
仕事やプライベートなど、さまざまな場面で活躍する「iPad」。
傷をつけずに長く使い続けるには、保護フィルムの利用がおすすめです。
そこで今回は、iPad用の保護フィルムの種類や特徴、おすすめ製品などについて紹介していきましょう。
INDEX
iPadに保護フィルムは必要?
「iPad」を購入したあと、保護フィルムをつけずに使用している方も少なくないでしょう。
そもそも、iPadに保護フィルムはつけるべきなのでしょうか。
iPadは持ち歩きにも便利で、仕事やプライベートなどさまざまな場面で活躍してくれますね。
しかし、持ち歩いていると落下したりぶつけたりするおそれもあり、傷つく可能性が高まります。
ひどい場合は、画面が割れてしまうこともあるでしょう。
加えて、保護フィルムをつけずに使っていると、指紋で画面が汚れやすく、皮脂も付きがちです。
爪が画面に当たり、小さな傷が付いてしまうことも。
万一iPadの画面が傷ついてしまい、修理に出す場合、どれくらいの修理費がかかるのでしょうか。
Apple公式サイトによると、以下の修理費がかかります。
- iPad Pro 12.9インチ (第4世代):69,800円
- iPad Pro 12.9インチ (第3世代):69,800円
- iPad Pro 12.9-inch (第2世代):63,800円
- iPad Pro 12.9インチ:63,800円
- iPad Pro 11インチ (第2世代):53,800円
- iPad Pro 11インチ:53,800円
- iPad mini 5:31,800円
- iPad mini 4:31,800円
- iPad Air 4:44,800円
- iPad Air 3:40,800 円
- iPad (第8世代):26,800円
- iPad (第7世代):26,800円
このように、iPadの修理費は比較的高額。
なるべく修理に出さずに済むよう、iPadにはあらかじめ保護フィルムを貼っておくことをおすすめします。
iPad用保護フィルムを購入できる場所
では、iPad用の保護フィルムはどこで購入したらよいのでしょうか。
ここでは、購入に最適な場所をいくつか紹介します。
まず挙げられるのが、家電量販店。
家電量販店は全国各地にあるため、購入しやすいでしょう。
しかし、店舗によっては購入できる保護フィルムの種類が限られるため、注意してください。
続いて、キャリアショップでもiPad用の保護フィルムは購入可能。
本体をキャリアショップで購入するなら、本体と同時にフィルムも購入できるため便利ですね。
また、インターネットでも購入可能。
インターネットなら価格帯や種類も豊富で、さまざまなショップから選べます。
お店に足を運ぶ必要もないので、手間もかかりません。
さらに、100円均一ショップでも、iPad用の保護フィルムを購入可能な店舗があります。
iPadの種類ごとに用意されているものと、フリーサイズのものがあり、フリーサイズのものは自分でカットして使用可能。
iPad用の保護フィルムは上記のような場所で購入できます。
まだ使用していないなら、ぜひチェックしてみてください。
iPad用保護フィルムの種類
近年では、ブルーライトカットや覗き見防止など、さまざまな機能を備えたiPad用の保護フィルムが登場しているのをご存じでしょうか。
ここでは、iPad用保護フィルムの種類について紹介します。
ガラスタイプ
ガラスタイプの保護フィルムは、通常の保護フィルムと比べて厚みがあるのが特徴。
厚みがある分、iPadの画面を傷や衝撃からしっかりと守ってくれます。
一方で、iPadの画面とシートとの境目に、段差が生まれやすいというデメリットも。
また、ガラスタイプの保護フィルムの特徴として、フィルムを画面に貼りつける際、気泡が入りづらいことも挙げられます。
そっと置くだけでキレイにフィルムを貼りつけられるため、フィルムの貼りつけが苦手な方に、特におすすめ。
さらに、ガラスタイプはラインナップも豊富なので、サイズに合った製品が見つかりやすいでしょう。
PETやTPUなど、新しい素材を使った製品も登場しています。
気泡が入りにくいタイプ
保護フィルムを貼るとき、多くの方が気泡に悩まされるのではないでしょうか。
「気泡を入れたくない」「気泡が入らないようにフィルムを貼るのが苦手」という方におすすめしたいのが、気泡が入りにくいよう加工された保護フィルム。
