iPadのキャッシュクリア方法解説!Cookie・閲覧履歴削除も

iPadのキャッシュクリア方法解説!Cookie・閲覧履歴削除も

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大変便利なiPadですが、長年使っていると動作が遅くなることがあります。
その原因のひとつとして「キャッシュの蓄積」が考えられます。
この記事では、iPadのキャッシュクリアの方法と手順を説明します。

キャッシュとは何か?

はてな

「iPad」に限らず、パソコンやスマートフォンなどでインターネットを利用していると、Webページの表示がうまくいかなかったり読み込みが遅くなったりした経験のある人は多いかと思います。
そんなときの解決法としてまず試してほしいのがキャッシュ情報の削除です。

キャッシュは英語で書くと”cache”です。
「現金」という意味で使われる”cash”とは違う言葉です。
IT用語としてのキャッシュは、「一時保存された使用頻度が高い情報」という意味合いをもっています。
Internet Explorerでは、キャッシュのことを「インターネット一時ファイル」という名称で呼びます。

キャッシュは、一度閲覧したWebページのデータをパソコンなどの端末の中に一時的に保存して、次に同じページを閲覧するときに迅速に表示できるようにする機能です。
つまりキャッシュは、パソコンやタブレットの情報処理スピードを速めるもの、と言えます。

キャッシュデータはクリアできる

しかし、人間と同じように、パソコンやタブレットなどの情報機器にも、覚えておける記憶容量には限界があります。
そのため、許容量を超えたデータが蓄積されるとかえって動作が重くなってしまうのです。
キャッシュのクリア/消去とはいわば、パソコンやタブレットの中に過剰に詰め込まれた荷物を一旦きれいさっぱり掃除するようなものです。

また、キャッシュと同じように、iPad内に保存されているデータには、Cookie(クッキー)というものもあります。
キャッシュはサイトを表示させるための一時データですが、Cookieはユーザーがサイトを便利に使うために役立つ利用者情報です。

たとえば、どこかのサイトにログインしたり検索したりするとき、メールアドレスやIDなど、かつて入力した情報が、簡単に呼び出せることがあります。
この機能を実現しているのがCookieです。
たとえば、インターネットショップ上の「商品をカートに入れる」というお馴染みの機能もCookieを活用しています。

Cookieもキャッシュと同じく、本来は便利な機能ですが、ずっと放置していると、不要なデータまで残ってしまい、容量を圧迫してしまうことも。
Cookieの情報もキャッシュと同じように削除が可能なため、とくに必要を感じなければ削除するといいかもしれません。

iPadのデータの使用状況の調べ方

調べ方

iPadでは、どんな機能やアプリにどれだけデータを使っているか調べる機能があります。
iPadのデータの使用状況は、[設定]画面から[一般]→[使用状況]の順番にタップしていくと確認可能です。

iPad内で使用しているさまざまなアプリの詳細なデータ容量などがわかりやすく表示されるため、データ使用状況は一目瞭然です。
たとえば、LINEやTwitter、SafariやGoogle Chromeなどを日頃からたくさん使用している場合は、それらの中にデータが肥大化しているものがないか確認してみましょう。

データが肥大化したアプリのキャッシュや、あるいは全然使用していないのに容量を無駄に使っているようなアプリデータがあれば削除した方がよいでしょう。
ストレージの空き容量が増すだけでなく、データの読み込みが速くなったり、動作が安定したりする場合もあります。

iPadのキャッシュクリアの方法

やること

さて、それではiPadに溜まったキャッシュは、どのようにすれば削除できるでしょうか。
iPad内のキャッシュは使用しているアプリごとに蓄積されていきます。
そのため、以下では、Safariを始めとする主要アプリごとのキャッシュの削除方法と手順を解説します。

方法その1:Safariのキャッシュをクリアする

まずはiPadの内部ブラウザであるSafariのキャッシュやCookieをクリアしましょう。
Safariのデータは自動的にiPad本体に保存されています。
iPadの設定を利用すると、Safariのキャッシュをクリアできます。

Safariのキャッシュクリアの手順は次の通りです。
まず[設定]から[Safari]へ進み、[履歴とWebサイトデータを消去]を選択します。
すると、SafariにおけるすべてのキャッシュとCookie、そして閲覧したWebサイトの履歴データを消去できます。

閲覧履歴を残してCookieだけを消去したいという場合は、[設定]から[Safari]→[詳細]→[Web サイトデータ]の順に操作しましょう。
すると、[全Webサイトデータを削除]という項目があるので、それを選択します。

逆に、キャッシュなどをクリアせずにWebサイトの閲覧履歴だけを消したい場合は、Safariのアプリ内からも消去できます。
その場合は、iPadのホーム画面でアプリアイコンをタップしてSafariを起動し、[ブックマーク]から[履歴]へと移動してください。

