
「給湯器修理はどこに頼めばいいの?」と疑問の方に向けて、給湯器修理を依頼できる場所の特徴をまとめました。
結論、給湯器修理を依頼する選択肢として主に4つあります。費用やメリット・デメリットが異なるため、自分に合った方法を選びましょう。
この記事で分かること
INDEX
給湯器修理・交換はどこに頼む?
給湯器の修理・交換は主に以下の選択肢があります。
それぞれの特徴をメリットとデメリットを踏まえて紹介します。
給湯器メーカー
給湯器メーカーは、給湯器を製造する会社を指します。代表的な給湯器メーカーとしては、ノーリツ、リンナイ、パロマ、パーパスなどが有名です。
これらのメーカーは製造だけでなく、自社製品の修理対応も行っています。
給湯器の修理を依頼する際は、使用している給湯器メーカーを確認し、修理のお問い合わせ窓口に連絡することで、点検や修理の対応をしてもらえますよ。使用中のメーカーは、給湯器本体に貼られているシールなどから確認できます。
給湯器メーカーの保証期間内の人でメーカーの変更を希望しない場合には、給湯器メーカーへ依頼するのが最もおすすめです。
給湯器メーカーのメリット
給湯器メーカーのメリットは以下の通りです。
- 修理会社を探す手間を省ける
- メーカーは一定以上のサービスや品質の保証がある
- 専門部品の調達が速いため復旧までを短縮できる
- メーカーの保証期間内の場合:無料or格安で修理できる
製造元というのもあって、修理対応の品質は高いです。買い替え・交換を検討する際もスムーズです。
また、アフターサービスが充実しているのも強みです。保証期間は1~2年の場合が多いので、保証書等を確認してみてください。
給湯器メーカーのデメリット
給湯器メーカーのデメリットは以下の通りです。
- 価格競争が激しくないため、費用が高い場合が多い
- 提携修理業者を指定されるため、業者を自分で選べない
- 修理日時は営業時間に限られるため、日程の融通はききにくい
- 保証期間外の場合:費用が高くなる
費用や対応日時の柔軟性が低いのが主なデメリットといえます。信頼性を求めるならピッタリですが、安く早く修理したいという人には合わないかもしれません。
ガス会社
ガス会社は、ガス事業法に基づいてガスの供給を行う企業であり「都市ガス」と「LPガス」を取り扱う会社の2つがあります。
都市ガスの供給会社は大手企業が多く、LPガスの供給会社は地域の中小企業が主体です。
利用しているガス会社に給湯器の修理を依頼できます。ガス会社への修理依頼は、安心感が欲しい人や、業者を選ぶ手間をかけたくない人におすすめですよ。
ガス会社のメリット
ガス会社のメリットは以下の通りです。
- 日常的利用している業者に依頼できるため、安心感がある
- 検針票などを通じて連絡先が簡単に分かるため、連絡先を探す手間が省ける
給湯器メーカーと同様、安心感が高いのが唯一のメリットといえます。
ガス会社のデメリット
ガス会社のデメリットは以下の通りです。
- 給湯器専門でないため、仲介コストにより修理価格が高くなる
- 指定された業者に修理を依頼するため、自分で修理業者を選べない
- 給湯器交換の場合:給湯器の選択肢が狭い(ガス会社が取り扱う製品のみ)
修理費用が高くなる・自分で業者を選べないという点は、給湯器メーカーと同様です。異なる点は交換・買い替えの選択肢が狭いことです。
信頼性で選ぶなら、給湯器メーカーの方が幅広い選択肢があるといえます。
給湯器販売・工事業者
給湯器販売・工事業者は、多様なメーカーの給湯器を取り扱い、修理業務も行う専門業者です。
給湯器の販売、修理、交換を主な事業としており、給湯器トラブル解決に優れたプロフェッショナルといえます。
水道修理を専門とする「水道業者」にも給湯器の修理・交換を行う業者が多いです。そのため、給湯器の修理を考える際には、水道業者も検討対象に入れるとよいでしょう。
メーカー保証期間を過ぎている方に一番おすすめなのが、給湯器販売・工事業者(水道業者)です。深夜・早朝・休日に修理を行いたい人や費用を安くしたい人にもおすすめですよ。
給湯器販売・工事業者(水道業者)のメリット
給湯器販売・工事業者(水道業者)のメリットは、以下の通りです。
- 取り扱うメーカー数が多いため、多様なニーズに対応できる
- 給湯器の販売・修理に特化した給湯器のプロフェッショナルが対応してくれる
- アフターケアなどのサービスが充実しているため、修理後も安心できる
- 年中無休・24時間営業している業者が多いため、いつでも故障に対応してもらえる
