ロレックスは一生ものの時計ですが、定期的なオーバーホールが必須になります。
とはいってもロレックスのオーバーホールは高額なため、どれくらいの期間で行うかは悩みの種ではないでしょうか。この記事では、ロレックスのオーバーホール期間や、オーバーホールをどこへ出すべきか紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
INDEX
ロレックスのオーバーホール期間は何年に一回?
ロレックスのオーバーホール期間については、5年に一度や20年30年に一度など、さまざまな意見が聞かれます。
たしかにロレックスは質実剛健というイメージがあるため、一般的な腕時計よりもオーバーホールの期間が短いのは確かです。
しかし、使用状況によりオーバーホールが必要な期間は大きく異なるため、あくまで目安と考えましょう。
外からではわかりませんが時計を長期間使用していると、内部では潤滑油の不足やパーツの摩耗が確実に進行しています。
定期的なオーバーホールを行っていれば防げた、または低額で済んだ修理も、オーバーホールを怠ることで高額な修理代がかかる可能性があるので注意しましょう。
時計のオーバーホールの頻度についてはこちらの記事に詳しく記載していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
日本ロレックスは10年以内の期間でのオーバーホールを推奨
日本ロレックスでは、時計の精度・防水性能を維持するために、10年以内のオーバーホールを推奨しています。
しかし、10年以内というのはあくまで目安であり、モデルや使用状況によって適切な時期は異なるので注意しましょう。
10年を待たずに時計の精度や防水性能が落ちたと感じたら、早めのオーバーホールをおすすめします。
出典:ロレックス
ロレックスのオーバーホールまでの期間を延ばすには?
これはロレックスに限らず、すべての機械式時計にいえることですが、オーバーホールまでの期間を延ばすポイントは主に3つあります。オーバーホールの期間を延ばすポイント
- 定期的にゼンマイを巻き上げる
- 使用後はクリーニングを行う
- 磁気の影響を避ける
大切な時計だからといって長期間使用を控えていると、内部で潤滑油が凝固してしまう恐れがあります。
パーツの寿命を大きく縮めてしまう原因になってしまうので、毎日使用するか定期的にリューズを巻きましょう。
また使用後は柔らかいクロスなどで、汚れを取っておくことも重要です。特にリューズ周りに汚れがたまり、隙間ができると内部に水分が侵入する恐れがあるので気を付けましょう。
そして、磁気の影響も忘れてはいけません。身近なものだと、カバンの留金のマグネットやスマホのスピーカーなどがあげられます。
機械式時計は一度磁気の影響を受けると、ムーブメント内部に磁気の影響が残り、精度に影響を与えてしまうので注意が必要です。
ロレックスはオーバーホールをしないとどうなる?
ロレックスの機械式時計を定期的にオーバーホールしないと、下記のような不具合を起きる可能性があります。
- 潤滑油が劣化・不足する
- 部品が摩耗し嚙み合わせが悪くなる
- ゴムパッキンが劣化する
基本的に腕時計自体の寿命を縮めてしまい、より高額な修理代がかかってしまいます。
下記の記事では、腕時計のオーバーホールはなぜ必要か解説しているので、気になる方はこちらをご覧ください。
ロレックスのオーバーホールにかかる期間は?
正規店である日本ロレックスにオーバーホールを依頼した場合、作業期間は1ヵ月程度です。
ただし、時計のモデルや状態、パーツの在庫状況などにより異なるので気を付けましょう。
また、時計修理業者にオーバーホールを依頼した場合は、3週間前後となるので、期間を短くできます。
ロレックスのオーバーホールはどこへ出すべきか
ロレックスのオーバーホールは、ロレックス正規店か時計修理業者への依頼のどちらかです。
ここでは、それぞれの特徴やポイントを解説するので参考にしてください。
正規店の日本ロレックス
正規店である日本ロレックスにオーバーホールを依頼すると、ロレックス専門の技師が高い技術を用いてオーバーホールを行ってくれます。
仕様するパーツもすべて純正パーツを使用してくれるため、最も安心して任せられますが、費用は比較的高めに設定されています。
正規店日本ロレックスの特徴
日本ロレックスのオーバーホールには、以下のような特徴があります。
〇保証が2年延長される
×費用は修理業者の1.5~2倍以上かかる
×オーバーホールにかかる期間が長い
正規店ならではの特徴として、純正パーツの使用や充実した保証はありますが、費用の高さは無視できません。
時計修理業者の特徴と比較し、自分にあった依頼先を決めましょう。
時計修理業者
街中にある時計修理業者でも、ロレックスのオーバーホールの依頼ができます。
正規店に比べると大幅に費用を抑えられ、オーバーホール期間も短いのが魅力です。
ただし、技術力は修理業者によりまちまちなので、業者選びは慎重に行う必要があるでしょう。
