
マイクロソフト社の「Surface(サーフェス)」が充電できないトラブルに見舞われてしまったとき、USBポートの不良や接続不良、ソフトウェアの不具合などさまざまな問題が考えられます。
この記事では、充電ランプの点灯状況別の対処法や、おすすめのパソコン修理業者を紹介するので参考にしてくださいね。
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すぐに「Surfaceの充電ができないトラブルを解消したい!」という方は、47都道府県&24時間対応のPCホスピタルに一度相談しましょう。
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まずはランプの点灯状況を確認しよう
Surface(サーフェス)が充電できないときに考えられる原因は、電源アダプターを接続したときのLEDライトの状態を確認することである程度特定できます。
以下、LEDライトの状況と考えられる原因です。
LEDライトの状況 | 考えられる原因 |
---|---|
OFFの場合 | 電源アダプターやコンセント、Surface本体に問題がある |
白く点滅する場合 | ケーブルの破損やほこりなどによる接続不良 |
白く点灯する場合 | Surfaceのソフトウェアに問題がある |
上記以外の状況にあったり、判断が難しかったりする場合は、相談無料のパソコン修理店に一度相談してみましょう。
下記の記事では、Surface修理の料金やオススメの業者について詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ライトがOFFか白く点滅している場合
この項目ではライトがOFF、もしくは白く点滅している際の5つの対処法を紹介します。
ライトがOFFか白く点滅している際の5つの対処法
1.別のコンセントで充電する
コンセントも長い間掃除していないとほこりや汚れが溜まっており、正常に充電できない恐れがあります。
その場合、別のコンセントに挿して充電できるケースもあるため、試してみてください。
また、コンセントは正常に充電できるよう定期的にハンディモップなどで掃除しておきましょう。
2.接続部分のクリーニング
Surfaceと充電器の接続部分にほこりや汚れなどが溜まっていると、接触不良を起こして正常に充電できない恐れがあります。乾いたクロスや綿棒を使って汚れを落としましょう。
消毒用アルコールを使用した場合は、コネクターが乾いたことを確認してから再接続するようにしてください。
3.コネクターの向きを変える
Surfaceの充電器は上下対称の形状です。
コネクターの向きを変えて接続することで充電できるようになるケースもあるため、試してみてください。
4.電源OFF状態で1日以上充電する
Surfaceのバッテリーが0%のまま放置していると、完全放電の状態になってしまいます。
この場合シャットダウンを行い、電源OFF状態で少なくとも30分間充電してみましょう。
PCによっては30分以上充電することで改善する可能性もあるため、寝る前や外出前などに充電してしばらく放置してから様子を見るのもおすすめです。
5.電源アダプターを新規で購入する
電源アダプターは、経年劣化や電圧による負荷などにより故障する場合があります。
その場合は、電源アダプターを新規で購入しましょう。
基本的に純正品を購入するのが望ましいですが、コストを抑えたい場合は社外品で代用することも1つの方法です。
ただし、社外品の場合はMicrosoft社のサポート対象外となりますので購入される際は慎重に検討ください。
ライトが白く点灯する場合
次に、SurfaceのLEDライトが白く点灯している際の6つの対処法を紹介します。
ソフトウェアに問題があることが考えられますので、以下の方法を順番に試してみましょう。
ライトが白く点灯している際の6つの対処法
1.強制シャットダウンをする
Surfaceのトラブルは強制シャットダウンで解決することも多くあります。
強制シャットダウン方法は以下の手順で行ってください。
- Surfaceがシャットダウンし再起動するまで電源ボタンを長押しする
- Windowsロゴ画面が表示されたら電源ボタンを離す
使用しているSurfaceが下記の旧式モデルの場合は、次に説明する手順で強制シャットダウンを行いましょう。
- Surface Pro 4以前
- Surface Book
- Surface 3以前
- Surface RT
- 音量を上げるボタンと電源ボタンを画面がオフになるまで同時に押し続ける(約15秒)
- 両方のボタンを離し、10秒間待つ
- 電源ボタンを押して離し、再度Surfaceの電源を入れる
Surfaceが起動した後、通常どおりに充電できるか確認をしてください。
2.Windows高速スタートアップを無効化する
高速スタートアップ機能はWindowsを高速での起動を可能にさせますが、規格の古い周辺機器が認識されないなどのケースがあります。
このような場合、高速スタートアップを無効にすることで、問題が改善することがあります。
以下の手順を試してみてください。

