ホームセンターで玄関の鍵交換できる?自分で交換する方法や費用も紹介

ホームセンターで玄関の鍵交換できる?自分で交換する方法や費用も紹介

鍵を交換する場合、節約のためにホームセンターでパーツを購入し、自分で交換しようと考えている方もいるのではないでしょうか。

今回は、ホームセンターに売っている鍵で玄関の鍵を交換できるのか説明します。自分で交換する際の注意点とリスクも説明するので、作業する前に理解しておきましょう。

ホームセンターでは玄関の鍵交換できる?

ホームセンターによっては傘下のリフォーム事業者などが鍵交換をしてくれる場合もあります。詳しくは下記の記事を参考にしてください。

ホームセンター名鍵交換の可否
カインズカインズリフォームで対応可能
コメリ対応不可
ビバホーム名言なし
ロイヤルホームセンター対応不可

ホームセンターのサービスとして鍵交換ができるのは、カインズホームのみです。コメリやビバホーム、ロイヤルホームセンターは、明言していないか対応不可としています。

ただし、ホームセンター内に鍵屋のテナント入っている場合は、そのテナントの鍵屋で玄関の鍵交換が可能です。まずはお近くのホームセンターに確認してみてください。

また、以下の記事ではホームセンターでの鍵交換の費用は、以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

カギ110番

玄関の鍵交換はホームセンターで買った部品でも可能

玄関の鍵交換はホームセンターで買った部品でも可能です。

カインズやビバホーム、コーナンといった有名ホームセンターでも、鍵交換に必要な部品を幅広く取り扱っています。費用を抑えたい方は、自分で鍵交換をしましょう。

ただし、玄関の鍵はセキュリティー対策が万全でないと危険です。うまく鍵交換ができないと、空き巣被害などトラブルに遭う可能性があります。

鍵交換の経験や自信がない方は、鍵猿のような鍵交換業者に依頼しましょう。

ホームセンターで鍵を購入する際の料金相場

最も安いのは、構造がシンプルな鍵です。例えば、ピンシリンダーやディスクシリンダーなどが挙げられます。

一方、ロータリーディスクシリンダーやディンプルキーなど、防犯性能が高い鍵は料金が高い傾向にあります。

ホームセンターに売っている鍵の料金相場は以下の表にまとめました。参考にしてください。

なお、ディスクシリンダーとロータリーディスクシリンダーは、素人目には違いが分かりません。自宅の鍵がどの種類に当たるか不明な時は、鍵交換業者や管理会社、建築会社等に確認してみてください。

鍵の種類ディスクシリンダーロータリーディスクシリンダーウェーブキーディンプルキー
見た目ディスクシリンダーロータリーディスクシリンダーウェーブキー
出典:U-SHIN SHOWAカタログ
ディンプルキー
料金の目安4,000円6,000円8,000円7,000円
防犯性

