iPadのパスコードを忘れた場合の解除法・データ復旧方法を解説

iPadのパスコードを忘れた場合の解除法・データ復旧方法を解説

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もしもiPadのパスコードを忘れてしまったら、ロック画面を解除できなくなり、とても困ってしまいますよね。
実際に、対処法を探してこのページにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。

このページでは、iPadのパスコード忘れなどのときに完全ロック状態を解除する方法や初期化の手順、データ復旧方法を解説します。

iPadのパスコードとは

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「iPad」の画面ロック解除方法には、Face ID(顔認証) 、Touch ID(指紋認証)、パスコード入力の3種類があります。
iPadのパスコードとは、4桁もしくは6桁の文字列です。
Face IDまたはTouch IDによるロック解除が可能な機種でも、以下の場面ではパスコードが必要です。

  • iPadを再起動した、もしくは電源を入れたとき
  • Face IDやTouch IDによる認証に5回以上失敗したとき
  • 48時間以上、Touch ID認証を行っていないとき

パスコードが要求されることが多いのは、「長時間iPadを放置したあとや電源を切って一から起動するとき」です。
セキュリティ面では安心な機能であるものの、Face IDやTouch IDでログインする人は、パスコード入力の機会が少ないかもしれません。
必要な場面に、パスコードを思い出せないことがしばしばあるでしょう。

パスコードの入力に失敗するとどうなる?

パスコードを思い出せないときの常套手段は、思いつく限りの数字を試すことです。
しかし、パスコードの入力に失敗する回数が増えるほどiPadの使用に制限事項が付加されて、不便な思いをすることになります。

5回目までは誤ったパスコードを入力しても問題は起きません。
しかし失敗回数が6回目になると、「iPadを使用できません」というメッセージが表示され、1分間経過するまでの間はあらゆる操作を受け付けなくなります。
7回目以降も失敗が続く場合はさらに使用できない時間が延びていき、最終的にはロック状態になってしまいます。

ロック状態解除にはiPadの初期化が必要

ロック状態になってしまったiPadを放置しても、問題は解決しません。
自分自身でiPadを初期化する工程を踏み、データを初期化することで復旧を目指しましょう。

データの初期化とは、電話帳・メールアドレス・画像などのデータを削除し、購入当初の状態に戻すことです。
過去に撮影した写真や動画、アプリなどもすべて消失してしまいます。

あらかじめバックアップデータをとっておけば、iPadを初期化した後にデータ復旧することで、データを元通りにすることが可能です。
なくなると困るデータを守るために、日常的にバックアップを行って、もしものときに備えましょう。

パスコードの解除は携帯キャリアでは行えない

初期状態に戻す以外の方法を探すべく、携帯キャリア(事業者)に相談することを考える人もいることでしょう。
しかし、初期化する工程を踏まずにiPadのパスコードを導くことは、携帯キャリアでも不可能です。

Apple正規店に相談した場合にも同様のことが言えます。
パスコードを解除するためには「自分自身で初期化し、購入直後の状態に戻さなくてはならない」と覚えておくとよいでしょう。

iPadのパスコード解除方法3パターン

どうやって

iPadを初期化してパスコードを解除する方法は3パターンあります。
自分に合った方法を選択し、iPadの初期化・パスワード解除を進めてください。

パターン1.「iCloud」でパスコードを解除する

PCのiCloudを使用し、リモート操作によってパスコードを解除する方法について解説します。
以下の手順で作業を進め、パスワードを解除しましょう。

  1. iCloudにアクセスし、[すべてのデバイス]をクリック
  2. パスコードを解除したいiPadを選択
  3. [iPadの消去]をクリックし、画面の指示に従って、すべてのデータを削除

iCloudにバックアップデータがある場合はiPadの電源を入れて間もなく、「Appとデータ」画面が表示されます。
その後[iCloudバックアップから復元]をタップし、画面の指示に従って操作すると、データ復元が可能です。

複数のバックアップデータがある場合は、最新のものを使用しましょう。
もしくは戻したい特定の日付を選択し、データ復旧してください。

パターン2.「iTunes」を使用して初期化する

PCのiTunesを使用することでも、iPadを初期化できます。
iPadとPCをUSBケーブルでつなぎ、iTunesを起動して、以下の作業を進めてください。

  1. 自動同期を「オン」に、もしくは[今すぐバックアップ]ボタンをクリック
  2. リカバリーモードの表示が出るまで、「電源スリープボタン」「ホームボタン」を2個同時に押し続ける
  3. [復元]または[アップデート]を選択するポップアップが表示される
  4. [復元]をクリックし、作業終了を待つ

iTunesを使用する方法において重要な点は、作業の最初にバックアップをとっておくことです。
自動同期が「オン」の場合、iPadとPCをつないだ時点でバックアップがとられるため、特別な作業は要りません。