- 画面右下のタスクバー検索ボックスで「Surface診断ツールキット」を検索する
- アプリを起動する
- 「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」→「電源ボタンの動作を選択する」の順にクリック
- 「システム設定」内の「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
- 「シャットダウン設定」にある「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
- 「変更の保存」をクリック 1.画面右下のタスクバー検索ボックスで「Surface診断ツールキット」を検索する 2.アプリを起動する 3.画面の手順に従い診断する
設定の変更後は再起動し、Surfaceが充電できるか確認してください。
3.Windows Updateを最新版にする
最新の更新プログラムがSurfaceにインストールされていない場合、Windows Updateを試しましょう。
特に、しばらくの間Windows Updateを保留にしていたりSurface自体を放置していたりすると、ソフトウェアが古いもしくは壊れてしまいうまく充電できないケースが考えられます。
以下の手順を参考にしながらWindows Updateを試してみてください。

- 画面左下タスクバー内の検索ボックスで「設定」を検索しアプリを開く
- 「更新とセキュリティ」をクリック
- 「Windows Update」→「更新プログラムの確認」の順に選択
- 更新プログラムがあれば、手順に従いインストールする
4.バッテリードライバーを再インストールする
Surfaceの充電ができない場合、バッテリードライバーに不具合が起きているケースが考えられます。
充電器のLEDライトが白く点灯しているのにもかかわらず充電できない場合、以下の方法を試してみてください。
ただし、「Surface Pro X」では不具合がおきる可能性があるので、この方法を行わないでください。
- Surfaceを電源に接続する
- 画面左下タスクバー内の検索ボックスで「デバイス マネージャー」を検索し開く
- 「バッテリー」の項目から[Microsoft ACPI-Compliant Control Method Battery]を右クリックし、「デバイスのアンインストール」をクリック
- カテゴリの上部にあるコンピューターを右クリックし、「ハードウェア変更のスキャン」をクリック
- 完了したら、PCを再起動する
再起動後、PCがインターネットに接続されていれば、バッテリーマネージャーが自動的に再インストールされます。
インストール後、正常に充電できるようになったか確認しましょう。
5.バッテリー制限設定を無効化する
Surfaceの充電が50%で止まってしまうというケースでは、バッテリー制限設定の影響を受けている可能性があります。
バッテリー制限設定とは、バッテリーの寿命を延ばすことを目的に過充電を防ぐために搭載されている機能です。
この場合、以下の手順を試してみてください。
- Windowsの設定画面を開く
- デバイスの電源を入れるときに、「電源 + Vol Upキー」を押し「Surface UEFI」で起動する
- 「ブート構成(Boot configuration)」をクリック
- 「詳細オプション(Advanced options)」内の、「バッテリーの制限を有効にする(Enable Batter Limit)」を「オフ」に変更する
上記の手順を踏むことで、Surfaceがフル充電できるようになります。
しかし、バッテリー制限設定はバッテリーを長持ちさせる設定なので、基本的にはバッテリー制限を有効にしておいた方がよいでしょう。
6.Surface診断ツールを実行する
上の方法を試しても解決しなかった場合、Surface診断ツールを試してみましょう。
Surface診断ツールは、Microsoft社が提供しているツールキットです。
以下の手順に沿って、Surface診断ツールを実行してください。
- 画面左下タスクバー内の検索ボックスで「Surface 診断ツールキット」を検索する
- アプリを起動する
- Surface診断ツールキットが開いたら、画面上の手順に従い診断する
診断ツールキットが見つからなかった場合は、Microsoft Storeから入手できます。以下の手順で診断ツールキットをインストールしましょう。
- Microsoft Storeにアクセスする
- 「Surface Diagnostic Toolkit」をダウンロードする
- アプリを起動する
- Surface診断ツールキットが開いたら、画面上の手順に従い診断する
診断と修復にかかる時間は平均15分以下だといわれていますが、インターネット接続速度や修復内容によって1時間以上要する可能性もあります。
とはいえ診断から修復までの動作は自動なので、完了するまで待ちましょう。
充電マークを確認して原因を判別する方法
現在の電源やバッテリーの状況は、タスクバー右下にある「バッテリー」アイコンから確認できます。
