家のシャッター修理の費用相場&業者選びのポイントを詳しく解説!

家のシャッター修理の費用相場&業者選びのポイントを詳しく解説!

この記事では急に家のシャッターが故障してしまったときに困らないよう、故障の原因や修理にかかる費用の相場、修理業者を選ぶ際のポイントなどについてまとめています。
順番に見ていきましょう

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シャッターの役割とは

シャッターは、私たちの生活を安全かつ快適なものにするために必要な装置です。
取り付ける場所やシャッターの種類によって、実に様々な役割を果たしてくれます。
窓用のシャッターは、空き巣や泥棒から身を守るための防犯対策、台風が起きたときなどに飛来物から窓ガラスを守る災害対策としての役割を担っています。

就寝時や外の光が気になるときには遮光カーテンのような使い方もできますし、外からの視線を遮ることでプライバシーを確保することにも役立ちます。
さらに、ピアノや楽器の練習をする際や、小さなお子さん赤ちゃんのいる家庭では泣き声の防音対策にもシャッターは有用です。

シャッターの種類

前述したように、シャッターには様々な役割があります。
では、実際にどのような種類のシャッターがあるのかをみていきましょう。

取り付け箇所による違い

シャッターには窓に取り付ける「窓シャッター」と、車庫(ガレージ)に取り付ける「ガレージシャッター」、施設や店舗などの管理のために取り付ける「管理シャッター」3種類があります。
窓シャッターは私たちが快適に日々の生活が送れるようなシャッターであるのに対し、ガレージシャッターは車を守る役割や、家と道路との境界をハッキリさせる役割を果たしています。

また、大きなショッピングモールや施設に取り付けられる管理シャッターは特殊なものが多く、簡単にピッキングができないようになっているなど、店舗の防犯に役立ちます。

素材による違い

シャッターは主に鉄・アルミ・ステンレス・木から作られています。
その中でも最も多く使われているのが鉄です。
鉄は価格が安く抑えられることや、カラーバリエーションが豊富(塗装による)なことが魅力です。

その一方、残念ながらサビに弱いという点があります。
サビに強いのはアルミやステンレスですが、アルミは価格が高く、ステンレスはカラーバリエーションがシルバー1色だけということも多いです。

最後に木製のシャッターですが、こちらはなんといってもデザイン性の高い見た目に定評があります
外観をおしゃれに見せたい人に人気がある反面、雨風には対応できないものが多く劣化は避けられません。
設置する場合にはこまめなメンテナンスが必要になります。

開閉タイプ別による違い

シャッターの開閉には、手動・電動・オーバードアの3つのタイプがあります。
手動はその名の通り、手でシャッターを上げ下げする昔からあるタイプで、現在でも窓シャッターのほとんどはこちらの手動タイプです。

電動シャッターは、リモコン1つで操作が簡単なのでガレージや店舗のシャッターとして使われることが多いでしょう。
オーバードアシャッターとは、これまでのシャッターのように巻き込んで収納するものではなく、扉部分が天井に沿うようにして収納される、新しいタイプのシャッターです。

シャッターの機能

シャッターには、私たちを様々なものから守ってくれる機能がたくさんあります。
その中でも多くのものに「防⚪︎⚪︎」の機能が付いています。
代表的なものは、防火・防水・防風・防塵・防爆・防虫・防犯の7種類。
私たちを災害や犯罪の被害から守ってくれる心強い機能を備えたシャッターを設置しましょう。

よくあるシャッターの故障と原因について

一見すると頑丈そうなシャッターですが、意外と故障が多いのも事実。
続いては、シャッターの故障でよくあるものと、その原因について詳しく見ていきましょう。

シャッターが上がらない・下がらない(開かない・閉まらない)

電動シャッターの場合、電源が供給されていない、またはヒューズ(電気回路の保護パーツ)が切れているときにこの故障が起こりやすくなります。
さらにリミットスイッチやエマージェンシースイッチの誤作動、制御盤に不具合が起きたり、押しボタンが劣化したりする場合にもシャッターの開閉に不調をきたします。

また、手動・電動どちらにも共通する故障の原因として挙げられるのが、シャッターケースやガイドレールに付着したサビや異物です。
異物の多くは、ホコリやゴミですが、中には鳥の巣が原因でシャッターが動かなくなることもあります。

シャッターが重たくなる

シャッターが重たくなる原因は大きく分けて3つあり、サビの発生、シャッターの変形、スプリングの劣化です。
サビが発生すると可動域が制限され、滑らかな動きができなくなり、それがシャッターを重たく感じる原因のひとつです。

また、激しく開け閉めすることでシャッターの内部が変形したり、車をぶつけてしまって外部が変形したりすると、これもシャッターの開閉に影響を及ぼします。
さらに経年劣化によってスプリングの力が弱くなると、シャッターを上手く動かすことができず、シャッターが重たく感じるようになります。

