お風呂のパッキン交換を自分でする方法!カビを防ぐ方法紹介

お風呂のパッキン交換を自分でする方法!カビを防ぐ方法紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

日々行うお風呂掃除の際、ゴムパッキンの劣化や頑固なカビの対処法に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
この記事では「DIYで挑戦するお風呂場のパッキン交換」と「日頃からできる防カビ方法」について紹介します。

お風呂のパッキン交換を自分でする方法

お風呂場のゴムパッキン劣化や頑固なカビは、入浴の際ついつい気になってしまうものです。
市販の強力な洗剤や重曹を使ってみてもカビは落ちにくく、頑張ってキレイにしてみてもまた時間が経てばすぐに元通り、なんてことも多いと思います。

パッキンの交換は専門業者に依頼するしかないと思われがちですが、実は自分ですることも可能です。
プロにお願いすると当然費用が高くついてしまいますが、自分でパッキン交換すれば材料費だけで済むのでとても経済的でしょう。

一口にお風呂のパッキン交換と言ってもいくつか方法はありますが、続いては自分できる交換方法について3つ紹介します。

コーキング(シーリング)剤を使用する

まず1つ目は「コーキング(シーリング)剤」を使用する方法です。
コーキング剤とは、シリコンやウレタンなどを用いた目地剤のこと。
お風呂タイルのつなぎ目やシンク、浴槽などと壁の隙間を埋めている白い接着剤のようなものを指します。
隙間を埋めることにより、気密性や防水性を高める働きをします。

用意するもの

  • カッターもしくは専用のはがしヘラ
  • 防カビ入りコーキング剤
  • マスキングテープ
  • コーキング剤をならすヘラ
  • 手袋

作業手順

  1. 「カッターもしくは専用のはがしヘラで古いパッキンを剥がす」
    カッターでも可能ですがほかの部分を傷つける場合があるので、専用のはがしヘラなどがあると安心です。
    カッターを使う場合は、壁とゴムパッキンの間に切り込みを入れてからマイナスドライバーなどを使うときれいに剥がせます。
  2. 「剥がした部分とその周辺を綺麗に拭き取る」
    パッキンを剥がすと中まで汚れていたりするので、布などでしっかり汚れを取り除きます。
  3. 「マスキングテープを貼る」
    コーキングする部分の溝(両端)にマスキングテープを貼り、コーキング剤がはみ出さないよう保護します。
    マスキングテープを貼る際に、2~3ミリ溝の外側に貼るのがポイントです。
  4. 「コーキング剤を充填する」
    コーキング剤が出る部分の先端を溝に押しつけながら、できるだけ空気が入らないように充填しましょう。
    量は溝から少し盛り上がるくらいの量がちょうどよくキレイに仕上がります。
  5. 「ヘラでならす」
    ヘラを使って、充填したコーキング剤を平らになるようならしていきます。
  6. 「マスキングテープを剥がす」
    コーキング剤が乾く前にマスキングテープを剥がします。
  7. 「乾燥するまで待つ」
    使用した道具の説明書などを参考にして、乾燥するまで待ちましょう。
    ほとんどは半日から24時間ぐらいで乾燥するのがよいようです。
    しっかり乾燥するまでは水を使わない事がポイント。
    やむを得ず水を使用する場合は、ラップなどで保護しておくとよいでしょう。

後付けビートを使う

上記ではコーキング剤を使う方法を紹介してきましたが、「後付けビート」を使うという方法もあります。
後付けビートとは、お風呂の浴室ドア枠と樹脂パネルを押さえるゴムパッキンのようなものなので、交換するだけで済みます。

浴室ドアのパッキンは汚れはもちろん、経年劣化と共に剥がれてくる場合も。
見た目もよくない上に水が外に漏れてしまう可能性もあるため、できるだけ早い修理が必要です。

後付けビートもホームセンターなどで手に入りますが、サイズを測るのに専門的な知識が必要であったりサイズを選びが難しかったりするので、上級者向けの方法です。
普段からDIYなどに慣れている方向けの方法と言えるでしょう。
DIYでの交換に自信のない方は、専門業者に依頼することをおすすめします。

また浴室ドアのパッキンが剥がれたり割れたりしている場合は、ドア自体の劣化も考えられます。
こちらは素人判断をせずに専門業者に見てもらうことも必要でしょう。

テープを使う

お風呂のパッキン交換で注意すべき点は、住まいが賃貸かどうかです。
賃貸物件の退去時には入居時の原状回復が基本となるため、勝手に交換作業を行えません。
もしパッキン交換をする場合は、まず管理会社や大家さんに相談して指示を仰ぐ必要があります。

「汚れは気になるものの、住まいが賃貸で先述したようなパッキン交換はできない」という場合におすすめなのが、水回りに使用できる防水仕様のテープを貼ることです。
ゴムパッキンの上から貼ることにより汚れやカビが見えなくなる上、隙間や亀裂をカバーできます。

ただし根本的な解決にはならないため、あくまで応急処置的な方法としてお考えください。

ゴムパッキンの劣化・カビを防ぐお手入れ方法

ゴムパッキンの交換方法や応急処置方法を紹介してきましたが、できるだけ交換しなくて済むようにするためには、まず日常で劣化やカビを防ぐのが重要です。

まずはカビが増殖しやすい環境について理解しておきましょう。
カビが増殖しやすい環境は湿度と温度、そして栄養が揃った場所。
湿度70%以上の水分、温度は20~30℃の環境で、体から出た汚れなどがカビの栄養となります。
カビ対策には、これらの原因を取り除くことが鉄則です。

