家のコンセントは自分で修理してもいい?覚えておきたい知識とポイントは?

家のコンセントは自分で修理してもいい?覚えておきたい知識とポイントは?

私たちの生活に欠かせない電化製品。
電化製品が動かないとき、コンセントが故障している場合があります。
コンセントの修理は自分で行ってよいのか、また修理をするときに気を付けるべきことなどを詳しく紹介します。

コンセントとプラグの違いは?

そもそも、コンセントとはどのような役割を持っているのでしょうか。
ここではプラグとの違いも併せて説明します。

コンセントは、電気を使うため壁に設けられた挿し込み口のことを言います。
またプラグとは、突起が2つついている、コンセントに挿し込む部品のことを言います。
電化製品を使うとき、良く「コンセントを挿す」という表現を使いますが、正しい表現は「プラグを挿す」となります。

コンセントには穴が2つあいていますが、右が縦7mm、左が縦9mmと若干大きさが異なり、それぞれ違う役割を持っています。
右の穴(ホット)は電気の入り口、左の穴(アースまたはコールド)は電気の出口で、電気が一方通行に流れる仕組みです。

この仕組みにより、電圧が過度にかかってしまったときに、熱がこもったり火事になったりするのを防ぎます。
また、電気は電線を通じて大地へと逃がされます。

左右でそれぞれ役割は異なりますが、プラグをコンセントに挿すとき、どちらの向きで挿しても支障ありません。
ちなみに、プラグの先端に穴が開いているのは、プラグを挿したときに抜けにくくするためです。

日本では、コンセントといえば2つの穴が開いている形式が一般的です。
ほかの形式を見かけないのは、国内で規格が統一されているためです。

一方海外では、国ごとでプラグが異なるほか、一つの国の中でも複数の規格のプラグが使われていることもあります。
海外に行く前に交換プラグを準備するときは、該当する規格を確認しましょう。

電化製品が動かない!チェックしたい箇所は

電化製品が動かないときには、あらゆる原因が考えられます。
まずは、次の箇所を確認してみましょう。

ブレーカー

電気を使うときは、必ずブレーカーを作動させなくてはいけません。
家の中の電化製品が全て使えない場合、メインのブレーカーが落ちている可能性が高いため、まずはブレーカーを確認しましょう。
ブレーカーが落ちているときは、ブレーカーのレバーが下がっています。

ブレーカーが落ちるのは、電気会社と契約しているアンペアを超えて使用した場合や雷で停電した場合です。
一般的にブレーカーが設置されている場所は、玄関、台所、洗面所、脱衣所、玄関や廊下の収納扉の中などがあげられます。

また、メインブレーカーの右側に安全ブレーカーという小さなブレーカーがあり、これが落ちているケースも見られます。
ブレーカーを確認するときは、メイン、安全の両方を確認しましょう。

電化製品本体

ブレーカーが正常に作動していながら、コンセントが使えないときは、電化製品本体の故障も考えられます。
この場合、複数のコンセントを使って電化製品が動くかどうかを確かめてみましょう。
どのコンセントでも使えなければ、本体が故障している可能性があります。

また、電化製品が故障しているサインに異臭や異常音があります。
これらの兆候が出ていた場合は、本体の故障が疑わしいと判断できます。

コンセント部分

ブレーカーが落ちておらず、電化製品の故障もない場合は、コンセントの故障が疑われます。
コンセントが故障する原因はいくつか考えられますが、経年劣化、ケーブルの断線、ホコリが入ることによるショートなどがあります。

コンセントが壊れていると分かったら

コンセントの故障は、漏電や火災の原因になるため、放置は厳禁です。
できるだけ早く修理する必要があります。

ただし、故障している箇所によって、自分で修理できる場合とそうでない場合があります。
壁コンセントのカバーやコンセントプラグの交換はDIYで行えますが、コンセント内部の電気工事に関係する箇所を工事するには、電気工事士の資格が必要です。

電気は目に見えないため、たとえ自分で修理できる箇所であっても感電や火災のリスクが伴います。
コンセントの修理に少しでも不安があれば、業者に依頼した方が安心です。

コンセントの修理方法

コンセントは、どの箇所が壊れているかにより修理方法が異なります。
ここでは、それぞれの修理方法を説明します。

壁のコンセントカバー

コンセントカバーは、コンセントの周りを覆っているプラスチック製のカバーです。
スイッチプレートと呼ばれることもあります。
電気が流れる部分ではなく、危険性も低いため、資格がなくとも自分で交換することが可能な部分です。

コンセントカバーを交換するときには、念のため事前にブレーカーを落とすか、もしくは100円ショップやホームセンターなどで購入できるコンセントキャップをつけてから作業すると安心です。
具体的な交換方法としては、まずカバーと壁の隙間にマイナスドライバーを挿し、カバーを外します。
次に、上下2ヶ所に止められているネジを外し、台座となるコンセントプレートを外します。