シャッターがうるさい・異音がする

シャッターの開閉時に擦れるような音がする場合、左右のスラットがズレていたりサビていたりする可能性があります。
その場合、シャッターを開閉するたびにスラットがレールを擦ってしまい「キーキー」というような摩擦音がします。

また、シャッターの開閉時に「ギシギシ」というような音がする場合は、スラット自体が変形している可能性があります。
スラットが変形してしまうとカールが上手く巻き取られずに歪んでしまうため、巻き上げるたびに異音がするのです。

そして危険なのが「ギギギ」というような〝ギヤ音〟と呼ばれる音がする場合です。
このような音がするときは、スプロケットに異常がある可能性が高く非常に危険です。
その場合、作動させずに専門の修理業者に依頼することを強くお勧めします。

鍵が開かない・かからない

鍵が開かない・かからない原因にも様々なものがありますが、一番多い原因として挙げられるのが鍵穴の中の汚れや異物による詰まりです。
そもそもシャッターは外にあることがほとんどなので、砂やホコリが溜まってしまう、小石が詰まる、イタズラをされてしまうなどが原因としてあります。

また、鍵穴がサビついたり変形する、経年劣化によってサムターン(内鍵)がズレる、鍵自体がサビたり歪んだりすることでも鍵が開かなくなったり、かからなくなったりする、ということを覚えておきましょう。

シャッター修理にかかる費用の内訳

シャッター修理には「出張料金(人件費+移動費)」「技術料金」「部品代金」の3つの費用がかかります。
依頼する業者や故障内容によって金額は大きく変わってきます。

また、修理では改善が見込めない場合はシャッターを交換することになります。
基本的にシャッターの交換は、シャッターのサイズが大きくなればなるほど高くなることを覚えておきましょう。

シャッター修理にかかる費用の相場

では、気になるシャッター修理にかかる費用の相場はどのくらいなのでしょうか。
よくある故障の例を参考にみていきましょう。

手動シャッターの故障原因と修理費用

こちらはシャッターの開閉時に引っ掛かりがあるという場合の修理代金の相場です。

  • サイドレールの調整 6,000円~
  • サイドレールの交換 20,000円~
  • シャフト調整(巻き直しや注油)7,000円~

おおよそこのような金額です。

シャッターの開閉時に重たい感じがするというときは、潤滑剤塗布やスプリングが劣化していれば交換を行います。
相場は以下の通りです。

  • 潤滑剤塗布 2,000円~
  • スプリングの交換 70,000円~

シャッターから異音がするという場合は、スラットの交換や修理を行います。
変形した箇所の修理または交換の相場は6,000円~です。

鍵が開かない・閉まらないといった不具合が生じたときは、シャッターの鍵交換を行います。
鍵の交換にかかる費用は5,000円~が相場です。

シャッターがサビてしまったという場合は、サビ止めの塗布や塗装を行います。
費用は4,000円~が相場です。

電動シャッターの故障原因と修理費用

シャッターが動かなくなったときは、制御盤やモーターを交換する必要があります。
その費用は手動と比べて高額になります。
相場は以下の通りです。

  • 制御盤の交換 20,000円~
  • モーター交換 200,000円~

シャッターが途中で止まってしまう場合には、座板スイッチの交換が必要です。
座板スイッチの交換にかかる費用は6,000円~が相場です。

シャッターが最後まで上がらないときは、リミットスイッチの交換が必要です。
リミットスイッチの交換にかかる費用は40,000円~が相場です。

修理業者を選ぶ際のポイント

シャッター修理を業者に依頼する際、重要なのは複数の業者に見積もり依頼を出すことです。
同じシャッターの修理でも、その業者ごとにシャッターや部品を取り寄せるルートが異なるため、単純にこの点だけみても費用に差が出ます。

さらに技術料や出張費もそれぞれの業者によって違うため、一つだけを見て決めないようにしましょう。
また修理を依頼する際は、故障箇所や故障の原因をある程度でもいいので把握しておくことが大切です。
業者によっては、修理の際に全ての部品を取り替えようとしたり、シャッター自体の交換を勧めてきたりするところもあります。

その場合、総額で数十万円かかってしまうことも少なくありません。
故障の原因について少しでも事前に把握しておくことができれば、値段交渉やサービス内容に間違いがないかを確かめられるでしょう。

また、シャッター修理は繁忙期である8~9月(台風の多い時期であるため)や、夜間対応の場合は割高になるケースがあります。
修理を依頼する時期も意識して、なるべく費用を抑えられるように工夫しましょう。

まとめ

シャッターが故障してしまう原因や修理にかかる費用の相場、修理業者を選ぶ際に気をつけたいポイントについて紹介しました。
今回の記事で頑丈そうに見えるシャッターが、実は意外と故障しやすいものだということが分かったことと思います。
日頃のメンテナンスや扱い方にも注意しながら、故障してしまったときは速やかに専門の業者に相談することをおすすめします。

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