電源を接続した状態で表示される状況に応じて、充電ができない原因が分別されますので確認してみてください。
充電マーク一覧
1.「充電していません」と表示
電源アダプターは検出されていますが、バッテリーに充電ができていない状況です。
「別のコンセントで充電する」「接続部分のクリーニング」「コネクターの向きを変える」などの手段を試してみましょう。
2.「バッテリーが検出されない」と表示
電源アダプターは認識されているのですが、バッテリーが検出されていない状況です。
「充電していません」同様、「別のコンセントで充電する」「接続部分のクリーニング」「コネクターの向きを変える」などで解決する可能性があります。
3.「接続されていません」と表示
電源アダプター自体が検出されていない状況です。ライトが点灯しているのであれば電源アダプターは問題ありませんので、「ライトが白く点灯する場合」に記載されている手段を上から試してみましょう。
4.「充電しています」と表示
電源アダプター、バッテリー共に検出できていますが、バッテリーの充電ができていない状況です。
電源の接触不良やバッテリーのソフトウェアに問題がある可能性があるので、「ライトがOFFか白く点滅している場合」「ライトが白く点灯する場合」を順番に試してください。
パソコン修理業者での修理が必要なケース
これまでの対処法を試しても充電できないトラブルが改善できない場合は、パソコン修理業者への依頼も検討してみましょう。パソコン修理業者での修理が必要なケースは、主に以下の様な場合です。
- バッテリーや充電ポートの物理的損傷がある場合
- 電源回路や内部基板に問題がある場合
- 対処法を試しても改善が見られない場合
Surfaceが充電できない場合、自分で対処できる軽微な問題だけでなく、専門的な修理が必要なケースも存在します。特に、バッテリーの膨張や充電ポートの破損など、物理的な損傷が確認された場合は、安全性の観点から業者での修理が必須です。
また、電源回路や基板の故障は、特殊な工具と知識を持つプロでなければ修理が困難です。
さらに、すべての対処法を試しても問題が解消しない場合は、内部部品の交換や精密な点検が必要な可能性があります。早めに信頼できる修理業者へ相談し、安全かつ確実な対応を依頼することをおすすめします。
Surfaceを最短即日修理できるおすすめ修理業者

ここまで解説した対処法を試しても正常に充電ができない場合、Surface本体を修理する必要があります。
「PCホスピタル」とは、デジタル機器の有料訪問サポート利用率No.1の業界最大手のパソコン修理業者です。
年中無休&全国対応しており、最短即日のパソコントラブル対応が可能!データもしっかりと保護してくれます。
また、訪問対応の時間が取れない方には宅配修理も行っており、主要店舗では持ち込み修理も可能です。
しかも、トラブル診断後の見積りで提示した料金以外の費用を請求がないので、安心して依頼ができますよ。
Surfaceの修理費用
Surfaceの修理例として、Surface RT3を持ち込み修理・宅配修理する場合の費用例を紹介します。
動作が遅い | 6,600円 |
---|---|
ウイルス駆除 | 8,800円 |
液晶パネル交換 | 16,500円※別途部品代 |
起動しない | 22,000円 |
上記のほかに基本料金8,800円や出張料金2,200円がかかります。
見積り時に提示された金額以外に追加の費用はかからないので、まずは見積りをお願いしてみましょう。
修理依頼の流れ
利用者の口コミ・評判
PCホスピタルの口コミ・評判を3つ紹介します。
- その日のうちに復旧してもらえたので満足です。マイナス面もはっきり伝えてもらえたので逆に信頼できると思いました。
- ネット異常のほかにもいくつか問題点が発見されたのですが、すべて親切丁寧に解決くださいました。作業自体も迷いなく迅速で、また作業員の方の気さくな人柄もあってとても安心してお願いできました。
- 修理完了までの時間も早く、連絡もきっちりしていました。何より息子が安全に使えるよう配慮してくれている感じに好感がもてました。
出典:みん評
PCホスピタルの口コミ・評判や料金体系については、こちらの記事でも解説していますよ。
Surfaceが充電できないトラブルを予防する方法
Surfaceが充電できないトラブルを予防するためには、以下の点に気を付けるとよいでしょう。
- 適切な温湿度管理:高温・低温や高湿度な環境での使用や保管を避ける。
- ケーブルとポートの清掃:ホコリや汚れが充電不良を引き起こすことがあるため、定期的な清掃を行う。
- 純正の充電器を使用:純正品以外の充電器は充電効率に影響を与え、故障の原因にもなるため極力避ける。
上記のような使用を続けたまま長期間たつと、Surfaceが充電できないトラブルを起こしてしまいます。このような使用方法を避け、なるべくSurfaceに負担をかけない使用を心がけましょう。
surfaceが充電できない時によくある質問
ここでは、surfaceが充電できない時に関する、よくある質問とその回答をまとめました。
充電中にSurfaceが熱くなるのは正常ですか?