  • カビのできやすい湿度と温度を避けるには、入浴後はできるだけ浴室の温度を下げるようにしましょう。
    お湯を浴槽にためる場合は、入浴を終えたらきちんとフタをしてください。
  • 入浴後は壁の水滴を落とすために、お湯のシャワーを浴室全体にかけていきます。
    水のシャワーだと水滴が残りやすくなるので、お湯を使用しましょう。
  • 窓があれば窓を開けたり、換気扇をまわしたりして、空気を浴室全体に入れることを心がけてください。
    壁や床についている水滴を拭き取ったり、スクイージーを使って水を切ったりするとさらに効果的です。
  • 体から出た皮脂や垢などの汚れが、カビにとっての栄養になります。
    なかなか気付きにくいですが、目に見えないところで泡と一緒に飛び散って壁や床に付着しているのです。
  • これらを取り除くには、体を洗う場所の周辺や排水口の周りなど、とくに汚れやすい部分の掃除を徹底的に行うことが必要。
    また、シャワーを立って浴びる家族がいる場合は、高いところまで汚れが付着しやすくなるので注意しましょう。
  • 入浴後に壁や床はもちろん、お風呂にある小物にまで熱めのシャワーをかけるだけでも汚れが流れます。
    もちろんお湯をかけただけでは汚れが完全には落ちないため、定期的に洗剤を使ってきちんと汚れを落とすようにしてください。
    目安としては、週に1回程度は浴室用洗剤での掃除を心がけましょう。
    ゴムパッキンなどがある角や隅はとくに汚れが溜まりやすいので、使い古しの歯ブラシや専用のブラシなどを使って重点的に汚れを落としましょう。
    普段からゴムパッキンの汚れだけでなく、浴室全体の水分を排除し汚れの除去を行うことで、ゴムパッキンの劣化やカビを防げます。

カビ取りのコツ、選ぶべき洗剤は?

お風呂場にはピンク色のヌメリ、ポツポツと現れる黒カビがあります。
どれも同じ洗剤を使ってゴシゴシ洗ってはいませんか?

実は汚れの種類によって洗剤を使いわけるのがポイントです。
まずピンクのヌメリの段階は、カビではなくロドトルラという殺菌の状態。
こすれば簡単に落とせるので、ピンクヌメリを発見したらすぐにスポンジで軽くこすって落とすようにしましょう。

しかし黒カビを発見した場合は、放っておくとどんどん繁殖していくので、洗剤を使いわけながらこまめに退治するのがおすすめです。

市販のカビ取り用の洗剤には、「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」の2種類があります。
基本的には時間が経ってしまった頑固なカビには「塩素系漂白剤」を使うと効果的ですが、小さなお子さんやペットがいる家庭では「酸素系漂白剤」がおすすめ。
洗浄効果はおだやかではありますが、「重曹」や「クエン酸」もカビ取りとして安全に使用できます。

刺激が強い洗剤を使用する場合、必ず手袋を使うようにしましょう。
液体のまま使用する場合は、カビ取り剤とパッキンを密着させるとより高い洗浄殺菌効果を発揮するため、家庭にある片栗粉を加えて固いペースト状にして使うと便利です。
また洗剤を密着させた後、食品用のラップでカバーしたりするのも効果があります。

ゴムパッキン交換をプロの業者に依頼するには?

お風呂にあるゴムパッキンの耐用年数は素材や環境にもよりますが、一般的には10年ぐらいと言われています。
どんなにこまめに掃除を心がけていても劣化していくものです。劣化すると自然にカビも繁殖しやすくなります。

お風呂にあるゴムパッキンの交換目安としては、「ゴムパッキンが浮いているとき」「割れているとき」「カビが生えているとき」の3点がポイントです。
自分で掃除や修理をできるのか、専門業者にお願いしなければならないのかを考える時期の目安になります。

上記で紹介してきた方法を参考にし、自分でパッキン交換ができる方はぜひトライしてみてください。
ただし、自分ではちょっと難しそうと思った方はやはり専門業者に頼むのが安心。
作業はスピーディーに、そして確実にキレイにしてくれるので仕上がりの見た目も違ってきます。

とくに浴室ドア周りのパッキン交換は汚れが目立ちやすい場所でもあり、自身で交換するのは難しい部分でもあります。
汚れ具合を考慮して難しいと判断した場合は、プロにお願いするのがよいでしょう。

まとめ

お風呂のパッキン交換方法や、普段のお手入れ方法について紹介してきました。
普段からこまめにゴムパッキンの劣化や、カビを防ぐようにケアするのが一番です。
しかしどうしてもお手入れをさぼってしまったり、お手入れしていても年数が経ってしまったりすると劣化やカビは発生してしまうでしょう。

今回紹介した方法で、役に立ちそうな情報があればぜひ参考にしてみてください。

\調査見積り無料!/

水110番で無料相談

他のお風呂周りの修理についての記事は以下の一覧からご覧いただけます。

ぜひ参考にしてくださいね。

日本最大級の修理店情報サイト「最安修理ドットコム」に掲載しませんか?
最安修理ドットコムには以下の強みがあります!


  • 掲載店舗数約2万店舗
  • 修理サポート記事1,600本
  • クチコミ数23万件超え

iPhoneをはじめとしたスマホやパソコン、車や時計、鍵や水まわり等あらゆる修理店情報を掲載しています。
掲載ご希望の修理店様はまずはお気軽にお問い合わせください。

掲載のお問い合わせはこちら

※特記以外すべて税込み価格です。

カシモWiMAX

このコラムに関連するキーワード

役立ったら是非シェアしてください

  • このエントリーをはてなブックマークに追加