こちらの保護フィルムは、フィルムの裏面、つまり画面との接着面に加工が施されています。
加工の仕方は製品によって異なり、例えば「気泡が密封されないよう、接着面にドット状の加工を施しているもの」など、さまざまな種類があるので、購入前によく確認しましょう。
さらに貼りつけ用のガイドや、自己吸着機能が備わっているものなど、製品バリエーションは多種多様。
気泡にお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
ブルーライトカットタイプ
iPadの液晶画面からは、「ブルーライト」と呼ばれる光が発せられています。
近年、このブルーライトは、睡眠の質を低くださせたり、体内時計に影響を与えたりする可能性があると言われていますね。
そこでおすすめなのが、ブルーライトカット加工が施された保護フィルム。
このタイプの保護フィルムは、さまざまなメーカーから販売されており、なかには90%以上もブルーライトをカットするものもあります。
また、ブルーライトカットの保護フィルムは、iPadにもともと搭載されているブルーライト防止機能「Night Shift」よりも、ブルーライトカット効果が高いと言われています。
そのためiPadを長時間利用する方には、ブルーライトカット保護フィルムがおすすめできるでしょう。
ただし、フィルムに淡い黄色などの色がついていることが多いので、フィルムをつけると液晶画面の色合いが若干変化します。
気になる方は、購入前にフィルムの色をたしかめておくとよいでしょう。
指紋が付きにくいタイプ
iPadの画面に指紋が付かないようにしてくれる保護フィルムですが、保護フィルム自体に指紋がついてお困りの方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、指紋が付きにくい保護フィルム。
このタイプの保護フィルムには、皮脂が付きにくいよう、ナノコーティングなどの加工が施されています。
そのおかげで、指紋を気にせずiPadを操作可能に。
iPadを仕事用として使用している場合、画面に指紋があるかどうかで取引相手からの印象も変わるでしょう。
ぜひ、指紋が付きにくい保護フィルムを使用してみてください。
覗き見防止タイプ
iPadを電車やカフェなどで利用する際、他人から画面の内容を覗き見されないようにしてくれるのが、覗き見防止タイプの保護フィルム。
このタイプの保護フィルムがあれば、至近距離に他人がいるときでも、安心してiPadを使えるでしょう。
覗き見防止タイプのフィルムは、特殊なブラインド加工がなされており、左右からの覗き見を防止してくれます。
なかには、カット率90%のフィルムもあるようですね。
このように、覗き見防止の保護フィルムはプライバシーをしっかり守ってくれますが、一方で、フィルムによって画面全体が暗くなることもあります。
またブラインド加工も、時間経過によって効果が薄くなるため注意してください。
液体タイプ
液体タイプは、近年登場した新しいタイプの保護フィルム。
液体タイプの保護フィルムは、液晶画面に特殊な液体を塗り、乾かすだけで画面をコーティングしてくれます。
その硬度は、ガラスフィルムと同等と言われるほど。
そもそも、なぜ液体を塗るだけで、傷や衝撃から液晶画面を守れるのでしょうか。
実は、iPadなどの液晶画面には、ナノレベルで凹凸があります。
この凹凸を埋めるように液体を塗り、硬化させることで、表面の凹凸が減少して衝撃を吸収しやすくなる、という原理。
このように、一口に「iPad用保護フィルム」と言っても、さまざまな種類があります。
ぜひ用途に合ったものを選んでみてください。
失敗しないiPad用保護フィルムの貼り方&剥がし方
「保護フィルムを貼る際に気泡が入ってしまい、うまく貼れない」「昔貼った保護フィルムがうまく剥がせない」など、保護フィルムの扱いにお困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで以下では、iPad用保護フィルムの貼り方・剥がし方のコツを紹介します。
iPad用保護フィルムの貼り方のコツ
まず、iPad用保護フィルムは以下の手順に沿って貼っていきます。
- フィルムの表裏を確認し、裏のシートを剥がさず、仮で画面に合わせる
- サイズ違いや、カメラ・ボタンにシートが被らないかを確認する
