iPadには、「iPadは使用できません iTunesに接続」というエラーメッセージが表示されることがあります。この状態では「緊急SOS」以外の操作が不可能になってしまいます。
しかし、「iPadは使用できません」を解除する方法が4つありますので、試してみましょう。
この記事では、「iPadは使用できません」の解除法と、おすすめのiPad修理業者について解説します。
INDEX
「iPadは使用できません iTunesに接続」の原因
「iPadは使用できません」というエラーメッセージが表示される原因は、主に2つあります。
それは、「パスコードの入力に連続で失敗する」「iOSのソフトウェアアップデートに失敗する」の2つです。1つずつ解説していきましょう。
パスコードの入力に連続で失敗する
「iPadは使用できません」のエラーメッセージが表示されるのは、ほとんどの場合「パスコードの入力に連続で失敗する」が原因です。
パスコードの入力を6回失敗してしまうと、iPadのロック機能が働き、パスコードを再入力できる状態になるまで一定時間待つ必要があります。
失敗回数 | 再入力までの時間 |
---|---|
6回 | 1分 |
7回 | 5分 |
8回 | 15分 |
9回 | 1時間 |
10回 | 永久ロック |
なおiPadでは、設定でパスコード入力機能をオフにすることも可能です。
ただし、個人情報やクレジットカードを登録している場合は、なるべくこの機能をオフにしないようにしましょう。
iOSのソフトウェアアップデートに失敗する
iPadでは、定期的にiOSのソフトウェアアップデートが行われています。
まれですが、iOSのアップデートの不都合・バグにより「iPadは使用できません」のメッセージが出ることがあります。
こうしたトラブルを防ぐために、「iOSのソフトウェアアップデートを手動に設定する」「こまめなデータバックアップをとる」などの対策をしておきましょう。
「iPadは使用できません」の対処法4つ
パスコードの入力を10回間違えてしまうと「iPadは使用できません iTunesに接続」というエラーメッセージに代わり、「永久ロック」となってしまいます。
この状態を解除するには、以下いずれかの方法を試してiPadを初期化しなければなりません。
- パソコンのiTunesと同期したことがある
⇒iTunesで初期化 - パソコンのiTunesと同期したことがない
⇒リカバリーモード - iPadの設定で「iPadを探す」がオンになっている
⇒iCloudの『iPadを探す』で初期化 - パソコンがある
⇒EelPhone DelPassCodeで初期化
もしも、今までバックアップを取っていなければ、iPad内の全てのデータを失うことになるので、ご注意ください。
1.iTunesで初期化をする
「iPadは使用できません」の最良な解除方法が、「iTunesで初期化をする」方法です。
もしも今までに一度でもiTunesと接続したことがあれば、直前にバックアップを取ってから初期化ができます。
- iPadとパソコンを接続する
- iTunesが開き、自動的にバックアップが作成される
(自動同期がオフの場合は[今すぐバックアップ]をクリックする) - [iPadを復元]をクリック
- 再度[復元]をクリック
- 初期化終了後、[このバックアップから復元]を選択し、[続ける]をクリック
- バックアップ完了
上記の手順で行うと、データは元のまま、パスコードが解除された状態のiPadに戻ります。
2.リカバリーモードで初期化する
「リカバリーモード」とは、iPadを工場出荷時の状態に戻すモードです。
このモードは、パソコンと接続しiTunesと連動することで行えます。リカバリーモードの操作手順は下記の通りです。
- パソコンでAppleのサイトからiTunesをダウンロードする
- iTunesを起動し[編集]→[設定]→[デバイス]をクリック
- 自動同期のチェックを外し、[OK]をクリック
- 右上の×ボタンをクリックし、iTunes画面を一旦閉じる
- iPadとパソコンをケーブルで接続し、iTunesを起動
- Face ID搭載iPadの場合、右側の音量ボタンの上下どちらかと、上部にあるトップボタンを同時に押し続け、リカバリーモードを起動
ホームボタン搭載iPadの場合、電源をオフにした後ホームボタンを押し続け、iTunesマークが表示されたら、ボタンから手を離す - メッセージが表示されたら、[復元]→[復元と更新]→[次へ]とクリック
- iPadソフトウェアプログラムに[同意する]をクリックし、リカバリーを開始
リカバリー途中にApple IDとパスワードが求められることがあります。その場合は入力して[続ける]をクリックしてください。
Apple IDとパスワードを忘れていたら、自力では解決できません。修理業者に依頼して初期化してもらいましょう。
問題なくリカバリーが終了したら、「新しいiPadへようこそ」というメッセージとともに、設定画面が表示されます。
3.iPadを探す機能で初期化する
iPadの[iPadを探す]をオンにしていた場合は、こちらの「探す」機能からでも初期化できます。
この方法はパソコン以外にiPhoneからでも実行可能です。
- パソコンやiPhoneに、「iPhoneを探す」もしくは「探す」アプリをインストールする
- [デバイスを探す]より、初期化対象のiPadを選択
- [このデバイスを消去]を選択
- [消去]を選択
- Apple IDとパスワードを入力し、再度[消去]を選択
4.「EelPhone DelPassCode」を使い初期化する
「EelPhone DelPassCode」というツールを使用して初期化する方法もあります。その手順は、下記の通りです。
- パソコンにEelPhone DelPassCodeをインストールする
- パソコンとiPadをUSBケーブルで接続
