車のドアパンチの修理はどうする?ドアパンチの対処法の流れも紹介!

車のドアパンチの修理はどうする?ドアパンチの対処法の流れも紹介!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

車の乗り降りで起きる「ドアパンチ」は、してもされても嫌なものです。
当記事では、ドアパンチの被害・加害時それぞれの対処法や修理方法、ドアパンチの予防策などをご紹介します。
車両保険の利用についても触れますので、ぜひ参考にしてください。

車のドアパンチとは?

「ドアパンチ」とは、車に乗るときや車から降りるときに開けたドアが、隣の車にぶつかることをいいます。
ドアパンチされた車にはヘコみや傷ができ、場合によっては深刻なダメージを受けることがあります。

自宅の駐車スペースが広い場合、よその狭い駐車場に停めた際に、普段の感覚でついドアを勢いよく開けてドアパンチしがちです。
また、子供が周囲をよく確認せず、ドアを大きく開けて隣にぶつけてしまうケースもあります。

ドアパンチは大抵、公道ではなく駐車場で、お互いの車が停まっているときに起こります。
人的被害がないため軽く捉えられることもありますが、実際には物損事故扱いになるので注意が必要です。

自分の車にドアパンチされたときは?

かすり傷程度で事故扱いになるのは大げさだと思われるかもしれませんが、自分の傷ひとつない新車にドアパンチされたことを思えば、納得がいくのではないでしょうか。
もし、自分の車にドアパンチされたときは、どのように対処すればよいのでしょうか?

警察に連絡をする

用事を済ませて駐車場に戻ってきたら、知らない間にドアパンチされていた、というケースは誰にでも起こりうることです。
しかも、相手は誰なのか見当もつかないことがほとんどでしょう。

そうした際は、まず警察に届け出て「交通事故証明書」を作成してもらいましょう。
ドアパンチをした加害者が、あとになって警察に出頭することがあるかもしれません。
警察に届け出をしておけば、連絡がきて弁償してもらえる可能性もあるのです。

車両保険が使える場合もある

加害者がわからなくても、自分が加入している車両保険の補償を利用して修理できるかもしれません。
その際、警察から発行してもらった事故証明書を保険会社に提出するので、いずれにしても警察への届け出は怠らないようにしましょう。

暗い場所でよく確認しなかったり、急いでいる場合は後日に後回ししたりすることもあると思います。
しかし、あまり時間を置いてしまうと、相手からのドアパンチによる傷だと証明するのが難しくなる場合があります。
念のため、ドアパンチされた部分はスマホやカメラで撮影しておきましょう。

車両保険の契約内容によっては、ドアパンチが補償対象外になる場合もあります。
保険料の高いものなら幅広くカバーしていることが多く、ドアパンチも当て逃げとして補償してもらえるでしょう。
車両保険の詳しい契約内容を確認することをおすすめします。

車両保険を使わないほうがいいケースも

自動車保険は、加入者の年齢や事故歴、車両の種類などの諸条件によって保険料が異なります。
無事故が続けば毎年等級が上がり、保険料は安くなります。

ただし、事故の内容によって3等級ダウンするものもあれば、ノーカウントとして等級がダウンしないものもあります。
ドアパンチで車両保険を使った場合、翌年から3等級ダウンしてしまい、保険料が高くなってしまいます。

車両保険の補償を使った場合と、使わなかった場合との両方で試算してみましょう。
ドアパンチの修理代が安く済むなら、車両保険を使わないほうが結果的に得になります。
ドアパンチの被害が思ったよりひどく、修理代が高額になる場合は、たとえ3等級ダウンしたとしても保険金で補ったほうがよいケースもあります。

自分がドアパンチしてしまったら?

続いて、自分や同乗者が他者の車にドアパンチしてしまった場合について考えてみましょう。
このときの対応によっては、相手の感情を逆撫ですることもあります。
自分の立場に置き換えて考えると分かりやすいですが、まずは迅速かつ適切な対応が肝心です。

相手に謝罪する

ドアパンチしてしまったときは、すぐに相手に謝罪しましょう。
相手が車内にいない場合は、車の所有者を探してお詫びします。
どうしても所有者が見つからない場合は、お詫びと連絡先を書いたメモをワイパーなどに挟んでおくとよいでしょう。

警察と保険会社に連絡をする

警察に物損事故を報告し、保険会社にも連絡をして対応してもらいます。
くれぐれも、その場で示談交渉することは避けましょう。
些細な傷の場合、自動車保険の等級ダウンを回避するために、保険を使わず示談で和解しようとする人もいるようですが、単なる口約束の場合、あとからトラブルに発展する可能性があります。

仮に示談書を作成するにしても、当事者同士だけで進めるのはおすすめできません。
軽い損害だからと甘く見ずに、保険会社の担当者に交渉してもらうのが無難です。

ドアパンチされた傷はどうしたらいい?

ドアパンチされた場合、相手の車の塗料が付着しがちです。
勢いよく当たってしまえば、大きな傷やヘコみが生じることもあるでしょう。
深い傷だと、車の塗装が剥げて下地まで見えていることもあるかもしれません。
このような場合の対処法についてご説明します。

車に傷が付くとどうなる?