- 液晶画面についたホコリや指紋を丁寧に拭き取る
- 付属のシートやテープを使って、細かいホコリも取り除く
- 裏のシートを一部剥がし、iPadに合わせて貼る
- ゆっくりと裏のシートを剥がしながら、全体を貼りつける
- 中に入った気泡を押し出す
この過程で最も大切なのは、ホコリや指紋を拭き取る部分です。
小さなホコリが気になる場合は、お風呂場で作業してみてください。
お風呂場は湿度が高く、ホコリが浮遊しづらいため、画面への付着を防げます。
iPad用保護フィルムの剥がし方のコツ
iPad用保護フィルムを剥がす際は、以下の手順で行います。
- フィルムの角の部分をセロハンテープで覆う
- ゆっくり角から浮かせるようにして剥がす
保護フィルムは接着剤などを使っていないため、これだけで簡単に剥がせます。 もしセロハンテープで剥がせない場合は、以下の方法がおすすめ。
- 角のほうからフィルムと液晶画面の間に針を当て、画面を傷つけないよう少しだけ突く
- 気泡が生まれたら、そこからゆっくりとフィルムを剥がす
保護フィルムについて知っておきたいこと
iPadの保護フィルムには、交換時期や貼りつけサービスなどがあることをご存じでしょうか。
ここでは、iPadの保護フィルムについて知っておきたいことを紹介します。
保護フィルムの交換時期は?
保護フィルムに傷が付いたり、画面の操作感度が悪くなったりしたときを、フィルム交換の目安としましょう。
iPadの使い方や使用頻度にもよりますが、長くても1年を目安に交換するとよいですね。
保護フィルムを代わりに貼ってくれるサービスがある
家電量販店やキャリアショップなどでは、保護フィルムの貼りつけ代行サービスを実施しています。
一部の店舗では、専門機器を使用した貼りつけを行ってくれることもあるようですね。
ただし、該当店舗での保護フィルム購入が必須とされている場合も。
もち込みでも貼りつけを行ってくれるかどうかは店舗によって異なるため、注意してください。
貼りつけサービスを利用すれば、自分で行うよりもキレイに保護フィルムが貼りつけられるでしょう。
「保護フィルムを貼るのが苦手」「気泡が入らないよう、キレイに貼りつけたい」という方は、ぜひ利用してみてください。
iPad用保護フィルムのおすすめ8選
iPad用の保護フィルムにはさまざまなものがあり、どれを選べばよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
以下では、とくにおすすめの製品を8点紹介します。
保護フィルム選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
もう二度と画面割れを経験したくない方
落下などによって液晶画面を傷つけたくないなら、衝撃に強いガラスフィルムを選びましょう。
以下では、ガラスフィルムのなかでも、特におすすめできる製品を紹介します。
【AGC旭硝子】iPad液晶保護フィルム
こちらは、日本のガラスメーカー「AGC旭硝子」の強化ガラスを採用した、ガラスタイプの保護フィルム。
カッターで切りつけても傷付かないほどの表面硬度を誇ります。
強化ガラスのフィルムは厚くなりがちですが、こちらの保護フィルムは厚さ0.3mmと薄型なのがうれしいポイント。
フィルムと本体との段差に悩まされることはありません。
また、薄いフィルムでありながら、5層構造になっているのも特徴です。
ブルーライトカットや飛散防止などの効果もあり、総じてバランスのよい製品と言えるでしょう。
価格は1299円(税込)です。
強化ガラス液晶保護フィルム
iPadは「miniからPro」まで、さまざまなタイプがあります。
サイズやボタンの位置などがそれぞれ異なるため、タイプに合う保護フィルムでなければなりません。
自分のiPadに合う強化ガラスフィルムを効率よく見つけたいなら、こちらがおすすめ。
こちらの製品は、各種iPadに幅広く対応。
また、表面硬度は9Hと、ナイフや鍵でも傷付かない表面硬度を誇ります。
加えて自己吸着機能があるため、気泡ができにくく装着しやすいという点も、うれしい特徴。
価格は680円(税込)です。
長時間使う方
iPadを長時間使うなら、ブルーライトカット加工の保護フィルムがおすすめ。
通勤中なども使用するなら、覗き見防止加工の保護フィルムも役立つでしょう。
以下では、これらのおすすめ保護フィルムを3点紹介します。
