水周りのトラブルを徹底解説!箇所別の原因や修理・交換費用を紹介!

水周りのトラブルを徹底解説!箇所別の原因や修理・交換費用を紹介!

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よくある水回りのトラブルですが、中には緊急を要する場合もあります。
「トイレ」「キッチン」「浴室」「洗面所」の詰まりや水漏れなどのトラブルについて、症状や原因、予防方法、修理にかかる費用相場などを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

水回りのトラブルを発見したら早期の解決を!

水回りは住宅の中でも傷みやすく、修理やリフォームが必要になる場所です。
理想的なのは、トラブルが起こる前にメンテナンスを定期的に行うことでしょう。
しかし、不具合を発見してから対処する方の方が多いのではないでしょうか。

住宅で起こりがちな水回りのトラブルにはどんなものがあるのか、場所ごとによく起こるトラブルを紹介していきます。

トイレ

水回りのトラブルで緊急性が高いのは「トイレ」でしょう。
毎回近隣に頼るわけにもいかず、家族が多ければ利用回数も増えるため、トイレが使えないのは一大事です。

「うちは戸建住宅で、1階と2階の両方にトイレがあるから片方にトラブルが起きても大丈夫」と思っている方もいるでしょう。
しかし、症状によっては2箇所とも使えなくなってしまう危険性があるため、悠長に構えていてはいけません。

トイレのトラブルに24時間対応可能としている修理業者が多いことからも、トイレ修理のニーズは高いことがよくわかります。
ただし、症状によっては応急処置で一時的にしのげる場合もあるのです。

深夜の緊急修理で割増料金がかかるようなケースでは、応急処置を施して翌日の日中に修理依頼するのもよいでしょう。

トイレで多いトラブルと原因、また対処法や修理費用の目安について紹介します。

詰まり

トイレのトラブルで困るのが、完全に詰まってしまうケースです。
しばらく待ってみても水位が下がらないようなら、便器の奥にある排水管に異物を詰まらせてしまっている可能性が高いです。

異物が水溶性のものなら、半日程度で解消する場合も。
しかし吸水性のある紙オムツなどの場合は、さらに大きく膨らんでしまい詰まりが悪化しかねません。

そのままにしておいても詰まりが解消されないため、早急に取り除く必要があります。
ただし、器具などを使っても取り出そうとしてもうまく届かないこともあるでしょう。

安全で効果が高い対処法が「ラバーカップ」を使う方法です。
「スッポン」とも呼ばれ、棒の先にゴム製のカップがついた道具ですが、最近は常備していない家庭もあるのではないでしょうか。

普段から水の流れが悪いトイレなら、いずれまた詰まる可能性があります。
これを機にラバーカップを常備しておくのがおすすめです。

使い方は、静かにラバーカップを奥まで沈め排水口にかぶせて棒を押し付けましょう。
十分に密着させたら、棒を強めに引きます。

これを数回繰り返してください。
うまくいけば「ゴゴゴゴ」と水が流れていきます。

汚水が跳ね返らないよう、便器を覆うことができる大きさのビニールなどを上からかぶせ、ラバーカップの棒が入るくらいの隙間を開けて通して使うと安心です。
しかしそれでも解消しない場合は、原因が別にある場合もありますから、修理業者に依頼したほうが確実でしょう。

費用の目安は、軽い水漏れなら4,000円~10,000円。
配管の詰まりなら、8,000円~20,000円前後です。
大掛かりな洗浄作業が必要になる場合は、見積もりを依頼しましょう。

水が止まらないケース

トイレの水が止まらずザーザーと大量の水が、もしくはちょろちょろと少量の水が流れっぱなしになるケースも。
原因はタンク内部品の不具合、水洗レバーの不具合などが考えられます。

大量に流れ続ける場合は水道料金も心配になりますので、ひとまず応急処置として止水栓を閉めましょう。
タンクから伸びる管に1本の切れ込みが入ったネジがあるので、マイナスドライバーなどで右に回します。

もし固くて回せないようなら、水道全体の元栓を閉めてください。
その後、水道業者に修理を依頼しましょう。

修理費用の目安は、部品交換などを入れて6,000円程度です。
タンク脱着ありの場合、高くなるでしょう。

水漏れ

気がついたら、トイレの床に水が漏れていることもあるでしょう。
とくにマンションなどの共同住宅では、すぐに階下に伝ってしまって大問題になる可能性があります。

被害が拡大しないうちに「水漏れがどこで起きているか」原因を突き止め早急に対処しましょう。

戸建住宅であっても、カビや雑菌の繁殖、悪臭や建材を傷める原因になるため放置しておくことはできません。
便器のヒビ割れで汚水が滲み出ているケースもあるため、早急に水道業者に修理依頼をしましょう。

水漏れの修理費用は「配管」「タンク」「便器」などの原因別にかなり差があります。
タンクや便器の交換なら、その分の実費もかかります。

それに伴い、トイレのリフォームを検討するのもひとつの選択肢です。
修理費用の目安は、簡単なものなら4,000円程度でしょう。

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キッチン

キッチンも水のトラブルが起こりやすい箇所です。
排水管からの水漏れ、排水口の詰まりなどがあります。

気が付かなくても、シンク下の収納の内部で水漏れを起こしているかもしれません。
キャビネットや床にまで被害が及ぶことがあるため要注意です。

何しろ、キッチンが使えないと料理もできず不便でしょう。
被害が深刻になる前に、早めに点検修理を依頼するのがおすすめです。

蛇口の水漏れ

蛇口からポタポタと水が滴り続ける場合は、パッキンの劣化による水漏れの可能性が高いです。
ホームセンターで新しいパッキンを購入して交換することで、改善できる場合があります。