履歴を表示すると、画面の右下に[消去]という表示がありますので、それをタップしましょう。
すると、閲覧履歴を削除したい期間が表示されるので、希望に合わせて選択すれば、Webサイトの閲覧履歴を消去できます。

閲覧履歴の消去方法には期間選択だけではなく、各Webサイトの閲覧履歴ごとに個別に消していくことも可能です。
履歴を残したいサイトがある場合には、そちらの方法を取ることをおすすめします。

方法その2:Chromeのキャッシュをクリアする

次に、Google Chromeのキャッシュクリアの方法をご説明します。
まずはiPadのホーム画面からChromeアプリを起動。
次に、Chromeの画面右下にある[そのほかのアイコン](縦に点が3つ並んだアイコン)をタップします。
そこで展開される一覧メニューの中に[履歴]の項目があるので、それを選択しましょう。

すると閲覧履歴が表示されますが、ここでは一番下部にある[閲覧履歴の消去]を選択してください。
この次の画面で、データのどれを消去するのかを選択できます。

キャッシュファイルだけを削除したいのであれば、[キャッシュされた画像とファイル]にチェックを入れて、[閲覧履歴の消去]をタップしましょう。

方法その3:LINEのキャッシュをクリアする

SNSアプリのLINEも、スタンプや画像などを大量にやり取りしていると、意外と大量のキャッシュデータが溜まっていきます。
LINEのキャッシュクリアをするには、まず、LINEアプリを開きます。

次に、LINEが起動したら、左下の[友だち]アイコンをタップしてください。
そして、左上の歯車型アイコンを選択し、さらに画面右上の[設定]アイコンをタップします。

設定メニューが表示されたら、[トーク]項目を開いてください。
この[トーク]メニューの一番下にある、[データの削除]という項目をタップします。

すると、何を消去したいのかを選択する画面に移るので、キャッシュデータや画像データなど、消去したい項目のチェックボックスをタップします。

続いて[選択したデータを削除]という表示をタップして最終確認画面に移ります。
最後に念のため、削除する内容を見直したら[データを削除]しましょう。
これでLINEのキャッシュクリアは完了です。

誤って大事な画像やトーク履歴などを消さないように、削除するデータの選択には注意しましょう。

SafariのCookieや閲覧履歴をあらかじめ保存しないようにする方法

アイパッド 考える

ここまで、iPadに保存されているキャッシュや履歴を事後的に消去する方法について解説しました。
しかし、定期的にCookieやWebサイトの閲覧履歴を消すことが、面倒と感じる方もいるでしょう。
Safariには、あらかじめCookieや閲覧履歴をiPadの端末に残さないようにする機能があります。

まず、Cookieの場合は[設定]から[Safari]の順に進み、[すべての Cookie をブロック]をONにします。
ただし、Cookie をブロックすると一部の Web ページが機能しなくなる場合も。
不便を感じることがあれば、ブロック設定を解除するといいでしょう。

次に解説するのは、Safariの閲覧履歴をあらかじめ保存しないようにする方法です。
これを可能にするには、Safariの「プライベートブラウズモード」を利用します。

「プライベートブラウズモード」の設定をするには、まずSafariを起動します。
次に、右下のタブボタンを選択してから、左下の[プライベート]という表示をタップすることで、「プライベートブラウズモード」が開始されます。

プライベートブラウズモードでは、Webサイトの閲覧履歴や検索履歴などの情報をSafariに残さないまま、インターネットを利用できます。
たとえば、iPadを家族と共有しているがプライバシーは守りたいという場合などに、この閲覧方法はおすすめです。

キャッシュを削除する際の注意点

注意点

最後に、iPadからキャッシュ情報などを削除する際の注意点についていくつか解説します。
キャッシュやCookieの本来の役目は、ユーザーがiPadで行った活動履歴を残し、次に同じ操作をするときにデータをすぐに呼び出せるようにすることです。

従って、キャッシュやCookieを削除すると、これまで便利にショートカットできた手間が増す場合があります。
たとえば、Webサイトのフォーム入力や、閲覧履歴から以前訪れたサイトを探し当てるという場合などです。

そのため、キャッシュをクリアする前には、閲覧履歴から消えると不便になりそうなサイトはブックマークしておきましょう。
また、会員制サイトのログインIDやパスワードなど、忘れると困りそうな情報はどこかにメモしておくなどすることをおすすめします。

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まとめ

本記事では、iPadにおけるキャッシュやCookie、閲覧履歴の消去方法について紹介しました。
iPadなどの便利なデバイスは、普段からよく使うだけに、少し動作が遅くなるだけでも意外とストレスになるものです。

「最近、iPadの反応が鈍いな」と思い当たるところのある方は、本記事を参考にしてiPadのキャッシュクリアを試してみてはいかがでしょうか。

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