深くえぐったような傷・ヘコみの場合、下地まで到達していることがあります。
そのまま放っておくと、サビが生じる原因となります。
サビは車の見た目を損ねるだけでなく、正常な塗装の内部にまで広がる恐れがあるため、早急な修理が必要です。

車の傷は自分で直せる?

カー用品店やホームセンターなどで販売されている補修用品を使い、ある程度の傷は自分で修理することが可能です。
傷の深さに応じてタッチアップペンやコンパウンド、パテなどを使い分け、車体のカラーに合わせたスプレー塗装で仕上げれば、違和感のない状態にまで戻せるでしょう。

一方で、ヘコみの修理は非常に難易度が高く、工具を揃えたところで十分な知識がなければ失敗するリスクがあります。
場合によっては損傷を悪化させてしまうことも考えられるため、素人判断では厳しいものがあります。

もし修理に失敗した場合、結局は修理業者に依頼することになります。
そうなれば、修理のために色々と買い揃えた材料費が無駄になってしまいます。
自分で修理する自信がない方は、最初から修理業者に依頼することをおすすめします。

ドアパンチを防ぐには

ここからは、ドアパンチの被害から愛車を守るための方法をご紹介します。
周りの車にドアパンチをしたくない方にとっても参考になるので、しっかりと覚えておきましょう。

入口から遠い場所に停める

ショッピングモールなどの広い駐車場では、店内への出入り口付近のエリアが一番混み合います。
立体駐車場の場合は、エレベーター周辺なども混雑しがちです。

そうした利便性のよい場所は、車が移動した途端に入れ代わり立ち代わり、空いた駐車スペースに次々と車が停められます。
そのため、必然的にドアパンチされる確率も高くなります。

少しでもドアパンチの被害に遭う確率を減らしたいなら、入口からなるべく離れ、空いているエリアに車を停めるのがおすすめです。

壁や柱の近くに停める

国産車は右ハンドルが大半なので、左側に駐車スペースがなく壁や柱に接した場所に停めるのも有効です。
左ギリギリに寄せて停めれば、右側に停める車との間隔を広く開けることができます。
これにより左側のボディを守れるのはもちろん、右側もスペースに余裕が生まれるため、ドアパンチされる可能性は低くなります。

強風時はドアの開け方に注意する

風の強い日に車から降りようとしてドアを開けた際、強風によって想定外にドアが大きく開いた経験はありませんか?
台風などの強風であおられたドアは、大人でもなかなか御しきれないものです。
勢いよく隣の車にドアパンチし、大きな傷やヘコみを与えてしまう恐れもあります。

このような日は、風の影響のない場所で乗降するか、他車が停まっていない場所を選ぶなどして対処しましょう。
適切な場所が見つからないときは、風が弱くなったタイミングを見計らってドアを開けてください。

傷だらけの車の近くに停めない

ドライバーの中には「車は単なる移動手段で、見た目にはこだわらない」という層も一定数います。
古い傷を直さないまま乗り潰す人は少なくありません。

自分の車に対して無頓着だと、他車に対しても配慮に欠ける行動をとることがあります。
自分の車にドアパンチされても何とも思わない人は、他人の車にドアパンチしても悪びれることはほぼないでしょう。

そのような傷だらけの車を見かけたら、隣に停めるのは避けたほうが賢明です。
余談ですが、駐車スペースに斜めに停めている車や、タイヤの向きを直さずにいる車の隣なども避けたほうがよいでしょう。
運転技術が未熟なドライバーの隣に駐車すると、ドアパンチだけでなく接触事故などの危険性も高まるからです。

ドアパンチガードを取り付ける

自分や家族、同乗者などがドアパンチしてしまうことを予防するアイテムが市販されています。
ぶつけやすい部分をピンポイントで守るグッズや、全面的にガードするタイプまでさまざまな種類があります。

必要に応じて、それらのドアパンチ対策グッズを使うのもおすすめです。
また、ドアパンチから車を守りたいなら、マグネット式で脱着可能なガードタイプのグッズもあります。
駐車スペースの狭い場所に停めなければならないときなどは特に効果的なので、試してみてはいかがでしょうか。

ドアを開けるときは手でガードする

車のドアを開けるときは、当たりそうな部分を手で覆う癖をつけるとよいでしょう。
ドアが直接、人や物に当たらずに済みます。

また、ドアの開閉時は勢いよく開けずに、そっとゆっくり開けることも意識しましょう。
特に小さな子供や免許を持っていない人は、周囲の状況にお構いなくドアを開けてしまうことがあるため、事故防止のためにもドライバーが一声かけてあげることをおすすめします。

まとめ

ドアパンチをしたときもされたときも、まずは然るべきところへ連絡することが大切です。
ドアに付いてしまった傷は、できるだけ早いうちに修理しましょう。

車両保険を使って修理するのが得策かどうかは、修理費用によって変わります。
安く修理してもらえる業者が見つかれば、保険の等級をダウンさせず、お得に車の傷を直すことが可能です。
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