コメリは玄関の鍵交換ができない！引き戸の鍵交換はどこに頼む？費用は？

大手ホームセンターのコメリでは、玄関の鍵交換に対応していません。

そこで今回は、コメリ以外で玄関の鍵交換ができるおすすめの依頼先や費用、依頼の流れについてご紹介します。他にもおすすめの業者や自分で玄関の鍵交換をするメリット・デメリットについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

コメリでは玄関の鍵交換ができない

コメリは、「住急番」と称して、様々なサービスを展開しています。害虫駆除や内装の張替え、アンテナや水回りなどの取付・交換から、庭木の手入れにハウスクリーニングまで、そのかなり幅広くサービスを行っているのが特徴です。

しかし、残念ながら玄関の鍵交換はサービスに含まれていません。その代わり、ドア本交換やセンサーライトの新規取付・交換を行っています。

玄関の鍵交換をしたいなら、別の依頼先を探しましょう。

玄関の鍵交換はどこに頼むべき？おすすめの依頼先は？

玄関の鍵交換の主な依頼先は以下の3つです。

依頼先によって対応できる内容や特徴が異なるため、それぞれのメリットやデメリットなどを紹介します。

ホームセンター

ホームセンターは全国に多数の店舗を展開しています。カインズ、コーナン、ビバホーム、ロイヤルホームセンターなどが代表的です。

ホームセンターでは、カインズなどを筆頭に玄関の鍵交換をしているところがあります。ただし、同じホームセンターでも店舗によってそのサービスの内容や質が異なる点には注意しましょう。

玄関の鍵交換に対応しているかは店舗によるため、必ず希望の店舗に確認してください。

メリット	費用が安い 全国に店舗がある
デメリット	玄関の鍵交換に対応していない店舗が多い ※同ブランドのリフォーム業者や店舗内のテナントが対応することがある 営業時間が短く、急なトラブルに対応していない

メーカー

鍵メーカーに依頼すれば、純正の鍵に交換ができます。最も信頼性が高く、鍵交換の失敗リスクもほぼありません。

また、一軒家の場合は建材・住宅メーカーにも依頼も選択肢のひとつです。ただし、メーカーも鍵業者に依頼する都合上、マージンが発生し金額が高くなるケースもあるので、注意してください。

ただし、メーカー修理は質が高い反面、費用が高く時間がかかります。深夜・早朝の対応をしていない場合も多いため、緊急時には不向きです。すぐに玄関の鍵を交換したければ、地元の鍵屋などに依頼しましょう。

メリット	純正の鍵に交換してもらえる 失敗のリスクが低い
デメリット	費用が高い 時間がかかる 急なトラブルに対応していない

美和ロックやGOALのようにサービス代行店を保有するメーカーもあるため、メーカー次第ではすぐに対応してくれる可能性はあります。近所にメーカーの代行店がある場合は、問い合わせてみてください。

出典：美和ロック、GOAL

鍵交換業者

鍵交換業者は、3つのうち最も急なトラブルに対応しやすい依頼先と言えます。深夜まで営業していることも多いので、緊急時でも安心です。

店舗数が多く、地域を巡回している業者もいるなど、駆けつけてくれるまでの時間が短いのもメリットです。鍵トラブルを解決するプロなので、幅広い種類の鍵交換に対応してくれますよ。

しかし、中には不当に高額請求する悪徳業者も存在します。トラブルを避けるためにも、鍵業者の選び方を事前にチェックしておきましょう。

メリット	夜間のトラブルにも対応している 駆けつけ時間が短い 失敗のリスクが低い
デメリット	費用がやや高い 悪質な業者を選ぶとトラブルになる

また別記事では、玄関の鍵を交換してくれるおすすめの業者も紹介してます。参考にしてくださいね。

【鍵タイプ別】玄関の鍵を交換する際の費用相場は？

鍵交換では、錠前や鍵によって費用が大きく変わります。玄関の鍵交換を業者に依頼した時の鍵交換の費用相場は下記の通りです。

錠の種類	費用相場
シリンダー錠	10,000～30,000円
インテグラル錠	10,000～25,000円
引き戸錠 引き違い戸錠	3,000～30,000円
プッシュプル錠	20,000～40,000円
レバーハンドル錠	10,000～25,000円
電子錠	50,000～200,000円

