保証期間 | 永続的に補償 | 購入日から2年間 | 半永久的に継続可能 | 購入日から2年間 |
盗難・紛失保証 | 盗難の場合は補償 | +2,000円で保証 | 保証 | Apple社に準ずる |
※新規取得した日から1年以上であってもメーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態であれば加入可。
中古端末の加入は可能か
モバイル保険は中古端末でも加入が可能です。
ただし「国内メーカーの製品で、中古販売店の3ヶ月以上の保証書が必要」などといった条件があります。
また、メーカーや通信キャリアの保険サービスに加入している端末であれば、何年使用していても加入可能。
切り替える場合は、今の保険を外さずに申し込みしましょう。
ほかの損保系保険では、中古でも補償対象になると宣伝しているものもありますが、機種が指定されているなど細かい条件があります。
紛失・盗難・災害は補償対象か
モバイル保険の補償対象は「自然故障、破損、損壊、水濡れ、故障、盗難」です。
紛失は含まれていません。
また、国外でのトラブルや付属品の修理は補償の対象外です。
ほかの損保系保険は、盗難も対象外になっていることも。
また、対象となっていても補償額が低いものが多いです。
修理不可の場合は補償があるのか
モバイル保険は、修理が不可能な場合でも補償は受けられます。
買い替え補償として主端末で最大25,000円、副端末では7,500円まで補償があります。
修理不可な場合について、他社の損保系保険での保証金額では、購入価格の半額が相場と考えてよいでしょう。
モバイル保険の保険料は高い?安い?
モバイル保険の月額700円は、実際お得なのでしょうか。
ほかのスマホ向け保険と比べてみて、モバイル保険のメリットとデメリット、コストについて検証します。
こちらのスマホ向け保険を比較した記事では、「モバイル保険」「モバイル補償」「スマート補償(S)」の比較をしています。
何に入るか悩んでいる方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。
モバイル保険に入会するメリット
モバイル保険に加入するメリットとデメリットを見ていきましょう。
最大3台まで登録できるのはモバイル保険
多くのスマホ向け保険が、1台のみを補償対象としています。
中には2台というものもありますが、最大3台も登録できるのはモバイル保険だけです。
モバイル保険は、モバイル端末を複数保持している人には大きなメリットがあります。
月額700円で家族分の端末を登録することもできるので、お子さんがいるご家庭にもおすすめです。
盗難補償がある
モバイル保険とよく比較される「モバイル補償」には、盗難補償がありません。
より月額料金が少し安い利点はありますが、対象機器の種類も少ないです。
そのため、モバイル保険をおすすめします。
モバイル保険に入会するデメリット
ここからは、モバイル保険のデメリットも確認していきます。
月額料金がもっと安い保険もある
ローソンで入れる「スマホ保険」は、月額200円から加入できます。
スマホ向け保険としては格安の料金設定です。
このスマホ保険も幅広い補償を打ち出していますが、修理時には自己負担額3,000円が必要となります。
対してモバイル保険では、月額700円のほかに自己負担を求められることはありません。
月額料金だけでなく、コストパフォーマンスも考慮しましょう。
紛失した際の補償がない
モバイル保険に限らず、損保系保険のほとんどに紛失時の補償サービスが含まれていません。
よくスマホをなくしてしまう人には、キャリア系の端末補償がおすすめです。
モバイル保険はどんな人におすすめ?
これまでの特長をまとめると、まず複数端末を登録したい人にとってモバイル保険の「最大3台まで登録可能」という点は、とても魅力的。
またモバイル保険は、短期でスマホを買い替える人よりも1つの端末を長く使用する人に合う保険です。
モバイル保険の加入条件
加入条件は、モバイル保険のサイトで確認可能です。
補償を受けられる機器の条件は以下の通り。自分に当てはまるかどうかを確認しましょう。
- 日本国内で販売されたメーカー純正の無線通信(Wi-FiやBluetooth)が使用可能
- 登録時において破損などなく全機能が正常に動作するもの
- 登録時において次のいずれかの条件を満たすもの
- 新規取得した日から1年未満
- 新規取得した日から1年以上であっても、メーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態(保険の責任開始後は、上記有償補償サービスの加入の継続は問わず。)
また「家族、知人、オークション等からの購入または譲渡された端末は登録できない」点には注意してください。
モバイル保険に加入して安心のスマホライフを
スマホなどのモバイル端末は、便利で欠かせないものであると同時に、購入や修理に高額な費用がかかるものでもあります。
補償内容とコストパフォーマンスのよいモバイル保険に加入して、安心につなげてください。
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まとめ
今回はスマホの保険として新機軸となる損保系保険と、その中でも評判がいいモバイル保険について解説してきました。
モバイル保険は安い月額料金と幅広い補償が魅力で、モバイル端末を使用する人の安心につながるかなりお得な保険だということがわかりました。
この記事を参考に、自分に最適な保険を選択してください。

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