その後、新しいカバーを取り付けてください。
カバーの形式によって、向きが決まっていることもありますので、向きに気を付けて取り付けましょう。
最近では、おしゃれなデザインのカバーも販売されているので、インテリアに合わせて変えてみてもよいかもしれません。

プラグ

プラグは、修理の際自分で交換できる部品ですが、注意しなくてはいけない点や事前の確認事項がいくつかあります。
取り扱いに十分気を付けて行いましょう。

最初に、プラグとコードの許容量表示(アンペア・ボルト)を確かめ、新しく用意する部品がこの許容量に収まっているかどうかを確認します。
また一口にプラグといっても、平型プラグ・ベター小型キャップ・コーナーキャップ・ローリングキャップ・ゴムキャップなどバリエーションが豊富です。
これらの種類が合っているかどうかも同時に確かめましょう。

プラグの種類を確かめたら、電気コードをニッパーで切断し、コードの先を8cmほど割いて2つに分けます。
続いて、電気コードに巻かれているビニールを5~8cmほど剥きましょう。
新しいプラグのネジを外し、コードをビスの根元に右回りで巻き付けたら、銅線がはみ出ていないか確かめてカバーを取り付けます。

銅線がはみ出たまま使用すると、火花が飛び散ったり火災が起きたりする恐れがあるため、慎重に作業しなくてはいけません。
また、自分で修理した電化製品は、メーカー保証期間内であっても保証対象外となってしまいます。
自分で交換する場合は、このリスクを踏まえた上で行いましょう。

コンセント内部

コンセント内部が故障している場合は、絶対に自分で作業せず、電気工事士が所属している業者に修理を依頼しましょう。
電気工事士の資格がないにもかかわらず電気工事を行った場合、電気工事士法により3万円以下の罰金または3年以下の懲役が科せられます。
簡単に作業できそうだから、修理代を節約したいからなどの理由で行うと、法律違反となることを覚えておかなくてはいけません。

コンセント修理の費用相場

では、自分で直せない故障の場合、業者にコンセントの修理を依頼するとどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
一般的には、コンセント1カ所あたりの修理に3,500~7,000円ほどかかると言われています。
費用の内訳は、出張費・作業費・部品代などです。

出張費や作業費は、依頼する業者によって異なります。
なるべくお得に修理してもらうためにも、2~3社に見積もりを依頼することをおすすめします。

信頼できる業者を探すには、「最安修理ドットコム」での検索がおすすめです。
最安修理ドットコム」では、地域別や修理項目別に修理業者を探すことができます。

コンセントを交換する目安はどのくらい?

コンセントは、永久に使えるものではなく、一定の期間が来たら交換しなくてはいけません。
交換の目安は、どのように判断したらいいのでしょうか。

寿命がきたとき

コンセントの寿命は、使用頻度や使用環境によって前後しますが、一般的には10年と言われています。
コンセントを設置してから10年を超えている場合、いつ寿命がきてもおかしくありません。
通常通り使用できているとしても、なるべく早めに取り替えることをおすすめします。

破損やひび割れた箇所があるとき

破損していたり、ひび割れしたりしている場合も交換の目安です。
破損した箇所から、水やホコリが入ることで、漏電事故につながる恐れがあります。
コンセントに異常がないかどうか、普段の掃除でこまめにチェックしましょう。

コンセントを挿したときにゆるくなっていると感じたとき

電化製品を使おうとしてコンセントを挿したとき、カチッとはまらずに抜けやすい状態になっていたら、コンセントが寿命を迎えている可能性があります。
電気代を節約するために、こまめにコンセントからプラグを外すことで、コンセントの寿命が短くなってしまうのです。

コンセントに手を触れられないほど、熱をもっている

電化製品を使うと、コンセントが少し熱を持つことはありますが、手を触れられないほど熱くなっていたらすぐに使用を止めましょう。
最悪の場合、火災につながる恐れもあるため、早めの交換をおすすめします。

コンセントの故障を防ぐために

コンセントの修理には少なからず費用がかかります。
ここでは、故障を防ぐために日々気を付けるべき2つのポイントを紹介します。

1つ目はホコリの掃除です。
コンセントとプラグの間にホコリが溜まると、まれに発火を起こすことがあります。
大きな火災の元になりかねないため、定期的な掃除をしてホコリを取り除きましょう。

2つ目はタコ足配線の削減です。
複数の電化製品を使うために、コンセントの数を増やしている家庭も多いでしょう。
しかし、許容量を超えたタコ足配線は発熱や発火の原因となるため注意してください。

まとめ

コンセントは自分で修理できる場合とできない場合があります。
まずは状況をよく確認し、自分で直せる範囲なら修理を行いましょう。
コンセント内部の修理が必要な場合は、信頼できる業者を探すことをおすすめします。

また、コンセントは使い方を誤ると発火や感電など危険な事例に発展してしまう恐れがあります。
普段のコンセントの使い方を見直し、故障しないように気を付けましょう。

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