
パソコンを利用していると文字変換がうまくいかないことがあったり、今までと違う文字変換になっていたりとさまざまなトラブルが起こります。
そんな文字変換に関するトラブルの解決方法や、文字変換を簡単にするためのポイントを紹介します。
パソコンの文字変換がおかしい場合の対処法
パソコンの変換がおかしくなってしまうことはよくあります。
また、共用パソコンの場合は前の人が設定していた入力方式が自分と異なり、解除方法がわからないという事態も起こるでしょう。
以下では変換がおかしいときにまず試してほしいことを、説明します。
パソコンの文字変換がおかしい場合の対処法
1.CapsLockキーが解除されているか
よくあるパターンとして、CapsLockキーがオンになっている場合があります。
CapsLockキーがオンになっていると、ローマ字が自動的に大文字になってしまう、ひらがな変換がおかしいといった不具合が起こります。

この場合は、Shiftキーを押しながらCapsLockキーを押してみましょう。
CapsLockキーが原因であれば、この操作を行うと通常通りに入力できます。
2.キーボードの接続部分の不調
キーボードが有線の場合は、ケーブルの接続不良や断線、汚れなどが原因の可能性があります。
キーボードの接続ケーブルを一度抜いて、ホコリを綺麗にしてからもう一度挿してみましょう。
無線の場合はキーボードの充電が切れていないか、無線を飛ばすUSBレシーバーがちゃんとパソコン本体に接続されているか確認してください。
キーボードの充電切れは、意外と見落としがちな点です。よく確認しましょう。
3.文字入力のモードが変更されている
「A」キーを押すとひらがなの「ち」が、「I」キーを押すとひらがなの「に」が表示される場合は、文字入力モードが「かな入力モード」に変更されています。

「Ctrl+Shift+カナロックキー(カタカナひらがなキー)」または「Alt+カナロックキー」を押すと、「かな入力モード」から元の「ローマ字入力モード」に切り替えることが可能です。
出典:富士通パソコン
4.再起動をする
パソコンを長時間使用すると、CPUやメモリに負荷がかかります。
再起動を行うとメモリが一旦クリアになるので、軽い不具合程度なら再起動により改善が期待できます。
5.パソコンがウイルスに感染している
最新のパソコンであるなら可能性は低いですが、古いパソコンを長く使い続けているならウイルスに感染していることもありえます。
セキュリティソフトでウイルスチェックをし、感染が確認された場合は除去しましょう。
まだセキュリティソフトを購入していない場合は、ウイルスバスターは必要かについてまとめた記事があるので、ぜひ参考にしてください。
6.IMEの学習履歴を消去する
文字変換の予測内容に問題がある場合は、一度IMEの学習履歴を消去しましょう。
IMEの学習履歴の削除方法は以下の手順となります。
- タスクバー右端にある[あ]または[A」を右クリックし、メニューから「設定」をクリック
- 「Microsoft IME」が表示されたら[学習と辞書]をクリック
- [入力履歴の消去]ボタンをクリックし[OK]をクリック
出典:富士通
文字変換が便利になる方法
文字変換にトラブルはないけれど、何かもっと効率的な方法はないだろうかと思っている方も多いでしょう。
以下ではさまざまな方法を解説していきます。
文字変換が便利になる方法
ファンクションキーの活用
ひらがなやカタカナ、半角カタカナやローマ字読みなどに変換したい場合に、「F6」から「F10」までのファンクションキーを活用する方法があります。
各キーの効果は以下の通りです。
使用するキー | 効果 |
---|---|
F6 | 入力した文字をひらがなに変換 |
F7 | 入力した文字を全角カタカナに変換 |
F8 | 入力した文字を半角カタカナに変換 |
F9 | 入力した文字を全角アルファベットに変換 |
F10 | 入力した文字を半角アルファベットに変換 |
入力のコツをつかむ
単語ごとにEnterキーを押して文字を変換させていませんか。
ある程度の長さの文章を入力して一斉に変換することで、パソコンが前後の文脈を判断して予測変換をしてくれますよ。
単語ごとに変換するよりも、入力スピードが上がり便利です。
辞書の整理
ソフトウェアの辞書機能を整理することによって、変換が格段に便利になるはずです。
辞書機能のリセット
辞書機能をリセットすると、よく変換する漢字が一旦平均的な文字づかいにリセットされます。
クセのある文字づかいになっていて困る場合は試す価値があるでしょう。
辞書に変換を登録する
名前や住所などを辞書に登録すると、1文字入力するだけで変換候補に表示されるようになります。
「た」の項目に「田中太郎」と登録すれば、「た」と入力した時点で変換候補に「田中太郎」が表示されます。
自分の名前の漢字を出すまでに時間がかかる場合に便利です。
読めない文字を探す
辞書機能を使うと、漢字や記号の読み方がすぐにわかります。
またIMEパッドを使って、手書きで文字入力することも可能です。
たとえば、斎藤さんや斉藤さんの「さいとう」の「さい」の字をいちいち確認するよりも、手書き入力を覚えた方が時間を短縮できます。
応用編・新しいソフトウェアをインストールする
ここからは応用編として、文字入力の新しいソフトウェアをインストールして文字変換を簡単にする場合について説明します。
「ATOK」をインストール
「ATOK(エイトック)」とは、日本語入力に強い文字変換のソフトウェアです。
カスタマイズも幅広く行えて、文章のチェック機能もあります。
日本語に特化していて、執筆など自分の文章を書きたいという人にうってつけです。
月額登録制で利用でき登録前には無料体験版を試すこともできるので、検討してみてはいかがでしょうか。
「Google入力ツール」をインストール
次にGoogle社の提供する入力ツールを紹介します。
このツールは多言語にわたって広く文字入力の精度を上げてくれるうえに、無料で利用できます。
最近の流行り言葉や人名も、簡単に入力可能です。
Google入力ツールの特徴はGoogleアカウントを連携することによって、パソコンだけでなくAndroidのスマホやGmailでも同じように文字変換を行える点がポイントですよ。
またiPhoneにこのソフトウェアと連携できるアプリを取得することで、同じように使用ができます。
いずれもGoogleのアカウントを取得しなければなりませんが、取得もほとんど手間がなく個人的に使用する場合には基本的に無料です。
応用編で気をつけたいこと
ここにふたつソフトウェアを挙げましたが、文字入力ソフトウェアは一度にひとつしか使えません。
ふたつインストールしても、一方を使っている間はもう一方が使えません。
また、それまでに学習した文字入力も別のソフトウェアになるので、慣れるまでに時間がかかると予想されます。
すぐさま便利さを実感するというよりも「同じツールを長い間使い続けると便利さに気づく」という考え方で、ソフトウェアのインストールを検討するといいでしょう。
いずれにせよここまでに書いた文字変換を便利にするコツを試した上で、このツールのインストールを検討することがおすすめです。
それでもパソコンの文字変換がおかしい場合はプロに相談

出典:PCホスピタル
これまで紹介した対処法を試してもトラブルが改善されない場合は、PCホスピタルに一度相談してみましょう。
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出典:みん評
PCホスピタルの口コミ・評判や料金体系について、詳しく解説している記事もあるので参考にしてください。
パソコンの文字変換ができない・おかしい時の対処法!まとめ
パソコンの文字変換に関するトラブルの解決方法や、文字変換が便利になるポイントを紹介しました。
無理に自分で対処すると、更に深刻なトラブルを招いてしまうかもしれません。
紹介した対処法を試してもトラブルが解決できない場合は、PCホスピタルのようなパソコン修理業者に一度相談してみましょう。

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