- 価格競争が激しいため、修理・交換費用が安くなる
安く早く給湯器を修理するなら、給湯器販売・工事業者がぴったりです。幅広いメーカーの給湯器にも対応しているため、提案の幅も広いでしょう。
給湯器販売・工事業者(水道業者)のデメリット
給湯器販売・工事業者(水道業者)のデメリットは以下の通りです。
- 業者によって対応や作業の手順が異なるため、信頼性や作業内容に差がある場合がある
- 見積りを提示しない業者や資格なしで修理を行う悪徳業者も存在する
- 業者の信頼性を判断するための比較検討が必要で、手間がかかる
大きなデメリットは、業者選びが大変ということです。自分に合った費用や対処ができるのはもちろん、実績・信頼のある業者かも踏まえて選ぶ必要があります。
実際、水回りの業者では悪徳業者が存在し、高額請求といったトラブルも多く発生しています。トラブルを避けるためにも、業者選びは慎重に行う必要がありますよ。
出典:国民生活センター
ハウスメーカー・工務店
注文住宅にお住まいの場合には、「ハウスメーカー」や「工務店」という選択肢もあります。
ただし一般的なハウスメーカーや工務店は、自社で修理せず、給湯器メーカーの指定を受けた正規修理事業者に委託しているので、費用と時間がかかってしまいます。
ハウスメーカーや工務店への修理依頼は、自分で修理業者を探して依頼するのが面倒な人や自分で業者を選ぶのが不安な人におすすめです。
給湯器修理の依頼前に確認すること2つ
どこに給湯器修理を依頼するか決めると同時に、給湯器の状況も把握しておくのがおすすめです。
スムーズに依頼できるだけでなく、所有権のトラブルも回避できるかもしれないからです。
これから説明する2点をまずはチェックしてみてください。
不具合の症状と範囲を特定する
まずは、自分で確認できる範囲で、具体的な不具合の症状を把握しましょう。
把握することで、どこに修理を依頼するべきかや、修理業者に対して不具合の症状を詳しく伝えられます。
給湯器が原因で起こるトラブルには以下のようなものがあります。
- 異音や異臭
- お湯が出ない
- お湯の温度が不安定
- 給湯器からの水漏れ
- 給湯器リモコンのエラーコード
これらの症状がある場合には、給湯器の故障である可能性が高いです。
次に、トラブルが及んでいる範囲を確認します。具体的には、その症状が家全体で起こっているのか、それとも特定の場所だけで起こっているのかを確認しましょう。
普段お湯を使うキッチンやお風呂、洗面所などをチェックしてみてください。
「お湯が出ない」という不具合の方は、以下のフローチャートも参考にしてくださいね。
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以上のことを踏まえ、業者に依頼する際には、症状や範囲を可能なかぎり詳しく伝えてください。状況が明確になれば、業者のスタッフは作業をより迅速に進められます。
給湯器が自分の所有物か否か
給湯器が自分の所有物か否かで、とるべき対応が変わります。自分の所有物の場合は、自分で対処します。
一方、賃貸住宅に住んでいる場合やリース給湯器を使用している場合は、自分で対処するのではなく、それぞれ別の対応をしなければなりません。
賃貸住宅に住んでいる場合
賃貸住宅にお住まいの場合、給湯器は一般的に、管理会社や大家さんの所有物です。給湯器にトラブルがあった場合は、修理業者に直接連絡するのではなく、まず所有者である管理会社や大家さんに連絡しましょう。
契約内容によりますが、基本的には給湯器の修理費用は大家さんが負担することが多いです。ただし、住人側の管理不足や使い方による場合は例外もあります。
修理業者への連絡も管理会社や大家さんが代行してくれるため、トラブルが生じたことを報告したら、後の処理は自分で行わなくて済みます。
管理会社や大家さんに連絡せず手続きを進めると、請求先が住人になる可能性もあります。賃貸住宅にお住まいの場合は、トラブルを避けるためにも、まずは所有者である管理会社や大家さんに相談することが大切です。
リース給湯器利用している場合
リース契約をした給湯器を利用している場合、最初にリース会社に連絡して状況を説明し、修理を依頼しましょう。リース給湯器では、給湯器の所有者はリース元の会社です。
修理の判断や手続きは、すべてリース会社が担当してくれるため、トラブルが発生した場合は早めに連絡することをおすすめします。
リース契約の内容によっては、給湯器の修理費用をリース会社が負担する場合もあります。故障の原因によっては例外もありますが、突発的な故障の場合でも修理費用を負担しなくて済むことが多いでしょう。
