iPadから音が出ないときの原因と対処法を詳しく解説!

iPadから音が出ないときの原因と対処法を詳しく解説!

昨日まで問題なく使えていたiPadから突然音が出なくなったら、不安になるでしょう。
しかし、この「音が出なくなる」という症状が起きる原因には、故障以外にもさまざまな種類があります。

そこで今回は、iPadの音が出なくなったときに行う対処法を紹介します。
修理に出す前に一度試してみてください。

まずはiPadの本体設定を確認してみる

「iPad」から音が出ないとき、焦って故障を疑ってしまいます。
しかし、なんらかの理由で本体設定が変更され、音が出なくなっている場合があります。
まずは落ち着いてiPadの設定を確認しましょう。

iPadの設定がマナーモードになっている

音が出ないときの原因で、意外と見落としてしまいがちなのがこの「マナーモード」です。
iPhoneを使っている方なら、本体の横にある「消音」ボタンが、知らないうちに動いていて、電話やアプリの着信に気づかなかったという経験もあるのではないでしょうか。

iPadの場合、機種によってはiPhoneと同じく本体横のボタンを切り替えることでマナーモードが設定されます。
また、画面上のコントロールセンターでマナーモードに設定する機種の場合、カバンの中などに入れている間に画面がタップされて、マナーモードになってしまっている可能性もあります。

マナーモードに設定されていることが原因で、iPadから音が出ない場合の対処法はマナーモードの設定を解除することです。
本体横の切り替えボタンを、ディスプレイ側に動かしてください。
オレンジもしくは赤のラインが見えなくなれば解除できています。

切り替えボタンがない機種はホーム画面を開き、右上角から下方向にスワイプします。
コントロールセンター内のベルマークが赤くなっていたらマナーモードです。
タップして白色に戻しましょう。
コントロールセンターの出し方もiPadの機種や世代で違うため、注意してください。

Bluetoothで外部の機器に接続されている

こちらもよくあることですが、Bluetoothイヤホンやヘッドホン、スピーカーなど、外部の音声機器に接続されてしまっている状態です。
通常スピーカーやイヤホンの電源を落とせば接続は切れます。
しかし電源がしっかり切れておらずつなぎっぱなしになっていることや、なにかの拍子に再度電源が入り、接続されてしまうことがあります。

この場合、iPadの画面には、ヘッドホンマークやBluetoothマークが表示されているでしょう。
まず設定画面内にあるBluetoothの項目から、接続中の機器を確認しましょう。
イヤホンやスピーカーが接続中になっていたら、機器の電源を切るか、iPadのBluetoothをOFFにしてください。

通常はこれで本体から音を聴ける状態になるので、本体の音量ボタンを操作して音が出るか確認します。
音が正常に出るようであれば成功です。

イヤホンジャックやスピーカー部分に異物がないか確認する

上記のような本体設定に問題がなかった場合、次に確認したいのがイヤホンジャックやスピーカーの不調です。
ホコリなどが溜まっていると音が出なくなることも。

イヤホンジャックに溜まったホコリなどを掃除する

イヤホンジャックにホコリが溜まっていると、iPadが誤認識を起こし、ヘッドホンモードが解除されなくなるというケースが見られます。
機器を接続していないのにiPad画面にヘッドホンマークが出ていた場合、この症状を疑ってみてください。

イヤホンジャックを掃除する前に、一度イヤホンやヘッドホンをジャックに差し込んでみましょう。
機器を接続して、問題なく音が聞こえるのなら、誤認識の可能性が高まります。

イヤホンジャックを掃除する際は綿棒や歯間ブラシなど、先が鋭角でなく、できるだけやわらかい材質の細長い棒を用意してください。
棒をジャックの奥まで押し込まないように注意しながら、ジャックの中につまっているゴミを掻き出します。

ある程度ジャックのゴミを掻き出したら、iPadを再起動してください。
再起動後、iPad本体の音量ボタンを操作してみて、iPadの画面にヘッドホンの表示が出なければ対処は成功です。

このとき気をつけたいのが、無理に掃除したり鋭利なものを使用したりして、イヤホンジャックの内部を傷つけることです。
イヤホンジャックに傷がつくと音質の低下、音の途切れなどの不調が生じます。
優しく丁寧に扱いましょう。

スピーカー部分を掃除する

スピーカー部分に汚れが詰まってしまい、音が聞こえにくくなっているという可能性もあります。
スピーカーを掃除するときはやわらかい歯ブラシを使用するとよいです。

歯ブラシでスピーカー部分の汚れを掻き出します。
強い力をかけると故障の原因になるので優しく行いましょう。
歯ブラシによって浮いた汚れはティッシュや布でふき取ります。

