故障したWi-Fiルーターの対処法!各メーカーの修理費用・期間も紹介

故障したWi-Fiルーターの対処法!各メーカーの修理費用・期間も紹介

スマホやテレビで大量のデータ通信を行う現在では、Wi-Fiルーターは生活必需品と言っても過言ではありません。

そんなWi-Fiルーターを定期的に交換した方がよいのはご存じでしたか。

今回は、ルーターの異常を感じたら試したいことや、ルーターの修理費用・期間について解説します。ぜひ参考にしてください。

ルーターに異常を感じたら試したいこと

まずは、ルーターに異常を感じたら試したいことを説明します。

上から順番に行ってください。

再起動する

ルーターに異常を感じたら、まずはルーターを再起動しましょう。

スマホやパソコンと同様に、ルーターも再起動すると不具合が解消する場合があります。

注意点として、電源を落としてから再起動までは必ず1分以上時間を空けてください。

Wi-Fiルーターを初期化・再起動する方法については、下記の記事にて詳しく解説をしているので、参考にしてください。

ドライバを再インストールする

再起動しても直らない場合は、ドライバを再インストールしましょう。

再インストールする場合は、必ずネットワークドライバーを削除してから行ってください。

順番が逆だと不具合が解消しない場合があります。

しかし、ドライバの再インストール方法はメーカーや機種によって異なります。

そのため、取扱説明書、または公式サイトを確認してください。

ソフトウェアを更新する

ドライバの再インストールでも直らない場合は、ソフトウェアを更新しましょう。

こちらもメーカーや機種によって異なりますが、大抵は公式サイトに手順が載っています。

接続している端末の数を減らす

ソフトウェアの更新を試しても解決しない場合は、一度Wi-Fiルーターに接続している端末の数を減らしてください。

Wi-Fiルーターには、接続可能端末数が決められています。

接続している端末がその数以上、もしくはその数に近いとWi-Fiルーターに繋がらないといった不具合が起きる場合があります。

1台繋げて問題なければ2台、それでも問題なければ3台と少しずつ接続する端末の数を増やしましょう。

1~3台でWi-Fiの調子が悪くなる場合は、ルーター自体の寿命または故障が疑われます。

Wi-Fiルーターに繋がらない場合の対処法は下記の記事で詳しく解説しています。

モデムの不具合を確認する

最後にモデムの不具合を確認してください。

LANケーブルと端末を接続し、それで正常に通信できる場合はモデム以外の場所に原因があると考えられます。

正常に通信できなかった場合は、モデムまたは通信回線に原因があると考えられます。

後者の場合は、モデムを再起動するか、プロバイダに交換の問い合わせをしましょう。

ルーターの寿命が近いと起こる症状

ルーターの寿命が近いと起こる症状を紹介します。

いずれかに当てはまる場合は、早急にルーターを買い替えた方がいいでしょう。

通信速度が遅くなる

ルーターの寿命が近いと通信速度が遅くなります。

通信速度が遅くなるとネットゲームのラグが激しくなったり、データのダウンロードに時間がかかるようになったりします。

かなりストレスを感じるようになるので、その場合は買い替えを検討しましょう。

しかし、通信速度はWi-Fiルーターの再起動や端末の再起動などで直る場合があります。

そのため、まずはルーターと端末の再起動から試しましょう。

通信が不安定になる

ルーターの寿命が近いと通信が不安定になります。

しかし、通信の不安定さは寿命以外の部分も関係している場合があるので注意しましょう。

例えば、Wi-Fiルーターの周辺に電子レンジやテレビなどの家電があると通信が不安定になります。

なぜなら、電波干渉が起こるからです。

スマート家具をたくさん使っている方であれば、それが原因でインターネットにアクセスできないなど通信が不安定になる場合もあります。

「インターネット接続なし」と表示される原因・対処法はこちらの記事にて解説しています。ぜひ参考にしてください。

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ルーターの故障が疑われる場合の対処方法

ルーターの故障が疑われる場合、主に2つの対処方法があります。

おすすめはルーターの買い替えです。

修理に出す

故障が疑われる場合は、修理に出す方法があります。

メーカーや機種にもよりますが、大抵はネットから修理の申込ができます。

メーカーの保証期間はどのくらい?