Surfaceが充電中に熱くなるのは、ある程度正常な現象ですが、極端に熱くなる場合は注意が必要です。原因として、バッテリーや充電器の故障、周囲の環境温度が高すぎることなどが考えられます。
過熱が続くとパーツの損傷や火災のリスクもあるため、一度充電を中止し、涼しい場所で冷却してください。過熱が頻発する場合は、早めに修理業者に相談しましょう。
Surfaceの充電が一晩でわずかしか進まないのはなぜですか?
充電が異常に遅い場合は電源アダプターの出力不足、バッテリーの劣化、あるいはバックグラウンドで動作しているアプリやプロセスが原因かもしれません。一度すべてのアプリを終了し、Surfaceを電源オフにした状態で充電を試みてください。
それでも改善しない場合は、バッテリーや充電回路の問題が考えられるため、修理業者に診てもらうことをおすすめします。
Surfaceの正規充電器以外で代用できるものは?
一部のSurfaceモデルでは、USB-Cポートを使用して正規充電器以外の充電器で充電ができます。USB-Cポートを使用して充電が可能なモデルは、以下の通りです。
Surface Pro 7 以降では、すべての Surface Pro X モデル、Surface Laptop 3 以降、すべての Surface Laptop Studio モデル、すべての Surface Laptop Go モデル、Surface Laptop SE、すべての Surface Go モデル、Surface Book 2 以降。
引用元:Microsoft
ただし、充電器の出力が不足している場合、充電速度が遅くなる、または充電ができない場合があります。正規充電器以外を使う際は、必ず以下のポイントを確認しましょう。
- 出力が十分(65W以上)あるものを選ぶ
- USB PD規格に対応しているかを確認
- 信頼できるメーカーの製品を使用する
一方で、Surface専用の充電ポートを使用するモデルでは、正規充電器以外での代用は難しいため、純正の充電器を使うのが無難です。間違った充電器を使用すると、バッテリーや本体にダメージを与える可能性があるため、注意しましょう。
通常のUSBよりも大きな電力(最大100W)を送れるため、スマホだけでなく、ノートパソコンやタブレットの充電にも対応しています。
USB PD対応の充電器やケーブルを使うことで、充電時間を短縮し、より効率的に充電が可能です。
出典:Microsoft
Surfaceが充電できない場合の対処法 まとめ
Microsoft社のSurfaceが充電できないときの原因を探ると、優先的に試すべき対処法が分かります。
多くの場合、充電コネクターのLEDライトの状態を確認することで「PC本体に問題があるのか」「ソフトウエアに異常があるのか」「電源アダプターやコンセントに問題があるのか」を判別できますよ。
充電できないからといってすぐに新しいケーブルを購入してしまうと、結果的に損してしまう可能性も。まずは落ち着いて原因を探りましょう。
考えられる原因が分かったら、上記の対処法のうち関連性が高いと考えられるものから試していくことをおすすめします。
突然充電できない状態に焦ってしまうかもしれませんが、このようなときこそ落ち着いて対処しましょう。

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