こちらもイヤホンジャックと同様、傷をつけないように注意してください。
自分では難しいと感じたら業者に依頼してもよいでしょう。

iPadから音が出ない原因を自分で解決できないときの対処法

以上のような対処法を試してみても、iPadから音が出ない場合にはどのような対処をすればよいのでしょうか。

iPadを再起動する

パッと見では原因がわからなくても、アプリやOSの不調で音が出なくなっている可能性があります。
その対処法としては、一度iPadを再起動させましょう。

iPadには「ホームボタン(画面の下についている丸いボタン)がついているタイプと、FACEID搭載タイプ(ホームボタンがないタイプ)があり、それぞれ再起動の手順が違います。

ホームボタンがあるiPadは、電源ボタンを長押しすると画面に「スライドで電源OFF」と表示されたスライダーが画面にあらわれます。
このスライダーをタップして30秒ほど待てば、電源はOFFに。

完全に電源が切れたのを確認できたら、次に電源ボタンをAppleのマークが画面に表示されるまで長押しして起動させてください。

一方、FACEID搭載タイプのiPadでは、電源を落とすとき、電源ボタンと本体右横にある音量ボタンの上か下どちらかを同時に長押しします。
これ以降の手順は、ホームボタンがあるタイプのiPadと同じです。

iPadを初期化する

iPadから音が出ない状態になり、さまざまな手段を試してみても音が出ないなら、最終手段として、iPadを製品出荷の状態に戻すと、音が出るようになる可能性があります。
これが「初期化」です。

初期化を行うと、今までiPadにインストールしていたアプリや音楽データなどはすべてiPadの中から消えてしまいます。
消えてほしくないデータがiPadの中にあるのなら、初期化をする前に、必ずデータをバックアップしておきましょう。

データのバックアップはパソコンで行います。
パソコンを立ち上げ、「iTunes」アプリを起動してください。
なお、iTunesはAppleの公式サイトから無料でダウンロード可能。
USBケーブルでパソコンとiPadを接続すると、iTunesの画面左上にiPadのアイコンが出現します。

アイコンをクリックし、画面の右下に出てくる「今すぐバックアップ」と書かれたボタンをクリックしてください。
自動でバックアップがはじまります。
あとはバックアップ完了までそのまま待ってください。

では次に「初期化」の方法について解説しましょう。
iPadのホーム画面にある設定アイコンをタップしてください。
「一般」タブを選択すると、一番下の方に「リセット」という文字が出てきます。

「リセット」画面の一番上にある「すべてのコンテンツと設定を消去」と書かれた個所をタップしてください。
すると画面中央に「すべてのメディアとデータを消去し、すべての設定をリセットします」と表示されるので、赤字で書かれた「消去」をタップ。

しばらくすると、画面に「Appleマーク」があらわれ、初期化が始まります。
初期化が完了すると、画面中央に「Hello」と表示されます。
この画面のままで、iPadの電源ボタンを3秒押してください。
電源マークを左から右にスライドしましょう。
これで電源が完全に切れて初期化完了です。

業者で修理してもらう

再起動や初期化をしても音が出ない場合、本体のどこかが故障している可能性が非常に高いです。
その際は業者にもち込み修理してもらわなければいけません。

Appleサポート

「Appleサポート」はAppleが提供している修理サービスです。
全国の「Apple Store」やAppleが認定した修理・故障サービスショップ「Apple 正規サービスプロバイダ」に修理を依頼するための予約を取ることが可能。
また、品物を送れば修理してもらえる「Apple リペアセンター」へ依頼できます。

こちらの修理業者はすべてApple正規店なので、純正部品での修理や、手厚いサポートを受けられます。
購入してからの年月や、Apple Care加入状況によっては無料で修理してもらえる可能性もあるでしょう。

しかし、Apple Storeは全国で10店舗しかなく(2021年1月時点)、正規サービスプロパイダも、地方では各県に1店舗程度の割合しかありません。

また、リペアセンターの場合、配送や着荷に時間がかかる可能性があるため、今すぐなんとかしたいというときには向かないでしょう。

登録修理業者

登録修理業者は、非正規の修理専門店です。
iPhoneやiPadなどの修理専門店は全国に多数あります。
中でも登録修理業者として認められている専門店は、国が定めた修理技術基準に合格しているため、安心して利用できます。

登録修理業者であれば比較的店舗数が多いため、すぐに修理してほしい、近場で修理業者を探したいというときにおすすめです。
しかし、あくまで非正規店なので、必ずしも純正部品を使用しているとは限りません。

純正部品以外での修理を行った場合、いずれiPadを下取りに出そうとしたときに受けてもらえなかったり、再度正規店で修理してもらうときに保証が効かなくなったりする可能性があります。
このようなデメリットも意識した上で、修理方法を選びましょう。

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出典:iCracked

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まとめ

iPadから音が出なくなる原因には、本体の設定やアプリの不具合、汚れなどさまざまあります。
問題が生じた際はいきなり修理を検討するのではなく、設定の見直しや再起動を試みるなど、自分で対処を行ってみるとよいでしょう。

それでも状態が改善しない場合にはApple正規店や登録修理業者での修理が必要です。
正規店、非正規店ともにメリットやデメリットがあるのできちんと把握したうえで選択してください。

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