Wi-Fiのルーターを購入して間もない人は、メーカーの保証を活用しましょう。

保証を利用すれば、無料または格安で修理してくれます。

メーカーの保証期間は、おおよそ1~3年です。

しかし、保証期間でも自然故障でなければ、保証対象外になる場合があるので注意してください。

自然故障ではないものとは、落下や本体の改造、転倒や水没などが挙げられます。

買い替える

メーカーの保証期間をすぎている場合は、修理に出すよりも買い替えを検討しましょう。

なぜなら修理代や送料と比べると、そちらの方が安く済むケースがあるからです。

また、通信規格やセキュリティも最新のものが導入されているので、通信速度の向上や安心も買えるでしょう。

各メーカーのルーター修理費用と期間

ここでは、各メーカーのルーター修理費用と期間について紹介します。

所持しているルーターのメーカーを確認してから、チェックをしてください。

メーカー名持込郵送修理対応期間修理期間修理費用問い合わせ
BUFFALO
(バッファロー)
×製造終了後
3年
4~7営業日6,600円~
TPLINK
(ティーピーリンク)
×製造終了後
3年
記載なし記載なし
NEC
(エヌイーシー)
×製造終了後
5年
7日記載なし
ELECOM
(エレコム)
×記載なし7~12営業日7,400円~
IO DATA
(アイオーデータ)
×製造終了後
5年
7~14日5,720円~

