
お風呂の換気扇は定期的に手入れしていますか?汚れが蓄積すると故障の原因となり、修理や交換が必要になります。
ここでは換気扇が故障する原因や、業者に依頼する際に気にすべきポイントなどを紹介しているので、修理を検討している方は参考にしてください。
INDEX
換気扇が故障する主な原因
換気扇が故障する主な原因とその対処法を説明します。定期的に点検することで故障を避けられる場合もあるので、以下の点を確認しましょう。
配線の異常
「電源コードが切れている」「抜けている」といった配線周りの問題で、換気扇が動作しなくなることもあります。
知らないうちに配線部分に触れてしまったり、適切にプラグがささっていなかったりして配線に問題が起きたのかもしれません。
電源コードに問題はないのに換気扇が動かない場合、次に確認すべきは電気配線です。
配線をやり直さなくてはなりませんが、電気関係の工事は有資格者しか行えません。業者に見てもらうようにしましょう。
ほこり・汚れ・サビ
お風呂の換気扇でも使い続けているとほこりや汚れ、サビが発生します。付着したほこりは蓄積し固まることで、換気扇の故障につながります。日頃から掃除を心がけましょう。
汚れは、軽いものであれば拭き掃除だけでも十分綺麗になります。しかし、内部のモーターまで汚れが溜まっていると掃除が大変です。
サビについては、お風呂は湿気が多い場所です。できるだけ風通しをよくしておくことがサビの予防につながります。
換気扇が壊れかけているときのサインと対処法
ここでは故障しかけているときに起きやすい症状と対処法を解説します。故障する前と後では修理費用が違ってくるため、早めに業者に見てもらいましょう。
ファンの回転が弱い、換気ができていない
ファンの回転が弱いと感じたら換気扇の目詰まり、モーターが消耗して寿命が近いことなどが考えられます。
汚れが原因の可能性もあるので、まずは掃除をしましょう。掃除をしても正常に動作しないようなら、業者に依頼するのがおすすめです。
正常に動作しているかどうかは、簡単な診断方法があります。掃除をした後に換気扇を動かした状態で、ティッシュを通気口に当ててみてください。手を放してもティッシュが落ちてこなければ正常に稼働しています。
異音が鳴る、振動がうるさい
内部にほこりや汚れが蓄積していると、異音が鳴ることがあります。
掃除をしても音が鳴ったり振動が治まらない場合は、「モーターの軸がずれている」「サビがこびりついている」「劣化が激しい」などの原因があるでしょう。
耐用年数を超えている
換気扇の寿命は、大体10~15年と言われています。長年使い続けていると、今は問題がなくても故障する前に交換してもよいでしょう。
もしくは、少しでも不具合が確認できた時点で新しいものに交換することをおすすめします。
修理依頼前に知っておきたい換気扇の種類
換気扇には、大きく分けて2つのタイプがあります。まずはそれぞれの特徴について確認しておきましょう。
プロペラタイプ
扇風機のような羽根が特徴で、部屋の壁面に取り付けるタイプです。換気機能のみのシンプルなものが多く、その分掃除しやすいというメリットがあります。
ただし屋外の風に影響を受けやすいため、風の強い地域や高層住宅などには向きません。
シロッコタイプ
お風呂の天井に取り付ける換気扇で、現在一般的なのはこちらです。ダクトから排気する仕組みになっており、プロペラタイプと違って屋外から風の影響を受けません。
また、暖房や衣類乾燥など機能が豊富という特徴もあります。換気扇を交換するついでに高機能なものにしたい場合は、シロッコ型の製品から選ぶとよいでしょう。
換気扇の修理・交換にかかる費用
修理費用の相場は、5,000~15,000円程です。ただし修理費用が高い場合や、耐用年数を超えるほど使い続けている場合、新品へ交換するのがよいでしょう。
交換費用は換気扇の種類で異なります。プロペラタイプの場合は交換が簡単なため、作業手数料は安めです。シロッコファンの場合は、配線工事など大掛かりな作業が多いため、手数料は高くなる傾向があります。
ちなみに暖房や乾燥機付きなど高機能な製品に替える場合は、費用が35~40万円程度かかります。もとの換気扇の場所にそのまま設置できるわけではなく、大規模な工事が必要になるためです。
修理するか交換するかの判断は、15,000円を基準に考えるとよいでしょう。これ以上の費用がかかるようなら、新品への交換がおすすめです。
DIYでの換気扇の取り付けはおすすめできない
換気扇の取り付けに必要な部品や道具は、ホームセンターや通販など個人でも購入できます。自分で取り付け作業を行うことも不可能ではないでしょう。
しかし、換気扇の取り付けをDIYでするのはおすすめしません。電気配線が必要になる場合があるからです。
電気工事を行うには電気工事士の資格が必要で、無資格の人が工事をするのは法律違反になります。
また、換気扇の取り付けや修理には漏電を防ぐためのアース工事をする必要があり、資格のない人が行うことはできません。
それに加え、専門知識のない人が電気工事を行うと感電などの事故にあう恐れがあり非常に危険です。自分でする手間や危険性を考えれば、業者に依頼する方がよいでしょう。
換気扇の不具合は掃除などで解決する場合もありますが、故障の原因はさまざまです。業者の目で原因を特定してもらう方が早く解決します。
換気扇の取り付けをできるだけ安くすませるコツ
基本的には取り付け工程が複雑なシロッコタイプは、費用が高くなりやすいです。安さを重視する場合は、プロペラタイプの製品を選ぶとよいでしょう。
