外壁塗装に必要な足場費用の相場は?よくあるトラブルと対策方法も解説

外壁塗装に必要な足場費用の相場は?よくあるトラブルと対策方法も解説

外壁塗装をするためには、足場を設置する必要があります。もちろん、足場の設置にも費用がかかるので注意してください。今回は、“外装塗装に必要な足場設置費用の相場”について説明します。

足場費用を節約する方法や費用の詳細を確認するのに役立つサービスなども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

外装塗装に足場が必要な理由

外装塗装をするために、足場が必要な理由は3つあります。

  • 職人の安全を守るため
  • 施工品質を低下させないため
  • 近隣への配慮のため

最大の目的は、高い場所で作業をする職人の安全を守るためです。安全衛生法でも、2m以上の場所で作業をする場合は、足場の組み立てを含む安全対策が義務付けられています。

外壁修理自体にかかる費用は下記の記事でまとめています。あわせてチェックしてみてください。

外装塗装に必要な足場費用の相場

足場費用は、外装塗装費用の約2割と言われています。決して安い金額ではないので、悪徳業者に騙されないように相場を把握しておきましょう。

足場費用の相場は、以下の通りです。

  • 足場費用の相場:1㎡あたり600〜800円
  • 飛散防止ネットの相場:1㎡あたり100〜200円

2階建て戸建て住宅の場合は、平均して150,000〜200,000円かかると言われています。

足場費用を計算する方法

足場費用が適正か判断するためには、計算をしてみましょう。まずは、以下の計算式で足場架面積を算出してください。

  • 足場架面積=(住宅の外周+8m)×高さ

足場は、外壁よりも少し離れたところに設置します。加算する8mは、外壁から足場までの概算距離です。

足場架面積を求めたら、次は、以下の計算式を使って足場費用を算出しましょう。

  • 足場費用=足場架面積×(足場費用単価/㎡+飛散防止ネット単価/㎡)

足場費用が無料になることはない

足場を組むためには、足場の組み立て等作業主任者(国家資格)を配置しなければいけません。そのため、ほとんどの塗装業者は足場の組み立てを専門の業者に依頼します。

また、足場の費用には材料の運搬費や施工費、そして解体費などが含まれています。多くの工程・人件費がかかるため、足場費用が無料になることは基本的にありません。

足場費用が無料と謳っている塗装業者には十分注意しましょう。別途費用が高額だったり余計なオプションをセールスされたりと、必ず裏があります。

足場費用を節約する方法

足場費用を節約したい場合は、外壁と屋根を一緒に塗装しましょう。相見積りも忘れずに行ってください。

ここでは、各節約方法の詳細について説明します。

外壁と屋根を一緒に塗装する

外壁塗装をする際も屋根の塗装をする際も、足場が必要です。そして、作業内容によって足場の種類が大きく異なることはありません。

そのため、外壁塗装をするなら同じタイミングで屋根の塗装もすると、1回分の足場代を0円にできますよ。

数万円〜数十万円の節約が期待できるので、検討してみてください。

相見積りをする

具体的な足場費用は、依頼する業者によって異なります。A社とB社で数万円異なるケースも珍しくありません。

そのため、複数の業者から見積りを出してもらい、どこが最安値か確認しましょう。

最近は無料見積りを実施している業者が多いので、相見積りは基本ノーリスクでできますよ。

費用の詳細は「外壁塗装セレクトナビ」で確認しよう

外壁塗装セレクトナビ

出典:外壁塗装セレクトナビ

相見積りをする際は、「外壁塗装セレクトナビ」を活用しましょう。外壁塗装セレクトナビとは、審査を通過した複数の優良業者に見積りの依頼を出せる一括見積りサービスです。特徴は、直接施工業者に見積りの請求をしてくれること。

そのため、余計な中間マージンがかかりません。圧倒的なコストパフォーマンスを実現しながら相見積りができるので、非常に便利ですよ。

おすすめポイント

外壁塗装セレクトナビのおすすめポイントは、以下の通りです。

  • 見積りの請求を出せる業者の数は全国600社以上と豊富
  • 最大100,000円のお祝い金を贈呈
  • 厳重な企業調査をクリアした業者のみ登録されているので安心

利用方法

外壁塗装セレクトナビは、以下の手順で利用できます。

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外壁塗装の足場に関する注意点

基本的に、足場代が相場よりも著しく安い場合は注意しましょう。

通常、足場は組むのに1日、解体には半日かかります。素早く作業もできますが、安全性に関わる部分なのでできる限り慎重に行いたい作業です。

料金が相場よりも非常に安い場合は、現場を1日に何件もこなさなければ十分な売り上げを立てられません。このような過密日程では、不注意によって事故やトラブルが起こりやすいと言えます。

事故やトラブルが起これば、依頼者は忘れられないほどの精神的なストレスを抱えるかもしれません。結局嫌な思いをするのは自分なので、料金が極端に安い業者は避けるようにしましょう。