自分で交換する場合、発生する費用は部品代のみとなります。

鍵の交換費用をさらに安くしたいのであれば、シリンダーのみ交換しましょう。防犯性の高い鍵を選んでも1万円台で済むことがほとんどです。

鍵の交換費用についての詳細は、下記の記事でまとめています。併せてチェックしてみてください。

自分で鍵を交換するときに考えるべきこと2点

自分で鍵を交換する際、考えるべきこと2つを紹介します。ぜひ参考にしてください。

目的を合わせて鍵を選ぶ

鍵の交換といっても、「シリンダーのみ交換するのか」「錠前全体を交換するのか」で購入するものが異なります。

どこまで交換するのか悩む場合は鍵交換の目的を考えるのがおすすめです。

防犯性アップが目的なのであれば、シリンダーの交換のみで問題ありません。ラッチや取っ手が壊れている場合は、錠前全体を交換してください。

シリンダーの交換についての詳細は、下記の記事でもまとめています。

どこまで防犯性にこだわるかで選ぶ

現在の犯罪の手口は非常に巧妙化しているため、鍵の防犯性も高まっているのが現状です。

しかし、防犯性能が高まるほど鍵の値段も高額になります。高いものだと10万円以上しますよ。

そのため、どのレベルまでの防犯性を求めるか考えることが必要です。

耐ピッキング性能のみでいいのか、耐ピッキング性能+耐破壊性能の両方が必要なのか、価格とのバランスを見て購入する鍵を決めましょう。

防犯性が高い鍵3選

どんな鍵を選んだらいいかわからないという方のために、防犯性が高くておすすめの鍵を3つほど紹介します。

鍵の種類が分からない方は、下記の記事をチェックしておきましょう。

美和ロック:PRシリンダー

ディンプルシリンダー錠の一種で、メインタンブラーとサブタンブラーの2way使用になっています。複製が非常に困難な、セキュリティ性の高い鍵です。

理論鍵違い数は1,000億通り以上と驚異的な数字になっていますよ。

Kaba:カバスターネオ

Kaba社が誇るディスクシリンダー錠のハイエンドモデルです。斜めピンを加えた複雑な造りで、理論鍵違い数は2兆2千億通りと、膨大な数となっています。

また鍵登録システムが採用されているため、登録者以外スペアキーを作成できません。

Goal:V18シリンダー

Goal社のディンプルキーの1種です。18本ピンが生む120億通りの鍵違い数があり、苛酷な米国UL防犯認定試験やCP認定試験をクリアしています。

ピッキングにも鍵壊しにも強いですよ。

玄関の鍵を交換する方法

鍵を交換する場合、まずはパーツのサイズを計測する必要があります。パーツのサイズや手順を間違うと、ドアがうまく閉まりません。

そこでここでは、玄関鍵の正しい交換方法を紹介します。

1.4つの場所を測定する

ホームセンターでパーツを買う前に、以下の4つの場所を測定しましょう。間違ったサイズを購入すると、無駄な出費につながるため、注意が必要です。

  1. 「ドアの厚み」
    飾り部分は含めず、水平にして計測する
  2. 「フロントプレートの大きさ」
    ドアの側面にある金属プレートの縦と横の長さを測る
  3. 「ビスピッチ」
    フロントプレートを固定している上ビスの中心から下ビスの中心までの長さを測る
  4. 「バックセット」
    錠前の中心からドアの端までの長さを測る

2.鍵の規格を確認する

パーツのサイズを測ったら、鍵の規格も確認しましょう。規格を間違えると鍵がうまくはまりません。

鍵の規格は、ドアの側面にある金属プレートを見れば分かります。そこに刻印されているメーカー名と型番をメモしておくと安心です。

不当な合鍵作成や改造を防ぐため、鍵は一度購入すると返品できません。鍵の規格を間違わないように鍵を選びましょう。

正しい鍵を選べるか不安な方は、規格を記載したメモ用紙をスタッフに見せてください。

3.交換に必要な道具をそろえる

鍵を交換するにあたって、いくつか道具が必要です。すべてホームセンターやネットショップでそろえられますよ。

必要な道具は以下の通りです。

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 新しい鍵

ドライバーはネジのサイズに合ったものを選びましょう。サイズが合っていれば、100円均一ショップのドライバーでも構いません。

ピンを引き抜くときは、マイナスドライバーよりもペンチの方がいい場合があります。できればペンチもそろえておきましょう。

4.玄関のドアを交換する

サイズを測り道具をそろえたら、実際に鍵を交換していきます。しかし、鍵の種類によっては交換の仕方が異なりますよ。

取扱説明書がある場合は、必ずそちらの交換方法を優先してください。

  1. ドアを開ける(トラブルを防ぐために、作業が終了するまでドアは開けたままにする)
  2. メーカー名や型番が書かれている側面のプレートを固定している上下のビスを緩める
  3. プレートをゆっくりと外す
  4. シリンダーを留めている2本のピンを取り外す
  5. 手で押さえながらシリンダーを取り外す
  6. 新しいシリンダーをはめ込む
  7. 先ほど外した2本のピンを挿入し、シリンダーを固定する
  8. 側面のフロントプレートも元通りに取りつける
  9. ネジを締め、動作確認を行う
  10. ドアを正常に開け閉めできれば交換完了

自分で鍵を購入して交換する4つのリスク

やり方が分かれば、初心者でも玄関の鍵を交換できます。しかし、素人が玄関の鍵を交換するには、3つのリスクが伴います。

失敗して取り返しがつかない事態に陥る前に、リスクを把握しておきましょう。

間違った鍵を購入しても返品できない

鍵はセキュリティの観点から、一度購入した商品は返品することができません。間違ったサイズや種類の鍵を購入してしまうと、余計な費用がかかってしまうので注意しましょう。

余計な出費が発生する場合がある

玄関の鍵を自分で交換する場合、費用を節約できるのが大きなメリットです。

しかし交換に失敗すると余計な修理費用がかかります。技術に自信がないなら自力での交換は避けたほうが無難です。

ドアトラブルが生まれる可能性がある

正しい手順で鍵交換をしないと、さまざまなトラブルが生まれる可能性があります。よくあるのは、ドアをスムーズに開け閉めできないトラブルです。

加えて、ドアが歪むと施錠しにくくなるので、注意してください。

防犯性が低下する恐れがある

自分で交換する際に最も恐れるリスクは、防犯性能が下がることです。

購入・交換した部品の防犯性が低いと、家に侵入されるリスクが高まります。また、ネジの締めつけが甘いと強引に突破される危険もありますよ。

防犯性を高めたいなら、少しお金がかかっても鍵交換業者に依頼しましょう。

鍵の交換するなら「鍵交換業者」へ依頼しよう

リスクを抑えて鍵交換をするなら、鍵交換業者への依頼がおすすめです。ここでは鍵交換業者のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