給湯器販売・工事業者の選び方
給湯器の販売・工事業者へ依頼することを決めた場合、以下の内容を確認しておきましょう。
- スタッフの電話対応内容
- 口コミや実績
- 資格の有無
- アフターサービス・保証の有無
過去のトラブルは大きく分けると、「作業の手抜き」と「費用の高額請求」の2つです。
作業の手抜きを避けるためには、資格の有無や実績を確認しましょう。有資格・実績のあるスタッフが作業してくれるとも限らないので、悪い口コミも確認しておきましょう。
過度に安さを強調したり断定したりする業者は、対応後に追加で費用を請求してくる可能性もあります。電話・現地での見積りはもちろん、アフターサービス・保証があれば安心です。
事前に給湯器修理にかかる費用相場を把握しておくのも、高額請求を避けるために有効ですよ。
万が一トラブルに遭ってしまった場合、消費者生活センターに相談しましょう。もし支払い済みでもクーリング・オフ制度が適応できるかもしれません。
おすすめの給湯器販売・工事業者【街角給湯相談所】
出典:街角給湯相談所
信頼できる業者にすぐ依頼したい場合は、一度街角給湯相談所に相談してみましょう。
「街角給湯相談所」とは、24時間365日WEB受付を行っており、最短30分で駆けつけてくれる給湯器業者です。
一般的に給湯器の寿命といわれている10年の保証がついているので安心して依頼できますよ。
対応エリア | 東京都・千葉県・神奈川県 埼玉県・ 茨城県・群馬県 栃木県・滋賀県・三重県 大阪府・京都府・奈良県 兵庫県・和歌山県・福岡県 佐賀県・長崎県・熊本県 |
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WEB受付 | 24時間 |
電話受付 | 8:00~21:00 |
現地調査・ 見積り費用 | 無料 |
保証 | 10年 |
エコキュート | 〇 |
クレジットカード | 〇 |
料金一例
街角給湯相談所で給湯器交換するときの給湯器本体価格は以下の通りです。
以下の料金に「工事費」と「処分・撤去費」がプラスされます。
【パロマ】 ガス給湯器16号 単身世帯向け | 56,800円 |
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【ノーリツ】 ガス給湯器24号 3~5人向け | 92,000円 |
【パナソニック】 エコキュート タンク容量:370L | 256,000円 |
街角給湯相談所では、なんと本体価格が最大92%割引されるのが一番の魅力です。
街角給湯相談所の口コミ
街角給湯相談所の口コミは以下の通りです。
- 作業がとても丁寧で、対応もとてもよかったです。
- 急にお風呂にお湯が張れなくなってしまいました。連絡したらすぐに来てくれました。
- 説明も分かりやすく、工事も素早くやってくださり、あっという間に終わったのでびっくりしました。
不具合の原因が分からないときにはココに相談!
「お湯が出ない・・・」等の不具合で水道が原因なのか、給湯器が原因なのか分からない場合は、給湯器修理・交換にも対応している水道業者に依頼しましょう。
中でもおすすめなのは、本記事で紹介するクラシアンです。
クラシアン以外の業者も知りたい方は、おすすめの水道修理業者をまとめた記事がありますのでこちらを参考にしてください。
給湯器の修理交換も対応!くらし安心クラシアン

出典:クラシアン
「クラシアン」は、CMでおなじみの水トラブル解決の業者で知っている方も多いでしょう。クラシアンでは、最短30分で緊急トラブルを解決してくれる業者です。
クラシアンは水道修理だけでなく、給湯器の修理交換にも対応しているので、不具合の原因が分からない人にはぴったりです。一度相談してみてください。
クラシアンでの修理内容と料金
クラシアンの料金形態は、「作業料金」8,800円+「材料費」が基本です。「基本料金・見積り料・出張料金」はなくシンプルなので分かりやすいでしょう。基本料金がないので、他の業者と比較しても安くなる可能性も高いです。
- 給湯器の故障・水漏れ:8,800円~+材料費
- 給湯器の交換:現地見積り
※作業の料金は、ガス給湯器・電気給湯器、バランス釜など種類によって異なります。
作業費と本体代を合わせた合計でかかる交換料金の例は以下の通りです。
【リンナイ】 ガス給湯器 RUF-A2005SAW(C) | 146,850円 |