時計修理業者の特徴
時計修理業者のオーバーホールには、以下のような特徴があります。
〇オーバーホールにかかる期間が短い
×業者によって技術力がまちまち
×正規の保証が受けられなくなる場合がある
時計修理業者の魅力はその費用の安さです。費用がかなり抑えられるので、オーバーホール頻度を上げて寿命を延ばすこともできますね。
ただし、業者によって技術力に差があるので、事前の業者選びは慎重に行わなければいけません。
実績や評判をしっかり調べ、自分にあった業者を見つけましょう。
以下の記事では、ロレックスのオーバーホールを依頼するオススメ業者を紹介しているので、参考にしてくださいね。
ロレックスのオーバーホール依頼先の選び方
ロレックスのオーバーホールを依頼できる時計修理業者は、全国に数多く存在します。
ここでは、信頼できる時計修理業者の選び方を紹介するので参考にしてください。
1.ロレックスのオーバーホール実績があるか
まずは、依頼するロレックスのモデルの修理実績があるか確認しましょう。
修理業者のサイトを見れば、ロレックスのモデルごとの修理実績が記載されていることが多いです。
内部の機構はメーカーごとに個性があります。オーバーホールの実績は、必ず事前に確認しましょう。
2.時計修理技能士が在籍しているか
次に、時計の修理に関する資格を持っているかを確認しましょう。主な資格としては以下のようなものがあります。
- 時計修理技能士(1~3級)
- 公認上級時計師(CMW)
- 信州 匠の時計修理士
- ウォッチコーディネーター(CWC)
中でも、国家資格である時計修理技能士1級を保持している技術者が在籍するかは確認しておきましょう。
時計修理技能士1級は7年以上の実務経験、または3級合格後4年の実務経験、2級合格後2年の実務経験がないと受験資格を得られません。
オーバーホールは特別な資格がなくても依頼を受けられるので、資格を確認すれば一定の技術力が担保できます。
3.修理保証があるか
豊富な実績があり優秀な技術者がオーバーホールを行っても、なんらかの事故や不具合が起きる可能性はあります。そこでチェックすべきは、修理後の保証があるかどうかです。
修理後3ヵ月~1年間の保証を設けている修理店がほとんどですが、まれに保証がないところもあります。そのような修理店は避けた方が無難です。
さらに、保証の有無だけでなく保証内容もきちんと確認してください。万が一のためにメンテナンス・修理の回数・期間など、細かいところまでチェックしておきましょう。
元ロレックス認定技師が立ち上げた修理業者「リペスタ」
出典:リペスタ
元ロレックス認定技師を約30年務めた一級時計技能士が立ち上げた、確かな技術力を持つ時計修理業者がリペスタです。
国内トップレベルの修理設備と環境が揃っており、中でもロレックスの修理は純正の工具を使用するため、正規店と遜色のないオーバーホールを提供しています。
そのため、他社では断わるようなロレックスのアンティークの修理も得意としていますよ。
公式サイトには過去に行った修理カルテが掲載されているので、修理予定のモデルが掲載されているか確認しましょう。
- 元ロレックス認定技師が在籍
- ロレックス純正の工具を使用して修理
- メーカー比最大60%OFF
店舗は大阪ですが、無料配送キットを申し込めば送料・見積料も無料で手軽に依頼が行えるため、おすすめです。
費用 | 手巻・自動巻 3針 | 27,500円 |
---|---|---|
特殊モデル デイデイト (貴金属モデル) | 30,800円 | |
デイトナ (ストップウォッチ付き) | 52,800円 | |
保証期間 | 1年間 | |
納期 | 30日~ |
リペスタの口コミ
ここでは、リペスタの口コミを紹介します。
- ネット修理は初めてで不安でしたが、写真で受取り連絡をくださり、そこから信頼にかわり安心して修理をお願いすることができました。きっちり動くようになって戻ってきて、本当にありがとうございました。
- 外観も綺麗になり、新品のような気持ちで本日から稼働しています。本当にありがとうございました。また、機会がありましたらよろしくお願いします。
- ネットでの修理依頼は初めてで不安でしたが、メール連絡もこまめにいただき不安が安心にかわり、届いた時計を見ると信頼にかわりました。本当にありがとうございました。
出典:リペスタ
ロレックスのオーバーホール期間は何年ごとが正解?まとめ
今回は、ロレックスのオーバーホール期間や、おすすめのオーバーホールの依頼先を紹介しました。
ロレックスを長く愛用するためには日頃の手入れが重要です。その上で、10年以内を目安に定期的なオーバーホールを行いましょう。
「ロレックスのオーバーホール実績が豊富な業者に依頼したい」「なるべく費用を抑えたい」という方は、リペスタへのオーバーホールをおすすめします。
ぜひこの記事を参考に、自分にあった修理依頼先を探してくださいね。
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