ブルーライトカットガラスフィルム
徹底的にブルーライトをカットしたい方におすすめなのが、ブルーライトカット率90%を誇る、こちらの保護フィルム。
人体へとくに影響が懸念される380~410nmの光を、90%以上カットします。
また、ブルーライトカットだけでなく表面硬度に優れ、撥水加工もなされているため、さまざまな場所で安心して使用できます。
iPad miniからiPad Proまで各機種に対応しているので、自分のiPadに合う保護フィルムが見つかるでしょう。
価格は2029円(税込)です。
【アンチグレアタイプ】Retina Guard
「Retina Guard」は、大手家電量販店でも取り扱いのあるiPad用保護フィルム。
こちらも90%以上のブルーライトカット率を誇ります。
こちらの製品では、380~420nmの光を420nm以上の光へと変換することでブルーライトをカットするという特殊技術を採用。
この技術で、国際特許を取得されているとのこと。
また、UVカット率も99.9%と高いのが特徴です。
長時間iPadを使用することが多いなら、しっかりブルーライトをカットしてくれるこちらがおすすめ。
価格は4125円(税込)です。
覗き見防止 プライバシー保護フィルム
こちらは、他人が近くにいる場所でiPadを使用するときに便利な、覗き見防止保護フィルムです。
公共交通機関を利用しての移動中や、カフェでの休憩中などに役立つでしょう。
特殊ブラインド加工がなされているため、上下左右からは画面が真っ暗に見えるようになっているのが特徴です。
加えてブルーライトカット機能もあり、目を保護することにも有効ですね。
価格は3490円(税込)です。
清潔を保ちたい方
液晶画面を清潔に保ちたいなら、気泡が入りにくい保護フィルムや、指紋が付きにくい保護フィルムがおすすめ。
ここでは、iPadを清潔に保てる保護フィルムを3点紹介します。
強化ガラス保護フィルム
日本製のガラス素材の強度を高め、より傷や衝撃に強くしたのが、こちらのガラスフィルム。
画面割れに強いだけでなく、フィルム表面の特殊コーティングによって、指すべりが滑らかなのが特徴。
しかも指紋防止効果までもっています。
また、購入から18ヶ月間の保証がついている点もうれしいですね。
気泡や貼りつけ失敗などの理由でも交換してもらえるので、フィルムの貼りつけに自信がない方でも安心です。
価格は990円(税込)。
エレコム指紋防止保護フィルム
こちらの保護フィルムは、指紋や皮脂の付着により画面が汚れないよう、フッ素加工が施されています。
常に美しい画面を保てるのはもちろん、たとえ指紋がついても簡単に拭き取れるので、清潔に保ちやすいことが大きな特徴。
また、時間経過とともに気泡が分散し、ホコリを吸収してくれるエアーレス加工も施されています。
さらに、フィルムを置くだけで自然に張りつく自己吸着機能もあるので、液晶画面を清潔に保てるでしょう。
価格は2,980円 (税込)です。
スマホを鏡代わりにしたい方
ちょっとした身だしなみのチェックなど、スマホを鏡代わりに使う方はたくさんいます。
鏡付きスマホケースやインカメラという手もありますが、そうした方々におすすめしたいのがミラータイプの保護フィルムです。
【iPhone】ガラスフィルム ミラータイプ
特殊加工によりバックライトをオフにしているときだけ鏡になり、オンにしているときは違和感なく操作可能な保護フィルム。
カラー展開も豊富でiPhone7~11Proをお使いの方におすすめです。
価格は950円 (税込)。
iPad修理を即日対応してくれるオススメ業者

出典:iCracked
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3ヵ月の保証期間があるなど、アフターサポートも充実しているので安心です。
まとめ
iPad用の保護フィルムは、画面を傷つけず安全に使うために必要です。
まだ保護フィルムを使用していないなら、早めの使用を心がけましょう。
また近年では、ブルーライトカットや指紋が付きにくいもの、覗き見防止効果のあるものなど、さまざまなタイプの保護フィルムが販売されています。
iPadの使用シーンに合わせて、自分に合う保護フィルムを探してみてください。

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