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大事なエクセルのデータを誤って、削除や上書き保存してしまった経験はありませんか?
そんなピンチのときに活用できるデータを復元する方法やおすすめのツール、専門業者へ相談するメリットなどを解説します。
INDEX
エクセルのデータが消えてしまう原因
「長時間苦労して作成したエクセルのデータが、なんらかの原因で消えてしまった…」という苦い経験はありませんか? そうなってしまったときは、残念ながらゼロから作業をやり直す必要があります。
では、一体どうしてこのようなことが起きてしまうのでしょうか。以下、考えられるケースをピックアップしました。
1.誤って上書きしてしまう
データの上書き保存自体は頻繁に行われる作業です。しかし誤ったデータを上書き保存すると、それまでのデータが失われてしまいます。
集中力の低下に伴うミスや勘違いなどによって、このような事態が発生してしまうため注意が必要です。
2.保存前にアプリケーションを閉じてしまう
通常エクセルで作業をした後は、データを保存してからアプリケーションを閉じます。
しかし保存済みだと勘違いして、アプリケーションを閉じてしまうケースは少なくありません。
保存せずにアプリケーションを閉じてしまうと、当然データは失われてしまいます。
このようなトラブルを頻繁に起こしてしまうのであれば、こまめに保存することと「保存→閉じる」の流れを癖づけるようにしましょう。
3.ファイルが破損してしまう
エクセルのファイルが破損すると、正常に開けなくなってしまいます。破損の原因はさまざまですが、たとえばオンラインでデータのやり取りをしたときに発生することも。
このようなケースでは、エクセルを開こうとしても「ファイルが破損しているため開くことができません」といったメッセージが表示されてしまいます。
エクセルのデータ復元は可能?
結論からいえば、エクセルの復元は可能です。しかしすべてのケースが可能というわけではなく、復元できないケースも少なからずあるので注意しましょう。
「保存する前にアプリケーションを閉じた」「上書き保存してしまった」「ファイルが破損した」といったケースでは、復元できる可能性があります。
セルフで復元作業を行うと誤って再度上書き保存してしまい、復元がさらに難しくなるおそれもあります。セルフで復元作業を行う場合は、慎重に作業を進めましょう。
ちなみにエクセルには、自動保存機能が実装されています。デフォルトでは10分間隔で保存する設定になっていますが、間隔を変更することも可能です。
間隔を短くしておけば、操作ミスによりデータを失う心配は大いに減るかもしれません。
各ケースにおけるデータの復元方法
具体的にどのようなデータの復元方法があるのか解説します。
誤って上書き保存してしまった場合や保存せずに終了した場合、データが破損している場合などさまざまなケースの復元方法があるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.誤って上書き保存した場合
誤って上書き保存してしまったときにはエクセルのメニューから「ファイル」を選択し、「情報」→「以前のバージョン」と進みましょう。
ここまで自動保存されたデータが一覧で表示されます。その中から復元させたいデータを選択し「元に戻す」をクリックすれば、復元を実行できますよ。
なお一覧に表示されているのは、自動保存された回復用のデータです。
自動回復用のデータは数日間しか保存されないため、復元を行うときはその日のうちに行動を起こすことをおすすめします。
2.保存せずに終了した場合
勘違いや操作ミスにより、保存しないままアプリケーションを終了してしまったケース。
新規に作成したファイルを保存しないまま閉じてしまったときは、メニューの「ファイル」から「情報」を選択し、「ブックの管理」へと進みましょう。
「保存されていないブックの回復」を選択し、対象のファイルを開いたら「名前をつけて保存」をクリックします。
既存ファイルに上書き保存するのを忘れ、そのまま閉じてしまうこともあります。このケースでは先ほどと同じ手順で進み、「ブックの管理」から「保存しないで終了」を選択しましょう。
ファイルが開いたことを確認し、「復元」をクリックすれば元通りです。
3.データが破損した場合
ファイルが破損している旨のメッセージが表示されているケースでも、復元は可能です。
この場合、まずはメニューの「ファイル」から「開く」→「対象ファイルを選択」→「開いて修復する」→「修復」と進めましょう。
メールなどのオンラインで受け取ったデータが破損しているケースでは、対象のファイル上で右クリックし「プロパティ」を選択してください。
次に「全般」→「ブロックの解除」→「適用」進めば完了です。近年ではサイバー攻撃の手口が巧妙化しており、メールで送ったファイルを開かせマルウェアに感染させようとすることもあります。
このようなリスクを回避するため、オンライン経由の破損したファイルを開くときは信頼できる送信元かどうかを必ず確認しましょう。
4.誤って削除した場合
必要なファイルを誤って削除してしまった場合は、「ゴミ箱」の中から復元が可能。
基本的に、削除したファイルはすぐ消去されるわけではなく、ゴミ箱へと移動されます。そのため、このケースではまずゴミ箱の中身を確認してみましょう。