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【ノーリツ】 ガス給湯器 GT-2053SAWX-4 BL オート20号 | 212,300円 |
クラシアンについてさらに詳しく知りたい方は、クラシアンの口コミにてクラシアンの特徴をまとめていますので、こちらの記事を参考にしてくださいね。
給湯器の修理と交換の判断基準
そもそも、給湯器を修理すべきか交換・買い替えすべきか悩んでいる人も多いでしょう。
基本的に、交換するかどうかは「利用年数で判断する」「長期的な費用が安い方を選ぶ」の2つの視点で決めると良いでしょう。
利用年数で判断する
利用年数で判断する場合は、以下のような基準で検討してみてください。
メーカーの保証期間内:修理
メーカー保証の期間内の場合は、利用者の過失や天災が原因でないかぎり、無料で給湯器の修理ができるので、メーカーへ修理依頼をしましょう。
7年以下:修理を検討
利用年数が7年以下の場合は、まず修理を検討しましょう。なぜなら、給湯機は修理用部品の保有期間が定められており、その保有期間が7年~10年だからです。
そのため、7年以下の場合には修理用の部品が手に入るので修理が可能となります。
修理費用と交換費用を考慮したときに、修理費用の方が安い場合は修理で対応するのがいいですね。
8年~10年以下:修理の金額次第で交換
8年以上利用している場合でも、修理部品があれば修理できる可能性があるので、修理ができるかどうかまず業者に確認して、見積りを出してもらいましょう。
ただし、8年以上たつと劣化は進んでいますので、一部不良個所を修理しても、すぐに他の箇所に不具合が出てきてしまう場合もあります。そのため、修理費用が格安で済む場合以外は交換してしまう方が良いでしょう。
11年以上:交換
利用年数が10年を超える場合には、迷わず交換しましょう。
給湯器の不具合がなかったとしても10年を超えたら、安全のためにも点検を必ず行うようにしてください。
修理と交換の総合的な費用を比較する
もし、利用年数が7年以内だったとしても、長期的にかかる費用を考慮した時に、交換の方が安くなる場合は、利用年数に関わらず交換した方が良いでしょう。
たとえば、修理費用と交換費用があまり変わらない場合や、エネルギー効率が低い給湯器の利用により、運転コストが高額になっている場合です。給湯器を新しくすることで、給湯にかかる費用を削減できる可能性があります。
自分ではよく分からないことも多いので、専門家に相談するのがおすすめですよ。
給湯器修理は自分でできる?
結論、自分でも修理は可能です。ただし、修理できる範囲は限られます。
なぜなら、給湯器まわりの修理は資格が必要なことが多いからです。
一方、「自分で修理して、修理費用を抑えたい!」とDIYを検討している人もいるでしょう。
ここでは、そのような方のためにDIY可能な範囲と不可能な範囲について解説します。
給湯器修理を自分でできる範囲
給湯器修理で自分でできる範囲は以下のとおりです。
- 給湯給水配管保温材の交換
- 浴槽内の循環アダプターフィルターの交換
- 水抜き栓フィルターの交換
- 給湯器のリモコン配線の接続
これらの軽い交換作業には、資格が必要なく部品も自分で購入できるのでDIYできます。
ただし、DIYする場合には、十分に安全に気を付けて行いましょう。
給湯器修理・交換を自分でできない範囲
給湯器修理で自分でできない範囲は以下のとおりです。
- 給湯器の内部修理
- ガス管まわりの作業
- 給湯器の交換・改造
- 給水給湯配管まわりの作業
- アース棒を使用するアース線の取り付け
排水配管から水漏れしている場合やガス管から異臭がする場合などのトラブルの際には、業者に依頼しないと修理できません。
なぜなら、これらの作業には資格が必要だからです。火災・ガス漏れを引き起こす可能性もあるので、絶対行わないようにしてください。
まとめ
今回は、給湯器の修理について「どこに依頼するのか」「各依頼先の特徴」「おすすめの修理業者」「交換すべきタイミング」等について解説しました。
自分でできる範囲は限られているので、まずは専門業者に相談しましょう。不具合の原因が分からない人は、まずはじめに水道業者に相談して故障箇所を特定してもらうのも1つですよ。
給湯器修理・交換にも対応している水まわりトラブル解消業者でおすすめなのは、今回紹介したクラシアンです。一度相談してみてくださいね。

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