鍵交換の費用相場については、こちらの記事でより詳しく解説しています。併せて確認してください。

シリンダー錠

「シリンダー錠」は、一般的な家庭で普及しているタイプの鍵穴です。シリンダーとは円筒という意味で、鍵を差し込む部分が円筒形のものを指します。

差し込む鍵の形状や特徴によって名称が異なるため、詳しくは以下を参照してください。

標準的なタイプのシリンダー錠の交換費用相場は10,000～20,000円前後、防犯性の高いディンプルキーだと15,000～30,000円前後です。

ピンシリンダー・ディスクシリンダー

一般的な住居やマンションなどでよく使用されていた鍵です。鍵の片側、もしくは両側がギザギザしており、「刻みキー」とも呼ばれます。

形状や複雑さに多少違いはあるものの、相場価格は10,000～20,000円程度です。シンプルなものだと5～30分程度の時間で鍵を交換できます。

しかし、ピッキングに弱く防犯性に不安があるため、玄関の鍵として利用するのは向きません。玄関の鍵がこの形状であれば、できるだけ早い段階で防犯性の高い鍵に変更しましょう。

ディンプルキー

鍵の表面に丸いくぼみがいくつもあるのが、「ディンプルキー」と呼ばれる鍵です。

ディスクシリンダーやピンシリンダーよりピッキングに強いため、戸建てやマンションなどで使われており、最も主流の鍵のひとつとなっています。

ディンプルキーは防犯性が高いため、合鍵作製や鍵交換費用は他に比べて高額なのが特徴です。ディンプルキーの鍵交換にかかる費用は15,000～30,000円程度、15～30分程度となります。

ディンプルキーの鍵交換にかかる費用・時間について解説している記事もあるので、ぜひ参考にしてください。

ロータリーディスクシリンダー錠

「ロータリーディスクシリンダー錠」とは、ディスクシリンダー錠を改良した後継の鍵です。ディスクシリンダー錠と同じ仕組みではあるものの、防犯性のが高くピッキングに対応しています。

鍵の見た目はディスクシリンダーとほぼ同じで、「両方の側面がギザギザしている」タイプです。

交換費用も普通のディスクシリンダー錠よりは高く、10,000～30,000円程度となります。鍵交換の時間は5～15分程度で対応可能です。

インテグラル錠

施錠できるタイプのドアノブは、「インテグラル錠」です。ハンドルの中央にシリンダーが内蔵されています。

そのため、インテグラル錠の鍵交換の場合はドアノブごとの交換が必要です。交換にかかる費用相場は15,000～25,000円程度で、5～15分程度で交換できますよ。

引き戸錠・引き違い戸錠

レールや溝に沿ってスライドし開け閉めする戸のことを「引き戸」と言います。戸の先に錠を設置するタイプの引き戸錠と、2枚の引き戸の中心に設置する引き違い戸錠の2タイプに分かれます。

防犯性は低いため、玄関の鍵として利用するなら補助錠を付けるなどの対応をしましょう。

交換箇所によって取り付けられる部品が異なるので、扉にあった部品を選んでください。費用相場は15,000～20,000円程度で、5～15分程度で交換できます。

プッシュプル錠

「プッシュプル錠」は、ハンドルを押し引きすることで開閉ができる錠前を指します。気圧差でドアが開かなくなるのを防いでくれるほか、弱い力でも開け締めが可能です。子どもや高齢者のいる家庭にはおすすめの錠です。

ハンドルと上下の鍵が一体型になっているタイプが多く、ハンドルごとの交換が必要になります。必然的にシリンダー以外の部品代も必要になるため、高額になることも多いです。

おおよその費用相場は20,000～70,000円程度のようですが、ドアによって費用が大きく異なる点に注意しましょう。5～15分程度で交換できます。

レバーハンドル錠

「レバーハンドル錠」は、レバーを上下させドアを開閉する錠前のことです。レバーハンドルの上にシリンダーがあるタイプや、レバーハンドルの中にシリンダーが組み込まれているタイプがあります。

力を使わなくても開閉ができることからマンションやアパートでよく使われており、高齢者や子どもがいる家庭におすすめです。

ただし、防犯性はあまり高くないため、主に室内で利用されています。玄関で利用する場合は、補助錠を取り付けるなどの対策が必要です。

おおよその費用相場は10,000～25,000円程度ですが、ドアによって費用が大きく異なります。5～15分程度で交換可能です。

電子錠

「電子錠」は、電子の力を使ってドアを施解錠できる、錠前システムのことです。カードキーをかざすタイプや、暗証番号を入力するタイプなどがあります。

今回紹介した鍵の中で最も防犯性が高く、ピッキングなどのリスクがないため安心です。ただし、交換するには大がかりな工事が必要なこともあり、他の鍵と比較すると交換費用が高額になります。