対象のファイルを見つけ出せたら、右クリックで「元に戻す」を選択してください。ただしこの方法は、あくまでゴミ箱にファイルが残っている場合に使用できます。
ゴミ箱を空にしてしまうと、復元できなくなるため注意が必要です。
またパソコンの設定によっては削除したファイルがゴミ箱に移動されず、そのまま消去されることもあります。このような場合も、復元は難しいことを覚えておきましょう。
専門ツールの利用も検討する
ここまでは、セルフで行うデータの復元方法を解説しました。これらの方法で復元を成し遂げられなかった場合、専門の復元ツールを利用することも考えてみましょう。
復元ツールの使い方を誤ってしまうと、データが二度と復元できなくなる可能性があります。
このようなリスクが少なからずあることも踏まえたうえで、復元ツールの利用を検討しましょう。以下でエクセルにも利用できる、評判のよい復元ツールを2つピックアップしました。
1.EaseUS Data Recovery Wizard Free
「EaseUS Data Recovery Wizard Free」は、97.3%の復旧率が自慢のデータ復旧フリーソフトです。パソコンのHDDやSSDをはじめ、ストレージデバイスにあるデータの復元が可能。
ファイルを完全に削除してしまった場合やゴミ箱を空にしてしまった場合だけではなく、ウイルスによって紛失した場合やシステムクラッシュで消失した場合にも使えるのは魅力といえるでしょう。
エクセルだけではなくドキュメントや画像、音声や動画、Outlookなどのローカルメール、ZIPなどの圧縮ファイル、exeファイルまでも対応してくれるので、さまざまなシーンで活用できます。
無料で利用できる「Freeプラン」は、最大2GBまでのデータ復元が可能です。
「Proプラン(税込9,790円)」「Techプラン(税込39,138円)」などもあり、どちらも無料体験があります。
こちらの記事で、EaseUS Data Recovery Wizard Freeを詳しい紹介しているので、併せて参考にしてください。
2.Aiseesoft データ復元
「Aiseesoft」は、さまざまなデバイスからデータを復元できるソフト。
パソコンのゴミ箱や本体から削除したデータはもちろん、デジタルカメラやメモリーカード、フラッシュドライブ、HDD、リムーバブルディスクなども対応可能です。
搭載されている「ディープスキャン」機能により、スピーディーで高効率のデータスキャンと復元が可能であるところが特徴といえるでしょう。
なるべく早くデータを元に戻したい、といったシーンに適しています。
パソコンにインストールして起動後、データの種類と探したい場所を指定してスキャンを実行し、見つけたら復元を実行するだけという手軽さが選ばれている理由です。
無料体験もあるので、気になる人は試用してみましょう。
専門業者への依頼・相談で解決
専門の復元ツールはとても便利ですが、使い方を誤るとデータの復元がさらに難しくなる可能性も。
そのため大事なデータの復元を考えているのであれば、専門業者への相談や依頼がもっともおすすめです。
適切に作業してくれる
専門業者に任せれば状況を正確に把握したうえで、正しい手順と方法で作業を行ってくれます。さまざまなケースに対応してきた実績のある業者なら、迅速なデータ復元も期待できるでしょう。
個人で復元作業を行う場合、誤った方法で進めてしまうケースは少なくありません。
インターネット上の情報を鵜呑みにしてしまい誤っていることに気づかず作業を進めた結果、業者に依頼してもデータを復元できなくなるといった状況も考えられます。
スピーディーな復元が可能
会社の業務や会議などで必要とされるエクセルファイルの場合、できるだけ早く復元したいと考えるのが普通です。
ファイルの消失により業務が滞ってしまい、クライアントや取引先などにも迷惑をかけてしまうおそれがあります。
専門業者なら状況を把握したうえで適切に作業を進めてくれるため、スピーディーに対応可能。
個人ではいたずらに時間がかかってしまうことも考えられますが、業者に依頼することで心配無用でしょう。
復元できる可能性が高い
専門業者への依頼でもっとも大きなメリットは、復元できる可能性が高いこと。
個人での作業や復元ツールを利用した場合では、データを復元するどころか完全に消失してしまうおそれがあります。
業者はたしかな復元のノウハウを有しているため、短期間できちんとデータを復旧してくれるのです。もちろん専門業者といっても技術力やノウハウはさまざまなので、正しく選ぶ必要も。
豊富な実績があり、どのようなケースでも対応してくれる業者を選びましょう。
いきなり依頼するのが心配である場合は、まずは相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
操作ミスによる上書き保存や削除、保存前のアプリケーション終了など大事なエクセルのデータを失ってしまう原因は多々あります。
ただ本記事で前述したようにデータを復元できる可能性は多いので、諦める前に確認することが一番大切。
データの復元に自信がないのであれば、専門業者への相談や依頼をおすすめします。
専門業者は正しい方法で適切に作業を進めてくれるため、高確率でデータの復元が可能といえるでしょう。
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