「オフ」の場合は忘れずに[今すぐバックアップ]ボタンをクリックしましょう。
ボタンをクリックした段階で初期化する前の状態を記憶させ、バックアップとして使用できます。

パターン3.リカバリーモードで初期化する

パターン1と2を試しても初期化できない場合の最終手段はリカバリーモードを使用する方法です。
リカバリーモードによる初期化の手順は、Face ID搭載iPadと、それ以外のiPadとで異なるため、分けて説明します。

【Face ID搭載のiPad:「iPad Pro 12.9インチ(第3、4世代)」、「iPad Pro 11 インチ(第1、2世代)」】

  1. iPad がPCに接続されていないことを確認
  2. トップボタンと、音量調整ボタンのうちいずれか1個を同時に長押し
  3. 電源オフスライダが表示されたらボタンを離し、電源をオフに
  4. トップボタンを押しながら、iPadとPCを接続
  5. リカバリーモード画面の表示を確認し、トップボタンを離す
【Face ID非搭載のiPad】
  1. iPad がPCに接続されていないことを確認し、トップボタンを長押し
  2. 電源オフスライダが表示されたらボタンを離し、電源をオフに
  3. ホームボタンを押したまま、iPadとPCを接続
  4. リカバリーモード画面の表示を確認し、ホームボタンを離す

いずれの方法でも、リカバリーモードに切り替わったあと、アップデートをするかどうかを選択する画面が表示されます。
iCloud上にバックアップデータがある場合は[復元]をクリックし、最後に記憶したiPadの状態まで戻してください。

iPadの初期化後にパスコードを再設定する方法

パスコードを再設定する方法

iPadの初期化後はパスコードを再設定し、セキュリティを強化しましょう。
パスワードの再設定は、以下の手順で進めます。

  1. iPadの電源を入れて、[手動で設定]をタップ
  2. 「設定」の[パスコードをオンにする]をタップ
  3. 4桁の数字を入力し、新しいパスコードを設定

パスコードを設定する際、[パスコードオプション]の[カスタムの英数字]を選択すると、英数字を組み合わせたオリジナルコードを作成が可能です。
大切なデータを守るための対策として使用できる便利な機能なため、必要に応じて活用しましょう。

さらに、iPadでは、「パスコードの入力に10回失敗した段階で、自動的にデータ削除」という設定をすることもできます。
自動のデータ削除を設定する方法は、以下の通りです。

  1. 「設定」の[Face IDとパスコード]もしくは[Touch IDとパスコード]、[パスコード]のいずれかをタップ
  2. [データ消去]をオンに

この設定を行っておくと、初期化の手間を省略できます。
データを盗まれる、という事態の予防対策として活用してもよいでしょう。

iPadパスコードの安全な管理方法

iPadパスコードの安全な管理方法

再設定したパスコードを再び忘れてしまうと、同様の作業を行わなければいけなくなります。
安全かつ確実性の高い方法でパスコードを管理し、同じ状況に到る失敗を回避しましょう。
以下では、パスコードの安全な管理方法2つを解説します。

手書きのメモで保管する

有効な手段のひとつは、iPadのパスコードを手書きでメモして保管する方法です。
ただし、「パスコードのメモを、iPad画面に貼る」「人の見られる場所に置く」などの行為は避けましょう。
リスク回避のために、鍵のかかる引き出しなどに保管しましょう。

パスコードをメモすることに不安をもっているなら、数字を示すヒントのみを記載する方法も一案です。
たとえば「愛犬の誕生日」などとメモし、パスコードを管理します。

より安全性を高めるためには、パスコードに愛犬の誕生日を設定し、手書きメモには「自分の誕生日」と記録する方法もおすすめです。
メモの回答・パスコードをあえて一致させないことにより、人に知られるリスクを軽減できます。

オフィスソフトで保管し、ロックをかける

オンライン上に保存する場合には、オフィスソフトに記録を残し、ファイルに対してロックをかける方法もあります。
オフィスソフトにロックをかけ、さらにパスコードを設定して二重のセキュリティ対策を施すことで、安全性を高めることが可能です。

ただし、オフィスソフトのロックコードを忘れてしまうと対策が機能しません。
ロックコード・パスコードの最低1個は頭の中に記憶しておくようにしましょう。

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まとめ

この記事では、iPadのパスコード解除方法とデータ復旧方法を解説しました。
パスコード忘れによりiPadが開けなくなったときにも慌てずに、紹介した対処方法を試してください。

そして、同じ失敗を繰り返すことのないように、パスワードの管理方法を工夫しましょう。
日常的なバックアップを習慣化し、大切なデータを守ることも重要です。

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