知っておきたい足場のトラブルと対策方法

足場の組み立てや解体では、隣人トラブルや破損トラブルが起こりやすいと言われています。トラブルはなるべく起こしたくないですよね。ここでは、トラブルの詳細とその対策方法について説明します。

隣人トラブル

自分の敷地内で足場を組むスペースを確保できない場合は、隣の敷地を借りなければいけません。ここで注意したいのが近隣対応です。

業者によっては事後報告で済ませるので、これが原因で隣人トラブルが発生する場合があります。これを防ぐために、工事が決まったら隣人宅に出向き、詳細を説明して理解を得ておきましょう。

破損トラブル

足場の組み立て・解体では、家の外壁をはじめ、窓や隣家などを傷つけてしまう恐れがあります。ここで問題になりやすいのが、誰が補償するのかです。

業者によっては、「下請け業者がしたことだから」と言って対応を避けられる場合があります。これによって、泣き寝入りするケースも少なくありません。

そのため、業者に外壁塗装を依頼する場合は、以下のことも確認するようにしましょう。

  • 保険に加入しているか
  • 補償範囲はどこまでか

悪徳業者を避ける!外壁塗装・修理業者の選び方

外装塗装業者を選ぶ際は、料金や技術力の高さを確認しましょう。保証の充実度や口コミ・評判なども確認をしてください。

ここでは、そのような外装塗装業者の選び方について説明します。

別記事ではおすすめの外壁修理・塗装業者も紹介しているので、目を通してみてください。

料金を確認する

今回の記事で何度か説明しているように、料金は必ず確認してください。具体的な確認箇所は、以下の通りです。

  • 料金が相場から大きくかけ離れていないか
  • 足場費用が無料ではないか
  • 出張費や割増料など、他に加算される料金はないか

ある程度料金に問題がなければ、見積りを出してもらって最終チェックをしましょう。なお、見積りの内訳が抽象的で分かりにくい場合は詳細について質問をしてください。

抽象的にすることで、余計な費用を含んで請求してくる悪徳業者も存在するからです。

技術力の高さを確認する

外壁塗装は専門的な知識を必要とする作業です。経験も必要で、素人がパパッとできるほど簡単ではありません。

そのため、業者にクオリティ高く仕上げる技術力があるかもしっかり確認しましょう。とくに確認したいポイントは、以下の2つです。

  • 1級塗装技能士が在籍しているか
  • 建設業の許可証をもっているか

1級塗装技能士とは、7年以上の実務経験を積み、テストと実技試験に合格した人だけが取得できる国家資格です。この資格をもっているスタッフが在籍している会社は、技術力が高いと判断してもよいでしょう。

保証の充実度を確認する

外装塗装のプロでもミスはつきものです。万が一のトラブルに備えるために、保証の充実度も確認しておきましょう。

保証を使えば、基本的に無償で再塗装・修理をしてくれます。主に、以下のような部分を確認しましょう。

  • 保証の有無
  • 保証が適用される期間
  • 保証範囲と保証の内容

保証の詳細については、電話やメールで問い合わせると大抵は教えてくれます。

口コミ・評判が悪くないか

ある程度公式サイトを確認したら、口コミ・評判サイトを確認しましょう。そこで実際に利用した人はどのような感想を残しているのかチェックしてください。

口コミ・評判で確認したいポイントは、3つあります。

  • 口コミ・評判はよいか
  • 実際に利用した人は、どのような部分に不満を感じたのか
  • 最新の口コミ・評判が多いか

最近は、SNSに口コミを残す人も多くなってきています。そのため、X(旧Twitter)やInstagramなども確認するようにしましょう。

丁寧に分かりやすく説明してくれるか

公式サイトや口コミ・評判サイトをみて、ある程度納得できる業者に出会えたら実際に問い合わせをしてみましょう。そこでカスタマースタッフの対応を確認してください。

とくに確認したいポイントは、以下の通りです。

  • こちらの質問に丁寧に分かりやすく答えてくれるか
  • 説明が具体的か
  • 態度や話し方などに不満はないか

カスタマースタッフは、その会社の顔です。しっかりしている会社では、カスタマースタッフの教育も徹底されています。ここの対応が雑だと、職人の対応も雑な可能性が高いので注意してください。

外壁塗装の足場費用は1㎡あたり600〜800円

  • 足場は、職人の安全を守るためや施工品質を低下させないために必要
  • 足場費用の相場は1㎡あたり600〜800円
  • 飛散防止ネットの相場は1㎡あたり100〜200円
  • 費用の詳細は、「外壁塗装セレクトナビ」で確認しよう
  • 料金が安すぎる業者には注意

今回は、外壁塗装に必要な足場費用の相場について説明しました。足場費用の相場は、1㎡あたり600〜800円です。飛散防止ネットは、1㎡あたり100〜200円が相場でしょう。

2階建ての戸建てだと大体150,000〜200,000円かかります。しかし、実際の料金は依頼する業者によって異なります。

そのため、具体的な料金は「外壁塗装セレクトナビ」で確認するようにしましょう。

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