寿命を迎えていなくても買い替えを検討したいタイミング

寿命を迎えていなくても買い替えを検討したいタイミングを紹介します。

とくにインターネットを活用する機会が増えたら、買い替えを検討した方がいいかもしれません。

光回線に変更したら

光回線に変更したら、Wi-Fiルーターの買い替えを検討しましょう。

通信回線は光回線とVDSL回線の2種類があります。光回線にした場合、最大通信速度が変わります。

VDSL回線の最大通信速度は100Mbpsに対して、光回線の最大通信速度は1Gbpsです。

1Gbps=1,000Mbpsなので、光回線はVDSL回線の10倍の通信速度です。

当然光回線の力を最大限発揮させるためには、光回線の最大通信速度に対応したWi-Fiルーターを購入する必要があります。

最新の端末に買い替えたら

最新の端末に買い替えたら、Wi-Fiルーターの買い替えも検討しましょう。

最新の端末は新しい通信規格に対応しています。

もちろん、最新の端末でも古い通信規格のWi-Fiに接続できます。

しかし、快適性は損なわれる恐れがあるので注意してください。

ビデオ通話やオンラインゲームを頻繁に行う人は、早急にルーターを買い替えた方がいいでしょう。

動画視聴や写真をアップロードする機会が増えたら

動画視聴や写真をアップロードする機会が増えたら、Wi-Fiルーターの買い替えを検討しましょう。

現在はさまざまな動画配信サービスがあります。

SNSの数も増えたので、昔に比べて動画を視聴する時間が増えた人もいるでしょう。

高画質で動画を楽しむためには、それに対応するWi-Fi回線が必要です。

古い通信規格のWi-Fiだと高画質にした瞬間、動作が重くなるのでスムーズに再生されません。

Wi-Fiに接続する端末が増えたら

Wi-Fiに接続する端末が増えたらルーターの買い替えを検討しましょう。

少し前の段落でも説明したように、Wi-Fiのルーターには接続可能端末数が決められています。

上限に近づくと接続が悪くなる可能性があるので注意してください。

ちなみにWi-Fiに接続していれば、スマート家具もひとつの端末としてカウントされます。

外で端末を使う機会が増えたら

外で端末を使う機会が増えたらルーターの買い替えを検討しましょう。

Wi-Fiルーターには設置型とモバイル型の2種類があります。

モバイル型であれば、家のみならず出先でも使えるので非常に便利です。

定期的にルーターを交換すべき理由

定期的にルーターを交換すべき理由を説明します。

すべて寿命が関係してくるので、しっかり把握しておきましょう。

ルーター本体の寿命があるから

ルーター本体の寿命は、おおよそ4~5年です。

しかし、スマホやパソコン、テレビや自動掃除機などいろいろな端末に接続していると寿命はさらに短くなります。

なぜなら、接続する端末の数が多いとWi-Fiルーターに大きな負担がかかるからです。

ちなみに、接続している端末の数が少ないと5年以上使える場合もあります。

寿命は設置場所で異なる

Wi-Fiに接続している端末の数のみならず、ルーターは設置場所によっても寿命が異なります。

よくないとされている設置場所は、ホコリや湿気が溜まりやすい場所です。

このような環境にWi-Fiルーターを設置していると、動作不良や内部部品の劣化・サビが起こりやすくなります。

Wi-Fiルーターは、なるべく風通しがいい場所に置きましょう。

▼ルーターの寿命については以下記事でより詳しく解説しています。

WiFiルーターの寿命は何年?症状は?買い替え時の注意点・おすすめルーター

新しい通信規格が出てくるから

通信規格の寿命は、おおよそ2~6年です。

通信規格によってWi-Fiの速度は大きく異なります。

実際に比較してみましょう。

名称規格名周波数帯最大通信速度
Wi-Fi 7IEEE 802.11be2.4GHz/5GHz/6GHz46Gbps
Wi-Fi 6EIEEE 802.11ax2.4GHz/5GHz/6GHz9.6Gbps
Wi-Fi 6IEEE 802.11ax2.4GHz/5GHz9.6Gbps
Wi-Fi 5IEEE 802.11ac5GHz6.9Gbps
Wi-Fi 4IEEE 802.11n2.4GHz/5GHz600Mbps

上記の表を見ていただくと分かるように、「Wi-Fi 4」と「Wi-Fi 7」では最大通信速度に大きな差があります。

そのため、今使っている通信規格があまりにも古い場合は、早急に買い替えを検討しましょう。

セキュリティの寿命がやってくるから

セキュリティの寿命は、おおよそ2~5年です。

なぜなら、大体2~5年でセキュリティの方式が新しいものに変わるからです。

古いセキュリティを使い続けていると、クレジットカード情報や個人情報などが抜き取られる恐れがあるので注意してください。

セキュリティは自分の端末・情報を守る大切なものです。

そのため、ここはケチらず常に最新のセキュリティを導入しましょう。

出典:FUJIログ通信

パソコントラブルをプロに相談

「対処法を試してもルーターの不具合が直らない」「自分でルーターを直す自信がない」という方は、「PCホスピタル」に相談してみましょう。

PCホスピタルとは、デジタル機器の有料訪問サポートで高い利用率を持つ業界最大手のパソコン修理業者です。

年中無休&全国対応しており、最短即日でパソコントラブルに対応してくれます。データもしっかりと保護してくれますよ。

また、訪問対応の時間が取れない方には宅配修理も行っており、主要店舗では持ち込み修理も可能です。

しかも、トラブル診断後の見積りで提示した料金以外の費用を請求がないので、安心して依頼ができますよ。

PCホスピタルの費用相場
  • 無線LAN設定:6,600円
  • セキュリティー対策:3,300円
  • Wi-Fi接続設定:6,600円
  • 通信速度の改善:6,600円
  • 電波範囲の改善:6,600円

修理依頼の流れ

  1. まずはフリーダイヤルWEBで相談
    ※電話受付時間 9:00~21:00(年中無休)
  2. パソコンで困っている内容を伝える
  3. 料金体系についての案内を受ける
  4. 希望の日時を伝えて訪問日時を決める
  5. 予約当日に現地で診断・見積り
  6. 見積り了承後に修理

PCホスピタルの口コミ

PCホスピタルの口コミを3つ紹介します。

  • その日のうちに復旧してもらえたので満足です。マイナス面もはっきり伝えてもらえたので逆に信頼できると思いました。
  • ネット異常のほかにもいくつか問題点が発見されたのですが、すべて親切丁寧に解決くださいました。作業自体も迷いなく迅速で、また作業員の方の気さくな人柄もあってとても安心してお願いできました。
  • 修理完了までの時間も早く、連絡もきっちりしていました。何より息子が安全に使えるよう配慮してくれている感じに好感がもてました。

出典:みん評


\いつでも事前申し込み可能/
Web
まずは相談
電話
すぐ対処したい

PCホスピタルの口コミ・評判や料金体系について、こちらの記事でも紹介しています。併せてご覧ください。

故障したWi-Fiルーターの対処法!まとめ

今回は、ルーターの異常を感じたら試したいことや、ルーターの修理費用・期間について解説しました。

ルーターは本体・通信規格・セキュリティに寿命があるので、定期的に交換しましょう。

そのまま古いルーターを使い続けるとストレスになるだけではなく、情報漏洩のリスクが高まるので注意が必要ですよ。

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