そのほかの方法で費用を安く抑えるには、「型落ちの製品を選ぶ」「業者の余っている在庫を選ぶ」という方法があります。
また機能が豊富な換気扇を設置すると高額になりがちなので、必要以上の機能がないシンプルな製品を選ぶとよいでしょう。
メーカーなどにこだわりがないなら、業者に相談して自分の希望に沿う安い製品を見つけてもらうのもおすすめです。なるべく安くすむプランを提案してもらいましょう。
依頼する修理業者ごとの特徴や違い
換気扇の修理・交換を依頼できる業者は主に3種類です。それぞれの業者別に異なる点や、依頼するメリットやデメリットなどについて説明します。
家電量販店・ホームセンター
家電量販店やホームセンターは日常で利用することが多く、一番気軽に利用しやすいのではないでしょうか。
店内では換気扇本体の店頭展示がされている場合もあり、実際の製品を見た上で本体を購入できます。
取り付けする際は業者を手配してもらうことになるでしょう。しかし場合によっては、業者の日程調整がうまくいかず、時間がかかることもあるので注意が必要です。
近所の電気店
近くにある電気店に依頼した場合、距離が近いため何かあったときにすぐ対応してもらいやすいでしょう。また、電気工事の資格を持っているため工事も依頼できます。
注意点としては、換気扇が業者の専門外だった場合は受け付けてもらえません。その他、本体費用が定価であまり安くならなかったり、取り扱っている製品の種類が少なかったりする場合もあります。
リフォーム業者
リフォーム業者はこの道のプロなので、換気扇選びから工事の計画まで相談に乗ってくれます。豊富な知識から、今まで考えていたアイデアよりもよりよい提案をしてもらえることもあるでしょう。
交換のついでにより高性能の換気扇に変えようと思っている方や、自分が納得の行く工事をしたい方におすすめです。
ただし、何でも任せっぱなしにすると余分なオプションがついてくることがあります。いるものといらないものを明確に伝えるようにしましょう。
業者を選ぶとき確認したいこと
業者を選ぶ際に確認したいことは、主に次の3つです。業者選びの参考にしてください。
電気工事士の資格を持っている作業員がいるか
換気扇の取り付けや修理には資格が必要です。業者なら電気工事士の資格を持っていて当たり前のものですが、念のために確認しておきましょう。
修理の実績はあるか
修理や取り付けの実績が豊富な業者は作業に慣れています。実績は業者の公式サイトで確認できることが多いため、ぜひ見てみてください。
アフターフォローはあるか
最後は、アフターフォローサービスの有無です。作業終了後、何か不具合が起きたときに丁寧に対応してくれる業者を選びましょう。依頼する前に作業後のアフターフォロー内容を見ておくのがおすすめです。
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換気扇を長持ちさせる日頃の手入れ方法
換気扇の修理や交換については説明しましたが、できるだけ長く使い続ける方がよいのは間違いありません。
換気扇を長持ちさせるには、定期的な手入れを行うことが大切です。ここからは、手入れの手順や頻度を説明します。
換気扇を手入れするときの手順
掃除する際に大切なことは、作業前に必ず電源またはブレーカーを落とすことです。電気が流れないようにしておかないと感電する恐れがあり危険です。
- 作業前に必ず電源またはブレーカーを落とす
- 洗剤は中性洗剤を使用
- 部品に傷が付かないようやわらかいスポンジなどを使用
- 換気扇に直接水をかけるのはNG
換気扇カバーとファンを取り外す
電源を切ったら、ほこりや汚れをきれいに掃除していきましょう。換気扇カバーを外してからファンも取り外してください。
取り外したファンとカバーは洗剤で洗い、タオルなどで水分を拭き取ります。
洗剤は中性洗剤を使用
洗剤は食器に使うような中性洗剤を選びましょう。アルコールやアルカリ性、研磨剤入りなどの洗剤は故障や変形の原因になります。
また汚れを落とす際はやわらかいスポンジなどを使用して、部品に傷が付かないよう手入れしましょう。
ファンが外せない場合
製品によってはファンの取り外しが不可能な場合があります。その場合は無理に外そうとせず、そのまま掃除を行ってください。
換気扇内部もきれいに
ファンなどを洗ったら換気扇内部の掃除もしておきましょう。手が届く範囲で構いません。終わったらファンとカバーを元に戻して完了です。
換気扇に水をかけないように注意
掃除の注意点として換気扇に直接水をかけるのは厳禁。漏電やカビが繁殖する原因になります。本体には水気が残らないようにしてください。
手入れの頻度
部品や内部の掃除は3ヶ月に1回、カバーの掃除は1週間に1回程度のペースで実施するのがおすすめです。定期的に掃除をするだけで故障しにくくなるため、こまめに手入れしましょう。
まとめ
換気扇が故障する主な原因は、ほこりなどの汚れや経年劣化、電気配線の異常によるものです。とくに汚れが原因になることは多く、放置していると異音や振動、動かなくなるなどの症状が発生します。
掃除をすることで解決する場合もありますが、完全に故障してしまったら業者による修理や交換が必要です。
修理費用は故障内容や換気扇のタイプによって異なるので、費用が不安な方は事前に業者へ相談しましょう。
他のお風呂周りの修理についての記事は以下の一覧からご覧いただけます。
ぜひ参考にしてくださいね。

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