費用相場は30,000～100,000円程度ですが、ドアやカードキーの種類次第では相場を超えることもあります。交換にかかる時間も30分～1時間程度と幅があるので、事前に確認してください。

また、電気の配線工事が必要な場合、電気工事士の資格が必要となるため、対応できない業者もいるため注意しましょう。依頼前に対応可能か確認するのがおすすめです。

【防犯整備士多数在籍】玄関の鍵交換は鍵猿への依頼がおすすめ！

出典：鍵猿

鍵猿は、国との取引を許可された数少ない鍵交換交換業者です。創業16年＆年間依頼実績10万件以上と、豊富な実績と経験を誇ります。

有名企業や官公庁との取引実績もあり、技術力は折り紙つきです。万が一作業後にトラブルがあっても、1年間の保証がついているので安心ですよ。

防犯整備士が多数在籍しているため、防犯対策についての相談にものってくれます。見積り・出張費は無料なので、まずは気軽に相談してみましょう。

費用一例

鍵猿の費用一例はいかの通りです。

内容	費用
ドアノブ交換	11,000円〜
鍵交換	11,000円〜
鍵取付	16,500円〜
鍵作成	16,500円〜

サイト上には1,000円OFFの割引についての記載もあるため、電話で相談する前に確認しておきましょう。

依頼の流れ

鍵猿の評判についてまとめた記事もあるので、併せてご覧ください。

費用を抑えたければ自分で玄関の鍵交換もできる

費用を抑えたければ、自分で玄関の鍵交換をすることもできます。ただし、玄関の鍵交換の大きな目的は防犯性を高めることにあるため、失敗のリスクがあるDIYはあまりおすすめできません。

とはいえ、DIYは最も費用を安く抑えられるのがメリットです。もし自分で玄関の鍵交換をしたいならホームセンターなどで製品を購入してください。自分で鍵交換をする方法は、下記の記事で解説しています。

また、実際に鍵交換をしている動画も紹介します。細心の注意を払いつつ、鍵交換作業をしましょう。

玄関ドアの鍵交換についてよくある質問

最後に、玄関の鍵交換についてよくある質問をQ＆A形式で解決していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

自分で防犯性の高い鍵に交換できる？

基本的にシリンダーを使うタイプであれば自分で交換できます。

>シリンダーを使う鍵で最も防犯性が高いのはディンプルキーなので、防犯性能を重視される方はディンプルキーに交換しましょう。

シリンダーを使わないものであれば、電子錠が最もセキュリティ性能は高いです。ただし、複雑な工事が必要なので自力交換はできません。電子錠に交換したい方は業者に依頼してください。

引き戸の鍵交換はできる？

手順は異なりますが、引き戸の鍵も自分で交換可能です。

ただし、引き戸はそのままだと取り付けられる鍵の種類が乏しいため、新しく鍵を後付けすることも検討してもみてもいいかもしれません。

後付けで戸先錠などを設置すれば、鍵の選択肢の幅が広がりますよ。

引き戸の鍵交換については、下記の記事でもまとめています。チェックしてみてください。

キーレスタイプの鍵は自分で鍵交換できる？

キーレスタイプにもいくつかの鍵の種類があります。中でもカードキーや生体認証キーは、設置に電気を通す工事が必要になるため、自力交換は難しいです。

しかし暗証番号キーの中でも、キーレックスなど電気を必要としないメカニカルキーは自分で交換できます。

玄関の鍵をキーレス錠に交換する方法や費用相場について紹介している記事もあるので、参考にしてくださいね。

古い鍵と新しい鍵のメーカーは異なっても大丈夫？

基本的にはメーカーが変わっても問題はありません。メーカーよりはドアやサイズの規格部分の方が重要な要素です。

同じメーカーだとしても、サイズが違う場合は取り付けられません。同じメーカーだからと油断せずに、サイズ間違いで購入しないように注意しましょう。

有名な鍵メーカーを以下にまとめたので、サイズや規格を確認してみてください。

まとめ

コメリでは玄関の鍵交換ができません。玄関の鍵交換をしたいなら、他のホームセンターやメーカー、鍵交換業者に依頼しましょう。

安さを重視する場合はホームセンター、時間がかかっても確実性を重視する場合はメーカー、緊急性が高くスピーディーに対応してほしい場合や、臨機応変に対応してほしい場合は鍵交換業者がおすすめです。

鍵交換業者に依頼する場合は、防犯整備士が多数在籍している鍵猿に依頼すると、より安全に玄関の鍵交換ができますよ。