鍵交換業者に依頼するメリット

  • 確実に修理・交換できる
  • 素早く作業が終了する
  • 業者によっては保証がつく
  • 防犯性低下の不安がない

鍵交換業者に依頼するの最大のメリットは、確実に交換できることです。

鍵交換業者は交換作業や修理作業のプロなので、失敗する可能性は限りなく低いです。業者によっては工事終了後も保証がつくので、安心して依頼できます。

防犯性低下の心配もないため、早く確実な修理を望むなら鍵交換業者への依頼がおすすめです。

鍵交換業者依頼するデメリット

鍵交換業者に依頼する唯一のデメリットは費用が高いことです。自分でドアノブ交換するときと比較して、2倍程度はかかると考えておきましょう。

自分で交換する場合は新しいドアノブ部品代と工具代しかかかりません。しかし、鍵交換業者に依頼をする場合は、部品代に加えて作業費や出張費等がかかります。

作業費や出張費は業者にもよりますが、1万円弱程度です。

鍵交換業者依頼の料金相場は10,000円〜

鍵の種類鍵交換料金の相場鍵交換にかかる時間特徴
ピンシリンダー
ディスクシリンダー
10,000〜20,000円15~30分程度
  • 片面、もしくは両面がギザギザしている
  • 鍵の中で最も安価
ロータリーディスクシリンダー15,000〜30,000円15~30分程度
  • 両面がギザギザしている
  • ディスクシリンダーよりも防犯性能が上がっている
ディンプルキー15,000〜30,000円15〜30分程度
  • 鍵の差し込み口に複数のくぼみがある
  • 防犯性が高い
インテグラル錠10,000〜25,000円15~30分程度
  • ハンドルの真ん中にシリンダーが内蔵されている
  • ドアノブごと交換する必要がある
電子錠30,000〜100,000円30分〜1時間程度
  • 指紋認証タイプやカードキータイプなどの総称
  • 防犯性が高く、ピッキングによる被害を防げる

鍵交換費用の相場は、大体1〜5万円です。防犯性が高かったりデザイン性に優れていたりすると、5万円を超える場合があります。

基本的に、防犯性が高くなるほど費用も比例して高くなると覚えておきましょう。

鍵交換業者の失敗しない選び方

近年では、鍵交換業者が数多く存在しています。どうやって選べばいいかわからないという方のために、選び方のポイントを紹介しますよ。

鍵業者の選び方をもっと詳しく知りたい場合は、下記の記事も併せてチェックしてみてください。

営業時間、対応範囲を調べる

依頼の際には、自分の居住地や生活スタイルに合った業者を選ぶ必要があります。まずは営業時間と対応エリアを確認しましょう。

鍵交換業者の中にはカギ110番のような24時間営業の店舗も多いので、確認してみてください。

実績や評判を確認する

鍵交換業者の実績や評判も確認しましょう。業者の信頼性や技術力が分かります。

信頼できる鍵交換業者は、必要に応じて保証やアフターサービスを提供してくれる場合があるので、併せて確認しましょう。

料金やサービス内容を比較する

鍵交換業者の料金やサービス内容を比較することも重要です。同じサービスでも業者によって料金が異なるため、しっかりと比較検討しましょう。

相場の感覚がわからない方は、相見積りを取るがおすすめです。時間はかかりますが、比較検討した上で選べるので悪徳業者に騙されるリスクは激減しますよ。

【編集部推薦】鍵交換するなら依頼したい鍵専門業者3選

鍵交換業者を選びたいけど、多すぎてどこに依頼をすればいいかわからないという方もいるでしょう。ここでは全国対応している鍵業者の中で特におすすめの業者を3つピックアップして紹介します。