- EelPhone DelPassCodeを立ち上げ、[iPhone画面パスワード解除]から[開始]をクリック
- 該当するiPadを選択
- iPadのiOSバージョンを選択し、フォームウェアのダウンロードを開始
- ダウンロードが完了したら[抽出開始]をクリック
- 抽出が終わったら[ロック解除開始]をクリック
- バックアップから復元
iPadの初期化後、バックアップからデータを復元する
「1.iTunesで初期化をする」以外の方法で初期化をした場合、データが全て無くなってしまいます。
しかし、「iCloud」にバックアップを取っていれば、データを復元することが可能です。
下記の手順を踏み、バックアップデータが残っていないか確認しましょう。
「iCloud」のバックアップからデータを復元する
iCloud上のバックアップデータを復元するには、初期化したiPadの電源を入れ、案内に従って進むだけです。
下記の手順を参考にしてください。
- 初期化したiPhoneの電源を入れる
- 案内に沿って進み、[Appとデータ]画面で[iCloudバックアップから復元]をタップする
- AppleIDを入力し、iCloudへサインインする
- 以前作成したバックアップを選択する
- バックアップの復元が開始される
「PhoneRescue」ならデータを復元できる可能性も
iPadのバックアップをしていない場合、通常ならばバックアップ前の状態に戻すのは不可能です。
しかし、データ復元ソフトを利用することで、一部のデータを元に戻せる場合もあります。代表的なデータ復元ソフトとしては、「PhoneRescue」が挙げられます。
使い方は簡単で、パソコンとiPadを接続するだけで残っているデータをスキャンできます。このソフトを使えば、写真や動画など一部のデータを復元できる可能性があります。
なお、PhoneRescueには有料版と無料版があり、無料版でできるのはスキャンまでです。そのため、まずは無料版で復元したいデータが残っているかどうかを確認し、残っていれば有料版の使用を検討してみましょう。
iPadのトラブルに対応してくれる「モバイル保険」
出典:モバイル保険
持ち歩く機会の多いiPadには、「iPadが壊れた」「iPadの調子が悪い」といったトラブルがついてまわりますよね。
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【簡単6ステップ】「モバイル保険」保険金請求の流れ
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請求も支払いも簡単・スピーディーなので、いざという時に安心です。
- 損害状況が分かる、端末全体の写真を撮影
- 近くの修理業者で修理を行う
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- 「リペアレポート」「端末全体の写真」「領収書またはレシート」をアップロード
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もし自分で対処できない場合は業者に依頼がおすすめ
もしも自分で対処ができない場合は、プロの業者に依頼をしましょう。
「iPadは使用できません」のトラブル以外にも、修理したい箇所があれば、iPadの修理も同時に依頼ができます。
知識・経験豊富なスタッフが、状況をヒアリングしつつ、最適な方法でトラブルを解決してくれるのでぜひ活用してください。
iPadのトラブルを解消してくれる修理業者は下記の2つです。
- Apple Store・Apple正規サービスプロバイダ
- Apple非正規店
どちらの依頼先もメリットデメリットが存在するので解説します。
Apple Storeなどの正規店に相談・依頼をする
Apple Store・Apple正規サービスプロバイダに相談・依頼をすれば、まずトラブルを解決できるでしょう。
しかし、正規店のためサービス内容は信頼できますが、店舗数が少ない・待ち時間が長いといったデメリットがあります。
また、正規店といえどもパスコードを教えてほしいという依頼はできないので、注意が必要です。
iPad修理を即日対応してくれるオススメ業者
出典:iCracked
アメリカのシリコンバレーで創業した世界最大級のスマートフォン・タブレット修理業者が「iCracked」です。
最新のトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が常駐しており、目の前で修理をしてくれるのが、最大の特徴です。
個人情報の詰まったiPhoneを他人に預けるのはちょっと心配という方は、ぜひiCrackedに依頼をしてみましょう。
知識・経験ともに豊富なので、「iPadは使用できません」のトラブルの最適な解決方法を提案してくれます。
iPad修理を即日対応してくれるオススメ業者
出典:iCracked
総務省にも登録されているiCrackedは、シリコンバレー創業の修理業者です。
厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が、対面にてiPad修理してくれますよ。
高品質なパーツを使用し、最短40分で修理可能。データもしっかり保護してくれます。
3ヵ月の保証期間があるなど、アフターサポートも充実しているので安心です。
まとめ
今回は、自分でできる「iPadは使用できません」の解除法と、おすすめのiPad修理業者について解説しました。
パスコードの入力を10回間違えてしまうと永久ロックとなり、バックアップがなければデータが全てなくなってしまいます。日ごろからバックアップを取っておくことを習慣にしておきましょう。
ぜひこの記事で、「iPadは使用できません」のトラブルを解決してくださいね。
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