ただし蛇口レバー根本からの水漏れは、蛇口レバー本体を外すのが難しいため自分で対処できない場合も。
レバー本体の交換が必要なケースや、原因が別にある場合もあるため修理業者に依頼することをおすすめします。

修理費用は、基本的な修理で5,000円程度が目安です。
本体交換の場合は、さらに実費がかかります。

排水口・排水管の詰まり

シンクの排水口と排水管の詰まりの原因は、食べかすやゴミのほか、油によるべとつきやぬめりです。
こまめに手入れしていない場合は、ちょっとやそっとのことでは解消しません。

パイプクリーナーなどを使っても、一時的に良くなった程度でまたすぐに詰まってしまうことがあります。
マンションなどでは、定期的に全戸一斉排水管清掃などで、高圧洗浄などの特殊な機材を使って清掃をします。
戸建では、メンテナンス不足の場合が多々あるため、詰まりやすいといえるでしょう。

熱湯を流して油汚れを溶かそうとするのは、危険です。
排水管の損傷につながるため避けましょう。
修理業者なら、詰まりの原因特定や清掃を行ってくれます。

費用相場は、8,000円程度です。
特殊な機材や薬品を使用する場合は、20,000万円程度でしょう。

シンク下や床の水漏れ

シンクに穴が開いたり、排水管の損傷などによって汚水が漏れることもあります。
その場合、シンクの奥にシミができていたり、床下に流れ出してきたりするかもしれません。

キッチンマットやスリッパなどで気づくのが遅れることもあり、そのままにしておくとシンク下のキャビネット交換や床下の修理が必要になってしまいます。
排水パイプ結合部などからの水漏れなら、一部のパイプ交換やパテ埋めなどで直せます。

修理費用の目安は、8,000円程度。
対応が遅れ、システムキッチンの交換やリフォームをすることになれば、多額の費用がかかるでしょう。

浴室

浴室で多いトラブルは、排水口の詰まりと蛇口、シャワーからの水漏れです。
浴槽に貯めたお湯を抜くと、排水が追いつかず浴室の床の水はけが悪くなります。

放置しておくと悪臭が漂ったり、チョウバエの発生原因になったりすることがあるでしょう。
体を清潔にしたい浴室が使えなかったり、不衛生のままだったりでは困りますよね。
以下に、浴室のトラブルについて説明します。

排水口の詰まり

浴室の排水口は人間の皮脂や垢、石鹸カス、毛髪、泥などで汚れやすいでしょう。
ヘアキャッチャーなどに絡まったゴミは取り除けますが、網目をすり抜けた汚れは排水管に固まって蓄積してしまうことがあります。

パイプクリーナーなどを使っても改善がみられないときは、プロの業者に清掃を依頼することも検討しましょう。

ホームセンターなどで排水管用の洗浄ワイヤーなどもありますが、配管を傷めてしまったり、あまり効果がなかったりということもあり得ます。
清掃費用の目安は、排水管の長さなどにもよりますが、8,000円~30,000円前後です。

蛇口やシャワーの水漏れ

部品の結合部やシャワーヘッドなどから水漏れしている場合は、パッキンなどの部品劣化やバルブの緩みなどが考えられます。
部品交換修理か蛇口本体、またはシャワーヘッドの交換で解決するでしょう。

シャワーヘッドの交換は自分でも行えるので、市販の気に入ったシャワーヘッドと交換するのもよいでしょう。
ただし「構造上シャワーヘッドが外せない」「蛇口のパッキン交換に自信がない」「シャワーホースの根元から水漏れしている」という場合は、修理業者に任せるのをおすすめします。
修理費用の目安は、4,000円程度です。

洗面所

洗面所は浴室同様の汚れが付きやすいことに加えて、固形物を流してしまって詰まらせてしまうケースがよくあります。
よくあるのは、コンタクト、指輪、ヘアピン、絆創膏などです。

よく物を落として流してしまう方は、ゴミキャッチャーをセットしておきましょう。
ほかにも洗面所のトラブルとして多いのは、以下のようなケースです。

蛇口・シャワーの水漏れ

シャンプードレッサーなどでは、収納式ホースから水漏れすることがあります。
洗面台下の収納部に洗剤や日用品のストックなど細々としたものを入れておくと、奥の水漏れに気付かないケースがあります。

ホースの水受けや、収納場所に水漏れした形跡がないかを定期的に確認しましょう。
蛇口やシャワー水漏れの修理費用目安は、5,000円程度です。

排水口・洗濯パンの詰まり

洗面所の排水パイプは細いため、髪の毛などを詰まらせると排水が悪くなることもあります。
流れが悪いと悪臭の原因にもなってしまうため、定期的にパイプクリーナーなどを使って詰まりを解消しておくのがおすすめ。

洗濯パン(防水パン)もホコリやゴミが溜まることによって、汚水の流れを悪くしてしまうことがあります。
洗濯パンの中に溜まったホコリ等は流さず、乾いている間に掃除機などで吸い取りましょう。

「洗濯機の下に埋もれて状況がよく見えない」「掃除ができない」「汚水があふれてきた」というような場合は、業者に相談することをおすすめします。
修理費用の目安は、4,000円程度です。

まとめ

住宅設備の中でも水回りは、とくにトラブルが起こりがちな場所です。
家族世帯なら毎日頻繁に利用するため、トラブルが起こるのはやむを得ません。

しかしゴミや異物を流さないように気をつけたり、定期的にメンテナンスを行ったりすることで、トラブルの発生率を下げられます。
ただし、自分の手に負えないトラブルが起きたら、正確に原因を特定して改善してくれる業者に依頼するのがおすすめです。

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