1.鍵猿

鍵猿

出典:鍵猿

鍵猿は、出張料・見積り料・キャンセル料が無料の鍵交換業者です。鍵の出張サービスで3冠を達成したこともありますよ。

鍵の交換費用

鍵交換費用は11,100円~+部品代となっています。

おすすめポイント

鍵猿のおすすめポイントは下記のとおりです。

  • 出張料・見積り料・キャンセル料0円
  • 1年間の無償工事補償
  • ホームページの情報も充実

鍵猿の口コミ

鍵猿の口コミは下記の通りです。

  • 過剰請求もなく、納得して支払いができました。プロの方に見ていただいたりアドバイスをいただいたりする安心感はありました。
  • 玄関鍵が壊れてしまって交換して貰いました。2つあったので急ぎではなかったのですが、3時間後に来てくれ2つとも交換で10分くらいで終わりました。
  • 当日中に急いで来てくれて、その後心配だったので鍵の交換もしていただきました。不安な気持ちを和らげてくれようと色々と話してくれたのと、作業もスムーズで本当にありがたかったです。

出典:みん評


\1,000円OFFクーポンあり/
Web
まずは相談
電話
すぐ対処したい

鍵猿の評判や口コミについてはこちらの記事で紹介しています。

2.カギ110番

出典:カギ110番

「どの種類の鍵を買えばいいかわからない」「自分で鍵を交換する自信がない」という方は、カギ110番に相談してみましょう。

お客様満足度98%のカギ110番は、日本全国&24時間365日対応可能な頼れる鍵業者です。最短5分で駆け付けてくれるので、緊急時も慌てずに済みます。

無料で事前見積をしてくれるので、どのくらい交換費用がかかるか心配という方も安心です。

鍵の交換費用

カギ110番では、玄関の鍵交換なら12,100円~で依頼できます。

料金は出張費+作業費+部材費のコミコミ価格なので、「見積り費用と違う」ということもありません。安心して依頼できますよ。

おすすめポイント

カギ110番のおすすめポイントは下記のとおりです。

  • 低料金で安心!キャンセル料0円
  • 1日の相談実績 約450件以上
  • お客様満足度98%

カギ110番の口コミ

カギ110番の口コミは下記の通りです。

  • 焦って要領えていない電話に対しても丁寧で優しく対応してくれました。電話してきてくれるまで、30分もかからなかったと思います。本当に助かりました。
  • 深夜なので無理かもしれないと思いましたが、すぐに駆けつけてもらえると知ってホッとしました。作業時間は短いし、とても親切なスタッフでしたから、お願いして本当に良かったです。
  • 30分も経たないうちに到着し、慣れた手つきで鍵を開けてくれました。到着から1分もかかりませんでした。プロの鮮やかな手つきを目の当たりにして、とても感動しました。

出典:みん評


\24時間365日対応可能/
Web
まずは相談
電話
すぐ対処したい

カギ110番の口コミや評判をまとめて紹介している記事もあるので、参考してくださいね。

3.鍵の救急サポートセンター

鍵の救急サポートセンター

出典:鍵の救急サポートセンター

鍵の救急サポートセンターは、防犯整備士が多数在籍している鍵業者です。鍵の交換だけでなく、その後の防犯対策まで相談できますよ。

また出張、見積り、キャンセル料が無料なので気軽に相談可能です。

鍵の交換費用

玄関の鍵交換費用は11,100円~+材料費となっています。自分で購入した鍵の取り付けだけを依頼することも可能こともできます。

おすすめポイント

鍵の救急サポートセンターのおすすめポイントは下記のとおりです。

  • お客様満足度は96.8%
  • 出張・見積り・キャンセル料無料
  • 防犯整備士が多数在籍

鍵の救急サポートセンターの口コミ

鍵の救急サポートセンターの口コミは下記の通りです。

  • 現場に駆け付けるまでのスピードが非常に早く、手慣れた手つきであっと言う間に鍵のトラブルを回避してくれましたので満足しています。そ
  • コールセンターに電話を入れてから1時間で自宅にかけつけてくださり、あっという間に金庫の鍵を開けてくれました。
  • 電話をして30分程度で家に来てくれて鍵を開けてくれました。とても親切に対応してくれましたので、助かりました。

出典:revic

鍵の救急サポートセンター

こちらの記事では、鍵の救急サポートセンターの口コミや評判を紹介していますよ。

ホームセンターでの鍵交換まとめ

今回は、ホームセンターに売っている鍵で玄関の鍵を交換できるのか説明しました。

結論としては、ホームセンターに売っている鍵でも交換できます。ドアのサイズ・規格を測って、適切なパーツを購入しましょう。

プラスドライバーやマイナスドライバーなどの工具も忘れずにそろえてください。今回紹介したやり方で作業すればスムーズにドアを交換できますよ。

ただし、自分で交換するのにはさまざまなリスクが伴います。結果的に高くつく可能性もあるでしょう。

早く確実に鍵交換したい方は、鍵交換業者に依頼してください。

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